Class of 2015のYasuです。昨年7月末にアメリカに来てから早半年、
「過酷、辛すぎる、寝れない」と言われているMod2(10月中旬~12月中旬までの二学期目)を無事に?
乗り切りましたのでその苦闘ぶりをご紹介させて頂きます。
Mod2は以下のコア科目から構成されています。
・Marketing
・Operation
・Macroeconomics
・Finance
・Business Strategy
そして、Mod2を過酷にしている最大のポイントは、
Case Studyの割合が激増することによる
1.宿題ボリュームの大幅増加
2.(ディスカッションがメインとなるため)クラス、スタディーグループでのContributionが更に難化
が挙げられます。
<1.宿題ボリュームの大幅増加>
各Case Studyのために、凡そ20ページ~30ページあるCaseを読み、
ディスカッションポイントに対する自分なりの答えを用意し、場合によっては
それをレポートの形でWrite upする必要があります。
このCase Studyが毎日少なくとも一つはあり、それ以外の宿題も課されるため、
International学生(特に英語が苦手な日本人学生)の生活は大変な有り様となります。
私の場合、Mod2は毎朝8時から授業があり、終了が15時半頃だったため、
6時半:起床
8時~15時半:授業
16時~18時:仮眠
18時~19時:食事
20時~ 3時(場合によっては5時):宿題
3時~ 6時半:睡眠
という生活を繰り返しておりました。
そのため、講義形式の授業では猛烈な睡魔に襲われ、授業終了後クラスメイトから
「Yasu,今日は終始白目むいてたけど大丈夫か?」とか
「Yasu,何か悩み事があるなら相談してね」と心配頂く始末でした。
しかし、Case Studyに慣れてくるに連れて、ポイントを押さえながら
Caseを読む術が誰しも身に付いてきますので、当初に比べ
短時間で宿題を終えることが可能になります。
<2.クラス、スタディーグループでのContributionが更に難化>
上述の通り、Case Studyでは授業もディスカッションがメインとなるため、
Mod1以上にクラスでのContributionが困難を極めました。
発言しようと思っていた内容を、授業冒頭から早速、他の学生に言われてしまい
ディスカッションが進むにつれてそのスピードに付いて行くのが厳しくなる・・
という負のスパイラル。
Mod2を振り返ると、まず最初に発言してしまう、重複しようが間違っている可能性
があろうが兎に角言ってみる、ということが大事だったかなと思います。
と言うのも、ネイティブの学生も必ずしも皆素晴らしい意見を言っている
訳ではなく、彼らは「ディスカッションをしながら理解を深める」という発想であるからです。
スタディーグループにおいても、Case分析やグループプレゼンの宿題が増える
ため、Class同様、Contributionが難しくなります。
私のスタディーグループの場合、あまりの宿題の多さから、科目によって一部
分業制を敷いていたため、学部時代の知識が僅かながら残っている
Macroeconomicsの宿題を一手に引き受け、メンバーに共有することで、
何とかContributionをしようと試みました。
、と過酷さを書き連ねましたが、過酷な分、学びも大変多く、例えばBusiness
Strategyの授業では、授業前半の40分間でとある企業の今後の経営戦略
についてディスカッションを行い、後半40分では実際にその企業のCEOと
スカイプを繋ぎ、経営戦略提言を行うといった実践的な内容となっておりました。
また、過去のブログ投稿にもありますようにUNCの素晴らしさはその学習支援体制にあります。
講義のビデオ映像やReview Session、クラスメイトとの勉強会等により、十分授業に付いていくことは可能です。
私の場合、「通信業界での営業バックグラウンドで金融、会計の知識ゼロ」、
「海外経験無し」、「ASW(サマースクール)は派遣元企業の方針により参加NG」
と三重苦でしたが、皆さまに助けて頂き何とか乗り切ることが出来ました。
アプリカントの皆さまは、まさに今、出願プロセスの佳境を迎えているかと思いますが、
体調に気を付け、どうか最後まで頑張って下さい。
元々興味を持って下さっていた方は、是非UNC Kenan-Flaglerを、
悩んでいた方は、これを機にUNC Kenan-Flaglerを、
興味を持っていらっしゃらなかった方は、思い切ってUNC Kenan-Flaglerを、
皆さまの進学先選択肢の中に含めて頂ければこれに勝る喜びはありません。
2014年1月24日金曜日
2014年1月13日月曜日
Health Care系選択科目の紹介 (前半)
Class of 2014のWoodyです。
