2009年4月30日木曜日

ファイナンス専攻

こんにちは、T郎です。

いよいよ卒業間近となって来ました。今、明日の最後の試験に向けて勉強している最中ですが、勉強が思ったほど大変でないので、このブログを書いています。

私はこの2年間ファイナンスとマーケティングを専攻してきましたが、外部の方から見るとUNCはファイナンスというイメージが非常に薄いのではないかということが気になっていました。受験される方の志望理由もゼネラルマネジメント、マーケティング、サステイナブルエンタプライズ等を理由に挙げる方が多いのですが、私は、ファイナンス系の科目も充実していると思います。ファイナンスを勉強したいのでUNCを受験する、という志望動機の方が増えるように願いつつ、どのような授業があるのか紹介したいと思います。

分野ごとの科目一覧を写真で添付しました(クリックしてみてください)。便宜上、1年目・2年目で分類していますが、大半の科目は1年目でも2年目でも受講可能です。私も、写真で1年目に分類した授業で2年生の時に受講している科目もありますが、より基本的と思われるものを1年目に分類したつもりです。興味のある分野の科目については、Kenan-FlaglerのHPや日本人向けHPで確認していただければと思います(Real estate系の科目も多数ありますが、私は受講していないので割愛しています、ご了承ください)。

一般企業の財務やM&A等に興味のある人はアカウンティング系とコーポレートファイナンス系は漏れなく受講しそれ以外の科目は余裕があれば受講する(専攻は「Corporate Finance」になります)感じになり、資産運用やトレーディングに興味のある人はインベストメントマネジメント系と個別の資産に関する科目を中心に受講する(専攻は「Investment Management」になります)という感じになるかと思います。尚、1Modあたり通常4~5科目程度受講するのが一般的(2年間で最大40科目程度)で、必修の13科目を除くと、最大27科目程度受講ができる計算になります。

最後に、お勧めの科目をいくつか記載したいと思います。
1.Fundamental Principle of Corporate Finance + M&A + Applied Corporate Finance
  この3つの科目は、企業価値の評価がメインのテーマになり、それにプラスして資金調達の手法や、買収防衛策、資本政策などが付加されています。どの授業も講義とケースのバランスがよく、講義で習得した内容をケースに当てはめてみることで、バリュエーションの経験を積み重ねていくことが出来ます。短期的なキャッシュマネジメントの手法などを取り上げた授業があればよりよかったと思いますが、それを除けば、この3つの科目で概ね企業の財務活動が網羅されていると思うので、ファイナンス専攻以外の人にもお勧めです。

2.Complex Deals+Topics in Advanced Financial Reporting
  この2つの科目では、連結決算・合併会計、ストックオプション、税効果会計、リース・デリバティブ・証券化・年金等のオフバランス取引を詳しく学習します。最近の企業の財務活動とそれに伴う会計処理は高度化しているので、従来的な在庫・売掛金等の基本的な会計処理の理解だけでは、財務諸表を理解することは難しいと思います。GAAPの会計基準は日本の会計基準と概ね一致しているので、この2つの授業を受講すれば、日米双方の財務諸表を読み解く力、ある取引が決算に与える影響を推定する力を養うことが出来ます。

3. Private Equity
 私は金融機関に勤めていましたがPEとは縁のない仕事をしていたので、この授業出始めてPEの資金調達、投資手法を学びました。授業の大半はゲストスピーカーで、PE・VC(カーライル、地元の小規模VC等)やPEへの出資者(ノースカロライナの年金ファンド、大学など)など多数のゲストが招かれ、プライベートエクイティの活動を内側・外側から学ぶ良い機会になります。最後にPEが一般企業を買収・売却した事例を自分で探し、取引の内容、動機、取引により得た利益などを分析するという課題がありましたが、財務諸表や雑誌記事を読み込んだ上でいくつかの仮定を置き、数量的な分析を行う必要があったので、この2年間で一番時間の掛かった課題でした。

それでは。

2009年4月26日日曜日

Beer "Case Competition"

Class of 2010のU-26です。

ビジネススクールには,IBM Case Competition, Deloitte Case Competitionなどと言った大企業が主催するケース・コンペが数多くあります。ケース・コンペを通じて学びの場を提供することももちろん目的の一つですが,最大の目的は優秀な人材を発掘することにあり,上位表彰者にはサマーインターン,フルタイムのオファーが出されることもあります。

