2008年12月27日土曜日

コア科目

Class of 2010のEvans2010です。

最近、米系某大手メーカーの製造現場やマーケティングを紹介するビデオを見る機会があったのですが、その企業と商品がMod2のマーケティングのfinal examのテーマと全く同じで、そのタイムリーさにビックリしました!

さらに興味深かったのは、テーマが同じだったということのみならず、ビデオの中では正にMod2のオペレーションの授業で習ったばかりの内容も盛りだくさんで、マーケティングとオペレーションの関係を実感して勉強することができたことです。

当たり前のことではありますが、MBAのコア科目で学ぶ科目は、実社会ではそれぞれに繋がりがあり、単科で処理するととても視野の狭い目線になってしまいます。

コアの授業では教授より、コア科目というのは、背景知識を十分にもっている生徒と全く持っていない生徒が同時に受講している状況において、極力全ての生徒が満足するように授業を運営すると同時に、各科目のインサイトを提供して窓を開くのが役割だ、という説明をしていますが、そういう意味では、私はマーケティングもオペレーションも全くといっていいほど背景知識が無い状態でスタートし、今ではすっかり窓が開かれていることを実感しています。

また、度重ねてこのブログでも紹介がありますが、UNCではコア科目の教授同士の連携が十分に取られているので、各科目同士がどのように繋がりをもっているのかということを学ぶ機会も十分に提供されています。
実際に、マーケティングとオペレーションで同じ週に同じ会社のケースを扱うこともありましたし、アカウンティングの授業で会計面にフォーカスした会社を今度はストラテジーの授業で戦略面にフォーカスをあてたりと、挙げればきりがありません。

上記のビデオもMBAに来る前にみたら、「へ~」で終わってしまただろうなと思うと、無意識に経営目線で物事を見るようになってきたものだなと実感する今日この頃であります。

みなさん、よいお年を!

Posted by Evans2010

2008年12月22日月曜日

カロライナの芸術

Class of 2010のKarinです。
UNCのキャンパスの中にはメモリアルホール↓という歴史ある立派な建物があり、世界レベルのクラシックミュージック、ジャズ、ダンス、ミュージカル、オペラなど様々なイベントが年間を通して開催されます。
来年の春にはなんとニューヨークフィルハーモニーがやってきます!
(http://www.carolinaperformingarts.org/)




1939年にオープンして以来、ノースカロライナ州や様々なカロライナの芸術を愛するドナーの支援を得て、約1400人を収容するホール↓は毎回ほぼ満員です。



先日、クリスマスの時期に毎年恒例の人気イベントであるという前評判を聞き、Nuts Cracker(くるみ割り人形)に行ってきました。
同じミュージカルを日本でも見たことがあったのですが、公演元であるカロライナバレー劇団によるくるみ割り人形は、ユーモアと高い演技の質を備えたすばらしいものでした。


愛らしい子供たちが踊って歌うそのパフォーマンスには、ハートを打ち抜かれました。
観客席にも子供が多く見られ、家族で楽しめるミュージカルですので、是非是非おすすめです!

なみに席は前から3列目で、そしてなんと学生料金$10です。
これもUNCという大きな大学に属するひとつのメリットであると思います。

学業の合間を縫ってこのような芸術に触れる機会が多い(そして安い)点にQuality of Lifeが東京に住んでいたときよりも高いカロライナの生活に満足しています。

Posted by Karin

Bidding


Class of 2010のZi-coです。

UNCは1年間を4-moduleに区切っていますが、ようやく先週、大変だったMod2が終了しました。1年生のMod1と2はコア授業のみで、選択科目はありませんが、Mod3と4からは、選択科目がメインになります。このMod3、4の選択科目の登録が11月末に行われたのですが、これがなかなか興味深いものでしたので、ご紹介させていただきます。

というのも、当初、私は、科目登録にあたって、定員オーバーが生じた場合には、抽選などで決めるものと思っていたのですが、これがBiddingと呼ばれるオークション形式で行われたからです。各学生は持ち点として2000ポイントを与えられ、それをMod3と4で自分の取りたい科目に分配していきます。多くの学生は、1moduleに選択科目を5科目程度履修するので、平均的に分配すると考えると、各科目200ポイントずつ配分すればよいことになります。しかし、当然人気のある科目には、ほかの学生が多くのポイントを賭けてくるので、数百ポイント賭けても獲得できない可能性があり、逆に定員割れの科目は、1ポイントでも獲得できたりします。したがって、きわめて戦略的に賭けることが求められます。私の場合は、Sustainable Enterpriseを専攻したいと思っているので、同専攻に必要な科目に多めに賭けました。終わってみれば、概ね希望通りの科目を取得できて、ほっとしましたが、人気の高いファイナンス系の科目は、何人かの学生がBiddingの結果、取得できなかったということがあったようです。とは言うものの、Biddingで獲得できなかったからといって、あきらめる必要はありません。アメリカは交渉社会です。実際、あるFinance系のクラスを取得できなかった学生が、学校側と交渉し、定員枠を増やしてもらうことに成功していました。

ちなみに、就職活動のインタビュー枠もBiddingで獲得されるようです。また、先日、ファイナンスの授業で、GoogleがIPOの際に採用したDutch auctionという手法を習いました。何かとオークションに触れる機会が日本でいるときより多い気がするのですが、日本でYahooオークション経験も無い私にとっては、オークションに慣れるのも今後の課題かなと感じる今日この頃です。

Posted by Zi-co

2008年12月17日水曜日

Mod2の終わり

Class of 2010のT'sパパです。
早いものでこの間始まったと思ったMod2も終わりを迎えようとしています。
先週末で授業が終了し、今週はFinal Examの1週間です。
今日までにOperation, Finance, Strategyの3教科が終了し、あとはMarketingとMacroeconomicsになります。

先日このブログで紹介したStrategyですが、大変なワークロードではあったものの、毎回緊張感もありなかなか楽しめた授業でした。
Final Examもちょっと(かなり)変わっているので、テスト期間の真っ只中ですが、紹介したいと思います。

まず、テストが設定されている日の前日(火曜日)昼12時にケースと質問が配布されます。
生徒は1人または2人ペアでそのケースに取り組むのですが、私はディスカッションのしやすさを優先し、日本人同級生のEvans2010さんとペアを組むことにしました。本来であればアメリカ人とペアを組んだ方が色々学ぶことも多いのでしょうが、一発勝負の期末試験なのでそうも言っていられません。
教授からのインストラクションには、「これは24時間テストではなく最大3-6時間で終わる」と書いてあるのですが、我々日本人にとってはまずケースを読むのに2-3時間かかるので全く参考になりません。
また質問の内容も、2-3文の短い文章で答えるものが9問と、COOへの戦略提言をしろというものが組み合わされています。ショートクエスチョン9問だけでも結構時間がかかるのですが、戦略提言の方もワードで10-15ページ、パワーポイントなら15-25ページというインストラクションがあるため、とてもではありませんが3-6時間では終わるはずがありません・・・

午後2時ぐらいから4時半ぐらいまでケースを読み、5時にEvans2010さんのお宅に集合。そこから長い夜が始まりました。
2人で議論しては、質問ごとに分担して英文作成、また議論しては英文作成という感じで進めました。夕食で1時間ほど休憩した以外はほとんど休みなく打ち合わせと作業を続けたのですが、結局だいたい仕上がったのが午前5時!ケース配布から17時間、読み始めてから15時間、2人で集まってから12時間という長丁場でした。。。
一眠りしてから多少の修正をして、無事に12時ごろにメールで提出が完了しました。
答案のクオリティが問題ですが、我ながらなかなか良くできたのではないかと思います。もっとこうしたら、という点もなくはないですが、時間と体力の制約を考えるとこんなもんでしょう。Evans2010さんお疲れさまでした。

この歳になって徹夜に近いことをするとは思いませんでしたが、これはこれで良い思い出になりそうです。
あ、でもケースコンペに出ると大概徹夜なんですよね。今度出る時までにもっと体力をつけておきます。

Posted by T'sパパ

2008年12月15日月曜日

Thanksgiving Day

Class of 2010 の *涼 です。

少し前になりますがThanksgivingについて。
11月の第4木曜日はThanksgiving Day(感謝祭)で祝日になります。
Thanksgivingとは“宗教的な意味合いはかなり弱くなっており、現代アメリカ人の
意識の中では、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切な
家族行事のひとつと位置づけられている。特に感謝祭前日と感謝祭の後の最初の
日曜日は、空港、高速道路、鉄道などの交通機関が1年の中でも有数の大混雑・大渋滞となる(Wikipediaより)”というような日なのです。

というわけで、私も初Thanksgiving dinnerをいただいてきました!アメリカ人の友達2人が手料理を振舞ってくれたのですが、どれも本当に美味しくて感動でした!メニューは、ターキー、スタッフィング、マッシュポテト、キャロットスフレ、クルミとクランベリーのサラダ、デザートはチョコレートミントパイ。どれも代表的なThanksgivingのメニューらしく、また見た目もとてもきれいでした。(普段、料理をしない私はこんな伝統メニューをさらりと作ってしまう彼らを尊敬しました 笑。)
以前、サンフランシスコでホームステイをしたときにクリスマスを経験したことがあり、Thanksgivingにもなんとなくそれと似たイメージを持っていたのですが、友達曰く“クリスマスはクリスチャンのイベントだけど、Thanksgivingは全ての人のイベント”とのことで上記のWikipediaの説明は合っているようです。


ところで、、ターキーにはなんと眠くなる成分が含まれているのだとか。アメリカ人の間ではとても有名な事実だそうで、迷信かと思いきやトリプトファンという必須アミノ酸が脳内でセロトニンを生成し眠気を引き起こすのだそうです。
(事実、ものすごく眠くなりました。。)


もうひとつ余談。Thanksgivingの翌日の金曜は“Black Friday”という大々的なセールの日になります。クリスマス後のセールみたいなものでしょうか。私は行っていないので、Black Fridayのセールに行った方の戦利品報告を期待しています!

Posted by *涼

2008年12月7日日曜日

UNC Women's Soccer: Congrats!

Class of 2010のEvans2010です。

本日Women's SoccerのNCAAトーナメント決勝が行われ、UNCが見事勝利を収めて19回目(すごい!)のNCAAチャンピオンとなりました。今期のリーグ戦最終ランキングは4thでしたが、トーナメントでは準決勝で2ndのUCLAを撃破し、最後は1stのNotre Dameを破っての優勝です(試合終了間際の逆転ゴールでした)!


決勝の開催地はノースカロライナ州のCaryという町で、チャペルヒルからも車で40分位のところなので、是非観戦に!とも思いましたが、Mod2も終わりに近づき宿題も多いのでテレビ(ESPN2で放映)で我慢しました。。。テレビすら見てる場合ではないような気もしましたが、今しか出来ないことはしておきたいと思っているので、まぁ睡眠時間を削ることにします(笑)

UNCというと男子バスケが有名ですが、実はこの19回という数字、歴史あるアメリカカレッジスポーツの中において歴代トップだそうで、サッカーもなかなか熱いです。アメリカという国自体、サッカーという印象はあまりありませんが、最近では人気急上昇中のスポーツのようです。(2002年の日韓W杯でもベスト8入りしましたし、あのベッカムもアメリカプロリーグでプレイしていますね。)
特にアメリカ女子サッカーチームは強豪で、過去5回のW杯で優勝2回、3位3回という強さを誇っています。

M男さんの投稿にもあった先日のCasino NightではUNC卒業生で元アメリカ代表、W杯出場経験もある選手と一緒にサッカーをする権利もチャリティーオークションにかけられ、私も所属するサッカークラブが権利を競り落とした!はずです、、、(この権利はライブオークションではなく紙ベースのオークションだったので、今のことろ結果が分かりません。)。

今年の優勝メンバーからも次回W杯の出場選手が出てくると思いますので、若干地味ながら次回W杯でアメリカ女子サッカーを応援したいと思います。

Posted by Evans2010

2008年12月6日土曜日

Casino Night



Class of 2009 M男です。

本人写真が登場するのはブログでは初めて?臨場感をお伝えするために、編集なしでお送りします。(笑)
ちなみに、右の同級生はカロライナブルーを意識したスーツを着ています。

