2008年11月9日日曜日

アメリカ大統領選挙

Class of 2009M男です。

ご存知のように、先日アメリカ大統領選挙でオバマ氏が大統領に選出されました。アメリカ史上初の黒人大統領。またもや歴史の節目をこちらで見られるのは本当に幸せです。
政治の難しいことは他の人に譲るとして(笑)、今回は学生の反応を投稿します。

日本人は政治に対して無関心で、自分の特定の政党支持など政治対する関心を人前で語ることがはばかられたりする風潮があるきがします。こちらでは思った以上に政治が日常の話題として話されることが多く、「オバマだ」「マケインだ」と自分の支持候補について議論することをしばしば目にしました。

特に驚いたのが、開票日のアメリカの盛り上がり。テレビで特集されることはもちろんのこと、街中でもいろんなイベントが開かれていたようです。MBAでも、「選挙ソーシャル」なるものが開かれ開票結果を飲み屋で見るというイベントがありました。開票結果が確定する頃にバーに行ったのですが、騒がしいはずの飲み屋がシーンと静まり返っていました。たまに聞こえてくる拍手と歓声に何が起こっているのかと、中に入ってみると、、、中ではマケインの敗戦の弁を放映するテレビにお客さんが皆釘付けだったのです。こんなに真剣に選挙を捉えているなんてと、非常に驚きました。

放映が終了するといつものように、若者が踊り狂うバーに戻りました。選挙をイベントとして楽しむ彼らの様子を楽しんで、家に戻ることにしたところ、、、警察が道路をバリケードしはじめたのです。

ここはチャペルヒルのメインストリートなのですが、銀座4丁目の交差点(!?)にあたるところに大勢の人が集まり道路をふさぎ始めていたのです。



学生と思われる若い人達が、オバマコールを繰り返し、国歌を大声で歌い始めました。単にイベントで盛り上がりたいだけとしても、若い人がこうして国の政治に関心を持てる国は良いものだなと感じました。日本は国歌や国旗でさえ、問題にされることがあります。
投票率は低く、むしろ若者の間では政治に無関心であることがかっこいいこととさえ捉えられている気がします。アメリカ人の友人が「今年は異常だ」といっていましたが、それを差し引いてもアメリカ国民の政治に対する盛り上がりにはびっくりしました。

0 件のコメント: