2009年7月27日月曜日

社費なのにインターン??

Class of 2010のT'sパパです。
現在チャペルヒルから遠く離れたオーストラリアのメルボルンにいます。
私は社費派遣でUNCに来ていますが、我が社の派遣生は夏休み期間中に
海外の関連会社でのインターンをすることになっています。夏休みに遊び呆けさせないようにという(ありがたい?)配慮ですね。実際私も将来的には海外の事業に携わりたいと思っているので、願ってもない話ではあります。

今年でまだ3年目のプログラムということもあり、派遣先が決まるまですったもんだがありましたが、希望がかなってメルボルンの会社で働くことが認められました。期間はたった2週間半ですのでできることは限られているとは思いますが、これまでの経験を生かせそうな内容でもありますし、楽しみながら成果を残せたらと思っています。

人生初めての日本以外での仕事、どうなるでしょうか。
また後日インターンの様子をご報告したいと思います。

Posted by T'sパパ

2009年7月15日水曜日

Summer Program in Paris


Class of 2010のZi-coです。私も皆さん同様、夏休み期間を利用し、欧州のExchange Programに参加しております。私が通うのは、フランス、パリ郊外にあるビジネススクールESSEC(École Supérieure des Sciences Économiques et Commerciales)です。同校は高級ブランドマネジメントを得意とするビジネススクールで、あとで説明するグランゼコールのひとつです。プログラムには、UNCのおとなりデューク大学の日本人3名を含む、カナダ、オーストラリア、シンガポールなど世界各国のビジネススクールから総勢26名の学生が参加し、3週間のプログラムを受講しています。授業は、EUの成り立ちから、EUの地政学、高級ブランドマーケティングなど多岐にわたるもので、興味深い内容ばかりです。
さて、学校はパリ郊外にありますが、多くの学生はパリ市内にアパートを借りています。私も、6区という、セーヌ川南側のいわゆる高級エリアに短期滞在アパートメントを借りて、パリっ子の生活を楽しんでいます。近くにはリュクサンブール公園や、ソルボンヌ大学のあるカルチェラタンなど、多くの魅力的なスポットがあります。それ以外にもルーブル美術館やモンマルトル、エッフェル塔など、有名観光スポットへのアクセスも抜群の場所です。パリ滞在中、多くの観光スポットに出かけましたが、その中で最も気に入ったのが、日本にもあるデパート、プランタンの屋上です。プランタンはオペラ座の近くにあり、屋上は、夜はバーになるのですが、ここからの眺めが抜群で、360度パリの魅力的な眺めを見ることができます。この時期のパリは夜11時くらいまで明るいので、バーで夜景を見ながらロマンチックにというわけにはいかないですが、明るい中でワインを飲みながら、パリ市内の景色を楽しむことができます。同級生と授業が終わった後、慰労会と称して数回訪れました。また、パリは、市内の観光以外にも、EU圏内を旅行するにも格好の拠点であり、私も週末には少し足を伸ばして、オランダやスイスまで出かけました。電車で気軽に国外へ出かけられるのも、アメリカには無い、ヨーロッパの魅力のひとつではないでしょうか。(ちなみにこの投稿も、スイスからの帰りのTGV車内で書いています。)
さて、上述しましたグランゼコールですが、これに代表されるように、フランスの教育システムは日本や米国、さらにヨーロッパ各国のそれとは大きく異なります。これも授業で習ったことのひとつなのですが、ここで簡単にフランスの教育システムをご紹介させていただきます。フランスの初等教育は、日本のように6歳から始まり、初等教育(小学校)5年、前期中等教育(中学校)4年、後期中等教育(高等学校)3年の5・4・3制で、小学校1年から高等学校1年までの10年間が義務教育です。その後、自分の行きたい大学の入学試験を受験する日本とは違い、フランスでは基本的にバカロレアを取得したものが、バカロレアの受験科目によって、自分の行きたい大学の学部に願書を出すというしくみになっています。さらに、普通大学とは別に、グランゼコール(Grandes Écoles)と呼ばれるエリート養成機関があります。大学にはバカロレアさえ取得していれば入学可能ですが、このグランゼコールに入学するためには、高校卒業後さらに2年間準備学級を経て、コンクールに合格しなければなりません。理工系のグランゼコールには有名なエコール・ポリテクニークなどがあり、商業系としてHEC経営大学院や僕の留学したESSECがあります。
滞在を通じて感じたフランス人の特徴としては、効率性や利便性などより“美”を優先する、結構繊細で気配りができるなどがあります。滞在前は、フランス人もアメリカ人も同じようなものと思っていましたが、滞在を通じて、両者の価値観は大きく異なり、フランス人のそれは、むしろ日本人に近い部分が多いのではないかと感じました。
Posted by Zi-co