昨日MBAのソーシャル(飲み会・交流会)イベント「Casino Night」が開かれました。MBAの人気ソーシャルの一つで、その名のとおりポーカーゲームなどのギャンブルを楽しむ会です。もちろんお金を賭けることはしません。入場料を支払うと一定のチップが配られその範囲内で楽しむものです。MBAの敷地にある中庭に特設テントを設け、食事やアルコールが振舞われます。他にもチャリティーオークションなどのイベントもあり深夜まで盛り上がりました。ドレスコードはフォーマル。

単に馬鹿騒ぎをしているようですが、ソーシャルは授業の一環?だと僕は思っています。ビジネスパーソンの重要なスキルの一つとしてMBAでしばしば挙げられるのが、「networking」スキル。社交の場で気後れせず皆と場を楽しみ仲間を作る。そんなスキルもビジネスパーソンには求められています。このスキルを磨かせる場としての意義がソーシャルにはあると考えています。

ゲームのルールを知らず、カジノで一人ぶらぶらするなんてちょっとかっこ悪いですよね?笑
退役軍人の同級生はフォーマルの軍服を着てきていました。アメリカ人の誇りの持ち方などを感じたりもします。



社交の場と聞くと、少し「私はガラでもないから」、「なんかお金持ちの道楽みたい」、などと引いてしまう人も多いと思います。ただMBAで学ぶ学生も意外と初めはそう思ってるのかもしれません。必ずしも皆が元々社交好きだったわけではないはずです。MBAのソーシャルイベントへ参加することで、社交への心理的バリアというComfortable Zoneを突き破らせてくれます。

ビジネススクールはビジネスの勉強以外に、様々なビジネスの勉強の機会を与えてくれます。
と言い訳して遊んでいるという噂もありますが・・・笑

Sustainable Enterprises

Class of 2010のMskyです。

MBA留学先としてUNC Kenan-Flaglerを選んだ理由の一つがSustainable Enterprise(持続可能なビジネス)の存在で、私は特に環境問題への取り組みに興味がありました。が、忙しさにかまけて授業外活動にあまり参加せず(社費派遣だと"extrinsic rewards"もないので(笑))「これではいかん」と思っていたところ、キャリア系クラブの一つのEnergy Club主催のセッションに参加してきました。

"Renewwable Energy"をテーマに、米国のエネルギー事情の紹介、政府による規制とその影響、風力や太陽光発電の状況、"smart grid"やバイオ燃料の紹介と、1時間半に収まりきらない盛りだくさんの内容もさることながら、席が足りなくなるほど人が集まり、興味を同じくする仲間の存在におおいに刺激を受けました。社費派遣だからといってキャリア系クラブから遠ざかっていてはいけませんね。

留学期間も残り18ヶ月。フレッシュな気分を取り戻して積極的に行こうと思います。

Posted by Msky

2008年11月30日日曜日

Finance

# 前回の記事(Macroeconomics)の続きです。

Class of 2010のMskyです。

Thanksgivingで学校の授業が休みのため、長い週末を楽しんでいます。
一年で最大のセール、Black Fridayは動物園(NC Zoo)に行っていたため逃しましたが、それでも昨日行ったCarolina Premium Outletでは存分にショッピングを楽しみました。

さて、MacroeconomicsのGregが「なんで企業が倒産(Chapter11を宣言)しちゃいけないのかわからんよなぁ」と言っていた次のFinanceの授業で、Adam Reedが種明かしをしてくれました。相変わらず教授どうしが連携して授業を展開してくれます。(UNCを選んで本当に良かった!(笑))


Finance系の教科書"Corporate Finance"とMacroeconomicsの教科書"International Economics"


ところで、私は「どうして企業は借金をしてまで成長しようとするんだろうか」と疑問を持っていました。狭義の「無借金経営」(借入れをせず自己資金のみで経営すること)がベストであり、それができない企業がやむを得ず借金をしているのだと思っていたのです。そこに、Financeの授業で、「借金の利子に対して税金がかからない分(Tax Shield)だけ得をする=企業の価値が高まる」、という理屈(MM理論)を学びました。この増分のPresent Valueは「(借金の利率)×(税率)」になり(常に正なので)、借金をするほど良いことになります。これは驚きです!

「じゃあ、借金しまくればいいってこと?」とAdamが疑問を投げかけたところでその日の授業が終わり、件のMacroeconomicsのGregの問いかけになったわけですが、その二つの質問が関連していることにその時は気づいていませんでした。

Adamの答えを簡単に言うと、「100%借金をしている状態というのは破産(bankruptcy)で、弁護士費用、借入れ利率の上乗せなど、とてもコストがかかる。だから企業はそれを避けなければならず、借金の割合あるいは金額を調整している。」ということでした。破産して一から出直すにもコストがかかるから、Shareholder至上主義でも(=社員の雇用など一切考えなくても)倒産しちゃだめなんですね。なるほど。

こうして疑問は解けたのですが、それにしても気になるのがDetroit3に対する皆の冷ややかな態度。政府による救済策を取り付けるためcorporate jetでWashingtonに乗り付けたRick Wagoner会長らの“ずれっぷり”には私もあきれましたが、「他を差し置いて、売れない車を作り続ける企業を助けるべきではない」とまでは思えず、経済に与える影響のあまりの大きさから倒産は避けるべきだと信じています。

ちょうど授業の再開する12/2がD3の再建策提出期限のようです。さぁ、どうなることでしょう。週明けの授業が楽しみです。

Posted by Msky

Macroeconomics

Class of 2010のMskyです。

T'sパパの記事のとおり、1年生のCoreの授業もMod2(秋学期後半)からがらりと傾向が変わり、5科目中3科目はほとんど(まったく)数式が出てきません。自ずとしゃべり中心で授業が進むことになり、英語が苦手な自分はついて行くのに必死です。
また気持ちが悪いのは、そういった授業には明確な答えのないことが多いこと。教授も"I think it should be..."とか"My opinion is that..."という言い回しを多用します。

そんな中でも自分がもっとも苦手とするのはMacroeconomicsです。Microeconomicsと一字違いですが、文字通り対象がマクロで、GDP、金融政策など、国家や世界規模での経済を扱います。なぜ苦手かというと、スケールが大きすぎてつかみどころがない感じがするのと、前述のとおり、明確な答えがないことが多いこと。毎回、授業の終わりに「今日のTake awayは何だっけ?」と振り返っては悶々としています。

少し前の授業を紹介しておくと・・・

昨今の金融不況でリーマンなどの大手を始め倒産する企業が増加、クルマ業界を見てもボロボロ、特にGMは株価が一時は$3を切り、運転資金の工面に苦慮する悲惨な状況です。で、教授のGregory W. Brownが生徒に投げかけた質問は、「倒産は悪いことか?」というものです。「Reorganization (Chapter 11)を適用しても会社のOperationが止まるわけじゃない。これまでどおりクルマを作って売り続けるんだ。再出発してまた成功すればいいんだろ?いったい倒産の何が悪いんだ?」。これに対する生徒の反論は、「(企業再生の見込みが不明確な場合) アフターサービス受けられなくなる恐れのある製品は売れない、すなわち、企業再生もできないから、倒産してはいけない」等いくつかありましたが、どれも決定打とは言えません(例えば、前述の回答は消耗品メーカには当てはまらない)。結局、Greg自身も「よくわからんよな」と言ったきりで終わってしまいました。

まぁマクロ経済が常に適正な答えを持っているならば、世の中から不況は消え去っているはずで、答えがないのは教授のせいではないのでしょうが・・・
フラストレーションの日々はまだ続きそうです。

Posted by Msky

UNC vs Duke ~永遠のライバル対決~

Class of 2010 のKarinです。
昨日UNC vs Dukeのフットボール最終戦を敵地であるDukeのWallace Wade Stadiumで観戦してきました。
今回は一番前の席で観戦ができたので、選手の目線でゲームを体感することができました。


UNCとDukeといえば、永遠のライバル。
プロ野球で言えば、巨人 vs 阪神、6大学野球で言えば、早慶戦といった感じでしょうか。
異常なほどまでに、お互い敵意を剥き出しにします。

当ビジネススクールでの授業の一こまからもそれがわかることがります。
教授がカラフルなグラフを使って'このCarolina Blue (淡い水色、写真手前のユニフォームカラー)とDuke Blue(濃いブルー、写真奥の観客が着ているブルーシャツの色)が交わるときに。。。。。'と説明すると、Duke Blueの部分に対して生徒からブーイングがでたりします。

今回の対決においても、選手同士のライバル心がプレーにもよく出ていて、あわよくば乱闘になるのではないかというつっかみあいのシーンがいくつかありました。
審判からのイエローカードも続出していました。

結果はUNC28- Duke20というかなりの接戦で、最後の1秒までハラハラドキドキさせてくれました。
この2校の強いライバル心が、ランキング等関係なく、ここまでこのゲームを面白くしてくれたのだと思います。

footballがサッカーと違うことがわかり、ルールがようやく理解できたところで今シーズンのフットボールが終了してしまいました。
いつの間にかカレッジスポーツにはまっている自分に驚きますが、今年から来年にかけて盛り上がるであろうバスケットボールの試合を楽しみたいと思っています。
Posted by Karin

2008年11月25日火曜日

UNCビジネススクールの正式名称

Class of 2010のEvans2010です。

本日はUNCのブランド管理についてお話したいと思います。

まずは、UNCビジネススクールの正式名称って何だと思いますか?
実は正解が3つあります。

1つ目はFormal useの場合の名称。
The University of North Carolina's
Kenan-Flagler Business School

2つ目はInformal useの場合の名称。
UNC Kenan-Flagler

3つ目はResume useの名称。
THE UNIVERSITY OF NORTH CAROLINA Chapel Hill, NC
KENAN-LAGLER BUSINESS SCHOOL

です。
原則として、このいずれかを使用することを生徒も推奨されています。

このブログのタイトルは違うじゃないか?!
というツッコミもありそうですが、本ブログは日本人の方がメインの読者ということもあり、分かりやすさを重視してこのようなタイトルにしているというということで悪しからず。。。

なんだか厳しく決められていますが、UNCは大学グッズ(ロゴ入りTシャツなど)の販売がなんと世界でトップ3!に入るということもあり、大学がブランド管理を徹底しているのです。
(日本での知名度に比べ、アメリカでのUNCの知名度は抜群なので、わざわざ"University of North Carolina"と言わなくても、"UNC"で全米どこに行っても通じます。)

例えば他にも、メールの署名も定型フォーマットがあり、フォントの色なども決められています。

ただこの規律も、事業会社に当てはめて考えれば当然のような気もします。
企業にとってのブランドの重要性はもちろんのこと、社員が自分の会社の名前を勝手に変えたり、省略したりして書類に記載したりしたら変ですよね。

もちろん普段の会話では他に何を使っても問題ありませんし実際使ってますが、アプリカントの方々におかれては、エッセイなどで上記を使うと一目置かれるかも?!しれません(完全に私見です)。
個人的にはFormal useだと硬すぎるのでInformal useのUNC Kenan-Flaglerあたりが無難かな、と思います(これまた完全に私見です)。

Posted by Evans2010

2008年11月20日木曜日

Carpool


Class of 2010 の *涼です。

今回はcarpoolについて。
KFBSにはパーキングデッキがありますが、残念ながらcapacityの制限で
全学生がマイカーで通えるようにはなっていません。
ではどうするのかと言いますと、近所に住んでいる学生同士で
グループを組み、相乗り(carpool)をすることが義務づけられています。
これはKFBSの特徴のひとつではないかと思います。

私がアプリカントだった頃、carpoolの事実を知ったとき、面倒そうだな、、
と正直思いました。ところが、実際入学して毎日carpoolをしてみると、
意外にもとても楽しいのです。carpoolは通常、同じクラスの学生同士で組みます。
私のcarpoolメンバーはアメリカ人の学生2人と日本人同期のymskyさんですが、
毎日、アメリカ人の2人が英語で色々な表現を教えてくれて、とてもいい英語上達の機会になっています。また、各自CDを持参してかけたり、お互いのカルチャーの紹介をしたり、 Professorsの話で盛りあがったり、ときにはgirls talkで大騒ぎしたり。。眠かったり、学校に行きたくない日も(笑)carpoolがあるとサボることができないし、carpoolのおかげで毎日の通学時間をとても楽しく過ごさせてもらっています。

スケジュールの調整をしなければいけないことも多々ありますが、
KFBSの学生は概して協調的なのでまあなんとかなっています。
そもそもビジネススクールの学生は、社会人経験もあり、大抵は規律を守れる大人
なので、carpoolでの極端なトラブルというのもないと思います。

オンキャンパスに住む人やバスで通う人もいますが、carpoolはinternationalな
交流をする機会のひとつになりますので、とてもおススメです!

