2009年10月19日月曜日

Innovation & Product Development

Class of 2010のT'sパパです。今日から秋学期後半のMod2が始まったのですが、Mod1で履修した授業の1つ、Innovation & Product Developmentについて書いてみたいと思います。

いかにお客様のニーズを翻訳し、Innovativeなアイデアを生み出していくかを、様々な企業のケースや学術的理論を交えながら学ぶコースなのですが、多くの課題は実際に自分達で考え、手を動かさなければならない点が他のMBAコースとの大きな違いです。例えば、野菜と果物で車を作り、どのチームが一番遠くまで走れるかを競ったり、学校の2階 から卵を割れないように落とす装置を考えたり、など、一見バカバカしいことにみんな大まじめで取り組みます。中には日本発祥(?)の"Chindogu" (珍道具)というものを各自考えてきてプレゼンをするという課題もありました。このコースで常に意識させられたのはThink outside the boxという言葉です。頭ではわかりますが、実際にはなかなか難しく、自分の頭のかたさを恨めしく思ったことも多々あります。

もう一つ特徴的なことはチームプロジェクトで、今年はNokiaがスポンサーにつき、若者またはエルダー層に向けて新しい携帯電話のアイデアを提案するというものでした。なかなかチームでの打ち合わせの時間も取れず、かなり歯がゆいプロジェクトでしたが、我がチームはなんと最優秀チームに選ばれ、賞金とNokiaのマネージャーとのディナーが振舞われることになりました。単なる新商品の提案に留まらず、新しいサービスも含めた提案にしたところが良かったのかもしれません。

ほぼ毎回何かを提出しなくてはならないこともあり、生徒の中ではこの教科に対する好みは分かれるようですが、私個人としては好きなコースでした。他とは全く異なるコースに興味がある人におすすめです。

Posted by T'sパパ

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