そんな中,Kenan-Flagler Business Schoolのクラブの一つであるMBA Beer Clubが主催する一風変わった"Case Competition"を紹介します。

Beer "Case Competition"はいわゆるCase CompetitionのようなCase分析をおこなってプレゼンをするというものではなく,ビールを自分達の好みで醸造し,商品コンセプトにあったラベルをデザインし,審査員であるMarketingの教授陣にセールスピッチをおこなうという一連の流れの中で,ビールの出来&Marketing skillを競います。

"今しか出来ない経験"(日本ではアルコールの醸造が法律上禁じられているため)という言葉に弱い私は興味を大いにそそられ,日本人在校生6名でチームを組み,Case Competitionに参加表明をしたのです。

日本人チームらしく,コンペの約1ヶ月前から入念な打ち合わせを実施し,商品コンセプト,コーポレートロゴ,商品名・ラベルを完成させました。日本人チームの特色を生かそうとのアイデアから出た商品コンセプトはずばり"緑茶ブレンド健康ビール"。さっぱり系のビールに緑茶成分と香りを添加しようということでベースにはKolschを選びました。このコンセプトに沿ったコーポレートロゴ,商品名にすべく作られたラベルはこれ!Class of 2010のMskyさんを中心に作り上げた会心の作です。
次はいよいよビール造り。
ビール造りは使用器具の完璧な洗浄・消毒から始まります。使用原料が有機物であることはもちろん,アルコール発酵の働きを担うビール酵母が微生物であることから,ほんのわずかの細菌も腐敗の原因となるため細心の注意が必要です。醸造自体は市販のビール・キット(麦芽,ホップ,酵母など必要なものが全て同梱。約$30)を購入すれば初心者でも簡単に出来ますが,年季の入ったベテランは全ての原料を自分でチョイスし,様々な工夫を加えるとのこと。今回は初めての醸造ですので,初心者コース(ビール・キット)を選択しました。

3月29日に仕込んだビールの発酵を気に掛けつつ待つこと10日間,ついにボトリングの日を迎えました。今回のビールではこの時点で既に4.5%程度のアルコール度数に達しているのですが,醸造バケツからボトルに移し変え,ビール酵母の餌となる砂糖を添加して栓をすることで炭酸ガスを含有させる必要があるのです。そして更に待つこと2週間,ついに私達の"O-CHA!"が完成したのです。試飲用に冷蔵庫で冷やしたボトルを開ける瞬間,私達の間に異様な緊張感が漂いました。そして,栓が開いた時に聞こえた"プシュ"という音,グラスに注いだ時に琥珀色の液体の上に白く泡立つ様は正真正銘のビール!一同,感動の一瞬でした。

4月22日に開催されたBeer Case Competitionでは,地元ブランドであるCarolina Breweryから審査員を招き,風味,飲みやすさ,革新性などを評価してもらいました。その結果,何と初挑戦にして6チーム中2位に!唯一のInternational teamであること,日本的発想を前面に出した上でなお高評価を受けたことなどを考えると大成功だったと言えるでしょう。

早くも我々SAMURAI BREWERYメンバーの間では,次作についての構想が膨らみ始めています。Beer Case Competitionに限らず,折を見てビール造りを楽しみたいですね。そして,来年のBeer Case Competitionでは是非優勝を狙いましょう!
Posted by U-26

2009年4月21日火曜日

Experience Weekend

Class of 2010のT’sパパです。今日はこの週末に行われたExperience Weekendについて書きたいと思います。

Experience Weekendとは、UNC Kenan-Flaglerに合格された方を対象に行われるイベントで、学校のカリキュラムやクラブ活動・日々の生活などについてもっと知ってもらおうというものです。UNCへの進学を決めた方だけでなく、まだ迷っている方も中にはいるので、UNCの魅力を最大限にお伝えして、進学を決意してもらおうという意味合いもあります。 キャンパスビジットでは世界中からアプリカントの方がいらっしゃいますが、合格後のこの時期はさすがに海外からの渡米は難しいということもあり、参加者約150名はほぼアメリカ在住の方でした。

プログラムは金曜日午前中の運動系クラブの練習参加から始まり、午後の在校生が多く住むアパートAlta SpringsのプールサイドでのBBQ、夜のパーティー、土曜日のパネルディスカッション、コンセントレーションの説明、またまたパーティー、日曜日のWomen in Businessのブランチという盛りだくさんの内容です。(写真は土曜日夕方にMcColl Building/Koury Auditorium前で行われた、“The Taste of Carolina”というパーティーの様子です)

私は土曜日の昼間に行われた、Students with Partners/Familiesというテーマのパネルディスカッションにパネラーとして参加しました。同級生から誘われたときは正直ひるんで、「あまり貢献できないと思うけど」と言ったのですが、その後思い直して参加することにしました。(MBAで日本人がよく言われる「コンフォートゾーンを出ろ」というやつに背中を押された感じです 笑) 内容としてはパートナーの日々の生活や子供の幼稚園・学校に関すること、どうやって勉強時間を確保するかなどでしたが、学生本人だけでなくパートナーの方もたくさん質問されていたので、他のパネルとは違ってパートナーの方にも満足いただける内容だったのではないかと思います。私自身は、手も上げずにどんどんしゃべる他のパネラーにおされて、司会から振られないとなかなかコメントできなかったので、もっと精進しないといかんなぁと思い知らされました。でも終了後には私を誘ってくれた同級生から“You did a great job.”と言ってもらえたので、(お世辞でも)ほっとしました。ま、彼女が何よりも評価してくれたのは、妻・娘をその場に連れて行ったことでしたけどね・・・。UNCがファミリーフレンドリーな学校である印象を与えられたと思うとのことでした。(私自身は、娘がパネルディスカッション中に教室の中を歩き回っていた時はかなりヒヤヒヤしましたが・・・) なにはともあれ、とてもいい経験になりましたし、参加して良かったなと思いました。

その他、金曜日のBBQや土曜日夕方のパーティーにも参加し、Prospective Studentsとお話をしたり、同級生と話をしたりと、忙しいながらもなかなか楽しい週末を過ごしました。日本人でUNCに合格された皆さんとも、チャペルヒルでお会いできるのを楽しみにしています。

Posted by T’sパパ

2009年4月18日土曜日

Asia Night

Class of 2010 の *涼です。

4月の初めにAsia Night というイベントがあり、私たち日本チームも
参加してきました!

このイベントはIBA(International Business Association)が主催し、
アジア各国の学生のボランタリーな参加により成り立っています。
出し物は、traditionalな食事と、パフォーマンス(劇、ダンス、プレゼン、楽器演奏など) ということで、日本チームは寿司(アウトソース)とダンスで勝負しました。 忙しく時間もない中、1年生7人で集まって練習するのも難しく、
「練習初日には一通り踊れるようになってくるように!」との
鬼のような指令がくだり、筋肉痛になりながら自主練を重ね、合同練習初日の
前の晩は大変なプレッシャーを感じたくらいでした 笑。
みんな勉強と同じくらいマジメに練習してくるのはさすがです、本当に。。

踊りだけではなく、スライド、DVD、衣装と細部にこだわった甲斐もあり、
当日は大成功に終わりました。見に来てくれた同級生からも、良かったよとの
言葉を沢山もらいました。日本人というとどちらかといえばマジメなイメージ
なのではないかと思いますが、そんなイメージをくつがえすインパクトが
あったのではないかと思っています。何よりも、私たち自身が当日は楽しんで
パフォーマンスすることができ、達成感を感じられたことが良かったと思います。
今回リーダーのT’s パパさんはじめ、皆さんお疲れ様でした!


腰痛との戦い、どじょうすくい。
http://www.youtube.com/watch?v=08X1s5O4ElI
オリジナリティあふれる阿波踊り。
http://www.youtube.com/watch?v=EDksK2msTI0&feature=related
そして渾身のパラパラ。
http://www.youtube.com/watch?v=GWHs1oS3WRc

Posted by *涼

2009年4月16日木曜日

Sumo Night!

Class of 2010のKarinです

当ビジネススクールでは毎週木曜日がSocialの日となっており、毎週色々なイベントが行われます。

先週はSumo NightというSocialが行われ、人生初となる相撲レスリングを経験しました。

土俵と↓にあるお相撲さんの着ぐるみ(10キロくらい&かつら付き)が用意してあり、'Ready, Go!'ではじまりです。



私は友達と3試合取り組み、日本の相撲では見られない激しいタックルにあい、日本人としたことが1-2で負けてしまいました


試合後はみんなでビールを飲みながら、他の試合を観戦しました。
毎週工夫を凝らした色々なSocialがあり、授業以外で友達とわいわい騒げるとてもとても楽しい時間です。


ところで、相撲とりに挑戦してみた他にも、お寿司を作れるようになったり、浴衣を一人で着れるようになったり、阿波踊りやパラパラを踊れるようになったりと、アメリカに来て初めてできるようになった日本っぽいことがたくさんあります。

日本を伝える伝道師としてこれからも、様々な日本の文化に挑戦していきたいと思います。

Posted by Karin

2009年4月15日水曜日

Chapel Hillのくるま事情

Class of 2010のZi-coです。

そろそろClass of 2011の合格者も出揃いつつあり、渡米に向けた準備を始めているころと思いますので、チャペルヒルの車入手事情について書きたいと思います。車の入手方法については、大きく分けると、①新車②リースカー③レンタカー、および中古車があると思います。中古車購入については、UNCの日本人ホームページに、個人売買も含め載っていますのでそちらを参考いただくということで、①~③についてです。http://public.kenan-flagler.unc.edu/mba/JapaneseApp/09ar/09ar.htm

①新車購入
購入価格は中古車より高いですが、売却価格は日本ほど値崩れがなく、2年間でのトータルコストでは中古車より得になることもあります。以下、日本車を中心にメーカー別に紹介します。

  • トヨタ(http://www.toyotaofdurham.com/
    アメリカでも大人気のトヨタです。チャペルヒルから車で15分くらいのところに、Marc Jacobson Toyotaという大きなディーラーがあります。
    ・カローラ:言わずもがなの日本の代表的大衆車です。日本のモデルと少し異なりますが、大体$15,000~20,000程度の予算です。
    ・カムリ:アメリカで最も人気のあるセダンで、予算は、$20,000~30,000の範囲です。
    ・シエナ:ミニバンがほしい方にはお勧めです。おそらく日本ではかなり大きい部類に入るミニバンだです。予算は、$25,000~38,000くらい必要です。
    ・ヤリス:日本名はヴィッツです。トヨタ車の中で最も小型で、予算も$12,000~16,000くらいと、お手ごろです。
    ・その他、RAV4、プリウスなど日本人にもおなじみの車種が多数あります。また、高級ブランドとしてレクサスがありますが、ご存知のとおり余裕のある方向けです。
  • ホンダ(http://southpointhonda.crownauto.com/Default.aspx
    トヨタに次ぐ人気のホンダです。チャペルヒルとRDU空港の間にCrown Hondaというディーラーがあります。
    ・シビック(写真):日本での人気はイマイチですが、アメリカではかなり人気で、私が聞きに行った時は2,3ヶ月待ちといわれました。カローラ同様日本とは異なるモデルです。予算的には$16,000~24,000程度です。
    ・アコード:トヨタカムリの対抗車種です。予算は$21,000~31,000程度です。
    ・その他、CR-Vやオデッセイなどの車種があります。レクサス同様高級ブランドとしてアキュラがあります。
  • ニッサン(http://www.toyotaofdurham.com/
    Marc Jacobson Toyotaよりチャペルヒル側に、Michael Jordan Nissanがあります。ちなみに、アメリカの車ディーラーショップの多くは、有名人の名前がついています。一番コンパクトな車種は、セントラという車種で、トヨタカローラに該当する、いわゆるコンパクトセダンで、$17,000~22,000程度です。その他、ミニバンやセダンがありますが、日本と共通の車種は比較的少ない気がします。
  • スズキ(http://www.autotropolis.com/car-dealers/mark-jacobson-suzuki-15055/
    Marc Jacobson Toyotaの並びにMarc Jacobson Suzukiがあります。品揃えは少ないですが、SX4というコンパクトセダン(あるいはハッチバック)は、比較的安価で$13,000程度から入手可能です。
  • ヒュンダイ(http://www.hyundaioutletstore.com/
    ブランド力は劣りますが、コストパフォーマンスにかなり優れます。韓国人のみならず、アメリカ人にも人気で、街中でもちらほら見かけます。
  • その他:マツダ、スバルのほか、USのBIG3メーカー、およびヨーロッパのBMW、フォルクスワーゲン等のディーラーがあります。

