Class of 2012 のKです。
今週はModⅡのファイナル試験中でしたが、残すはあと1つとなりました。既に私は燃え尽きた感がありますが、最後まで気を抜かずに頑張りたいと思います。
ModⅠ,Ⅱと必修科目しか取れずにここまできましたが、来学期からはelectiveをたくさんとることができ(必修は1~2科目です)、多くの生徒がそれぞれの進路に合わせた科目を取ることになります。そこで、今回は私が専攻している不動産系の話を少しだけ紹介したいと思います。
もともとMBAか不動産学部修士かで迷っていた私が、最終的にUNCにしたのは、2つ理由がありました。1つは「MBAの中でも、特に不動産系の授業、活動が充実していること」でした。
UNCにはCRED(Center for Real Estate Development)という組織があり、そこを中心に授業だけでなく、研究、実業家とのネットワーク拡大等様々な活動をしております。学生はReal Estate Clubに入り、そこを通していろんな恩恵を受けることができます。たとえば、前回のゲストスピーカーの話でもありましたが、Real Estateも多くの実業家が事ある度にUNCに来てスピーチをしてくれます。あまり日本ではご存じないですが、ここチャペルヒルがあるノースカロライナのトライアングル地帯は、アメリカの中でもワシントンと同じぐらい早く不動産価格が下落から上昇基調に転じた地域であり、多くの不動産ファンドが存在しております(ファイナンスの世界ではアメリカ第2番目の都市とも言われているシャーロットにも多く存在しております)。つい最近は、地元の不動産デベロッパーが来て、昨年の開発案件の話を具体的に話してくれました。
授業に関しては、私もこれから取る立場ですので、あまり多くは語れませんが、今から楽しみなのがReal Estate Processという科目です。この授業は不動産系科目の中では基本とされておりますが、Hartzell教授が広いネットワークを活かして多くの実業家をアメリカ全土から呼びよせてゲストスピーチをしてくれたり、最新の開発案件を時間をかけて議論したりするとのことで、本当に楽しみにしております。また、この教授は非常に熱心で有名で、GIEに関しても、不動産専攻に関しては、教授自らが率先して毎年コースを作ってしまうほどです。私もまだ彼の授業は1つも取っていませんが、何度も教授の部屋に伺っていろいろと相談させて頂いてます。
その他、私に取ってありがたいのは、学外だと高い費用をかけないと受講(受験)できない様々な試験、コースをほぼ無料で取れることです。1月にはArgus Certificate講習(アメリカでの基本valuationソフトです。私は以前の会社でも使っていましたが、アメリカ人で不動産系の会社を目指す場合には必須のソフトです)をほぼ無料で受講いたします。また、2月にはLEEDと言われるグリーンビルディングに関したコースを受講いたします。これも無料です。普段の授業のない土日に開催されるため、なかなか大変ではありますが、ここまでバックアップしてくれる学校もなかなかないかと思います。
UNCにした2つ目の理由は、「sustainabilityにも力を入れており、不動産学部だけでは学べない視野の広い勉強ができる」という点でした。UNCはSustainability系の科目に非常に力を入れており、こちらもCSE(Center for Sustainable Enterprise)がなかなか面白い科目を提供してくれます。私が中でも今から楽しみにしているのが、Green Buildingに関する授業です。
と気づくと長くなってしまいました。さて、このへんで再度明日のファイナルに備えて勉強に戻らないといけませんので、今日はこのへんで失礼します。また何かの機会に、是非不動産系の話をもっと詳しくさせて頂きたいと思います。
2010年12月16日木曜日
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