2014年6月9日月曜日

Legacy Cupについて


Class of 2015Yuyaです。

アプリカントの方々も進路がそろそろ決定し、渡米準備にバタバタされていると思います。

最後の仕事を終えて、万全の体調で渡米できることを祈っております。
 
さて、今回は「Legacy Cup」について書きたいと思います。

UNCではLegacyという約35名からなるクラスに分けられて1年生のコアの授業については同じLegacyの仲間ともう1つ別のLegacy2つのクラスを合同して授業を受けることになります。科目ごとに合同で受けるLegacyは異なるため、全てのクラスの人と知り合いになることができます。ちなみに5人~6人で組まされるStudy Groupのメンバーは全員同じLegacyに所属します。

授業を一緒に受けるだけでも知り合いは増えるものの、なかなか深い関係になるのは難しいため、「Legacy Cup」というクラス対抗のイベントが開催されます。「Legacy Cup」はだいたい月1回の頻度で開催されるのですが、イベントの例としては「キックベース大会」、「カラオケ大会」、「ボーリング大会」などが挙げられます。各イベントで順位が決められ、順位に応じてLegacyにポイントが与えられ、全てのイベントを終了した時点でのポイントで最終順位が決定されます。

Legacyにはこのイベントに勝つためにLegacyをリードする「Legacy Co Captain」というポジションがあり、このポジションに2人のメンバーがクラスで選ばれます。私は入学当初にこのポジションに立候補をして幸運にも選ばれたので自分のLegacyを引っ張る役割を担っています。このポジションの役割としてはクラスメートのイベントへの参加率を高めたり、イベントで勝てるように戦略を立てたりすることです。1年生は授業に就職活動にと多忙なため、参加率を高めることは思った以上に大変です。一人一人に声をかけて、イベントのおもしろさや、その人がいることでさらにイベントが盛り上がる旨を伝えることで参加率を高める努力をしました。

イベントの中でも特に大変なのが「カラオケ大会」です。カラオケ大会では各Legacyが自分達で2曲選び、ステージで歌うだけでなく、ダンスをして教授にそのパフォーマンスを評価されて順位が決められます。12月最初の週に開かれるのですが、1年生にとっては1番つらいMod2に開催されるだけでなく、就職活動も本格化しているため、クラスメート全員が非常に忙しいタイミングに開催されます。さらに振り付けも全て自分たちで考えるため、多くの練習時間を割く必要があります。

私のLegacyでは平日の昼休みや夜遅い時間だけでなく、週末も集まってダンスの練習をしておりました。さらに個人的な話ですが、私は121日に日本で自分の結婚式を予定していたため、さらに時間的につらかったのですが、日本に滞在中もダンスの振り付けを頭で復習をしたり、衣装の買出しをメンバーに指示したりしておりました。当時は勉強だけで忙しいのに、何故カラオケ大会で踊らないといけないのだともはや楽しみから怒りに変わりそうでしたが(笑)、実際にイベント終了後にはクラスメート同士の結束は強いものになり、さらに仲良くなることができました。
このようにLegacy CupUNCが生徒同士の関係を深めるために工夫している1つのイベントであり、課外活動でもチームワークを学ばせようとするのはUNCGeneral Managementプログラムの特徴であるように思います。
 
Legacy Cup/Kick Ballでの写真】