UNC Kenan-Flaglerでは、Concentrationの1つとしてHealth Careが用意されているように、Health Care系の授業が充実しております。ノースカロライナ大学は医学部・薬学部・公衆衛生学部を抱える一方で、Health Care系スタートアップ企業が多数存在するRTPエリアが付近にあります。その結果として、大学・産業界の双方からHealth Careを学ぶことができます。今回は、私が受講済した科目を中心に、ビジネススクール内のHealth Care系選択科目の半分を紹介します。
The Challenge of Health Care: A System Overview
アメリカでは、ヘルスケア産業がGDPの10%後半を占めており、その重要性は年々増しております。この科目では、ヘルスケアシステムの各構成要素である医者(physician)、病院(provider)、健康保険(payor)、製薬(pharmaceutical)、医療機器(medical device)、政策(policy)等々の基礎を学びます。このコースを受講すると、いかに自分がヘルスケア業界の一部の側面しか知らなかったことを思い知らされました。
Healthcare Marketing
コア科目のマーケティング知識を前提に、FDA, Payors等のステークホルダーと調整しつつ、新薬・医療機器をいかに売っていくかを学んでいきます。満たされていないニーズを解決することで社会貢献しつつ、ビジネスとしての収益性を確保していくMBAらしさを感じさせるコースでした。
Healthcare Entrepreneurship
ヘルスケア業界は、IT分野に次いでスタートアップが盛んな分野の1つです。このコースでは、理論を学ぶだけではなく、実際に起業家にピッチ(事業説明&投資要請)を実施していただき、投資家や買収者(巨大な製薬企業)の立場でのデュー・デリジェンスやパートナリング戦略の検討まで行います。前臨床段階の製品評価の難しさを痛感しつつも、基礎が学べたと思います。
Healthcare: Pharmaceutical Economics
ヘルスケアシステムの中で、最もMBAホルダーが多いと思われる製薬業界に特化したコースです。仮想の薬を使って、USにおける新薬の臨床・承認プロセスを体験することができます。
※2014年5月の掲載のHealth care系選択科目の紹介 (後半)では、下記のコースを紹介しています。
・Design & Delivery of Healthcare Systems
・Current Topics In Health
・Healthcare Consulting Projects
※本ブログの掲載内容は、2013-2014年度のコースについてです。年によってコースの増減がありますので、最新の内容は在校生に問い合せてください。
UNC Kenan-Flaglerでは、Concentrationの1つとしてHealth Careが用意されているように、Health Care系の授業が充実しております。ノースカロライナ大学は医学部・薬学部・公衆衛生学部を抱える一方で、Health Care系スタートアップ企業が多数存在するRTPエリアが付近にあります。その結果として、大学・産業界の双方からHealth Careを学ぶことができます。今回は、私が受講済した科目を中心に、ビジネススクール内のHealth Care系選択科目の半分を紹介します。
The Challenge of Health Care: A System Overview
アメリカでは、ヘルスケア産業がGDPの10%後半を占めており、その重要性は年々増しております。この科目では、ヘルスケアシステムの各構成要素である医者(physician)、病院(provider)、健康保険(payor)、製薬(pharmaceutical)、医療機器(medical device)、政策(policy)等々の基礎を学びます。このコースを受講すると、いかに自分がヘルスケア業界の一部の側面しか知らなかったことを思い知らされました。
Healthcare Marketing
コア科目のマーケティング知識を前提に、FDA, Payors等のステークホルダーと調整しつつ、新薬・医療機器をいかに売っていくかを学んでいきます。満たされていないニーズを解決することで社会貢献しつつ、ビジネスとしての収益性を確保していくMBAらしさを感じさせるコースでした。
Healthcare Entrepreneurship
ヘルスケア業界は、IT分野に次いでスタートアップが盛んな分野の1つです。このコースでは、理論を学ぶだけではなく、実際に起業家にピッチ(事業説明&投資要請)を実施していただき、投資家や買収者(巨大な製薬企業)の立場でのデュー・デリジェンスやパートナリング戦略の検討まで行います。前臨床段階の製品評価の難しさを痛感しつつも、基礎が学べたと思います。
Healthcare: Pharmaceutical Economics
ヘルスケアシステムの中で、最もMBAホルダーが多いと思われる製薬業界に特化したコースです。仮想の薬を使って、USにおける新薬の臨床・承認プロセスを体験することができます。
※2014年5月の掲載のHealth care系選択科目の紹介 (後半)では、下記のコースを紹介しています。
