2021年10月13日水曜日

チャペルヒルの保育園事情について(子連れの方必見)

 

Class of 2023TIです。

子連れMBA生にとって非常に気になる点である保育園事情について今回書いてみようと思います。保育園関連は情報が入手しづらい領域でもあり、今回の記事が皆さまにとって何かプラスになればと思っています(因みに私は4歳・2歳児のパパであり、保育園探しで中々苦労しました)

チャペルヒル周辺は教育水準・治安ともに極めて良好であり、近隣に公園なども沢山あることから、子育てには魅力的な環境であると言えます。一方、日本の保育園との違いやどのように保育園を探せばよいのか、等を早めに認識しておくことで、ご自身だけでなく、家族の不安も取り除くことができます。尚、下記はいくつか保育園をリサーチして気づいた一般的なことについて記載している旨、ご了承願います。

    基本的な考え方: 日本の保育園と異なり、一般的な教育コストは高いです。午前中だけ預けるのか、フルタイムで預けるのかでコストもかなり変わってきます。例えばフルタイムの場合、お子様一人につき10万円ちょっとかかるイメージになります。中には地元の教会が運営している保育園などもあり、比較的安価になるケースもありますが、コスト感が日本と相応に異なることは理解しておく必要があると思います(地方自治体からの補助なども基本は無いと考えてください)。また、チャペルヒル周辺には所謂「インターナショナル」保育園的なものはなく、基本は地元のアメリカ人の子供が通っている学校に入れることになります(私の子供が通っているところには中国人・韓国人・その他米人以外の国籍の子もいますが)。先生は基本丁寧に対応してくれますが、場所によってはメールのレスポンスが異常に遅かったりもするので、電話でアポを取りキャンパスツアーに参加することをお勧めします。また、チャペルヒル周辺の保育園はかなり人気であり、Waitlist制度を採用しているところも多いです。従い、渡米後直ぐに子供を保育園に入れることを想定される際には、早めにAvailabilityを把握しておいても良いかもしれません。日本のようにきめ細かいサポートをしてくれるわけではないので、保育園探しではある意味、心の準備(期待しすぎないこと)が重要です。また、一部の保育園はお昼ご飯を持参しなければならないこともありますが、朝ご飯・お昼ご飯・お菓子等が保育園から提供されるケースが多いです。

 

    入学手続き: キャンパスツアーに参加した後、手数料(100~150ドル/子くらいが目安でしょうか)を支払い、席を確保します。その後、いつから学校をスタートさせるのかを決め、Day1に契約書・Immunizationレコード・健康診断記録を提出する流れになると思います。尚、授業料水準などSpecificなことはウェブサイトに書いていないケースも多く、電話もしくはキャンパスツアーでしか教えてくれないことが多いです。

 

    コスト感: 年齢にもよりますが、10~15万円/月は覚悟した方が良いです(フルタイム)。半日の場合若しくは3/4(~午後3時迄)だと、フルタイムの金額の半分~75%程の金額になります。中には保護者がUNC関係者の場合に適用される「UNC割引」や兄弟がいる場合に適用される「Sibling discount」もございますので、個別に問い合わせてみてください。尚、チャペルヒルからダーラムの方へ行くにつれて、授業料などは少し安くなる傾向があります。

 

    事例(コメントはかなり私見が入っているのでご了承ください): 

以下にUNC周辺の保育園の事例を一部抜粋します。

チャペルヒル・ダーラム周辺(何れも車で1020分くらい)

ü  モンテッソーリ: https://montessoriacademync.com/ (英才教育を志向)

ü  チャペルヒル・コーポレイティブ: http://www.chapelhillcoop.com/ (相当人気。値段やや高め)

ü  チルドレンズキャンパス: https://childrenscampus.com/ (ダーラムにもあります。チャペルヒル校はグラウンドが大きく、フランクリンストリートから車で58分程)

ü  ゴッダードスクール: https://www.goddardschool.com/ 

ü  キンダーケア: https://www.kindercare.com/ (チャペルヒルとダーラムに合計3か所ほどキャンパスがあります。当該リストの中では金額は少し安価)

ü  ケヒラー: https://kehillahjewishpreschool.org/ (最大の売りはMBAキャンパスやBaity Hill(オンキャンパスアパートメント)から歩いて行けるという利便性!ここに子供を通わせているMBA生もちょくちょくいます)

ü  ラ・ペティテ: https://www.lapetite.com/ (チャペルヒル・ダーラム周辺に複数キャンパスがあるチェーン)

 

    備考: こちらの保育園はImmunizationレコードを要求してくるところが殆どですので、母子手帳の英訳や、過去の予防接種記録の英訳を渡米前に準備しておくことを強くお勧めします(東京だと丸の内・八重洲に英訳対応をしてくれる医療機関が沢山あります)。また、渡米後に健康診断を受け、そのレコードの提出が必要なことも往々にしてありますので、ご留意ください(日本の健康診断の英訳では受け入れてもらえない可能性が高いです。私の場合、Southern VillageにあるVillage Pediatricというところで上記を一通り対応してもらいました。https://www.southernvillage.com/village-pediatrics )

私は子供を二人保育園に通わせており、最初は少しナーバスになる部分もありましたが、楽しそうに保育園に通っており安心して毎日を過ごしております(英語がわからず苦労する部分もありますが、周りの先生や子供たちにもフォローしてもらっているようで、何とかなっております)。もし不明点などありましたら、お気軽にウェブサイトからご連絡ください。

以上

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