Class of 2010のZi-coです。
5月1日に試験が終了し、息つく間もないままパッキングを終え、3日朝9時半にチャペルヒルを出発しました。ちなみに、大陸横断の道中は、特に宿をとらず、行けるところまで行く作戦をとりました。というのも、目的地を決めると、雨など思わぬスピードダウンがあると、無理をしてしまい、事故につながりかねないと考えたからです。チャペルヒル出発後、ノースカロライナ州の西の端アッシュビル付近から、激しい雨に見舞われました。お隣のテネシー州に入り、ノックスビル、ナッシュビル(“ビルville”とつく地名が多いのはこのあたりの特徴です)を超え、さらに西を目指し、夜9時前にテネシー州の西の端メンフィスに到着しました。6割強をアフリカンアメリカンが占める南部の都市だけあって、見かけるのはほとんど黒人で、ノースカロライナとの違いを感じました。
次の日は、朝7時半出発です。アメリカ最長のミシシッピ川を越えるとアーカンソー州です。運転しながらふと思ったのが、Arkansasは実は“アーカンサス”と読むのではないかということです。あとで調べると、1881年の議会の決定によって“アーカンソー“に決まったそうです(Thanks, Wiki)。さて、そのアーカンソー州は、途中通った州都リトルロック以外は、ひたすら小麦畑でした。アーカンソー州の次はオクラホマ州です。オクラホマ州に入った途端、牧草地が広がりました。道中、牛を見ながらふと思い出したのが、間寛平氏が今どのあたりを走っているかについてです。あとで調べて分かったのですが、その日はカンザス州を走られていたようです。(オクラホマ州の北側です)そんなこんなで走っていると、テキサス州に入ったところで、後ろから警察が来て、スピード違反のチケットを切られてしまいました。70マイル制限のところを80マイルでした。その日はそれからさらに走り、ニューメキシコ州サンタローザという町で泊まることにしました。特に何もありませんでしたが、きれいに整備された小さな町でした。
3日目は、ひたすら砂漠地帯です。ニューメキシコ最大の都市アルバカーキを越えて、アリゾナ州に入り、日が落ちてくるにつれ、都会が恋しくなり、その日は、ラスヴェガスで泊まることに決めました。ホテルが安いのもラスヴェガスの魅力です。せっかくの華やかな大都会ですが、着いたころにはすでに10時前で、食事を取るやいなや静かに就寝してしまいました。
4日目、いよいよロサンゼルスです。LAに近づくにつれて、運転の荒い車が多くなってきました。チャペルヒルを出て4日目、走行距離2535マイル、総運転時間38時間、ようやく夕陽に輝くサンタモニカに到着しました。
自分がアメリカ大陸横断をするなんて、夢にも思っていませんでしたが、一生に一度の思い出として、非常に良い経験ができたと思います。(帰り道もありますが・・・)
Posted by Zi-co
1 件のコメント:
すごいです。
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