・Design & Delivery of Healthcare Systems
・Current Topics In Health
・Healthcare Consulting Projects
※本ブログの掲載内容は、2013-2014年度のコースについてです。年によってコースの増減がありますので、最新の内容は在校生に問い合せてください。
2013年12月6日金曜日
UNCでのクラブ活動 -Africa Business Alliance-
Class of 2015のShinです。
11月末のThanksgiving休暇も終わり、MBAプログ ラムの中で最も過酷と言われているModule2も終盤に差し掛 かってきました。Chapel Hillはめっきり寒くなり、 日も短くなってきている今日この頃です。 これから出願されるアプリカントの皆さんは、 スコアメイクからそろそろエッセイに軸足を移していかれるところ でしょうか。
今回は、皆さんのエッセイのネタに少しでも貢献できるように、M BA生活の魅力の1つであるクラブ活動について書きたいと思いま す。アプリカントの皆さんの中には、 勉強以外にも色々と見識を広げたい! 大学の頃のように課外活動にも積極的にかかわりたい! と考えてらっしゃる方々も多いと思いますし、Why MBA、Why UNCでそのあたりをアピールするのも効果的だと思われます。 以下、私自身がどのようにエッセイの中にクラブ活動を織り込み、 実際に今、どのような活動をしているかを書きたいと思います。
<アプリカント時代>
私は、大学時代にアフリカ諸国の学生支援を行うNPOを友人と立 ち上げ、エチオピアなどの現地で活動した経験があります。 その頃からアフリカへの興味はあったのですが、 社会人になった今、 ビジネスマーケットとしてのアフリカは非常に魅力的なものになっ てきています。 私の派遣元会社においてもビジネスの海外展開が叫ばれており、 私もそれに貢献できるよう、 今度はビジネスマーケットとしてのアフリカを勉強してみたいとい う気持ちが強くなりました。もちろん、UNCの豊富な選択科目の 中には、新興マーケットを扱う授業が数多くあるのですが、 私はアフリカのビジネスリーダーと実際に触れ合うことで、 より学びを深度化させたいと考えました。そこでUNCのAdmi ssionsにコンタクトし、「Africa Business Alliance」というクラブを紹介してもらいました。 アフリカでビジネスを行う卒業生とのネットワークを使ってアフリ カビジネスの現状を勉強し、 その現状をアメリカの企業に紹介して、 投資を誘引することを目的としたクラブです。私は、 早速クラブの代表にメールをして、 自分のイメージしている内容と実際の活動内容に違いが無いかを確 認しました。その際、まだ一介のアプリカントで、 それもアフリカとは全く縁の無さそうな日本人に対してもとても丁 寧に対応してくれたことが心に残っています。
その後、Why UNCの部分でCore Valuesやプログラム内容もさることながら、このクラブがM BA生活で得たいと考えているものに非常にFitしているとエッ セイに書きました。 インタビューでも会話内容の半分くらいがアフリカ関連だった気が します。
<UNC入学後>
アピールの甲斐あってUNCに無事合格できた私は早速、Afri ca Business AllianceのLiaisonに立候補しました。Liais onというのは、各クラブで積極的に活動するいわば「委員」 のような存在で、それぞれの役割に応じてConference LiaisonとかSocial Liaisonとか名前が付けられています。私は、 アフリカで活動した経験があるとは言え、 やはりアフリカビジネスについては素人なので、 クラブの基本的な仕事を担当するCommunication Liaisonに立候補しました。このCommunicatio n Liaisonの仕事は、 アフリカビジネスにおいて注目すべきニュースをメンバーに共有し たり、来春に行われるAfrica Conferenceの運営を手伝ったりすることです。 立候補後、クラブのPresident(部長) から呼び出されて当選を告げられた際、彼は私に「 君は日本から社費派遣生だから、 アジアの会社でアフリカマーケットに進出しようとする会社と交渉 するときは、君も一緒に出席してもらって構わないよ。」 と言ってくれました。
このようにして始まった私のクラブ活動ですが、 大学時代に感じることができなかったマーケットとしての新たなア フリカをすでにたくさん発見することができました。Africa Business Allianceという名前だけあってメンバーのほとんどはアフ リカ人ですが、 たった一人の日本人である私を分け隔てなく扱ってくれます。 これからさらにクラブの活動にコミットしていくことでより学びを 深めたいと考えているところです。
