Class of 2013 のTKです。今回は学校のクラスとそれに関わるイベントについて書きたいと思います。
Kenan-Flaglerでは、1学年、8つのクラス(legacy)に分かれており、生徒のバックグラウンドや出身国がlegacy毎に均等になるように配慮されています。最初の半年間(Module1と2)は、このlegacy単位で授業を受けることになりますが、お互いの交流をさらに深めるために、1~2カ月毎に 「Legacy Cup」と呼ばれるlegacy対抗のイベントがあります。年度によって若干内容は変わりますが、今年度の主なイベントは以下の9つになります。
①Scavenger Hunt(ヒントから大学内に散らばるチェックポイントを探し当てる1種の宝探しゲーム)
②Kickball
③Fall Community Service Day(クラス単位でのボランティア活動)
④Penny Wars(クラス単位での募金活動)
⑤Karaoke
⑥Trivia(大学などにまつわるトリビアクイズ)
⑦Bowling
⑧March Madness Social
⑨OLYMPICS(ホットドック早食い競争など)
今回は、このLegacy Cupイベントの中から、先日行われたKaraokeを詳しく紹介したいと思います。内容は名前のとおり、legacy毎に10人前後のチームを結成し、教授の採点の下、カラオケをダンスとともに披露し競い合うというものです。1年の中で、最大の盛り上がりを見せるイベントであり、学生街にあるクラブを借り切って今年も大盛況に終わりました。
特に、今回の1年生の8チームのうち、私のチームも含め4チームで日本人がリーダーシップを発揮し、チームを引っ張りました。中でも、ダンス経験者のTTさんがリーダーのチームの完成度は本当に高く、会場中から拍手の嵐が起こるほど大成功でした。一方、私のチームはというと、ダンス前に泥酔してしまったため、途中で全員が一瞬止まってしまうという大失態を演じてしまいました(笑)それでも、スタディチームとは異なる大人数のチームで何か1つのことを一緒に成し遂げたときの一体感や達成感はとても充実したものでした。
私のチームは、私も含め全員がダンス素人で不安そうだったため、ダンスを教える役を買ってでてみました。真夜中にお手本ダンスの動画を必死で覚えているときには一体何をしにアメリカに来たのかとふと思ってしまいましたが(笑)、メンバーには来年もまたTK中心に頑張ろうと言ってもらえ、期末テストで忙しい中の期間限定チームでもこれだけまとまることができたのは、チームワークという意味で非常に良い経験になりました。
このように色々あったKaraokeでしたが、イベントを通じて気づいたことが2つありました。一つ目は、MBA生のバイタリティのすごさです。Karaokeイベントが実施されたのは、最終授業の2日前、つまり、期末試験の超直前(!)でした。特に、今学期は1年生にとっては最も忙しい学期であったにも関わらず、各チームともなんとか時間を作り出して、しっかりと練習に取り組んでいました。思いっきり楽しむ時間としっかり勉強する時間のメリハリをきちんとつけて、きちんとタイムマメジメントをしている姿は同級生ながら感心しました。2つ目は、アメリカ人と日本人の考え方の違いです。日本人であれば、とても努力したのに、優勝できなかったり失敗したら、悔しがったりする人が多いかと思います。しかし、チームメイトのアメリカ人は、驚いたことに、たとえ失敗したとしても「自分達はとても頑張ったんだから胸をはるべきだ!」「この部分はとてもうまくいった!」「みんなで一緒になって楽しめた!」と物事をとてもポジティブにとらえていました。彼らも、当然、来年に向けて反省もするのですが、まずは物事をポジティブに考えることから始める彼らの考え方は私にとってはとても新鮮で、是非取り入れていきたいと感じました(単純に彼らがとんでもない負けず嫌いで、失敗したことを認めたくなかっただけなのかもしれませんが笑)。
以上、長くなってしまいましたが、お伝えしたかったのは、UNCでは上記のようなイベントを通じて、チームワークの醸成を図る機会がたくさんあり、勉強をしっかりするだけでなく、楽しむときは思いっきり楽しむというメリハリをつけることができる、ということでした。来年こそはkaraokeでよい結果が出せるように頑張りたいと思います(勉強も頑張ります。)
2011年12月19日月曜日
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