2011年5月18日水曜日

GIE (Global Immersion Elective) – Turkey & Croatia

Class of 2012 のTEです。

4月末でMOD4のファイナル期間が終わりスクールはサマーブレークに突入しました。私はその翌日からGIEと呼ばれる2週間の海外研修型プログラムに参加し数日前にチャペルヒルに帰ってきました。GIEのいくつかのプログラムはスプリングブレーク中に実施され、今回は中国、南アフリカ、トルコ&クロアチアの3プログラムが実施されました。私はそのうちのトルコ&クロアチアGIEに参加しました。

MOD4中に行われた4回計12時間のプレクラスでは、UNCおよびDUKEで当地の経済・文化等を研究している人がスピーカーとして登場し、歴史的背景を含めて現在の経済・政治情勢についてレクチャーしてくれました。かねてよりトルコのいわゆる世俗主義の実情について大いに興味をもっていたため、トルコ人研究者の「本音」を交えた説明を聞けたときはとても興奮しました。

現地滞在中は会社訪問がスケジュールの中心となり、合間の時間を埋めるように観光とフリータイムを楽しむ時間がありました。
①大規模コングロマリット、自動車、観光ホテル、マリーナ、飲料、ワイン、菓子、香料、サッカークラブという幅広い業種に渡った会社訪問を通じたビジネスの実情に対する理解、
②シンクタンク、大学、行政府、アメリカ領事館訪問を通じたマクロ的視点からの補強、
③観光や現地住民との交流を通じた文化の理解、
の3つが有機的に組み合わせることがGIEのプログラムとしての価値を高めているように感じました。

一方で2週間の旅程を14名のクラスメートと行動をともにしお互いを良く知るようになったこともGIEの本質的部分であったと感じています。日本人留学生としてクラスメートとの文化的バックグラウンドが大きく異なる自分にとっては、むしろそれが最も価値あることではなかったかと感じています。

GIEは事後レポートの作成・提出をもって締めくくられます。提出期限は帰国後3週間以内。時間的な余裕は十分にあるので旅行の余韻に浸りつつ、現地で書いたメモを見直しながらレポートのためのリサーチに取り掛かったところです。