私が書いたのはほんの一例ですが、このように、UNCでは自分の 学びたいと思っていたことが本当に実現できてしまう環境が整って います。 アメリカのビジネススクールでここまでアフリカに関われるとは思 っていなかった、というのが本音のところでした。 もちろん私が所属しているクラブ以外にも、UNCにはたくさんの クラブがあり、 皆がそこで社会人生活では得難い経験をたくさんしています。
エッセイを書き始める前に、 合格後の自分を想像してみてください。 スタディグループや授業で発言をするためにしっかり準備をしたり 、Social(飲み会) で世界中から集まってくる素晴らしい仲間と交流を深めたり、 といったこともとても重要ですが、 少しでも課外活動に興味があるなら、 是非とも今からでもコンタクトを取り、 エッセイに織り込んでみてはいかがでしょうか。
UNC MBA クラブ一覧
※すべてのクラブが掲載されているわけではありませんので、 こんなクラブはないの? など気軽に日本人在校生までお問い合わせいただければと思います 。
2013年11月29日金曜日
グローバルケースコンペでの優勝
Class of 2014のWoodyです。
先日、11月13~14日にシンガポール国立大学で開催されたGlobal Case Competition 「Cerebration 2013」のセミファイナル・グランドファイナルに出場し、世界中のMBA生650チーム以上の中から優勝を果たしましたのでその喜びと概要をご報告したいと思います。
ケースコンペティションとは、スポンサーである実企業が持つ経営課題に対して、各チームがコンサルタントとしてソリューションを構築し、その提案内容とプレゼンテーションの質を競い合うという、MBA生活における醍醐味のひとつです。実際のスポンサー企業や、他校の教授を前にしてプレゼンをしなければならないこと、また新たなネットワーキングや、レジュメでのアピールとして就職活動の意味合いもあることから、通常の授業で提出するケースレポートとは全く異なる真剣勝負の場です。
その中でも今回のケースコンペは、世界で最も参加者数の多い大会の1つで、16カ国にも渡る国々の上位MBA校が、3つのケース(Monsanto社、Lenovo社、Daimler Financial Services社)のうちの1つを選び、グローバル企業における新規ビジネスを創造するという非常に壮大なスケールの大会だったわけです。
振り返ればチームを結成したのは、夏休みを終えた今年8月の初旬でした。1年目を終え、教室内での議論を超えた新たな課題にチャレンジしたいという気持ちと、予選上位に入ってタダでシンガポール旅行をしたいという邪念が日本人同級生(2年生)と3名での参加を決意させました。
意気揚々とチームを結成し、実際のケースを読み始めた我々3人ですが、1次予選から苦難の連続でした。我々が選んだDaimler Financial Service社のケースは、新興都市におけるGame Changingなモビリティサービスを考案し、更に都市の形態によってカスタマイズ可能なものにするという前代未聞の提案課題。そもそも自動車業界や都市計画に詳しいものは誰もおらず、全てを一から勉強しなければなりませんでした。通常の授業を終え、家族との折り合いをつけながら毎週末のように深夜まで議論を繰り返すものの、なかなか納得のいく提案が浮かばず、夜中の3時に教室で途方に暮れていたのを今でも覚えています。
しかし、私達は、後に述べるような優位を活かすことができ、9月の1次予選(PowerPoint 4枚のExecutive summary) ・10月の2次予選(15分間のプレゼンビデオ)を見事通過し、上位9チーム(各ケースで3位以内)に選出され、最終的には、11月のシンガポールで開催された準決勝(ケース内決勝戦)、および異ケース間での決勝で優勝することができたのです。アメリカの大学に在籍する日本人が、ドイツの会社のブラジル戦略について、シンガポールでプレゼンを行うという若干奇妙なことでしたが、本ケースコンペの特徴である”グローバル”というのを示しているとも感じます。また、この成果は米国Yahoo News等にも取り上げられるにまでなりました。
とはいっても、私達はいわゆる普通のサラリーマンMBA生です。それが、University of North Carolinaとしてメディアで宣伝するほどの業績を残せるようになったのには、理由があります。
1.必修科目群で鍛えた基礎力
上位3チームによる決勝戦では、運良く最初のプレゼンとなりました。つまり、他チームのプレゼンを見る幸運に恵まれました。そこで感じたのは、「ひょっとしたら勝てるかもしれない」ということでした。確かにある面を見たら我々は負けているかもしれない、しかし、総合力では勝てるかもとしれない、と思ったのです。
UNCの必須科目群は、時には異常と思えるくらい、つらいことがあります。しかし、それを1つ1つこなすことで、自分の血肉となっていることを感じました。私達の提案は、事業戦略、マーケティング、ファイナンス、財務/管理会計、統計、ミクロ/マクロ経済、オペレーション、プレゼンテーションスキル、、、等々の必修授業で学んだことを織り込んだものでした。その総合力において、他大学チームを上回っていたと感じました。真に収益性と実現可能性を両立させようとしたとき。UNC Kenan-FlaglerのGeneral Managementは世界有数であることが証明できたと思います。