(写真がKFBSのパーキングデッキです。
こんなところで写真を撮る学生はきっとそう居ないでしょう(笑))

Posted by *涼

UNCバスケットボール


J太郎(Class of 2009)です。バスケネタ連発ですみません。
UNCの男子バスケットボールは各誌のランキングでもダントツの優勝候補なのですが、それは、他校の有力選手が軒並みNBAに行ってしまった(補足参照ください)のに比べて昨年のMVPの Tyler Hansbrough(センター、昨年シーズン中の特訓によりミドルシュートの精度が上がった)、昨年NBAに行こうとして戻ってきたトリオ Danny Green(カットインも3ポイントもできるオールラウンダー) Wayne Ellington(昨年はチームを救うブザービーターを連発) Ty Lawson(背は低いけどドリブルが異常に早い)と、もう一人のレギュラー Marcus Ginyard(Greenと同じくオールラウンダー)と、昨年のベスト4レギュラーが全員残っており、かつ怪我で離脱していた Bobby Frasor(ガード)と、大物新人 Tyler Zeller(213cmの巨神兵、写真の選手)が加わったので、NCAA制覇は楽勝だと思われていたのです。
ところが、シーズン前にGinyardが踵手術で前半戦休場、Hansbroughが足に疲労(骨?)で出場回避と不穏なムードが。
蓋を開けてみると、開幕戦で新人のZellerがチーム最高得点をたたき出し、フリースローも8割決めるという大活躍でした。しかし、Ellington、Green、Lawsonの調子がイマイチ。
で、Hansbroughの欠場を忘れさせるZellerの活躍に期待が膨らんだのですが、Zellerは早くも第2戦で相手ファウルにより、左手首骨折。。。
今シーズン絶望だそうです。
なお、ここ2戦でもっとも活躍したのは昨年は目立たなかったDeon Thompsonです。彼がHansbroughとGinyardが戻ってくるまでの間、イマイチ調子の上がらないチームを引っ張ってくれると信じています。
UNCは来週はハワイでの招待試合に参戦します。テレビ中継もあります。
Go Tar Heels!
補足:NBAのチームは高校卒直後の選手は指名できないので、NBAに行きたい選手は通常は大学に進学します。この結果、ドラフトで指名を受けると大学を中退してNBAに行く選手も多いです。

2008年11月18日火曜日

大統領候補とバスケットボール

こんにちは。T郎です。

いよいよバスケットボールシーズンが開幕しました。UNCは昨年の全米トーナメントはベスト4で敗退してしまいました。今年こそはぜひ頑張って欲しいと思います。

さて、アメリカの大統領選が終わったばかりのところ、先週号のNEWSWEEKで過去1年間の選挙戦を振り返る特集が組まれていました。オバマ氏の唯一の息抜きがバスケットボールであることが紹介されていて、UNCのチームとゲームに興じる写真が掲載されていたので、転載します。ちなみに、オバマ氏をブロックしようとしているのは、Tyler Hansbroughという昨年全米最優秀選手に選ばれた選手です(今年4年生)。記事に書かれている文書を紹介します。

Obama hits the court with the North Carolina Tar Heels. Basketball was his one release from the campaign. Obama was wearing long sweatpants; alone among the players he did not remove them to reveal the skinny legs beneath. Obama is not a natural under the hoop. He doesn’t glide. His motion is herky-jerky. From the dangerously high bounce of his dribble to the way he pumps his knees when he runs, chest out, like an Army recruit running in formation. But he could show surprising quickness, snapping a crossover dribble in front of an inattentive defender and driving past him for a layup – a savvy departure from the unhurried, deliberate pace at which he usually plays.

記事ではぎこちない様子が描かれていますが、オバマ氏は若いといっても今年で47歳です。その歳で若者に混じってバスケをする心意気に感心しました。

UNCについては、元は民主党のジョン=エドワーズ氏(UNCロースクール卒業)がオバマ氏、クリントン氏につぐ第三の候補として頑張っていたのですが、両者にはかなわないと見たのか早々に撤退してしまいました。選挙戦撤退後は、UNCのバスケットボールの試合を2試合連続で観戦に来ていて、その様子がテレビでも放映されていたので、撤退したらやはり暇なんだなとか思ったりしていました。(余談ながら、彼は今年7月に選挙参謀との不倫が発覚し、スキャンダルになっていたのですが、同じ号のNEWSWEEKでは”終わった人物”という扱いになっていました…)。

留学準備中は、いろいろな大学のパンフレットや在校生からアメフト・バスケなどカレッジスポーツのことは情報としては知っていましたが、受験に追われている中、正直どうでもいいという感じでしたが、ビジネススクールでの勉強から解放されるための娯楽としては、とても楽しいものです。カレッジスポーツがいかに生活に密着し注目度の高いものであるか伝わればと思い、この記事を書きました。
それでは、Go Heels!

2008年11月16日日曜日

オンラインチャットのスクリプト

Class of 2010のEvans2010です。

先日11月8日に開催されましたオンラインチャットのスクリプトが完成致しました。

チャット後のアンケートにお答えいただいた方には既にお送りさせていただきましたが、その他ご希望の方にもメールにてお送り致しますので、下記アドレスまでお問い合わせ下さい。

UNC_MBA@hotmail.com

お問い合わせの際には、下記プロフィールをご記入いただきますようよろしくお願い致します。
お名前:
スクリプト送付先メールアドレス:
受験予定(出願済or出願予定or学校研究中など):

なお、内容はQ&Aスタイルでハンドルネーム等はすべて非開示にしてありますので、匿名性などについてはご安心下さい。

Q&Aの例:

Q. サスティナブルエンタープライズ関係の教授と授業の進めかたを教えて下さい。
A. サステイナブル系のクラスはいくつかありますが、私がとったクラスはケースを中心としたディスカッション、レクチャー、ゲストスピーカー、生徒によるプレゼンテーションとバランスのとれたクラスでした。教授はリサ・クリステンセン。UNC 日本人ホームページにも記載がありますので、ご参照ください。

また、アラムナイの方々におかれましてもご希望の方がいらっしゃいましたら同様にお問い合わせ下さい。

UNCのことを少しでもみなさんに知っていただければ幸いです。

Posted by Evans2010

2008年11月14日金曜日

Leadership Day

Class of 2010 のT'sパパです。
今日は先週行われたLeadership Dayについて書きたいと思います。

UNCでは従来よりLeadership力(?)の強化・養成に力を入れてきており、Leadership Initiative Creditという単位の取得が全ての学生に義務付けられています。
また今年からDeanが新しくなり、LeadershipをUNCのコアコンピタンスにしたいという意向があるため、これまで以上にLeadership関連のプログラムが強化されつつあります。

Leadership Initiative Creditを取得するためには、360度評価やリーダーシップスタイルの診断、今回行われたLeadership Dayへの参加など合計10ポイント以上のLeadership Pointを取得しなければなりません。

Leadership Dayは、まずKouryという講堂で行われるKeynote Speechから始まりました。Speakerの方はノースカロライナでNPOの代表として活躍されている女性で、女性のリーダーならではの苦労した話や、MBA時代に1人で勉強を頑張るだけでなく、周囲を引っ張っていくリーダーにならなければならないと教わったというような話をしていました。
2コマ目は4-50人の小グループに分かれて、企業のCEOなどを経験された方のお話を聴きました。私はペプシヨーロッパでCEOをされていた方のグループに参加しましたが、その他にはGEの方やトライアングルエリアの建設会社の方などがいらっしゃっていました。この中で私が印象に残っているのは、「Decisionには簡単なものなどはなく、常に難しいものだ。もし簡単にDecisionしているとしたら、それは本当のDecisionではない」という言葉です。ビジネスにおけるDecisionは人員削減などPainfulなものもたくさんあるので、相当の気構えをもってやらなければならないんだと改めて感じました。
午後からのセッションは5人チームに分かれてのシミュレーションでした。ある企業のケースが渡され、その企業が現状を打破するために、コンサルタントとしてどのように会社を変えていく提案をするかというものでした。まずは現状を社員に知らしめ、改革案の立案チームをアサインし、全社員に改革の方向性を周知し、実行に移していくというようなプロセスです。これらはすべてオンライン上のゲームで行われ、1つ1つのプランを実行していくたびに社員のモチベーションが上がったり、下がったりするので、チームメンバーみんなが一喜一憂しながら進めていきました。最終的に目標のレベルまで社員のやる気を高められると成功で、その中でも高得点を取った5,6チームに学校からUNC Kenan-Flagler特製のブランケットがプレゼントされました。なんとわがチームは見事ブランケットをゲットしました!


始まる前は、退屈なんじゃないかとかチームに貢献できるだろうかとか心配していましたが、内容もよく練られており楽しみながらLeadershipについて学べた1日でした。

Posted by T'sパパ

シュウカツ


Class of 2010のU26です.
SG部長に引き続き,就職活動ネタをご紹介.

私費留学生にとってMBAプログラムと同様にエネルギーを注ぎたいのが就職活動.エッセイで熱く語ったキャリアプランを実現出来るかどうかは,卒業後の入口で大部分が決まるからです.それにしても,「入学直後からレジュメ作成,モックインタビューかよ!」と言いたくなるほど慌しいスケジュールで,あっという間にBoston Career Forumが過ぎ去って行ったという印象です.でも,昨年の経験を踏まえて2年生が作戦会議を開いてくれたおかげで,準備はことのほか順調に進みました.

日本人の活動パターンとしては,① Boston Career Forumに代表されるDisco主催のジョブイベントへの参加,② 希望会社へ直接コンタクト,③ 企業側からコンタクト,④ 現地採用向けイベント(つまり,アメリカ人と同じ土俵での就職活動)への参加,が一般的でしょうか.ノースカロライナという立地面での不利もあり,③はほとんど期待出来ませんし,ビザと言語の問題を抱える私にとっては④も相当ハードルの高いものでした.私の場合,Boston Career Forumだけでは希望業種があまりに少ないことから,②にもそれなりのエネルギーを注ぎました.

先週末,とあるコンサルティング会社のCompany presentation + Interviewに参加した時のこと.場所はFour Seasons New York.ケチってJFK空港そばにとっていた私の宿とは大違い.さすがコンサルティング会社は金があるなぁ,と感心しきり.私はエンジニア出身ということもあって,入学前はコンサルティング会社にあまり良い印象を抱いていませんでした.どうも戦略を練ってその案を売るだけっていうのが肌に合わない,実行するのが難しいんだ,と.でも折角MBAに来て卒業後の間口も広がる訳だし,実際に見てみて,先入観がやはり事実なのかどうかは確認する必要がある,との思いから応募したのですが,この会社は非常に興味深い会社でした.詳細を書くつもりはありませんが,フィーリングが合うというか,価値観を共有出来たというか,夢を分かち合ったというか.数時間話しただけでここまで通じ合えるものかと,気心の知れた旧友と話しているような感じでした.7:00PMから始まったCompany presentation + dinner,その後10:00PMから始まったInterviewも気づけば12:00AM過ぎ!!未来に思いを馳せつつ,安宿へと戻る深夜のNY地下鉄はなかなか心地良いものでした.さて結果やいかに・・・

2008年11月13日木曜日

Power Plant 見学ツアー

 Class of 2010のZi-coです。
 本Blogでもご紹介しましたが、先日アプリカントとのチャットセッションを開催させていただきました。その中で、環境やエネルギーの話題があったので、前回投稿に引き続き、エネルギーの話題を提供させていただきます。
 先日、Energy Clubを通じて、大学が運営しキャンパス内の設備に熱・電気を供給する設備の見学ツアーに参加してきました。この設備、大学のメインキャンパスから車で10分ほど行った、街の一角にあります。設備の概要を簡単に説明させてもらうと、この設備はいわゆるコージェネレーションシステム(熱電併給)と呼ばれる、燃料を燃焼させて熱を発生させ発電をし、余った熱を外部に供給できる設備です。大学と大学病院で使う電力の約20%を、冷暖房や温水に使用される熱の大半をこの設備が供給しています。Chapel Hillの街中にあるため、厳しい環境規制が課せられているようでした。ちなみに燃料は石炭で、アパラチア山脈から鉄道で運搬されているようです。

