2020年3月3日火曜日

進学先選びに関し、UNCの魅力をお伝えします

Class of 2021 THです。
3月に入り、Applicantの皆様は進学先の検討を本格的に進められている頃かと存じます。第一志望校から合格をもらえた方は悩むことも少ないかと存じますが、志望度が近しい学校から複数合格をもらった方は、様々な観点から進学先を検討することと思います。そこで本日は、進学先決定の一助になればと思い、私自身が体感しているUNCの魅力を様々な観点からお伝えしていきます!(あくまで私個人の私見ですので、その点ご容赦ください)

Academic
① General Managementの強さ
UNCHealthcareに強みのある学校、と評価されます。この点は全くもってその通りであり、学部・MBAを含めUNCHealthcare分野は全米でも間違いなくTOPレベルです。そのためHealthcare志望の生徒が多数いることも事実です。では一方でその他の分野は弱いのか、と言ったらもちろんそんなことはありません。私個人はUNCGeneral Managementの強さに惹かれ入学を決意いたしました。UNCLeadership教育に力を入れており、一年時からLeadershipのクラスを受講し、様々な場面でアウトプットする機会を設けてくれます。また、UNCの生徒数は大型校と比較しそれほど多くないため、希望する授業は人気のある授業でも受講するチャンスは高く、幅広い分野の講義を受講することができます。私はMBA一年目の後半のセメスターでは、アントレ・マーケティング・ヘルスケア・ファイナンスの講義を選択しており、二年目も一つのConcentrationに絞ることなく、幅広い知見を習得することで、General Managementをより強化したいと思っています。

ASW(サマースクール)の手厚さ
UNCMBA本プログラムは毎年8月初旬に開始しますが、一年目のプログラム開始前の7月に約3週間に渡るASWと言われるサマースクールが開講されます。ASWは完全任意ではありますが、今年は一年生約250人のうち150人が参加しました。ASWではMBAの基礎知識となるFinance, Accounting, Data Analyticsの基本を学べるほか、同級生とのネットワークイベントも多く開催され、本プログラム開始前に多くのクラスメイトと親交を深めることができます。3週間みっちり講義をしてくれるため、私のようにFinanceAccountingのバックグラウンドがない人間でもスムーズに本プログラムに入ることができます。他校と比べても3週間の長期サマースクールは非常に魅力的だと思います。また、このASWはインターナショナル生向けのものではなく、多くのアメリカ人も参加するため、ASWの期間中から早速ハイレベルなグループワーク、ディスカッションを経験することができる点も非常に魅力的です。

③クラスサイズ
UNCMBA1学年約250人前後です。このくらいのクラスサイズだとほぼ全員の顔と名前が一致し、一人ひとりのクラスメイトと深く関わることができます。アメリカでMBAを学ぶメリットの一つは間違いなくDiscussionNegotiationスキル等のソフトスキル向上だと思いますが、クラスメイトと深く関わることでこのような点を格段に向上させることが可能です。また、クラスサイズの割に海外プログラムや課外プログラムの枠が多く設定されており、自身の希望するプログラムへの参加チャンスが高い点も魅力的です。

Culture
UNCCultureとしてCollaborativeである、ということを耳にするかと思いますが、私個人としては、生徒だけでなく、スタッフや教授も含め、UNCにはCollaborativeCultureがしっかりと根付いていると感じます。他校のMBAプログラムを経験したことがないので相対的な比較はできませんが、間違いなく学校のCultureとしてCollaborativeは挙げられます。上述したクラスサイズも影響しているのだと思いますが、生徒同士がお互いをしっかり認識しているため、互いの状況を把握した上で助け合う(苦手分野は教えあう、Recruitingや個別事情で忙しいグループメンバーの負荷を軽くしてあげる、等)ことが自然にできる人間が多いと感じます。この風土のおかげで常にWelcomeな雰囲気を感じることができ、とても良い環境で勉強に打ち込めます。

UNCCultureを語る上で外せないのが、やはり学生スポーツです。特にバスケットとアメフトの人気は凄まじく、街中全員でUNCを応援しております。時にはクラスメイトと一緒にスタジアムやバーに応援に行きますし、試合の翌日にはクラスメイトと試合の話をして盛り上がります。学校や街全体でUNCスポーツを盛り上げているため、一体感を感じることができる点もUNCの大きな魅力だと思います。今現在バスケやアメフトに興味がない方でも、こちらに来たらはまってしまうこと間違いなしです!

【生徒同士の中の良さ】
これまた相対的な比較はできませんが、UNCMBAの生徒は本当に仲が良いと感じます。UNCはノースカロライナ の片田舎に位置していることもあり、自然と全生徒が学校で過ごす時間が長くなります。そのため、生徒同士の距離が近くなり、非常に密なコミュニケーションが取れるようになります。様々なレクリエーションイベント(キックベース、ドッジボール、カラオケ、飲み会等)も定期的に開催され、そういったイベントを通じてもさらに仲を深めることができます。

Family Friendly
私が最終的にUNCに進学を決めた理由の一つにFamily Friendlyな学校・街であることが挙げられます。私は妻と二人での渡米だったので、進学先選びにおいて妻の生活環境は重要なファクターでした(治安、語学学校やその他コミュニティの様子、等)。実際にノースカロライナ に来てみて感じたことは、本当に住みやすい!ということです。特に家族での渡米を考えている方には本当におすすめです。大都市での刺激的な毎日を求める方は物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、家族でのんびりとアメリカらしい生活を満喫するには最適だと思います。気温も過ごしやすい(基本的には東京と同じような感じ)ですし、生活圏内にアジア系スーパーもあるため、自宅で日本食を料理するにも困りません。また、学校としてもKenan ConnectionというMBA生のパートナー向け組織を運営しており、そこを通じて多くのパートナーの方と繋がることもできます。妻も語学学校に通ったり、Kenan Connectionのイベントや様々なコミュニティを通じて知り合った友達と交流したり、毎日楽しんでくれており、その点もUNCに来て本当に良かったと感じる瞬間の一つです。

各学校それぞれ違った魅力があると思いますが、UNCは間違いなく貴重な2年間を過ごすにふさわしい学校だと思います。学校選びは皆さんの今後の人生において非常に重要になると思いますので、是非ともじっくり考えていただき、その中でUNCへの進学を決めていただけたら、在校生として大歓迎致します!

また、何か個別に相談がある場合には unc.mba.japan@gmail.com まで何なりとご連絡ください!

日本人在校生家族一同、皆様の入学を心よりお待ちしております!