2019年2月4日月曜日

ここがすごいよUNC ~Part1~

こんにちは、Class of 2020Kentoです。
突然ですが、皆さんは「UNC」と聞くと、何を思い浮かべますか?

「全米最古の公立大学!」「リーダシップ教育!」「温かなSouthern English!」

どれも正しいと思います。
でも、そう言われても、大半の日本人はピンと来ないものです。
最も「ハッ」とさせる答えは、「マイケル・ジョーダンの母校」でしょう。バスケに詳しくない人でも、マイケル・ジョーダンと聞くと、めちゃくちゃバスケのうまかった偉人というイメージはすぐに湧くと思います。そう、マイケルジョーダンはおそるべしブランド力を持ち、そのマイケルの母校が「UNC」です。

勉強しに行くのにバスケの話かい?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いざ在校してみると、勉強だけでなく、こうしたスポーツを通じた愛校心の醸成やネットワークの拡大・維持は留学生活とその後の人生を豊かにするものと感じます。そしてUNCの人はUNCが大好きで、バスケが大好きです。入学後のアメリカ人とのトークネタ、盛り上がりネタとしてはもちろんのこと、インタビュー等でもネタになりえます。(インタビュー時、アドミッションにUNCのどこが好きかを何度も聞かれ、バスケが好きと言ったのが最も食いつきがよかったのを今でも忘れません。)

ということで、前置きが長くなりましたが、今回は“ここがすごいよUNC”(※)の第一弾として、UNCのバスケットボールについて紹介したいと思います。
※ここがすごいよシリーズはClass of 2020Kentoが孤独に進めていくものですので、あまり期待しないでください。

1.UNCバスケの概要
UNCのスポーツチームは「ターヒールズ(Tar Heels)」の愛称で呼ばれ、バスケチームもそう呼ばれております。Go Tar Heels!!
NCAA(全米大学体育協会)のトップリーグであるディビジョンⅠに属し、「マーチマッドネス」と呼ばれる全米トーナメントでは、過去に6度の優勝を誇る名門校です。(ライバルのデューク大学の5回を上回る!)最近では、2016/2017シーズンに優勝を果たしております。
・前述のとおり、“神様”マイケル・ジョーダンが属したチームとして有名であり、そのジョーダンの生みの親として有名なヘッドコーチ、ディーン・スミスの名はスタジアムの名前にもなっております。なお、バスケのスタジアムはビジネススクールの目と鼻の先にあります!学生住居からも近いので、観戦もしやすいです。
・隣町にあるデューク大学とのライバル関係は世界的に有名で、毎年試合時は大変盛り上がります。Beat DUKE
NBAの現役最年長として有名なアトランタホークスのヴィンス・カーターもUNC出身です。
・なお、UNCの学生はなんとスタジアム観戦料が無料!ただし、人気な試合は抽選となります。

2.現在(2019年)のチーム状況
201924日現在、174UNCは全米第8位にランクされており、まずまずの位置におります。(Duke2位)
・チームは、最優秀選手賞候補に選ばれたルーク・メイ(4年)、スリーポインターのキャメロン・ジョンソン(院生)が安定した試合運びをし、今期加入した高校時5つ星評価を受けている、コービー・ホワイト(1年)とナサ・リトル(1年)が若さゆえの爆発的な活躍を見せるなど、毎試合熱い試合が繰り広げられています。
・先日は、バスケ日本代表の中心となっている八村塁率いる強豪ゴンザガ大(全米4位)と対戦し、上述の選手たちが大活躍し、八村を抑え込んだことによって、103-90で勝利しました。
・これからもライバル校デューク大学、強豪バージニア大学との試合、そして全米トーナメントを控えており、見所がたくさんです。ぜひ、UNCに入学したら、バスケ観戦で盛り上がりましょう!

3.おわりに
実はこんなにバスケについて語っていますが、正直こちらに来るまでバスケにはあまり興味がありませんでした。にわかファンですみません。ただし、そんな私でも熱くさせるのがUNCのバスケットボールです。バスケの話題を通じてアメリカ人と仲良くなり、「じゃー今日の夜の試合見に行こうよ」とそのまま授業後にスタジアムやバーに観戦しにいく、そんなハッピーな学生生活を送っております。
ふと、入学前にアラムナイの方にご招待いただいた、デューク大の試合観戦会を思い出しました。そこには、卒業されて間もない方から、会社の経営者の方まで、幅広い年齢層の方がバスケを通じて集まり、母校を応援しながら近況を語り合う、有意義な空間がありました。勉強だけではなく、こうしたスポーツを通じたネットワークも大切にする、それがUNCCollaborativeな校風を表すひとつかもしれません。

それでは、アプリカントの皆様は最後の追い込み、くれぐれもお体に気をつけて頑張ってください!



写真は、先日のゴンザガ大との一戦の様子です。