DBIというグローバルプログラムがあります。
3月か5月の休みの期間を利用し、1~2週間の間、別の国のビジネスや文化を体験することができるプログラムで、各国のビジネススクールと提携して実施されます。基本的に、現地でのスケジュールや宿泊先については、提携校がコーディネートしています。DBIというのはDoing Business Inの略であり、プログラムの正式名称はDoing Business In Mexicoなど、国名が後ろにつきます。今年、実施された国はArgentina/China/Thailand/Brazil/Mexicoの五カ国でした。
私はSpringBreakを利用して、Mexicoへ行ってきたのでレポートしたいと思います。提携校によって、プログラムの内容も質も異なります。この記事ではDBI Mexicoのみを取り上げます。MexicoではIPADE Business Schoolと提携して実施され、UNCのほかにもアメリカ、ヨーロッパなどの学校からの生徒が約50名参加していました。費用は$650(プログラム/宿泊費込み)と格安、期間は1週間でした。
事前/事後の負担が軽い
DBIはプログラムとして非常に負荷が軽いのが特徴です。DBIにあたり必要なことは、
*授業登録時のアプリケーション(1枚)
*帰国後にレポートもしくはプレゼンテーションスライドにプログラムの感想をまとめる
の2点です。あとはプログラムの期間中に現地に行くだけ。事前のアプリケーションは、なぜその国に行きたいのかを綴ります。帰国後のレポートは、現地で取った写真を貼ったり、思い出を綴ったりと、楽しい作業です。
UNCではGIEというグローバルプログラムもあります。GIEは事前に授業やレポート、プレゼンテーションなどもあり、現地以外での負荷が高い授業になりますが、DBIはそれに比べてとても気軽に参加できるのが特徴のひとつです。
フルタイムの学生とコミュニケーションがとれる
IPADEにはInternational Weekという週があり、IPADEの学生とDBIに参加している留学生が一緒にプログラムに参加できるようになっています。10人のスタディーチームを組みますが、そのうち2人が留学生、8人がIPADEの学生となっています。このチームメンバーとは、毎日朝ごはんを一緒に食べ、ケースのディスカッションをし、チームプレゼンテーションの準備をします。外に食事を食べに行くときなども、現地の学生が必ず留学生をサポートするようになっており、安心です。
プログラムへ参加前には、留学生とIPADEの学生は別々にアクティブティをするのではないかと想像していたのですが、いい意味で期待を裏切られ、多くの学生とコミュニケーションをとることができました。
メキシコ三昧
プログラムは、アカデミックとカルチュアルな部分が程よくミックスされています。アカデミックな部分では、メキシコビジネスのケースやCEOの講演、メキシコのビジネス文化の理解、メキシコでの政治とビジネスの関連に関するディスカッションなどがありました。そのほか、カルチュアルな部分では、マヤ文明を代表するピラミッドの見学、メキシカンワインのテイスティング、メキシコ料理三昧など盛りだくさんでした。
DBI Mexicoは、期間・費用・ワークロードのバランスが非常によく、満足度の高いお勧めのプログラムです。
2011年3月26日土曜日
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