Class of 2012 のNRです。
入学すると多くの新しい出会いがあり、オリエンテーションやパーティーの場では10分毎に自己紹介をしあう、といった状況もしばしば。出会ったすべての人の顔・名前・バックグラウンドを一致させて記憶するというのは、なかなか至難の業です。また、日本人にとっては馴染みの少ないインド人の名前を覚えたり、容姿の似ているアメリカ人男性を自信を持って呼び分けるのことは、日常の小さなチャレンジです。自己紹介直後は大丈夫だとと思っていても、翌週に会った時、自信を持って名前を呼びかけられない、なんてこともあります。更に、アメリカ人は相手の名前をフルネームで記憶する人が多く、ファーストネームですら苦労している身としては、精神的プレッシャーを感じることもあります。
とはいえ、名前を呼びかけながら話すことで相手との距離が縮まり、コミュニケーションが円滑にすすむため、なるべく早くに名前を覚えるというのは大事なステップとなります。
学校の日常の中で、名前の記憶を助けるアイテムがいくつかあるので、ご紹介します。
1)ネームバッチ:
すべての学生に名刺サイズのバッチが配られます。学年とフルネームが書かれており、日常的に右胸に着用します。これは、相手と話しながらさりげなく名前チェックをするときに大活躍します。ただし入学後1ヶ月も過ぎると、フォーマルな場を除いては、多くの生徒がバッチの着用をやめてしまうので、いつまでも使える手段ではありません。
2)座席用の名前カード:
授業中、自分の席の前にフルネームがかかれた名前カードをおくことが義務付けられています。同じクラスを取っている人であれば、授業中、この名前カードを見ながら顔と名前をチェックすることができます。ただし、教授もこのカードを使い、生徒の名前を記憶しており、コールドコールされる可能性もありますので、授業中はクラスメイトの名前チェックに気を取られすぎないよう、要注意です。
3)写真付き名簿(Student Directory):
プログラムが始まり1ヶ月たつと、写真付きの名簿が配られます。これは、1&2年全員の顔と名前、バックグラウンドが掲載されている冊子です。今年分については先週配布されたばかりですが、この名簿が一番役立つのではと思っています。
UNCはクラスサイズも300人弱と小さく、フレンドリーな環境の学校ですので、卒業までに全員と知り合うこと、名前を覚えることも不可能ではないと思っています。なるべく多くの人とコミュニケーションが取れるよう、これらのお役立ちツールを活用したいと思っています。
2010年9月24日金曜日
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