 今回の見学会には、1,2年生あわせて11名の学生が参加しました。Energy関係企業出身者はごくわずかで、残りの学生のバックグラウンドは多様でした。ただ、多くの学生は卒業後には、さまざまな形でEnergy Industryに携わりたいと考えているようです。友達の一人は、将来は金融機関でRenewable Energyを展開する会社に投資したいと言っていました。
 UNCのEnergy Clubは、こうした見学会をはじめ、積極的な活動が目立ちます。本日も電力関係者やコンサルタントを招いた、Renewable Energyに関するパネルディスカッションが開催されましたし、今週土曜日には、温室効果ガス取引に関する講演会が開催されます。こうしたイベントは、私のような社費学生にとっては視野を広げる絶好の機会ですし、私費学生にとっては就職のネットワーク構築の場になります。クラブによってはあまり活動をしていないクラブもあるようですが、クラブ選びの際には、活動頻度も重視すべきだと実感した今週でした。

Posted by Zi-co

2008年11月11日火曜日

ボストンキャリアフォーラム

Class of 2009のSG部長(みみず)です。

今年も、私費留学生にとってのビッグイベント、ボストン・フォーラムが、10月31日(金)~11月2日(日)に開催されました。
ボストン・フォーラムとは、主に米国留学中の日本人大学生、大学院生を対象とした年一回開催されるジョブフェアです。
大きなジョブフェアであることから、米国各地から日本人学生達だけでなく、日本からも効率的に職探しができると日本人学生達がボストンに集結します。
もちろん、日本に興味のある外国人学生もやってきます。

私のようなじじいになると、面接官と度々間違えられて、ぴちぴちの4大生達が丁寧にお辞儀をしてくれます。
なんといっても、最大の楽しみは山積みにされた企業のノベルティです。
今年の傑作は、コマツのブルドーザー型のストレスボールでした。
面接でへまをしても、袋いっぱいに粗品をもらってホテルに帰れば、翌日のインタビュー対策に気持ちすっきりと切り替えます。

基本的に日昼の面接を通過すると、夜のディナーに会社からご招待頂けます。
ディナー=内定とは限らないことから、数社から同日にディナーのお誘いを頂くと、どの企業を選択するか大きな賭けとなります。
選択に失敗すれば、コマツのストレスボールはひきちぎれます。
私のストレスボールは何とか原型を留めていますが、三菱キャタピラかコマツかの判断はもうできません。

私費留学生にとって、重要な職探し。歴史的な市場環境のなか、みんながんばってます!

Posted by SG部長(みみず)

2008年11月10日月曜日

UNC Kenan-Flagler周辺地図

Class of 2010のMskyです。

UNC Kenan-Flagler周辺(Chapel Hill)のGoogle My Mapsを作成しました。

ビジネススクールのほか、On-campus/Off-campusアパートコンプレックス、プレスクール、Raleigh-Durham airport (RDU)などを載せています。


大きな地図で見る

先日のチャットで受験生の方から住環境やご家族の生活について質問をいただきましたが、少しでもChapel Hillでの生活をイメージするのに役立てば幸いです。

>在校生の皆様
日本語HPで紹介のあるごく一部の施設を載せましたが、("受験生の方のため"という視点で)追加があればお願いします。

Posted by Msky

2008年11月9日日曜日

オンラインチャットのお礼とご報告


Class of 2010のEvans2010です。

本日は11月8日開催のオンラインチャットのお礼とご報告を。

まずは、ご参加いただいたみなさん、お忙しい中お集まりいただいて誠にありがとうございました。多くの方々にご参加いただき、在校生一同、大変嬉しく思っています。
いただいたご質問の全てに全力でお答えしたつもりですが、至らぬ点なども多々あったと思います。今後の改善点として次回以降のチャットに役立てていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。
ご質問しそびれた点、また新たに出てきたご質問などありましたら、個別メールにてご相談下さい。
また、チャットのスクリプトを近日配布予定です。配布の時期や方法などについては追ってご案内させていただきます。

さて、チャットをしていての印象ですが、MBA留学に関して高い目的意識を持っている方が多い印象を持ちました。
これは、実際にUNCに進学し同級生たちと交流を深めていく中でも感じることです。もちろん目的は様々で、ウォールストリートでバリバリのインベストメントバンカーになるぜ!という人もいれば、恵まれない国々の人々のために役に立つ活動をビジネスという形で挑戦したい!という人もいます。
ある意味、正反対の目的意識を持った人々も世界中から集まっている訳ですが、根底で全員が共通して持っている価値観、それは、お互いがその目的意識を尊敬し尊重しあい、互いを更に高めあっていこうとする意識だと思います。
UNC Kenan-Flaglerはそのような雰囲気に満ち溢れており、チャットにご参加いただいたみなさんとも是非キャンパスで共有できたらいいなと感じました。

チャットで少しでもUNCのことを知ってもらえたとしたら大変嬉しいことです。
また、もしキャンパスビジットをされる機会があれば、是非お越し下さい。チャットでは伝え切れないものを感じていただけると思います。

Posted by Evans2010

Mod2の授業 (Business Strategy)

Class of 2010のT'sパパです。
Mod2(秋学期後半)が始まって、早3週間が経過しました。
今学期は、Marketing, Business Strategy, Operation, Finance, Macroeconomicsの5教科です。
Mod1に比べるとQualitativeな内容が多く、ディスカッションベースで進められる授業が多いのが特徴です。
また、ケースを扱うことも多くなったため、授業の予習のためのリーディングの分量がかなり増えました。

さて、そんな5教科の中で、今日はBusiness Strategyについて書きたいと思います。
成功している(した)企業のStrategyにはどんな特徴があるのか、激しく競っているA社とB社ではどのようなStrategyの違いがあるのか、などをケースをベースに学んでいくものです。
他の科目とは異なり、全ての授業がケースを使って進められるとともに、授業前日までにオンラインでケースに関する質問に答えなくてはならないため、英語を読むのに時間がかかる私にとってはなかなか大変な授業です。
さらにおそろしいことに、教授が使うスライドに生徒が入力した答えが埋め込まれており、何でそのように考えたのか、どこが他の案より優れているのか、違う意見の生徒に反論してみろ、などかなり突っ込んで聞かれます。
人と違う珍しい答えを書いたときはもちろんですが、多数派のときにもランダムに当てられるので毎回ドキドキしています・・・
でもこの緊迫感のおかげで、毎回ケースもきちんと読みますし、授業でも集中していられる気がします。
英語の苦手な私はこんな感じですが、アメリカ人たちにとってはこういう授業は余裕なんですかね?? 今度同級生に聞いてみようと思います。

このBusiness Strategyに限らずMod2の多くの科目で教授から言われることは、企業の目的は "Sustainable profitable growth" だ、ということです。しごく当然のことではありますが、これが最も大事だということが頭の中にセットされているのと、毎回思い出すのでは、思考や行動の幅やスピードが違ってくるのだと思います。

そんなこんなで、ワークロードはハードになってきた一方、授業の内容はだんだんとビジネススクールらしい感じになって来ました。

Posted by T'sパパ

アメリカ大統領選挙

Class of 2009M男です。

ご存知のように、先日アメリカ大統領選挙でオバマ氏が大統領に選出されました。アメリカ史上初の黒人大統領。またもや歴史の節目をこちらで見られるのは本当に幸せです。
政治の難しいことは他の人に譲るとして(笑)、今回は学生の反応を投稿します。

日本人は政治に対して無関心で、自分の特定の政党支持など政治対する関心を人前で語ることがはばかられたりする風潮があるきがします。こちらでは思った以上に政治が日常の話題として話されることが多く、「オバマだ」「マケインだ」と自分の支持候補について議論することをしばしば目にしました。

特に驚いたのが、開票日のアメリカの盛り上がり。テレビで特集されることはもちろんのこと、街中でもいろんなイベントが開かれていたようです。MBAでも、「選挙ソーシャル」なるものが開かれ開票結果を飲み屋で見るというイベントがありました。開票結果が確定する頃にバーに行ったのですが、騒がしいはずの飲み屋がシーンと静まり返っていました。たまに聞こえてくる拍手と歓声に何が起こっているのかと、中に入ってみると、、、中ではマケインの敗戦の弁を放映するテレビにお客さんが皆釘付けだったのです。こんなに真剣に選挙を捉えているなんてと、非常に驚きました。

放映が終了するといつものように、若者が踊り狂うバーに戻りました。選挙をイベントとして楽しむ彼らの様子を楽しんで、家に戻ることにしたところ、、、警察が道路をバリケードしはじめたのです。

ここはチャペルヒルのメインストリートなのですが、銀座4丁目の交差点(!?)にあたるところに大勢の人が集まり道路をふさぎ始めていたのです。



学生と思われる若い人達が、オバマコールを繰り返し、国歌を大声で歌い始めました。単にイベントで盛り上がりたいだけとしても、若い人がこうして国の政治に関心を持てる国は良いものだなと感じました。日本は国歌や国旗でさえ、問題にされることがあります。
投票率は低く、むしろ若者の間では政治に無関心であることがかっこいいこととさえ捉えられている気がします。アメリカ人の友人が「今年は異常だ」といっていましたが、それを差し引いてもアメリカ国民の政治に対する盛り上がりにはびっくりしました。

2008年11月7日金曜日

Reminder: 日本人受験生向けオンラインチャット(日本語)のお知らせ

Class of 2010のEvans2010です。

リマインダーです。
日本人受験生向けオンラインチャット(日本語)の日時が迫ってまいりました。
下記の通り開催されますので、皆さん是非是非ご参加下さい。
事前登録などは不要です。

開催時間
日本時間: 2008年11月8日(土) 午後10時半~11時半
米国東部標準時間 : 同日 午前8時半~9時半

アクセス方法
1. UNC at CH MBA日本語HPにアクセスhttp://public.kenan-flagler.unc.edu/mba/JapaneseApp/
2. Chat専用URL (トップ画面を参照下さい) をクリック
3. 新しいウィンドウが現れ、Please enter your full nameと表示されるのでその下に表示されるブランクに参加者名(ハンドルネームで結構です)を記入
4. Sign inボタンをクリック
5. チャットルームへの入室ができます
6. チャット画面の下にメッセージボックスがありますので、メッセージを記入の上、”Send message”ボタンをクリックし、参加ください。

内容などについては、本ブログ10月1日の投稿をご参考になさって下さい。

Posted by Evans2010

2008年11月2日日曜日

ハロウィンとホットアップルサイダー

こんにちは。 Class of 2009の妻、R子です。
アメリカに来て、2回目のハロウィン(10月31日)を迎えました。
4歳の娘が通うプリスクールでも、10月中旬になると、
ハロウィンの歌を歌ったり、本を読んだり、クラフトをしたり、
みんな大好きなイベントに向かって盛り上がっていきます。

私もハロウィン前日、パンプキンカービング(かぼちゃ彫り)に子供たちと挑戦しました。
5ドル前後のカービングキットがあり、
それを使うと、細かい細工なども、それほど難しくなくできると思います。

(写真右端は6歳の子供の作品。
1歳~4歳の子供は、ペインティングを楽しみました)

腐りやすいので、3日前~前日にカービングするのが普通なのですが、
(当日はロウソクを入れて、家の前に飾ります)
前日、何件回っても、小さいかぼちゃを見つけるのに苦労したので、
形のいいかぼちゃは、事前に購入して、飾っておいた方がいいかもしれません。

ハロウィン用の大きなかぼちゃは食用ではありませんが、種はローストして食べれます。

(←友人がバター・砂糖・シナモン等で味付けしてくれました。
とまらないおいしさでした。)

私は小さいかぼちゃ(食用)でクラフトしましたが、皮が硬くて彫れなかった種類もありました。
(食用かぼちゃは、種類が多いです)


プリスクールのランチ担当の先生によると、
食用としては、スイートパンプキンという種類がよく使われるそう。
でも、アメリカ人がよく使うという、缶入パンプキンペーストで、
マフィンを作ろうと思ったら・・・とても食べれませんでした・・・。
(どうにかしたら、おいしくなるのでしょうか??)


