Class of 2010のT'sパパです。
ご指名(?)ですので、Norwayでのサマープログラムの学業面について書いてみたいと思います。
プログラム参加前は、環境先進国のノルウェーで、国・自治体や各企業がどのような取り組みをしているかを学び、それを日本やアメリカでどうやって生かせるかを考える機会だと考えていました。が、授業が始まってみるとほとんどの授業がミクロ経済学(しかもかなりの応用編)で構成されていました・・・ 今回参加した学校NHHは英語名Norwegian School of Economics and Business Administrationということで、どうやらBusinessよりEconomicsに重点を置いている学校のようです。そういえば参加者もEconomicsのMasterに在籍中の若者が多い。。。 ビジネススクール在籍者は少数派のようです。
授業の内容の例を挙げると、魚の生息数を減らさないようにするためには漁獲高をどの程度にしなくてはならないか、ということを経済学のモデルを使って説明したりします。漁業大国ノルウェーらしいといえばらしいのですが、現実にそんなモデルが使われているのかというと甚だ疑問・・・
苦手な経済学には全く歯が立ちませんでしたが、一方でStatoilHydroという2007年に合併した石油採掘会社を訪問して企業の方・Strategyの教授のレクチャーを受けた時には貪るように聞き入りました。やはり現実のビジネスの話の方がワクワクします。
授業の内容はこんな感じでしたが、最終課題はチームごとに与えられたテーマに対するプレゼン・レポート提出があり、私のチームに与えられた課題は「経済発展と地球温暖化対策は両立しえるか」というものでした。ノルウェー人・カザフスタン人との3人チームで、なかなか良いチームに恵まれました。
2週間強のプログラムもあっという間に終了し、奇跡的に好天に恵まれたベルゲンをあとにしました。ちょっとあてが外れたところもありましたが、自分より一回りも若い仲間と一緒に勉強できたのは得がたい経験だったと思います。
(写真は学校の行事の一つとして行われた、フィヨルドツアーの時の様子です)
Posted by T'sパパ
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