Class of 2010のZi-coです。先日、当ビジネススクールで2日間にわたって開催された、エネルギー関係のカンファレンスに参加しましたので、その概要と雑感を報告させていただきます。
参加したのは、Global Innovations in Energyというカンファレンスで、UNCのSustainabilityに関する組織であるCenter for Sustainable Enterpriseの設立10周年を記念する形で開催され、今後、ビジネス界が気候変動に対してどのように対応していくかについて議論されました。主な議題は以下の通りで、連邦および州政府のエネルギー関係者、起業家、研究者、投資家のほかに、ビデオ会議を通じてドイツの政策関係者とインドの投資家が、講演あるいはパネルディスカッションを行いました。
・エネルギー関係の政策および規制の見通し(障壁とチャンス)
・エネルギー効率向上(戦略、オペレーション、商品イノベーション)
・ボトムアップ型エネルギー革新(アダプティブ/ディスラプティブ技術)
・エネルギー分野の将来にアントレプレナーシップとイノベーションが果たす役割
・カーボンマネジメント(諸外国のカーボン市場と会計)
・エネルギー分野の未来への投資
個人的な成果としては、再生可能エネルギー、排出権取引市場あるいはスマートグリッドなど、今、旬の話題に対して造詣を深めることができた以外に、こういったカンファレンスに、日本の関係者が出席して、アピールすることができたら、さらに日本の存在感を高めることができるのにという問題意識も感じました。エネルギー関係では、省エネや電気自動車、スマートグリッドなど、日本が世界を引っ張っていける分野がたくさんあるのに、アピールが不足しているばかりに、ビジネスチャンスを逃しているような気がしてなりませんでした。卒業後、帰国して、こういったカンファレンスに関係する機会があれば、ぜひ積極的に参加しようと感じた2日間でした。
Posted by Zi-co
2010年4月22日木曜日
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