②リースカー
24ヶ月など比較的長期間のリースが前提になります。私の場合、派遣元企業からリースのみについて補助が認められるので、リースカーを入手しましたが、そうでもない限りかなり割高です。また、リースに際しては、大多数のメーカーでSSN(Social Security Number)を求められます。9.11以降、基本的に留学生に対してSSNが発行されないので、リース契約は実質不可能かと思われたのですが、交渉社会アメリカでは何とかなるようです。実際、私は上記の複数のディーラーを回って粘り強く交渉をし、最終的にトヨタでリース契約の了解をもらいました。24ヶ月契約で、値段は新車購入価格の7割くらいとかなり割高ですが、オイル交換が無料だったり、メンテナンスに関しては安心できるのがメリットです。


③レンタカー
日・週単位あるいは、1,2ヶ月単位だとレンタルという選択肢があります。例えば、米国到着に際し、空港でピックアップして、生活セットアップや車入手までの数日間レンタルするというのが考えられます。RDU空港には、Hertz, Avisなど大手のレンタカー業者があり、到着ターミナルから無料送迎バスによって各社の貸し出しオフィスに行くことができます。予算的には、車種にもよりますが、コンパクト車で$50/dayあるいは$300/weekくらいから、ミニバンで$500/weekからといったところです。私の場合、リースカー契約まで2ヶ月間レンタルをしていましたが、月単位で借りたので、多少のディスカウントがあり、$1,000/month程度でした。

アメリカ全土で2億台以上の車が走っていると言われています。チャペルヒルでの生活にも車は必須です。渡米の際には、クルマ選びのスケジュールも考慮した日程を組まれることをお勧めします。

Posted by Zi-co

2009年4月12日日曜日

NCAA Championship


Class of 2010 の *涼です。

我らがTarHeels が、4月6日Men’s BasketballのNCAA Tournament (全米選手権)にて2005年以来5度目の優勝を飾りました!
(ブログでのご報告が遅くなり申し訳ありませんでした。。)
TarHeels、本当に強かったです!!こんなに多くの感動を与えてくれたバスケチームに心から感謝です。1週間たった今も、Chapel Hillはまだまだ優勝の歓喜で満ちあふれています。

でも、個人的にはこれでHansbroughも見られなくなってしまうのかと思うと、かなり寂しいです。。。


(トロフィーの写真撮ってきました!)

Posted by * 涼

2009年4月7日火曜日

Mr. McColl

Class of 2010のEvans2010です。

先日Investment Bankingの授業にゲストスピーカーとして元Bank of America CEOのHugh McColl氏がいらっしゃいました。
このMcColl氏、UNCのBSBA(Undergraduateの経営学部)出身で、UNC Kenan-Flaglerの建物McColl Buildingの名前の由来主でもあります。

内容は投資銀行論というよりは、金融機関経営におけるリーダーシップ論が中心の内容で、時事ネタも多数交えて大変勉強になりました。

一番印象に残ったのは、買収したメリルリンチのとの統合作業に関する話です。
もちろん氏は既に引退していて、現在はMcColl PartnersというIB firmを経営しており、実際に統合作業に携わっている訳ではないですが、氏の描く統合の進むべき方向性には説得力があり、内幕が垣間見れたような気がします。

どうも、メリルの持つ先端金融技術に基づいた金融商品をBOAのリテール網へ(Bank of America Securitiesを含む。)クロスセルしていくことは考えていないようで(やったとしても大した効果はないと考えているようです。)、如何にBOAの投資銀行部門とメリルの投資銀行部門を融合させシナジーを発揮していくかという部分が今回の統合のポイントだと考えているようです。

私たち生徒とのディスカッションの中では、BOAとメリルというカルチャーの異なる組織を如何に融合させていくのか?など、活発な議論がなされ、貴重な体験をさせてもらうことができました