当日、プリスクールには、仮装した子供たちが集まりました。
娘の学校は少し特殊で、スーパーヒーローや戦闘ものの衣装は禁止です。
私は、朝マフィンを焼いて、ハロウィンのラッピングをして娘に持たせ、一緒に参加してきました。

この日は、全員で歌を歌ったり、パレードしたり、いつもと違うアクティビティーをして、楽しんで帰ってきました。


夜はお待ち兼ねの、「トリックオアトリート」です。

夕食が終わった頃から、小学生くらいまでの子供たちが、仮装をして近所を回ります。

私たちの住むアパートメントコンプレックスは、
持ち家・タウンハウスが並ぶエリアもあり、
高級住宅がずらっと回っていて、絶好の場所。

1時間まわっただけでも、娘のカバンはいっぱい・・・。
それぞれ趣向を凝らして飾り付けた家がたくさんあり、大人も楽しめます。
(子供は、それはもう・・・!)

配る方も、事前の準備から当日まで大変だなと思うのですが、
たった2年滞在する私たちも楽しませて頂いて、感謝しています。



ここでやめておけばよかったのですが、その後フランクリンストリート(大学のあるメインストリート)へ繰り出しました。
大人の仮装パレードを見るためですが、
毎年、住人より多くの人が集まり、ローカルテレビの中継もある、有名なこの風景。

もちろん、1日楽しみ疲れた子供たちには、無謀でした・・。(ごめんね)




さて、話は変わって、秋~冬のアメリカの伝統的な飲み物、ホットアップルサイダー。

話には聞いていて、飲みたかったのですが・・・

農家にリンゴを買いに行ったときに、出会うことができました。
(写真の箱に、いろいろな種類のリンゴが入っています)

サイダーとはいっても、炭酸ではなく、
ホットリンゴジュース・シナモン味、といった飲み物。

これが・・・青空の下だからかな・・・感動するくらいおいしかったです。

農家の方が言うには、完熟リンゴを、皮も種も一緒に、専用の機械で絞って、
ホットで飲む場合は、そこにシナモンスティックを入れて香りをつけるそうです。
私たちが頂いたのは、昨日絞ったとのことで、見学もできるそう。

お砂糖も添加物も一切なしの、季節の飲み物は、とっても甘いのにさわやかで、
これを飲んだだけでも、その日を満足できるような、そんな味でした。

2008年10月24日金曜日

Caribbean Cruise


Class of 2010のT'sパパです。
今週からMod2が始まり、1週目からいきなり全速力で走らされている感じですが、とりあえず1週目が一段落したので、忘れないうちにFall Breakのことについて書いておきたいと思います。

我が家はカリブ海クルーズに行って来ました!
日本人の感覚としては、クルーズなんてセレブな休日の過ごし方、と思ってしまいますが、アメリカ東海岸(しかも南部)に住んでいるとそんなこともなく、近所でも多くの人がカリブ海クルーズを経験しているようです。
しかも10月はハリケーンシーズンの最後ということもあり、料金的にもお得なようです。
てなことを2年生の先輩からお聞きしたためか、われら1年生はなんと7人中3人がカリブ海クルーズで秋休みを過ごしました。

さて、そのクルーズですが、、、
本当に!!!楽しかったです。
子連れなので、夜中にショーを見たり、バーに行ったり、カジノに行ったりという遊びはできませんでしたが、きれいな海で泳いだり、イルカやエイと遊んだり、船の上のプールサイドで日焼けしたり、とてものんびりできました。
中でも、ハリケーンが来ていたために代替地として訪問することになったGrand Turkというこじんまりとした島がとても良かったです。
(砂浜の写真の方です。小さい島のため、写真の奥の方に私たちが乗っていた船も見ることができます)
娘も楽しめたようで、家に帰ってくるなり「またお船乗る」とか言っています…


ということで、秋休みはとてもリフレッシュできました。
Mod2への英気は十分に養われたと思います。
が、今週始まったMod2の厳しさは想像以上です。。。
次回はMod2の授業についてご報告したいと思います。

Posted by T'sパパ

アメリカでの名前



初投稿のJ太郎(Class of 2009)です。
こちらでの名前にまつわる話題です。

まずこちらに来てびっくりしたのが、こちらではみな一発で名前を覚えることです。
日本でも後日もう一度お名前を伺うのは失礼にあたりますが、私の場合なかなか覚えられません。
言い訳させていただくと、こちらでは同学年の白人男性とインド人男性は数が多いため
なかなか識別できませんでした。
なので、家で顔写真入りの名簿をみたり、一度話した人の特徴と名前をメモしたり、
他の人が名前で呼んでいるのを耳ダンボにして聞いたり、と工夫が必要です。

ところで、教授も1対40~70人の教室にもかかわらず生徒一人一人名前を覚えようとしてくれます。
通常は発言が多い生徒から自然に覚えていくのですが、私が先学期取った授業では
すごい教授がいました。ある日、机に置く自分の名札を忘れてきたので
「今日はCold Callされないだろう」
とたかをくくっていたら、いきなり名前で指名されたのです。
この日は授業の内容にまったくついていけていなかったため屈辱の「ゼロ回答」を
せざるを得ず、これによって彼の中での私の評価がかなり下がったと思われます。
彼はこの学期他学部も入れると200人近く生徒を受け持っていたはずなので、
その記憶力と姿勢には頭が下がります(写真の「教授の椅子」に座っている方は別人です)。

欧米人の名前で困ることもあります。それは、同じ名前が多いことです。
こちらではファーストネームでお互いを呼び合うのが普通ですが、
JohnとかAlexなどポピュラーな名前の場合、同じ場に同じファーストネームの人が複数いる、
という事態が発生し、それぞれをどう呼び分けるかを工夫する必要があります。
特にMattは多くて同級生に8人もいるので、電話で“Mattだけど、”と名乗られても
どのMattなのかわからなくてフリーズすることがあります(たまにです。
普通は着信番号や声でわかります。)。

もうひとつ。日本にはない習慣としてニックネームを自ら名乗るというものがあります。通常は
Alexander→Alex、Matthew→Mattなど決まりがあります。
しかし、たまに
“本名がGeorgeなのにニックネームはEdward“
といった全く関連のないニックネームをつける人がいます。
そうすると本名をメールのあて先リストから探すのが結構大変で、
メールを違う人に送りそうになったことがあります。

それから、中国人で欧米風のニックネームをつける人が多いのですが、
申し訳ないと思うのですが結構違和感があります。
例えば、私が突然「僕のことはマイクと呼んでくれ」と言ったら、
日本人はドン引きするでしょう。
でも、彼らは自分でつけたニックネームに誇りを持っています。
私は祖母につけてもらった自分の名前に誇りを持っています。

日本では親しい友人でも苗字で呼ぶことが多いですし、
あっても「苗字が“磯野”とだったらあだ名は”カツオ“」みたいに
覚えやすいのが多いので、最初はこの欧米のスタイルに慣れるのが大変でした。


ともかく、名前を覚える、というのは礼儀の第一歩なので、もう少ししっかりしようと思った次第です。

2008年10月22日水曜日

秋の訪れ

Class of 2010のEvans2010です。

いよいよ今週からModule2が始まりました。
そして、それと時を同じくしてチャペルヒルにも秋が訪れてまいりました。

Fall Break(Mod1とMod2の間)はチャペルヒルを離れていたのですが、戻ってみてびっくり!
朝晩は冷えるようになりましたし、街がすっかり紅に染まっていました。



もちろん四季がある街では当然の光景ですが、チャペルヒルは緑の多い美しい街並みなので、紅葉が一層綺麗に見えます。
夏のチャペルヒルも緑がとても綺麗ですが、この時期にビジットしてこられる方々には、他の季節とはまた違った雰囲気を楽しんでいただけると思います。

写真は、自宅前の秋の風景です。

Posted by Evans2010

2008年10月21日火曜日

Career Trek

Class of 2010 の*涼です。

今回は、fall break中に参加したcareer trekについてご紹介したいと思います。
他校同様KFBSにも多くのclubがあります。clubにはスポーツ等の趣味系や
Net Impact等もありますが、career clubと呼ばれるある特定のsectorやfunctionへの就職にフォーカスしたものが多くあります。Finance、Marketing、Consulting、Healthcare、Energy(少し前にZi-coさんが投稿しています)等がその例になります。break中にいくつかのcareer clubがcareer trekと呼ばれる企業訪問ツアーを主催し、私は3日間のMarketing trek に参加してきました。

Marketing trekではNew York、New Jerseyにある、様々な企業のMarketing部門を訪問し、仕事内容や仕事環境を理解するとともに、企業と密なコンタクトを取れるチャンスを提供していました。(スケジュールに組み込まれた企業としては、GE、Kraft、Johnson&Johnsonなどがあげられます。)
内容は、企業側のプレゼン、Q&A、懇親会がメインなのですが、より具体的に仕事を理解するためにケーススタディを行う会社がいくつかあり、これがとても面白かったです。まさにMBAの授業のような感じでケースを与えられ、自分たちがそのシチュエーションに直面した場合、どのようなビジネスプランを策定、遂行するか
ということを私たち学生が考え、簡単にプレゼンをするといった機会もありました。
(最後は、企業側が実際どのように行動し、どんな成功を収めたかということを
サマライズして終了しました。)また、訪問企業にはリクルーティングでUNCを訪問しない企業も多く含まれており、on-campusでコンタクトできない企業とのつながりを作る機会も与えられています。

日本人学生が日本での就職を考える場合、アメリカ人学生およびアメリカに残ることを希望している他のinternational studentsとは全く違う、ある種特殊な就職活動を行うことになります(ボストンキャリアフォーラム、日本人アルムナイネットワークetc.)。そのため、アメリカ人がどのように就職活動を行うのかを目の当たりにしたことも興味深かったです。個人的な印象としては、アメリカでは沢山のポジションが提供されており、日本以上にMBAは高く評価されるようですが、MBA学生の絶対数も多いためかなりcompetitiveだと感じました。今の経済状況がそれに拍車をかけているのだと思われます。
私たち日本人学生の就職big event、ボストンキャリアフォーラムも来週になりますので、アメリカ人や他のinternationalのみんなの頑張りに負けないくらい頑張らなければ、、と思いました。


fall break中にはもうひとつ素敵なイベントがありました。私のBirthday 兼 飲み会で、写真のUNCベアーやら美味しいケーキやらをいただきました。祝ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。とっても嬉しかったです!

Posted by *涼

2008年10月18日土曜日

ASHEVILLE

U26(Class of 2010)です.

MOD1後のブレークを利用して,2泊3日のAsheville旅行に行ってきました.10日間の休みだったので遠出をしたい想いは山々だったのですが,サマーインターンの電話インタビューが入っていたこと,MOD2後のブレークでメキシコ旅行を計画しているためお金を節約する必要があったこと(私費学生にとって常に付きまとう問題です)など諸々の事情により,目的地をNorth Carolina内で選定しました.

せっかくNorth Carolinaに住んでいるのだから,North Carolinaは色々周っておきたいという想いもありました.というのも,学生時代に京都に住んだ際,「まぁ,6年(大学・大学院)も住むんやし,名所はいつでも行けるで」と思い続けた結果,結局名所らしい名所にはどこにも行かなかったことを今になって悔やんでいるからです.North Carolina出身のクラスメートに尋ねた結果,「最もお薦めの場所はAsheville.特に秋のBlue Ridge Mt.は紅葉がとても綺麗」との意見が多数.それらの意見を参考にAshevilleへと出かけました.

同じ州内とは言え,意外と東西に長いNorth Carolina.Chapel HillからI-40を西に向かうこと5時間強,目的地Ashevilleへ到着しました.今回の旅では,以前Evance2010さんが紹介したChimney Rock,皆が綺麗と褒め称えるBlue Ridge Pkwy,同じUNCシステムの一校であるUNC Asheville,日本で言うところの卸売り市場に近いFarmers Market等を中心に訪問.Blue Ridge Pkwyは赤,橙,黄,茶,緑のコントラストが美しい木々のトンネルを延々走り続けるドライブウェイ.渡米前,東北地方に住んでいたこともあり,磐梯山の紅葉など山々の美しさに慣れ親しんでいたこともあったのでさほど感嘆を覚えることはなかったのですが,広大なスケールは日本のそれとは比べ物になりません.残念ながら,東部で最も高いと言われるMt. Mitchellは道路が封鎖されていたため登ることが出来ませんでしたが,山頂から見渡す景色は絶景でしょう.自然の好きな人は是非一度訪れることをお薦めします.

もう一つの訪問先,UNCA(UNC Asheville).キャンパス,カフェ,グッズショップ等を散策しましたが,キャンパスの規模があまりにも小さい!学生の姿もまばらでどことなく活気がありません.UNC Chapel Hillとの決定的な違いは,T-shirts等,着ている服に現れる愛好心の違い.そう,UNCAではオリジナルグッズを身につけている学生がほとんど居ませんでした.やはり,バスケ,アメフト等,学校が一丸となって熱狂できるCollege Sportsを持っていることは幸せなことだなぁ,としみじみと実感したものです.

ここNorth CarolinaはNY, Californiaに次いで映画撮影ロケに使われる州とのこと.見所はまだまだ沢山あるはずです.Chapel Hillに居る間に出来る限り訪れたいと思います.

Posted by U26

2008年10月17日金曜日

Dukeとのホームパーティー

タイトルとは全然関係ないのですが、最近テレビをみていてふと感動したことを1つ。

海外で生活を始めていると、英語が分かるようになった喜びを感じることがあります。
先日テレビでポールクルーグマンが景気悪化についてインタビューを受けていました。ポールクルーグマンといえば、学部時代に経済学を学んでいた私にとっては憧れの存在。日本語でかかれた本を読んで雲の上のヒトでした。今回テレビで初めて「動くクルーグマン」を見ることができました。それだけでなく彼が喋る英語を理解できた感動は計り知れないものでした。
インタビューを見た翌日に彼がノーベル経済学賞を受賞したことを報道で知り、その感動は一層強まりました。


さて、写真は先日開催したデュークとの食事会の様子。
デュークはUNCから車で20分ほどで、何かにつけ交流があります。大学バスケではデュークとUNCは宿敵。バスケで盛り上がる冬も近づいてきています。
デュークにキャンパスビジットされる際は、UNCにも是非足を運んでください!

2008年10月15日水曜日

GMATとMBAの相関関係について

こんにちはClass of 2010のKarinです。今回は実体験に基づきGMATとMBAの相関関係について述べたいと思います。

数学を高校一年生で切り捨て私立文系文学部へ進学した私にとってGMATの数学は苦痛の何ものではありませんでした。UNCから合格をもらったときは、GMATの数学をこれで一生勉強しなくてもいいということが何よりもうれしく、GMATから開放された輝けるMBA生活を夢見ていました。MBA≠数学という現実が待っているとは露しらず。。。。。。

















まず当ビジネススクールの一学期目(Mod1)は5科目のうち4科目がクウォンツ系の授業です。先日Evanceさんが投稿していたLeading & Management以外のFinance, Accounting, Analytical Tools, Micro Economicsの4科目に数学の知識が必要となり、私は死ぬ思いをしました。
まず、授業が英語であるのに加え、数学を使って説明が私を混乱へと導きます。同じクラスのインドネシア人の友人によると、数学のできる人にとって英語がわからなくても、数学というAnother Languageのおかげで授業への理解が深まるそうです。しかし私にとっては二つのわからないAnother languagesで同時に話されると頭が吹っ飛びます。


次に、初めて見る数学の概念を英語で学ぶことに苦労しました。自分は日本で義務教育を受けてきたと思っていたのですが、どうやら私は最近問題になった履修不足の申し子だったようです。Σの意味もわからず、微分を初めて習い、おまけにLogの登場のときには、先生が宇宙人に見えました。この人は同じ星の人だろうかと何度も目と耳を疑いました。


私の唯一の救いはUNCの協力的なカルチャーでした。スタディグループのメンバーは必ず“ついてきてる?”と確認をいれてくれ、完全に私が理解できるまで説明をしてくれます。日本人の同級生も難しい課題が出るとその分野が得意な人が先生となって勉強会をひらいてくれます。また2年生の先輩方には、試験前等のお忙しいところに時間を割いていただきたくさんのご指導をいただきました。また、UNCはチューター制度がきちんとしており、学校が費用を負担して2年生のチューターを紹介してくれます。私は日本人のチューターの方に、Σの意味、微分の計算の仕方、logとはいったい何なのかを懇切丁寧に辛抱強く教えていただきました。Mod1が終わり、私はUNCのこの環境でなければ乗り切ることができなかったなと心から感謝しています。


先日、同じスタディグループのメンバーにKarin数学がないと活き活きしているねとアメリカ人の友人から言われました。どうやら日本人=数学ができるというイメージを完全に壊してしまったようです。私と同じ“純ドメ&私立文系”の受験生のみなさんは数学と英語の力はしっかりつけてからMBAへ来ることをお勧めします。(私ほど数学ができずにMBAへ来る人はいないと思いますが。。。)

というわけで、ひとつの公式を編み出しました。

‘GMATの点数とMBAでの苦労度は比例する’

相関係数は0<X≦1となります。

Posted by Karin

2008年10月12日日曜日

Energy Club

Class of 2010のZi-coです。

 野菜に引き続きアメリカの肉についても、いろいろと思うところがあるのですが、それはまたの機会にして、今回は、Energy Clubについて。

 私は、日本のエネルギー関係企業からの社費派遣で来ており、エネルギー分野に高い関心を持っています。そのため以前から、MBAでは、Energy Clubに所属し、各国の学生とエネルギーについて論議したいと考えていました。入試のときに調べた限りでは、比較的小規模のBusiness SchoolでEnergy Clubがあるのは、そう多くありませんでした。その点、UNCには、まだ設立されたばかりですが、Energy Clubがあるのは、私にとっては非常にうれしい事実です。アメリカの電力会社出身者、重電機器メーカ出身者や軍出身者、ロシアやタイのLNG関係会社出身者などさまざまなバックグラウンドの学生が集まっています。UNCの特徴のひとつとであるSustainable Enterpriseに共感して入学する学生が多いため、Energy Issueには、皆高い関心を持っています。ちょうど今大統領選挙戦が繰り広げられていますが、アメリカ全土でもEnergyに対する関心は高く、Energy Securityは最大の論点のひとつです。電力について言うと、Renewable Energyの推進や、Nuclear Powerの活用などについて活発な議論がなされています。(個人的には、その前に、エアコンの極端な温度設定を各所とも解消すれば、かなりの省エネになるのではと思っています。)

 さて、そのEnergy Clubの中の数名のメンバーで、今回Nuclear Industryに関するStudy Groupを立ち上げました。アメリカのNuclear Industryに就職するための企業調査がメインですが、社費派遣である私にとっても、アメリカの実情を知るには非常に良い機会です。逆に、アメリカの学生にとっても、日本の原子力事情を知ることは非常に重要と考えているようです。これは、ひとつにはアメリカよりも原子力の推進が進んでいるためというのがありますが、もうひとつは、Nuclear Plantの製造・エンジニアリングに日本企業が大きく関わっているためです。英BNFL社からWestinghouse社の原子力部門を買収した東芝、GEと原子力分野で提携関係にある日立、仏Areva社と提携しアメリカ進出を進める三菱重工と、この3大勢力が世界のNuclear Plantの供給を担っています。次回のミーティングでは、私がこのあたりの状況も含めた日本の原子力の実情について、発表することになっています。

 今後は、さらに企業見学などが予定されています。私も積極的に参加して、ぜひぜひ米国のEnergy事情について、深く勉強したいと考えている次第です。

Posted by Zi-co

2008年10月11日土曜日

Leading & Managing

Class of 2010のEvance改めEvans2010です。

Mod1終了の余韻に浸りつつ、Mod1で履修したLeading & Managingという科目について触れておこうと思います。

この科目、どのような科目かというと、一言で言うならば、その名の通り、LeaderとしてまたManagerとして何をすべきか、ということをテーマに扱う科目です。

いかに組織の中で効果的な意思決定をしていくか、なぜ組織の意思決定は時に間違った方向に進んでしまうのか、いかに組織のモチベーションを上げていくか、いかに交渉相手に対して優位なポジションを保ちつつ影響を与えていくか、またLeaderとManagerの違いは何か、など、ともすると一見非常に抽象的な議論になりがちな概念を、学術的な概念を取り込みつつ、ケーススタディーで現実社会との接点を持ち具体的な概念に落とし込んで行きます。

実際、米系某超大手ヘルスケア会社の人事評価システムを分析するようなグループ課題もありました。上位チームには、同社の経営陣との昼食会というご褒美があったため、マーケティング/コンサルティング系に興味のある同級生はかなり力が入っていたように思います。我々が教授からmotivateされていた訳です(笑)

教授のAlisonは授業に色々と工夫を凝らしており、非常にインタラクティブで息をつく間もないような展開で授業が進んでいきます。(詳細をこのような場で紹介することができないのが残念です。)

そんな授業ですが、正直、最初はこの授業あまり好きではありませんでした。。。
なぜなら、Reading Assignmentはすごく多いし、答えがあるような無いようなむず痒い感じがするし、なによりもMod1の5科目の中では唯一ディスカッションベースの授業であったため、授業中に発言せねば、というプレッシャーとの戦いだったからです。
スタディーグループなどでは何の気兼ねもなくディスカッションに参加していけるのですが、授業での発言となると、緊張感が漂います。。。

ただ、授業はとても面白いので、途中からは、授業があまり好きではない、ではなく、授業は面白いのに言葉の壁により思うようにいかない自分との戦い、だったように思います。つまり、発言しないと成績に響くから、といった発想ではなく、純粋にディスカッションの中に積極的に入っていきたい、という発想になった訳です。

そういう観点からいくと、今思えば、科目の本質的なtake awayのみならず、純ドメ留学生の持つ殻を破っていくという部分でのtake awayも大きかったと感じています。

英語に不自由の無い留学生にとっては些細なことかも知れませんが、iBTに苦労してMBA留学を勝ち得た留学生にとっては、このtake awayの積み重ねが何よりも大切だったりすると思います。

Mod2ではマーケティング、オペレーション、ストラテジーなど、ディスカッションベースの授業が増えていきますので、日々のtake awayの大切さをかみ締めつつ、Mod2も頑張っていきたいと思います!

Posted by Evans2010

2008年10月10日金曜日

Take home exam

Class of 2010 の*涼です。

昨日でModule1が終了しました!
(KFBSはModule制で、1年を4つのtermに分けています。)
私たち1年生7名(ドメドメ)にとっては初めてのことばかりでどうなることかと
不安もありましたが、とりあえず終わって今はほっとしています。
お世話になりました2年生の皆さま、ありがとうございました!
引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、昨日はFinalの最後の科目、Microeconomicsのテストを受けてきました。
これがTake home examと言って、持ち帰って解いて8時間後に提出する
という、日本では聞いたことのないスタイルのテストでした。
12pmに学校でテストを受け取り(もしくは自宅でダウンロードする)、その後は
家に持ち帰っても、学校に残って解いてもよし。授業の教材、インターネット、
テキストなどどんな資料を参照してもよし。やってはいけないことは他の人と
テストの話をしてはいけないということだけなのです。私はビジネススクールの
スタディルームを確保し、8時間耐久でテストに取り組みました。長丁場なので、
癒し系グッズ(アロマオイル、小さいヌイグルミ 笑)を持参し、
途中でコーヒーを買いに行ったり、チョコレートを食べたりしつつ、
色々な資料を調べてMicroの難問たちにじっくり取り組みました。
そして、8pmにprofessorの部屋にてテストを提出し終了しました。
アメリカのテストはほとんどの場合、資料の持込可になっており、暗記は一切
求められず、理解、実践重視な点が日本とは違うと感じます。
Take home examはその最も顕著な例なのではないかと思います。

明日から1週間ちょっとのFall breakがあり、またModule2が始まります。ここKFBSで、これまで以上に充実した時間を過ごしていきたいと思います!