2.実践型プロジェクトで培った応用力
UNCの実践型MBAカリキュラムの1つに、STAR (Student Teams Achieving Results) というのがあります。この授業では、実際の顧客を相手にして半年間に渡り有償のコンサルティングサービスを行います。この実践型プロジェクトでは、MBA生と学部生とチームを結成して、コンサルタント(*)として思考・発表フレームワークと必修科目での学びを使って、現実の課題と取り組みます。
今回のチーム3人全員はSTAR経験者でして、STAR同様、建設的な衝突と仮説思考/検証を繰り返して、game-changing, unique, scalable, feasible and profitableな提案を作り上げることができました。正直なところ、STARにおける私達は完璧から程遠く、むしろ右往左往するオッサンに過ぎないことが多かったです。必修科目以上に厳しい局面もありました。ただ、それを経験したことで、互いの強みを活かしつつゴールに向かっていく術を学ぶことができたと思います。
(*) コンサルタント非志望者にも大変お奨めのものです。
答えが無い課題に対する取り組み方は、あらゆる職種に役立つはずです。
実際、この本チームの全員が、コンサルタント以外の職種で働く見込みです。
3.UNCのチームワーク文化
いくら基礎力があって、それを応用しても勝てるほど、このコンペティションが易しいものではありませんでした。審判が判断に困って、急遽、シンガポールでの準決勝に呼ぶチーム数を増やしたくらいです。
接戦となった2位チームとの争いで決め手となったのは、UNCのチームワーク文化です。上位3チームの争いは異ケース間での比較となる以上、プレゼンやQ&A勝負の分れ目とならざるを得ません。ベタベタの日本人にとっては、不利と言ってしまって過言ではないくらいです(*)。
しかし、シンガポールに行く前、直前の依頼であったにも係らず、多くの同級生が快くレビューに付き合ってくれました。アメリカ人マーケッター、インド人コンサルタント、韓国人エンジニア、、、厳しくて優しいアドバイスは、そのまま本番に役立ちました。決勝戦での容赦ない質問にも、真正面からも乗り越えることができました。彼ら無しには、優勝することは100%不可能でした。
(*)ちなみに、当方の英語力は、現地大学の非ネイティブスピーカーに
「勇気が出る」と言われるほどのレベルでございます(笑)。
本日時点で、シンガポールから帰国して1週間以上経ちました。このケースコンペで感じた自分達の成長とUNCの素晴らしさを胸に、次なる道へチャレンジしていきたいと思います。
もし、あなたがスーパーマンやスーパーウーマンではなく、そして自分の殻を破りたい人であれば、、、UNC MBAは、あなたにとっての最高の大学となりえます。是非、UNCへのビジットやアプライを計画してください!
先日、11月13~14日にシンガポール国立大学で開催されたGlobal Case Competition 「Cerebration 2013」のセミファイナル・グランドファイナルに出場し、世界中のMBA生650チーム以上の中から優勝を果たしましたのでその喜びと概要をご報告したいと思います。

ケースコンペティションとは、スポンサーである実企業が持つ経営課題に対して、各チームがコンサルタントとしてソリューションを構築し、その提案内容とプレゼンテーションの質を競い合うという、MBA生活における醍醐味のひとつです。実際のスポンサー企業や、他校の教授を前にしてプレゼンをしなければならないこと、また新たなネットワーキングや、レジュメでのアピールとして就職活動の意味合いもあることから、通常の授業で提出するケースレポートとは全く異なる真剣勝負の場です。
その中でも今回のケースコンペは、世界で最も参加者数の多い大会の1つで、16カ国にも渡る国々の上位MBA校が、3つのケース(Monsanto社、Lenovo社、Daimler Financial Services社)のうちの1つを選び、グローバル企業における新規ビジネスを創造するという非常に壮大なスケールの大会だったわけです。
振り返ればチームを結成したのは、夏休みを終えた今年8月の初旬でした。1年目を終え、教室内での議論を超えた新たな課題にチャレンジしたいという気持ちと、予選上位に入ってタダでシンガポール旅行をしたいという邪念が日本人同級生(2年生)と3名での参加を決意させました。
意気揚々とチームを結成し、実際のケースを読み始めた我々3人ですが、1次予選から苦難の連続でした。我々が選んだDaimler Financial Service社のケースは、新興都市におけるGame Changingなモビリティサービスを考案し、更に都市の形態によってカスタマイズ可能なものにするという前代未聞の提案課題。そもそも自動車業界や都市計画に詳しいものは誰もおらず、全てを一から勉強しなければなりませんでした。通常の授業を終え、家族との折り合いをつけながら毎週末のように深夜まで議論を繰り返すものの、なかなか納得のいく提案が浮かばず、夜中の3時に教室で途方に暮れていたのを今でも覚えています。
