2013年4月2日火曜日

Mod III 選択科目 Strategies in Sustainable Enterprise 紹介: サステナビリティってなに?

Class of 2014のKです。
Mod IIIの選択科目Strategies in Sustainable Enterpriseについて紹介したいと思います。

UNCにはSustainable EnterpriseというConcentration(専攻)があります。
この専攻、個人的に入学前からどんなものか興味津々でした。
まず、Energy Concentrationは他のMBAにはあるけど、Sustainable Enterprise Concentrationって珍しい。
あと、「サステナビリティ」って、持続可能な社会を目指す、つまり環境に優しいってことでしょ?それがEnterpriseを修飾するってどういうこと?と思っていたのもありました。
この疑問を解決するため、この授業を取ることにしました。

授業では毎回Sustainable EnterpriseからGuest Speakerを呼んで、テーマに沿ってDiscussionをします。
ただ、このSustainable Enterpriseですが、その定義が不明です。
授業の予定表によると、講師のCarol Ann Seagleのチョイスで、町のタイヤ屋から、世界的なカーペットメーカー、全米展開する銀行など、Sustainableとは縁遠い気がする企業から選出されています。
例えば、世界的なタイヤメーカーならまだしも、町のタイヤ屋って何よ?タイヤ付け替えるだけでしょ?と思うのが普通と思います。

それが、各授業のDiscussionを通じて、それぞれの会社がSustainable Enterpriseと呼ばれる理由、そのユニークなアプローチ、そしてそれらがどうして企業活動をする上で重要なのか、といった点が明らかになっていきます。そして、全ての授業を終えると広義のSustainability、そしてSustainable Enterpriseの全体像が見えてくる、という流れになっています。

ただ、Guest Speakerについては、成功した人だけが呼ばれ、失敗した人は呼ばれないというバイアスがかかっていると感じました。
また、Sustainabilityを企業戦略に組み込むと言っても、その方法にこれと言った成功への方程式がないため、果たして卒業後、即、役に立つ知識が身に付いたかどうかは自信がありません。(これについては、一部のStrategy系の授業にある程度共通して言えることと思います。)
それでも、ビジネスリーダーになるのであれば、企業活動をする上で見落とされてしまいがちなSustainabilityというトピックについて敏感である必要性を強く感じることができました。

ただそういった細かい部分は別にして、Sustainable Enterpriseである必要性を信じ、熱い情熱を持って働いている人は、みな魅力的で、そんな人とDiscussionするのは、単純にとても楽しかったです。

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