Posted by *涼

2008年10月4日土曜日

Peer Pressure

Class of 2009のM男です。


シドニーに赴任していた頃仲間から学んだ言葉で私の好きな言葉のひとつに、「Peer Pressure」という言葉があります。心理学の用語で使われたりするようで、ご存知の方も多いかもしれません。


自分の周りにいる仲間との競争心から、自分らしさを見失ってしまう。そんな状態にさせてしまう心理状況が、Peer Pressureに負けている状態のようです。要は友達が着ている服や乗っている車を羨ましがって、真似しようと無理してしまう心理ですね。


もちろん周囲の仲間から受ける刺激は大切で、刺激により人間的に成長できるし、仲間との付き合いを通じて自分自身を確認することもできます。


「大切なのは自分を見つけ出し、自分らしくあり、その強みを生かしていくこと。」と、どっかの歌詞に出てきそうな当たり前のことながら、Peer Pressureという言葉から考えさせられるものはいろいろとある気がします。



UNCはチームワーク重視の協調的なカルチャーで、それぞれが自分らしさを発揮してコミュニティーに貢献しています。人数も300人弱という適度なサイズのため、「学生の顔がみえる」環境です。

刺激を受けながらリーダーとしての自分らしい道を見つけていける。UNCはそんなバランスのよい環境だと感じています。

Posted by M男

2008年10月1日水曜日

受験生向けオンライン・チャット(日本語)開催のお知らせ

Class of 2010のEvance2010です。
MBA予備校などからも追って案内が発信される予定ですが、先駆けてお知らせします!
大好評だった昨年に引き続き、今年も日本人在校生による日本人受験生向けオンライン・チャット(日本語)を開催することになりました!!日時は以下の通りです。
日本時間: 2008年11月8日(土) 午後10時半~11時半
米国東部標準時間 : 同日 午前8時半~9時半
私は、昨年残念ながら参加できなかったのですが、参加したクラスメートからは大変有益だったとの声が多数あがっています。
UNC Kenan-Flaglerの特徴(プログラムの内容や校風など)や出願プロセス全般に関すること、またチャペルヒルでの生活(ご家族の生活も含む)や卒業後の進路等など、みなさんからのご質問にざっくばらんにお答えしていきたいと考えています。
もちろん、ハンドルネームでご参加いただく限り参加者のみなさんを特定できないシステムになっていますので、アドミッションオフィスには直接聞けないことや、日本語でじっくり聞いてみたいことなど、どんなことでもご質問いただいて構いません。
事前登録も不要ですので、受験仲間をお誘いあわせの上、ご参加ください。スクール選びやエッセイ作成などにお役に立てれば幸いです。
アクセス方法は以下の通りです。

1. UNC at CH MBA日本語HPにアクセスhttp://public.kenan-flagler.unc.edu/mba/JapaneseApp/
2. 近日中にアップ予定のChat専用URL (トップ画面を参照下さい) をクリック
3. 新しいウィンドウが現れ、Please enter your full nameと表示されるのでその下に表示されるブランクに参加者名(ハンドルネームで結構です)を記入
4. Sign inボタンをクリック
5. チャットルームへの入室ができます
6. チャット画面の下にメッセージボックスがありますので、メッセージを記入の上、”Send message”ボタンをクリックし、参加ください
受験生のみなさんとチャットで"お会い"できるのを心から楽しみにしています。
Posted by Evance2010

2008年9月30日火曜日

オフィシャルテニス部創設!











Class of 2010のKarinです。
当ビジネススクールには様々なスポーツ好きが集まり、クラブ活動をさかんに行っています。公式テニス部がずいぶん前に廃止となってしまったため、テニス好きの1年生が自主的に集まり、現在10名の役員とともにオフィシャルテニス部の年内創設に向けて奮闘中です。
学校認定のクラブを設立するのにはまず、
①Official Tennis Club Charterの提出(目的、学校への貢献を明記)
②10名の役員、20名以上のアクティブメンバーの確保(署名が必要)
③予算計画
④年間の活動予定
をMBAオフィスに提出し、審査が通ったところで、学校からの認定を受けスポンサーを受けることとなります。
公式テニス部として認められれば、テニスコートの確保、ボールや初心者向けのボールマシンの購入や他大学との団体戦など、活動の幅を広げることができます。

また、President, VP operations,VP Marketing, VP Tournament, VP Training, VP Finance, VP Community Development, VP Membership1st Year Liaison,VP Membership 2nd Year Liaisonの10のポジションをめぐった役員の選出が8月~9月の1ヶ月かけて行われました。
自薦/他薦にて立候補が行われ、候補者は公約述べた上で、アンオフィシャルテニス部に属する110人のメンバーからの投票を受けます。その結果、先日10人のboard memberが選出されました。日本でのテニスコーチの経験からVP trainingの任命を受けた私は、初心者の指導、定期的な練習会の開催にてリーダーシップをとっていくこととなります。

大学のサークルとの違いは、テニスを娯楽だけでなくビジネスネットワーキングを提供する場所の場と位置づけている点です。
VP MarketingとVP Community Developmentを中心に今後は企業関係者やアラムナイ、教授陣とのテニス交流会、Duke等他のMBAスクールとの対抗試合、地元企業のテニスチームとの練習試合を計画しています。初心者から上級者までテニスを仲間と楽しむ場を作ることに加え、こうしたビジネスのネットワークの場所を提供する、‘ビジネススクール’ならではのテニス部にできたらなと思っています。
第一回リーダーミーティングにRetired ProfessorのBuck氏にお越しいただき、テニス部創設に向け激をいただきました。そして今後活動場所の候補となる、Buck氏の属するCarolina Country Club(上記写真)に役員8人が招待され、先週の日曜日にダブルスの試合をしてきました。テニスコートのすぐ裏に立地する彼の素敵なご自宅にその後招かれ、KFBS Official Tennis Clubの創設について皆で熱い思いを語ってきました。
MOD2 (10月20日スタート)が始まったら、本格的にオフィシャル化に向けての活動を開始し、年内の創設を目指します。勉強面での貢献が難しい為、唯一通用したスポーツで学校に貢献をできるようがんばります!またご報告します。

Posted by Karin

2008年9月28日日曜日

アメリカの野菜

 Class of 2010のZi-coです。初投稿です。
 米国生活も、はや3か月が過ぎ、慣れて来つつありますが、アメリカの食材には未だに驚くことが多いです。特に野菜は、日本のものと同じようでありながら、微妙に違っていたりします。軽く紹介させていただきます。
 まず、ナスです。写真でオレンジと比較していますが、その大きさが分かると思います。太すぎてどう調理したら良いのかさっぱりわかりません。一度、輪切りにして炒めたのですが、皮が硬く、正直イマイチでした。このようにナスやキュウリは、日本のものに比べて太いのですが、逆に、ダイコンやニンジンは、悲しいくらい細いです。次に、キャベツです。見た目は普通ですが、やたら繊維質です。かなり煮込んだり、炒めたりしても、なかなかやわらかくならず、いつもバリバリ音を立てながら食べています。ちなみにダイコンも繊維質で硬いです。次に、タマネギです。日本でもあるのかもしれませんが、種類が多すぎて、どう使い分けたら良いのかわかりません。私は、いつもYellow Onionを買っています。さいごに、ネギです。日本でも買えるような普通のネギも売っていますが、この超巨大ネギも売っています。Leekと言うらしいですが、直径3cmくらいあって長さも長く、通常のネギの体積比10倍以上ありそうです。
 とまぁ、いろいろと驚きの野菜がありますが、基本的には、日本で手に入る野菜は、入手できます。私の大好物であるニンニクとショウガも、大量に販売されています。うれしい限りです。アメリカ系スーパーで手に入らないといえば、里芋とかごぼうなどでしょうか。
 アメリカの肉にも驚きが多いのですが、それはまた次回紹介させていただきます。

キャンパスビジット第一号

こんにちは。Class of 2009のT郎です。

昨日(26日(金))、今年の日本人キャンパスビジット第一号の方がチャペルヒルに来られました。出願はまだこれから先のようですが、ご本人はアメリカ在住ということもあり、27日(土)に開催された「UNC Kenan-Flagler Day」というアドミッションのイベントに参加されました。

イベントについて http://www.kenan-flagler.unc.edu/previewunc/index.cfm

学校で待ち合わせをして、簡単にビジネススクールの建物であるMcColl Building内を案内した後に、私が受講しているクラスの紹介等を行いました。金曜日の夕方ですべての授業は終了していたので、残念ながら学校内には余り人が残っていなかったのですが、私の友人がカフェテリアで来週の授業に向け自習をしていたり、スタディルームではいくつかのグループが残ってグループ課題に取り組んでいたりと、ビジネススクールの雰囲気をある程度お伝えできたのではないかと思います。

その後、近所のレストランに移動し、日本人の1年生と2年生8名が集まり、一緒に食事をしました。食事をした場所はMerlionという日本人愛用のレストランで、味が日本人好みのため、私も頻繁に利用しているレストランです。こちらからは、私たちの経験を踏まえたアドミッションに関する情報やクラス・課外活動・UNCの特徴などに関する情報を提供し、ご本人からは、これまでのバックグラウンドやアメリカ滞在のご経験等を伺うことができ、お互いにとって意味のある、楽しい食事会になりました。

レストランのリンク http://www.merlionfood.com/

通常のキャンパスビジットの場合、クラスビジット、在校生とのランチ、ビルディングツアーがセットになっており、面接をセットする場合は、それに面接がプラスされます。例年、11月~3月にかけて、多くの日本人がビジットされます。UNCは、日本からの直行便がない(アトランタ、シカゴ、ニューヨーク等での乗り継ぎになります)のが難点ですが、最寄のローリーダーラム空港からは車で30分と便利な立地なので、是非当校へのキャンパスビジットを検討してみてください。

当校にキャンパスビジットを希望される場合は、まず、下記ウェブサイト(ID・パスワードの取得が必要)からクラスビジット、ランチ、ビルディングツアー等のアクティビティーおよび面接の日程を予約してください。合わせて、日本人受験者向けのメールアドレスUNC_MBA@hotmail.comまでご連絡ください。学校までの足や、宿泊場所の紹介、ビジット当日の学校内の案内、昼食・夕食などのセッティング等をお手伝いさせていただきます。また、希望の日時でクラスビジットが予約できない場合などもご相談いただければ、授業のスケジュールに応じて可能な限り柔軟に対応したいと思っています。

アドミッションウェブサイト https://admissionsapp.unc.edu/kfbs/

最後に、上記メールアドレスでは、キャンパスビジットに限らず、受験全般に関する質問を受付家手います。日本にいるとなかなか情報収集にも体力がかかると思います。出願にあたり、もっと情報が必要だと感じた場合に、気軽にご連絡をいただければと思います。

それでは。

コミュニティとの繋がり

Class of 2010のU26です.

ここUNCには,学外のコミュニティと触れ合う機会が盛り沢山です.外のコミュニティにも可能な限り加わってNorth Carolinaに溶け込もうと思ってます。これまでもいくつかのボランティア活動に参加しましたが,本日,待望のマラソン大会に同級生のcozy-sanと参加してきました.




今日のレースは,UNC DentistryとChildren’s Fund of North Carolinaが主催した”Cleft Palate Gallop 5K”という大会.Cleft Palate(日本で言うところの口蓋破裂症)の子供の治療に必要な費用を寄付するためのチャリティイベントです.
朝9時出走のレースに,老若男女総勢約140人がUNCのシンボルOld Well前に集まりました.
出走を前にバナナやエネルギー補助食をむさぼりつつ,互いの体調や過去のレースについて語り合う様子は日本もアメリカも全く同じ.わざわざ苦しいことを求めて集まってくるM集団のこの一体感を私はとても気に入っています.
6月に渡米して以来,運動らしい運動をしていなかったためか自分の意思に体がついて来ず,挙句の果てには小学生の少年にも抜かれる有様.日々の忙しさを理由にトレーニングをサボってはいかんなぁ,と強く思った瞬間でした.

今日のイベント案内はMBA Running Clubを通じて配信されたものですが,私が所属しているその他のクラブでもビジネススクール内外の活動が盛り沢山です(例えば,Net Impact Clubは多種多様なボランティア活動を中心にCommunityとの繋がりを持つことが出来ます).外との繋がりを大切にするKenan-Flagler Business Schoolの文化も隠れた長所の一つではないでしょうか?