しかし、私達は、後に述べるような優位を活かすことができ、9月の1次予選(PowerPoint 4枚のExecutive summary) ・10月の2次予選(15分間のプレゼンビデオ)を見事通過し、上位9チーム(各ケースで3位以内)に選出され、最終的には、11月のシンガポールで開催された準決勝(ケース内決勝戦)、および異ケース間での決勝で優勝することができたのです。アメリカの大学に在籍する日本人が、ドイツの会社のブラジル戦略について、シンガポールでプレゼンを行うという若干奇妙なことでしたが、本ケースコンペの特徴である”グローバル”というのを示しているとも感じます。また、この成果は米国Yahoo News等にも取り上げられるにまでなりました。
とはいっても、私達はいわゆる普通のサラリーマンMBA生です。それが、University of North Carolinaとしてメディアで宣伝するほどの業績を残せるようになったのには、理由があります。
1.必修科目群で鍛えた基礎力
上位3チームによる決勝戦では、運良く最初のプレゼンとなりました。つまり、他チームのプレゼンを見る幸運に恵まれました。そこで感じたのは、「ひょっとしたら勝てるかもしれない」ということでした。確かにある面を見たら我々は負けているかもしれない、しかし、総合力では勝てるかもとしれない、と思ったのです。
UNCの必須科目群は、時には異常と思えるくらい、つらいことがあります。しかし、それを1つ1つこなすことで、自分の血肉となっていることを感じました。私達の提案は、事業戦略、マーケティング、ファイナンス、財務/管理会計、統計、ミクロ/マクロ経済、オペレーション、プレゼンテーションスキル、、、等々の必修授業で学んだことを織り込んだものでした。その総合力において、他大学チームを上回っていたと感じました。真に収益性と実現可能性を両立させようとしたとき。UNC Kenan-FlaglerのGeneral Managementは世界有数であることが証明できたと思います。
2.実践型プロジェクトで培った応用力
UNCの実践型MBAカリキュラムの1つに、STAR (Student Teams Achieving Results) というのがあります。この授業では、実際の顧客を相手にして半年間に渡り有償のコンサルティングサービスを行います。この実践型プロジェクトでは、MBA生と学部生とチームを結成して、コンサルタント(*)として思考・発表フレームワークと必修科目での学びを使って、現実の課題と取り組みます。
今回のチーム3人全員はSTAR経験者でして、STAR同様、建設的な衝突と仮説思考/検証を繰り返して、game-changing, unique, scalable, feasible and profitableな提案を作り上げることができました。正直なところ、STARにおける私達は完璧から程遠く、むしろ右往左往するオッサンに過ぎないことが多かったです。必修科目以上に厳しい局面もありました。ただ、それを経験したことで、互いの強みを活かしつつゴールに向かっていく術を学ぶことができたと思います。
(*) コンサルタント非志望者にも大変お奨めのものです。
答えが無い課題に対する取り組み方は、あらゆる職種に役立つはずです。
実際、この本チームの全員が、コンサルタント以外の職種で働く見込みです。
3.UNCのチームワーク文化
いくら基礎力があって、それを応用しても勝てるほど、このコンペティションが易しいものではありませんでした。審判が判断に困って、急遽、シンガポールでの準決勝に呼ぶチーム数を増やしたくらいです。
接戦となった2位チームとの争いで決め手となったのは、UNCのチームワーク文化です。上位3チームの争いは異ケース間での比較となる以上、プレゼンやQ&A勝負の分れ目とならざるを得ません。ベタベタの日本人にとっては、不利と言ってしまって過言ではないくらいです(*)。
しかし、シンガポールに行く前、直前の依頼であったにも係らず、多くの同級生が快くレビューに付き合ってくれました。アメリカ人マーケッター、インド人コンサルタント、韓国人エンジニア、、、厳しくて優しいアドバイスは、そのまま本番に役立ちました。決勝戦での容赦ない質問にも、真正面からも乗り越えることができました。彼ら無しには、優勝することは100%不可能でした。
(*)ちなみに、当方の英語力は、現地大学の非ネイティブスピーカーに
「勇気が出る」と言われるほどのレベルでございます(笑)。
本日時点で、シンガポールから帰国して1週間以上経ちました。このケースコンペで感じた自分達の成長とUNCの素晴らしさを胸に、次なる道へチャレンジしていきたいと思います。
もし、あなたがスーパーマンやスーパーウーマンではなく、そして自分の殻を破りたい人であれば、、、UNC MBAは、あなたにとっての最高の大学となりえます。是非、UNCへのビジットやアプライを計画してください!