2009年7月9日木曜日

花火

Class of 2010のEvans2010です。

花火といえば日本の夏の風物詩ですが、アメリカ独立記念日の風物詩でもあります。

この日は、全米各地で花火大会が開催されるのですが、何と言っても有名なのは、Macy’s主催のNYCの花火大会でしょう。
例年East Riverで開催されるこの花火大会ですが、今年はHenry HudsonのHudson River航海400年を記念して、向かいのHudson Riverで開催されました。
しかも、例年の3万発から1万発増発の4万発!
隅田川花火大会ですら21,500発ですから、規模が違います。
さらに、隅田川花火大会は約1時間半の間にじっくりと打ち上げられるのですが、NYCの花火は約30分の間に4万発、まさに連射しっぱなしの大迫力です。


我が家は今年の独立記念日にちょうどNYにいたので、この花火を見に行ってきました。
とは言っても、9:20pmスタートということで子連れの我が家は大混雑の川岸まで行かず、7th Aveくらいのところからの見物にしました。

NYまではチャペルヒルから車で約9時間、日本的感覚から行くと、車で9時間は「ありえない」範囲ですが、車社会アメリカ的感覚でいくと「十分ありえる」範囲。
同級生もNYなら車、という人も多いようです。
私もすっかり感覚が麻痺してきました。。。
以前の投稿にZi-coさんのアメリカ大陸横断ドライブがありましたが、私もこの夏、Key WestとNiagara Fallsに車で行きましたので(もちろん途中、他の都市によりつつ)、結果的にアメリカ縦断を往復したことになります。
チャペルヒルを起点とした車旅行については、またの機会に紹介させてもらいます。

Posted by Evans2010

2009年7月6日月曜日

Exchange Program in Norway (アカデミック編)

Class of 2010のT'sパパです。
ご指名(?)ですので、Norwayでのサマープログラムの学業面について書いてみたいと思います。

プログラム参加前は、環境先進国のノルウェーで、国・自治体や各企業がどのような取り組みをしているかを学び、それを日本やアメリカでどうやって生かせるかを考える機会だと考えていました。が、授業が始まってみるとほとんどの授業がミクロ経済学(しかもかなりの応用編)で構成されていました・・・ 今回参加した学校NHHは英語名Norwegian School of Economics and Business Administrationということで、どうやらBusinessよりEconomicsに重点を置いている学校のようです。そういえば参加者もEconomicsのMasterに在籍中の若者が多い。。。 ビジネススクール在籍者は少数派のようです。

授業の内容の例を挙げると、魚の生息数を減らさないようにするためには漁獲高をどの程度にしなくてはならないか、ということを経済学のモデルを使って説明したりします。漁業大国ノルウェーらしいといえばらしいのですが、現実にそんなモデルが使われているのかというと甚だ疑問・・・

苦手な経済学には全く歯が立ちませんでしたが、一方でStatoilHydroという2007年に合併した石油採掘会社を訪問して企業の方・Strategyの教授のレクチャーを受けた時には貪るように聞き入りました。やはり現実のビジネスの話の方がワクワクします。

授業の内容はこんな感じでしたが、最終課題はチームごとに与えられたテーマに対するプレゼン・レポート提出があり、私のチームに与えられた課題は「経済発展と地球温暖化対策は両立しえるか」というものでした。ノルウェー人・カザフスタン人との3人チームで、なかなか良いチームに恵まれました。

2週間強のプログラムもあっという間に終了し、奇跡的に好天に恵まれたベルゲンをあとにしました。ちょっとあてが外れたところもありましたが、自分より一回りも若い仲間と一緒に勉強できたのは得がたい経験だったと思います。
(写真は学校の行事の一つとして行われた、フィヨルドツアーの時の様子です)

Posted by T'sパパ

2009年7月5日日曜日

Summer in Tokyo

Class of 2010 の *涼です。

私は現在、10週間のインターンのため東京で生活しています。
インターンの話はすでに投稿されていますので、インターン以外で日本に帰国した際にどんなことをしておくと良いか、独断と偏見で綴りたいと思います。

①病院へ行く。
アメリカの医療費は高いです。どんな保険に入るかで医療費の負担方法は変わってきますが、日本で病院にかかっておくと安心です。私は今回の帰国前から胃の調子が悪かったので、帰国してから胃カメラを飲みました。留学生向けの旅行保険で全額カバーされました。また、虫歯になっていることにも気づいたので、出張ついでに実家に帰り、かかりつけの歯医者で治してきました。アメリカでも歯科治療は特に高いです。保険が効かなくても日本で治療した方が安いように思います。

②美容院へ行く。
アメリカに住むと、美容院はあれば日系のところ、なければアジア人の美容師がいるところに行く方が安全です。というのはアメリカ人美容師はアジア人の髪質を切り慣れていないため、おかしなカットをされる危険性があるのです。日本に帰国した際に、信頼できる美容師さんにキレイにしてもらいましょう。

③ネットワーキングする。
なかなか会えない友人と再会し近況を報告するのはもちろんですが、MBAつながりで新しくネットワークを開拓することができます。アメリカは広いので、MBAのネットワーキングは実は日本に居る時のほうが簡単かもしれません。

④就職活動をする。
インターンの帰国時期に合わせ、説明会を行う会社(特にコンサル)がありますし、東京でキャリアフォーラムもあります。また、この時期にキャリアカウンセリングを受けたりするのも、秋からのフルタイム探しにつながるのではないかと思います。

Posted by *涼