2017年9月30日土曜日

短期交換留学プログラム

皆さんこんにちは!
Class of 2018HTです。 

夏休みの過ごし方の一例として、短期留学プログラム(DBI)をご紹介したいと思います。UNCでは、3か月にわたる夏休みの間に、短期交換留学プログラムが複数用意されています。社費派遣の学生に人気があるプログラムですが、インターンシップの合間を利用して参加する学生もいるようです。

私は、ノルウェーのNHH(Norwegian School of Economics and Business Administration)の夏季プログラムに参加しました。私が選んだのは「Natural Resource Management and Policy: The Norwegian Model」というコース。このほかに、Social Entrepreneurshipのコースも用意されていて、どちらかを選ぶことができます。2週間+αのプログラムです。

6月中旬、オスロに次ぐ第二の都市であるベルゲンは、夏至を目前にしてどことなく浮かれ陽気。夜は12時ごろまで太陽が出ていて、海辺のテラス席でくつろいでビールを飲む人たちが本当に気持ちよさそうです!フィヨルド観光の足掛かりにするため、世界各地から観光客も集まってきています。そんな中、到着直後から、歓迎パーティー・市内ガイドツアー・BBQ・登山…と、交流イベントがたくさん用意されていて、短い期間ですがベルゲンの町や北欧の文化を十分味わうことができますし、クラスメイトとも仲良くなることができます。私は家族と一緒にノルウェーを訪れたのですが、交流イベントはもちろん、週末のサーモン養殖工場訪問にも参加させてもらうことができたり、妻も(サーモン好きの)子供も大々満足でした。

2週間にわたるプログラムはというと、天然資源の保護と経済発展をいかに両立させていくかをインテンシブに考えていくもの。経済学やファイナンス、環境保護、ガバナンス等、様々な観点から教授陣が入れかわり講義をしてくれます。石油・ガス、漁業、林業など、ノルウェーには天然資源が豊富なので、資源への依存を避けながら健全な成長を目指すための知恵や経験が蓄積されているんですね。短い期間中にも石油備蓄設備や水産加工会社への会社訪問も盛り込まれています(ランチのお寿司がおいしかった)。2週間の終わりには、グループでのレポート提出とプレゼンがあります。私はシェールガス採掘の経済性と環境評価をテーマに選んだのですが、チームにはオイル・ガス業界の出身者も多く、彼らからもいろいろ学ぶことができて新鮮な経験でした。

それと同時に、はじめて他校でビジネスを勉強してみて、UNCでの学習環境のありがたさもあらためて感じました。クラスでの発言の活発さや教授のファシリテーションなど…UNCでのクラスディスカッションやグループワークは高い貢献のレベルを求められるので、ときにはきついなと感じることもありますが、その分日ごろから質の高い環境で勉強させてもらっているんだなーと、考えるきっかけになりました。また、ノルウェーやヨーロッパの経済については予備知識ゼロで臨んだわけですが、UNCで学んだ知識さえあれば苦労はありませんでしたし、グローバルな環境でビジネスを議論する力を少しは養ってこれたのかな、と実感する機会でもありました。

他の国にも留学先はありますし、夏以外にも多数の短期交換留学プログラムがあります。詳細についてご興味がありましたら、ぜひ私たちまでお問い合わせください。


企業訪問の途中訪れた、フィヨルドのど真ん中にある果樹農園からの眺め


データ:2017年夏の DBI Programの留学先一覧(年によって変更があり得ますのでご了承ください)

Vienna Summer Program(オーストリア)、CEIBS, Shanghai(中国)、Copenhagen Business School(デンマーク)、ESSEC(フランス)、Summer term at EdHec(フランス)、HHL(ドイツ)、 University of Cologne(ドイツ)、NHH(ノルウェー)、ESAN(ペルー)、Alliance Manchester Business School(イギリス)

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