Posted by U26

2008年9月24日水曜日

Chimney Rock Park

Class of 2010のEvance2010です。

先日(と言っても2ヶ月ほど前ですが、、、)、Chimney Rock Parkというところに行ってきました。
http://www.chimneyrockpark.com/index.php
North Carolina州の南西のはずれ、西はTennessee、南はSouth Carolinaとの州境に近いAshvilleという町のそばにあります。


この公園の目玉が、その名もChimneyと名付けられた突起した岩台なのですが、この頂点からは、遥か120km先まで見渡せるそうです。このChimneyはNorth Carolinaの地図の表紙にもなっています。
いや~なんとも壮観な眺めで、勝手に「アメリカ」を感じてしまいました。また、秋には紅葉で景色が一変し、それはそれはさらに美しいそうです。

アメリカは自然が豊富な上、歴史的建造物などが少ない為、こういった公園が観光の主役になりがちな訳ですが、この公園に対する投資利回りを歴史を紐解いて見てみましょう(細かいデータがないので非常に大雑把な計算しかできませんが、、、)。
もともとこの公園を最初に観光目的で営業したのはJerome B. Freemanという人で、1870年頃に400acresを$25で購入したそうです。
その後、Lucius B. Morseという病を患った医者が健康に良い土地を探し歩き、辿り着いたのがこのChimney Rock Parkで、Freemanから購入することをを決意したのが1902年、64acres分を$5,000で買収しました。
単純にFreemanの64acres分のコストが$25×64/400だとすると、Freemanの32年間の年複利投資利回りは約25%ということになります(データがないのでコスト、観光収入としてのインカムゲイン、税金などは無視してます)。当時のインフレ率など調べてませんが、まぁ悪くはない感じでしょうか。
さてその後、このMorseファミリーは数年かけて1,000acresまで拡大し、その後100年以上に渡ってこの公園を保有し続けます。そして、2007年、North Carolina州が、Morse家よりこの公園を$24millionで買収することになったそうな。なんと州の保有になったのはつい昨年のことなんですね!
Morse家が1,000acresまで拡大した時期と投資額が分かりませんが、単純にFreemanから買収した時とacreあたり価格が同じで時点も同じだと仮定すると$73,125ということになり、総投資額は$78,125になります。従って、Morse家の102年間の年複利投資利回りは約5.8%(引き続きコスト、観光収入、税金などは無視)。う~ん、この100年間のインフレを考慮するとイマイチな投資でしょうか。
さて、こんな話を一緒に行く人に話したら露骨に嫌われそうですが(笑)、MBA同士で観光に行くなら、こんなことを考えながら観光するのもオツなものかと?!。。。私は日本から遊びに来てくれた旧友と行ったので、もちろんこんな話は実際してません(笑)
そんな薀蓄はさておき、この公園までは同じ州内とはいえ、車で片道4時間位かかるので、公園近くの湖も楽しみつつ1泊で行くのがいいでしょう。Chapl Hill自体かなり癒し系ですが、さらなる癒しを求める人にはお勧めの公園です。
Posted by Evance2010

2008年9月23日火曜日

1年生の1週間

はじめまして。Class of 2010のT'sパパです。
Chapel Hillには妻と娘1人で住んでいます。
いずれ子育て環境についてはこのブログで紹介しようと思いますが、今日は1年生の1週間についてご紹介したいと思います。

UNCでは1年生の秋学期(Mod1&Mod2)は月曜日から金曜日まで授業があります。
(それ以降は基本的に金曜日の授業がない、と聞いています)
現在Mod1中ですが、以下の必修5科目とインターナショナル向けの1科目を受講しています。
・Financial Accounting(必修)
・Analytical Tools(必修)
・Microeconomics(必修)
・Financial Tools(必修)
・Leading & Managing(必修)
・US Language & Culture

私はMod1中は毎日8時から授業が入っていますが、途中の空き時間がないため、USLC(15時30分~)のある火曜日以外は12時20分までに授業が終了します。人によっては11時から授業が始まることもありますし、間に空き時間があるために8時スタートで15時20分終了ということもあります。(ちなみにUNCでは基本的に1コマ80分の授業です)
私の場合、授業終了後はスタディーグループで宿題の打ち合わせをしたり、家に帰って個人の宿題や翌日の予習をしたりします。朝が早いのは難点ですが、午後が有意義に使える点では今期のスケジュールは気に入っています。
宿題が多い時期には部屋にこもって夜中まで勉強することもありますが、多少でも余裕があるときは娘と遊んだり、サッカークラブの練習に行ったりしてリフレッシュしています。(勉強は大変ですが、大変すぎて死にそうとかいうことは決してありません 笑)


まもなくMod1が終了しますが、定量的な内容が多かったMod1に比べ、Mod2はより定性的な内容が増えるようですので、英語が不自由な私にとってはより過酷な8週間が待っていることでしょう。
Mod2での1週間はまた改めて投稿したいと思います。

ところで、2年生の1週間はどんな感じなのでしょうか?
同じ学校にいながら私も良くわかっていません。
どなたかが紹介してくれることを期待します!


Posted by T'sパパ

2008年9月17日水曜日

アメリカでみる金融大混乱



Class of 2009のM男です。
当事者にとってはいささか不謹慎かもしれないですが、アメリカでみる生の金融騒乱をお伝えすべく投稿します。

ご存知のとおり、リーマンブラザーズの破産をきっかけに世界の金融市場は大混乱に陥っています。先週週末からこのニュースがテレビや新聞で扱われ始め、刻々と変化する状況が生々しく伝わってきました。

始まりは、先週週末に開かれた米証券取引委員会(SEC)によるリーマンブラザーズの救済会議。会議にはバンクオブアメリカ(バンカメ)やゴールドマンサックス、シティーグループなどが参加し、リーマンブラザーズの救済について議論しているという報道でした。当初金曜日から土曜日にかけてはWallStreet Jouranlから伝わってくる報道は、買収についての楽観的な報道で、行方に注目していたものの、8月以来噂になっていたリーマンの身売り騒動がひと段落するなという程度でした。買収をする候補がバンカメとバークレイズキャピタルに絞られ、アジア市場の開始前にひと段落すると誰もが思っていました。

ところが、状況が変わったのがこちら時間で土曜日の深夜。WallStreet Journalの報道が一変して悲観的なものになりました。最後まで交渉についていたバークレイズキャピタルが、株主の合意が得られないということで買収をあきらめました。米政府による支援・保証がつかないということが最終的な引き金になったようです。これを機に報道は一気にリーマンの倒産報道に切り替わり、アジア市場の開始を前に日曜夜まで倒産の影響についての報道一色になりました。

案の定、開場したアジア市場は一斉に下げ一辺倒、ドルも3円ほど一気に売られアメリカ市場へとその影響が引き継がれていきました。リーマンの買収検討を行っていたバンカメが突然メリルリンチの買収を発表し、市場に一層大きな驚きを与えました。リーマンブラザーズに対する債権を保有する金融機関の株価が一斉に下がったのをはじめ、アメリカ最大の保険会社AIGが8兆円の増資を求めているという報道で一気に負の循環にはまっていきました。

おそらくここから先は日本でも報道されているとおりだと思いますので、ここから先はビジネススクールでの反響を書きたいと思います。


写真は、昨年リーマンブラザーズのNY企業訪問会で頂いた記念グッズです。UNCの学生にもリーマンブラザーズは人気就職先の一つで、今年の2月頃、リーマンブラザーズでのサマーインターンを勝ち取った学生は誇らしげに私に語っていました。ある意味「勝ち組」と思われていたわけです。米4位の投資銀行となるとそう思って当然でしょう。日本でも数年前まで拡大局面であった同社は不動産投資や投資銀行事業を中心に大きな収益を稼いでいました。

ところが、夏休みがあけてインターンから帰ってきたメンバー達はみなオファーをもらっているにもかかわらず、暗い顔をしていました。そして、今回の倒産に至り、月曜日の授業で隣に座ったそのメンバーの一人の友人はため息ばかりつき話しかけられる状況にありませんでした。

そして、火曜日、これとないタイミングでバンカメがリクルーティング活動のため、UNCで説明会を開きにきました。バンカメの本社はノースカロライナ・シャーロットにあり、UNCとバンカメは伝統的に親密な仲にあります。その経緯もありUNCからは毎年バンカメグループに大量の学生が就職します。今回の説明会は1年に1度、部門責任者から若手まで勢ぞろいする大規模な説明会。そこに集まったMBAの1・2年生は優に300を超える大規模なものになりました。(ちなみに1学年の学生は280人ほど)
年初にベアスターンズが買収され、今回リーマンが倒産、メリルリンチまで買収されるとなると、就職先が限られてくるので参加者数が増えるのも不思議ではありません。
しかし、大規模になったのはそれだけが理由ではないようでした。中には絶対金融志望ではない学生まで顔を出していました。今回の歴史的な出来事の生き証人としてバンカメのお偉いさんがどんなことを言うか聞いてみたかったのでしょう。

UNCをコア校として採用するバンカメの人事責任者は「こういう景気の中でも今後の関係を維持するために採用していく」と強調していました。また、現場責任者の一人は多少興奮気味に「バンカメはサブプライムの影響をWallStreetのなかで最も受けなかった銀行だ。メリルの買収はWallStreetを救うために、アメリカ経済を救うために我々が行動した。」とスピーチ。さすがにこれには嘲笑も漏れ、他の責任者が多少なだめる感じのコメントをしていましたが、一寸先が読めない現在の状況はたとえ買収側であったバンカメの社員も決して楽観視していないはずです。

今回の混乱でニューヨークの雇用が数万人単位で失われ、税収も一気に落ち込むといわれています。当然学生の就職活動にも大きく影響するでしょう。私が学部時代に長銀や山一証券、日債銀など、が次々と倒産・国有化され、大学の先輩達が職を失い、この後どうなっていくのだろうと不安に思ったことを思い出します。しかし、この歴史的な瞬間をアメリカで生で見られていることこは、何よりもいい勉強になっているのではないでしょうか。

Posted by M男

2008年9月13日土曜日

Golf

Class of 2010のEvance2010です。

今日同級生とゴルフに行ってきました。
(今日行ってきたのはここです→ http://www.thepreservegolf.com/)



North Carolinaは気候が温暖ということもあり、ゴルファーにはとても恵まれた環境で、ゴルフが盛んな州の1つでもあります。州内には全米オープンで使用されるようなコースもあるそうです。

こちらでのゴルフの魅力は、なんといってもゴルフ場までのアクセスのしやすさと値段の安さでしょう。
今日行ったところではありませんが、UNCが保有するゴルフコースであれば、アパートから車で10分程で着きますし、平日の夕方スタートであれば、$19(カートなし)でプレイできます。週末カート付でも$50ほどです。決して安かろう悪かろうではなく、コースのクオリティはかなり高いと思います。
ちなみに今日行ってきたところは、車で25分位のところで$50(カート付)でした。

日本では朝早くに起きて1~2時間かけてゴルフ場に向かい、帰りは渋滞に巻き込まれて帰ってくる頃にはすっかり夜、というのがよくあるパターンですが、それに比べるとこっちではかなり気軽なスポーツだと感じられます。
また、日本ではゴルフというと若干敷居の高いスポーツのように感じる方もいるようですが、こちらでは女子大生がカートを使わずにバッグを背負ってプレイしている姿なども見受けられます。

こんな環境なので、勉強の合間を見つけてゴルフに行ったり、ゴルフ未経験者の同級生もこれを機に始めようと考えている人も多いようです。

ゴルフ好きの方も、これから始めようと思っている方も、全然興味がない方も(?)、一度はNorth Carolinaの青空の下、ゴルフを体験されてみては如何でしょうか?

Posted by Evance2010

2008年9月11日木曜日

What you need in business school


Class of 2010 の
*涼です。

UNCに来てはや2ヵ月になりますが、私がこちらに来て人生で初めて経験したことの
ひとつが、「車を買う」ことでした。
日本で免許を取って約10年、殆ど運転したことがありませんでした。。
東京ではそれが普通でも、ここはアメリカ、そんなことは言っていられません。
学校に通うのにも、買い物に行くのにも車があったほうが断然便利になります。
そんなわけで人生初のマイカーをGETし、運転の練習に励んでいます。
左ハンドルの右走行、ウインカーを出すはずがワイパーをつけてしまったり
すると、ものすごくテンパります。おそろしいことこの上ありません。。
でも、きっと日本に帰ったらまたしばらく車を持つことはないと思うので、
自分の車にすごく愛着を感じています。(そのわりにあんまり乗ってないケド。。)

アメリカは車社会で、車ナシで過ごせる街は非常に少ないと思います。
日本で運転しなかった人にとっては多少面倒なことですが、
それもこの国の仕組みを理解するということのひとつだと思っています。
MBA留学を考えているみなさん、日本で運転の練習はしっかりして来てくださいね!
(写真は私の愛車です(笑)KFBSの学生が多く住んでいるアパート内で撮りました。)

Posted by *涼