このInvestment Bankingの授業、McColl氏以外のゲストも毎回のように大物揃いで大変興味深いので、またの機会に紹介させてもらいます。

Posted by Evans2010

2009年4月5日日曜日

合格発表と進学決定

Class of 2010のT'sパパです。

UNCの3rdラウンドの合格発表が出て、はや2週間が経ちました。

私は1年前の同じタイミングで合格をもらったので、あれからもう1年が経ったかと時の経過の速さを感じずにはいられません。
あの頃は入学を許可してくれる学校があったことに対する安堵感と、初めてのアメリカ生活に対する不安がごちゃまぜになりながら、ビザの取得や引越しの準備に追われ、また会社の仲間や大学時代の友人と毎日のように飲み歩くという生活をしていました。この夏から留学される方々も日本での残り少ない生活を十分に楽しんでいただけたらと思います。

UNCを進学先に決めるまでは多少迷いましたが、学校自体のプログラムはもちろん、ビジットした時の学校や町の印象、妻と子供とともに生活するための環境などの方がより大きな要因となりました。
学校を選ぶ際の決め手は人それぞれ違うと思いますので、現在進学先を迷われている方は自分にとって何が大事なのかを十分吟味した上で決められるのが良いと思います。その上でUNCを選んでいただけたら最高です。
もし学校や生活の情報が足りないということで迷われているということであれば、在校生一同サポートさせていただきますので、UNC_MBA@hotmail.comまで何なりとご質問ください。

Posted by T'sパパ

GIE Brazil ~Natura in Sao Paulo編~


Class of 2010のKarinです。
遅くなってしまいましたが、3月に参加したBrazil GIEについてお話したいと思います。
4日目に行ったNaturaは化粧品会社でアメリカでいうとAmway やAvon、日本でいうとしなりーと同じビジネスモデルをとっています。店頭販売やカタログ販売加えて、コンサルタントと呼ばれる女性中心の営業部隊が化粧品を自分たちの地域に売ります。
お土産でもらったクリームと石鹸→

工場全体は広大な土地を使い、さまざまなSusutainabilityに対する取り組みが行われています。例えば、駐車場のライトや空き地にはソーラーパネルが設置され電気を自給し、トイレの水は工場で使用した水を再利用して使い、またガラスが埋め込まれた壁は太陽の反射によって昼間中は電気を使わないといった様々な工夫がなされています。また、社員に対する福利厚生もしっかりしており、育児所、社員のリクリエーションセンター、すべてただで食べられるというとてもおいしい社員食堂も見学させてもらいました。日本ではなじみのある社員食堂についてはアメリカ人の友達と話したところ、食堂が会社の中にあるという企業はほとんどないそうで、googleが唯一思いつくところとのことです。

企業訪問がGIEの本来の目的だったのですが、私的には毎晩クラスメートと飲んで踊ったことが、最高の思い出でした。アメリカスタイルの飲み歩き(バーを転々とし、最後はダンスでしめる)を学び、アメリカ人の友達には日本式飲み方’Kam -Pai’ を伝えることができました。

出発当日に食中毒にかかり、3日遅れの参加でしたが、最高の思い出と最高の友達を得ることができました。GIEはお金はかかりますが、自分で行く旅行では体験できない学びや楽しみをクラスメートと得ることができたので、超おすすめです!

Posted by Karin

2009年4月2日木曜日

いざ出陣!

Class of 2010のU-26です。

4月1日午後7時前、Managerial AccountingのMidtermに向けて机に向かっていた時のこと。
窓の外が何やら騒がしい。
筆を休めて窓外を眺めると、Dean Smith Center前にCarolina Blue一色の人だかりが!
「これは何か起きるな」と思い、ビデオ片手に見張っていると一台のバスが到着。
と同時にDean Smith Centerから黒いスーツを身にまとった勇姿が!

そう!4月4日のFinal Fourに向け、選手たちがデトロイトに旅立つ瞬間だったのです。
Hansbroughを先頭に、途中ファンと握手、抱擁を交わしながらバスに乗り込んで行きました。

必ずやVillanovaを蹴散らして4月6日のFinalまで行ってくれるでしょう!
週末が待ち遠しい。
Go Heels!



その時の映像です。
ちなみに画面右下に写る黒のBMW7シリーズがRoyの車。
なかなか良い報酬をもらってるようですね。

Posted by U-26