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Class of 2010のZi-coです。
2月27日から3月9日の春休み期間を利用し、GIE(Global Imersion Elective)に参加しています。行き先は、南米アルゼンチンとウルグアイで、テーマはずばり「不動産」です。正直、不動産がテーマでなぜこの2国なのかという疑問は未だに完全には払拭されていませんが、成長著しい南米市場において、アメリカとはまったく異なったビジネス手法を展開する両国の不動産業界を、real estate分野においてUNCを代表する教授であるDavid Hartzell教授とともに巡ってきました。
2月27日にChapel Hillを発ち、ニューヨーク・サンパウロを経由し、ほぼ24時間かけてウルグアイの首都モンテビデオに到着しました。日本からだとなかなか馴染みの薄い南米の小国ですが、それなりに発展していて、GDPでは、南米内でブラジル・アルゼンチン・チリに続く4位です。経済の中心は、牛肉や羊毛など農業です。
そんな小国で、まず我々が訪れたのが、モンテビデオから車で1時間半ほど東に行ったところにあるリゾート地Punta del Este(プンタデルエステ)です。Punta del Esteはラプラタ川の河口、大西洋に面した南米屈指のリゾート地で、アルゼンチン、ブラジルをはじめ、ヨーロッパからも富裕層がヴァカンスに訪れます。街中はおしゃれな雰囲気で、有名ブランドのブティックをはじめ、雰囲気のいいレストランやカフェが並びます。そんなリゾート地で、アルゼンチンの不動産会社が開発するリゾートマンションのいくつかを訪れましたが、いずれも贅の限りを尽くした作りになっており、欧米的リゾート開発を直に見ることができました。
モンテビデオの3日間の滞在の後、ラプラタ川を越えるボートで、3時間かけて、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに渡りました。さすが、首都圏で1200万人を抱える大都会、摩天楼が立ち並びます。南米のパリと呼ばれているだけあって、建物はヨーロピアンで、街中を歩く人々もスーツをビシッと着込んでいて(アメリカと違い?)イタリア・フランスのようにおしゃれな印象です。特に、我々が滞在した場所が、Recoletaという最高級地区で、地価はNYなど、欧米大都市に引けを取らないレベルだとのことでした。ただ、こうした高級エリアを一歩外れると、貧しい人々が粗末な家で生活している様子が見られました。貧富の差は非常に大きいようです。
ブエノスアイレス初日に訪れた先の一つが、市政府です。旧市街にあるスペイン風市民ホールで、市の経済担当部長、ブエノスアイレスの不動産会社の社長、(なぜか)チリの経済アナリスト、そしてわれらのDavidを含めて、カンファレンス形式で行われました。市は、開発が遅れる南部にTax Freeゾーンを設け、海外企業の進出を促進しているとのことで、主に米企業の進出が目立っているそうです。
続きは、後日Part 2として、投稿させていただきます。(写真をアップしたかったのですが、迂闊にもカメラの接続ケーブルを忘れたので、帰国後Part 2の投稿時にアップさせてもらいます。)
Posted by Zi-co
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