Class of 2010のMskyです。
夏休みを一ヶ月以上ヨーロッパで過ごして久しぶりにアメリカに戻ったら、すっかりクルマの運転の仕方を忘れていました(笑)。一ヶ月以上も乗っていなかったから無理もありませんが、アプリカントの方から「クルマの運転に自信がないのですが、大丈夫でしょうか?」といった相談をいただくこともあり、いい機会なのでアメリカでクルマを運転する際に注意することを思い出しながらまとめておきます。
・マイル表示
速度表示はキロではなくてマイル。1マイル≒1.6キロなので、45マイル≒70キロ、60マイル≒90キロ、ということになるが、道が広いので感覚的には換算不要(45マイルで走っていても45キロくらいに感じるから不思議)。たとえ10マイルオーバーでも速度超過で捕まるのでスピード注意。
ちなみに・・・
万一、飲酒運転(正確には、薬物を含めた「酩酊した状態での運転」)で捕まって退学になると、留学生はビザが無効になるため強制帰国なのだそうです(くわばらくわばら)。
・右側通行
道に出る・渡るとき等の左右確認の順番は、「右→左→右」の逆で「左→右→左」。当たり前といえばそうだが、左ハンドルにはすっかり慣れた今も、未だに慣れず(地味に危険)。
・赤信号での右折
右折禁止表示がない交差点では、一時停止して安全が確認できれば、赤信号でも右折可能(というか、停まっていると後ろのクルマからクラクションを鳴らされる)。ただし、対抗車が左折信号で曲がってくることもあるので、左右だけでなく対面の車両にも注意が必要(見落としがちで危険)。
・信号
地域・州にもよるらしいが、雪国じゃなくても信号は縦置き。モータースポーツっぽい(嘘)。また、いわゆる「時差式信号機」でもその旨の表示はなく、対向車が発進したからといって合わせて発信しようとすると自分の方は赤信号だった、ということもしばしば。逆に、自分が青矢印信号の場合は(相手は赤信号なので)注意してGo。
・4ストップ
停止標識の下に「4 way」などの表示がある場合、交差するすべての車両が一旦停止し、“交差点に入った順番”に通過。道幅が違っていても優先道路はなく、早いもの順。へんに相手の発進を待ったりするとイライラされる(逆もしかり)。
・ロータリー
ロータリー内のクルマが優先(停まっても停めてもいけない)。あらかじめ出口を見定めておかないと見失うので注意(一度出口を間違え、再トライしてさらに間違えたことあり・・・)。ただし、ヨーロッパほどは見かけないのでご安心を。
・歩行者優先
日本では有名無実化しているが、こちらでは割と守られている(そういえば、ドイツでも同様)。クルマが来ていても横断歩道では歩行者が普通に渡ってくるので、運転者は注意。逆に、横断歩道付近に立っているとクルマが停まるので、交差点付近で立ち話するのはやめましょう(もしかしたら、マナーのよいChapel Hill(というかSouthern Village内?)だけかもしれませんが)。
・ターンシグナル
あまり使わず。田舎はどこも同じ(?)。
・10%エタノール燃料
ガソリンスタンドで「○○○ Plus」という商品名があったらコレ。ガソリンより若干燃費が悪いが安い・・・はずが、レギュラーより高かったりすることも(何だそりゃ)。ハイオクと間違えて入れても危険はないものの、経済的に痛い。
・物乞い
クルマ社会アメリカの物乞いはやはり違っており・・・。もちろん街中で“ノーマルな方々”も見かけるが、Inter Statesなど交通量の多い交差点で、オレンジのベスト(道路工事の現場のおじさんが着るアレ)を着て、信号待ちをしているクルマにお金をせびっていたり(最初はホントに工事中かと勘違い)。赤信号の間はクルマの間をうろうろしていることもあり、信号が変わった直後なんかに轢かないように注意。
あとは「習うより慣れろ」です。過去にこんな記事もありましたし、ペーパードライバーでも運転しないと生活が不便で仕方がありませんので、物怖じせずトライしましょう。
ちなみに、立体駐車場はほとんどなく(身近では学内の駐車場くらい)、駐車枠も日本より広いので、駐車が苦手な人でもそれほど気にする必要はありません。最後にGood News(?)でした。
Posted by Msky
4 件のコメント:
リファレンスしていただいてありがとうございます。笑
Mskyさんの専属メンテのおかげでマイカーはとっても元気です。
たまにはこんなライトテイストな記事もいかがかと(文章はやっぱり長いですが)。
クルマは乗ってなんぼですからね(運転者にとっても、クルマにとっても)。
次回は、絶対に誰ともネタがかぶらない、Working Mandarin(中国語)のコースについて・・・(嘘)
あれ、「歩行者用の赤は、横断禁止を意味する手のひらマーク」は、書かないんですか?
でないと、誰かさんのように「手を挙げて渡れ」だと思っちゃいますよ。笑
そんな人、いるんですか?!
誰なんですか、それ?
まぁ、「赤≒禁止」というのは万国共通でしょう・・・、たぶん(自信がなくなってきたけど)。
コメントを投稿