2013年11月20日水曜日
2013-2014キャンパスビジット関連情報:在校生の試験期間及び休暇期間について
2013- 2014年の在校生の試験期間及び休暇期間についてご連絡します 。
以下の期間中は在校生が試験中であったりChapel Hillを離れていたりする場合がありますので、 キャンパスビジットのご予定を組まれる際はご確認ください。 また、授業は1年生も含め原則として金曜日が休みです。
以下の期間中は在校生が試験中であったりChapel Hillを離れていたりする場合がありますので、
- 11/27~11/29: Thanks Giving
- 12/16~12/20: Final Exams
- 12/21~1/12: Winter Break
- 3/6~3/8: Final Exams
- 3/9~3/23: Spring Break
- 5/9~5/10: Final Exams
2013年11月15日金曜日
UNC Kenan-Flaglerが提供する学習支援体制について
Class of 2015、MBA1年生 のMinoです。
現在、MOD2に入り、授業スタイルがディスカッション主体となるなど、本格的なMBAプログラムが始まり、苦労しながらも多くのことを学んでいます。
今回は、UNC Kenan-Flaglerが学生に提供する、学習支援体制について、ご紹介したいと思います。UNC Kenan-Flaglerには充実したバックアップ体制があり、MBAの授業について、現在、専門知識が不足しているなどの心配を抱いている方がいらっしゃれば、そうした心配にお答えできるかもしれません。
1.Canvas
“Canvas”とは、MBA専用のポータルサイトで、講義で使用する資料や講義スケジュールなどがアップされています。Canvasのなかで特にご紹介したいのは、PANOPTOと呼ばれる、講義のビデオ映像です。ほぼ全ての講義がレコードされており、欠席してしまった場合や内容を復習したい場合に、非常に役立ちます。私も、授業の進行が早くてよく分からなった時などに活用しています。UNCに入学するまではこのようなシステムがあるとは知らず、ICレコーダーを持参しましたが、全く必要はありませんでした。
“PANOPTO”
2.Review session
Review sessionとは、授業とは別の時間に授業の復習や質疑応答を行う機会のことで、1年生の必須授業には多くのReview sessionが行われます。授業の内容が十分に消化出来なかった場合や質問がある場合、こうした機会を活用できます。特に試験の前には多くの学生が参加して試験の最終確認に利用しています。
3.Tutoring Program
さらに、MBAの2年生のなかからTutorが選ばれ、1年生の学習サポートを行ってくれます。Web上から簡単に予約を取ることができ、授業の復習や質問などに丁寧に答えてくれます。
このほかにも、もちろん教授は授業中の質問に対して丁寧に答えてくれますし、教授のOffice hourも利用できます。UNC Kenan-Flaglerにはこのように学生を支援する体制が整っており、自分次第で授業の内容を大いに深めていくことが出来ます。もしMBAの授業についていけるか気にされている方がいらっしゃれば、(もちろん自らの努力が最も大切ですが)安心してUNC Kenan-Flaglerに来ていただければと思います。
2013年11月10日日曜日
Chapel HillのPreschoolから学ぶ、資金集めの取り組みと、それのMBA生活への応用
Class of 2014のKです。現在3歳の我が子は、現在2つのPreschoolに通っており、このPreschoolでは2歳から5歳までの子供を、短時間(3時間から4時間程)預かってくれます。この間に、子供たちは先生と、粘土で遊んだり、工作をしたり、外で遊んだりしています。このあたりは日本とあまり変わりませんね。
しかしここのPreschoolでは、親の負担になる月々のTuitionをなるべく低く抑えるために、様々な資金集めの方法が取られています。これが興味深かったので、紹介したいと思います。
まずは地域スーパーマーケットとの協力。Preschoolの保護者が持つスーパーの会員カードを、Preschoolと紐付けることで、スーパーが保護者の売り上げの一部(数%)をPreschoolに寄付するという仕組み。例えば、私がスーパーで$100買い物をすると、スーパーが$5をPreschoolに寄付するといった具合です。この取り組みは、Preschoolと親にしてみると、大変ありがたいのですが、保護者がカードを登録したスーパーで買い物をする動機にはなりにくいため、スーパーのメリットは少ないと思います。
次はSchool dinner dayの開催。特定のファストフード店で開かれるのですが、この日に特別メニュー(前回は緑色のスペシャルシェーク)を頼んだお客の売り上げの一部(数%)を、店がPreschoolに寄付するという仕組み。この日はファストフード店で小さい子供も遊べる企画などをPreschool側が用意してくれるので、家族でお店に行く動機になります。いつもは閑散としているお店が、この日だけは満員御礼どころか、レジに行列ができていたのには驚きました。お店にしてみると、数%の寄付をするとしても、売り上げが大きく立つので、十分なリターンが見込める企画だと思います。
最後は、買い物クーポンの購入依頼。親は特定スーパー(3つの中から選べる)の買い物クーポンを$200分購入しなくてはなりません。するとスーパーはそのうち6%($12)を学校に寄付してくれます。親は特定のスーパーで使えるクーポンを額面分だけ購入することになるので、特に損失は無し。しかし、スーパーとしては決まった額の売り上げを毎月確保できる上、顧客確保のきっかけを作ることができるため、スーパーとしてはメリットがあると思います。
実はこういったアイデア、学校生活にも生かすことができたりします。今、UNC Kenan-Flager Habitat for HumanityというグループのMarketing committeeで活動しているのですが、課題の一つがどうやって活動資金を集めるかということ。ここで集めた資金は、家が必要な家族に、無償で家を建てるのに使われます。家を建てるのだから、相当な額の資金が必要です。そこでの資金集めのアイデアに、Preschoolでの仕組みを使わせていただきました。
日本では中々こういった取り組みを見ることはありませんでしたが、違う文化の中で生活してみると、学校内以外でも学びの機会は多くあるものだと感じるものです。また、こういった学びは子供がいたからこそある訳で、家族に感謝せねばなりませんね。
しかしここのPreschoolでは、親の負担になる月々のTuitionをなるべく低く抑えるために、様々な資金集めの方法が取られています。これが興味深かったので、紹介したいと思います。
まずは地域スーパーマーケットとの協力。Preschoolの保護者が持つスーパーの会員カードを、Preschoolと紐付けることで、スーパーが保護者の売り上げの一部(数%)をPreschoolに寄付するという仕組み。例えば、私がスーパーで$100買い物をすると、スーパーが$5をPreschoolに寄付するといった具合です。この取り組みは、Preschoolと親にしてみると、大変ありがたいのですが、保護者がカードを登録したスーパーで買い物をする動機にはなりにくいため、スーパーのメリットは少ないと思います。
次はSchool dinner dayの開催。特定のファストフード店で開かれるのですが、この日に特別メニュー(前回は緑色のスペシャルシェーク)を頼んだお客の売り上げの一部(数%)を、店がPreschoolに寄付するという仕組み。この日はファストフード店で小さい子供も遊べる企画などをPreschool側が用意してくれるので、家族でお店に行く動機になります。いつもは閑散としているお店が、この日だけは満員御礼どころか、レジに行列ができていたのには驚きました。お店にしてみると、数%の寄付をするとしても、売り上げが大きく立つので、十分なリターンが見込める企画だと思います。
最後は、買い物クーポンの購入依頼。親は特定スーパー(3つの中から選べる)の買い物クーポンを$200分購入しなくてはなりません。するとスーパーはそのうち6%($12)を学校に寄付してくれます。親は特定のスーパーで使えるクーポンを額面分だけ購入することになるので、特に損失は無し。しかし、スーパーとしては決まった額の売り上げを毎月確保できる上、顧客確保のきっかけを作ることができるため、スーパーとしてはメリットがあると思います。
実はこういったアイデア、学校生活にも生かすことができたりします。今、UNC Kenan-Flager Habitat for HumanityというグループのMarketing committeeで活動しているのですが、課題の一つがどうやって活動資金を集めるかということ。ここで集めた資金は、家が必要な家族に、無償で家を建てるのに使われます。家を建てるのだから、相当な額の資金が必要です。そこでの資金集めのアイデアに、Preschoolでの仕組みを使わせていただきました。
日本では中々こういった取り組みを見ることはありませんでしたが、違う文化の中で生活してみると、学校内以外でも学びの機会は多くあるものだと感じるものです。また、こういった学びは子供がいたからこそある訳で、家族に感謝せねばなりませんね。
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