2022年12月31日土曜日

1st Year- Mod2について

Class of 2024MMです。今回は、221024日~1214日まで開催されたMod2について紹介します。1st yearの生徒は、必修3科目・選択1科目の全4科目を受講します。

Ÿ   Operations(Core)ビジネスオペレーションに関する導入クラス。ボトルネックの特定やCapacity managementを考察するプロセス分析、在庫の功罪やサプライチェーンマネジメントなどを学習する。ケーススタディと講義の割合もバランスよく、インタラクティブな講義スタイルにより、留学生でもインクラス議論に参加しやすく、楽しみながら経験学習できる講座である。トヨタ生産方式など少し古いケースもあるが、AmazonD2Cビジネスケースなど講義内容も時世に即してアップデートされている。

Ÿ   Strategic Cost Analysis and Performance Management(Core):いわゆる管理会計の導入クラス。限界利益や損益分岐点の基礎、製造共通費の配賦方法、移転価格、予算策定、内部統制などが網羅される。教授は少々癖があるが、KFBSの卒業生であり、以前Chicago Boothで教鞭をとっていた経験がある。とても親切かつ教える事に熱心。講義スタイルは、グループワーク・ケーススタディ・レクチャーがバランスよく配分されており、クラスでのケース議論は内容が濃く楽しい。

Ÿ   Business Strategy(Core):経営戦略の基礎クラス。今年度から教授が変わり、Professor Timothy Ottが担当。マイケルポーターのFive forceGeneric strategyなど基本的なフレームワークを学習する。講義30%・ケースタディ70%ほどの割合で、インクラスでのケース議論が中心であった。ケースは、コカ・コーラとペプシの競争、MobileyeNetflix, Uber, S’wellなどが題材。正解がなく抽象的な議論になりやすく、インクラスでの議論は非常にタフだが、教授がファシリテートするインクラス議論はこれぞ米国MBAという光景であった。

Ÿ   Introduction to Consulting Skills and Frameworks (Elective): Problem solvingスキルを学習するコンサルティングの基礎クラス。今年度からMOD2のみでの開講で、STAR申込の必須条件となっている。仮説づくり・市場分析・ストーリーラインの構築・プレゼンスキルなどを学習する。アサイメント量の多さに加え正解のない課題へ取り組む為、とても時間を要する講座である。講座前半は、仮説づくりやデータ分析など個人アサイメントが多く、講座後半はチーム毎にアサインされた対象企業について、Problem Solvingフレームワークを活用しコンサルタントを行う。本年度はULTA BeautyChewy。クラスでの即興課題やケースに基づくインクラス議論が中心である為、圧倒的にLanguage barrierを感じるクラスであったが、STARやケースコンペに参加予定、又はコンサルタント業界に興味がある学生にとっては有意義な講座である。


MOD1-MOD2を通して、Core講座を担当する教授陣には、素晴らしい人物が揃っていると実感しております。アカデミック業績は元より、教授陣はMBA生徒及び生徒が持つ職務経験・バックグラウンドへ高い敬意を払い、どんな生徒にも平等に学べる機会を提供してくれております。留学生であっても、志と好奇心があれば十分に学び楽しめる空間である事は間違いありません。

 

最後に、余談になりますが米国プロスポーツについても簡単に紹介します。

米国4大プロスポーツの一つであるNHLの試合が、Chapel Hillから車で30分程の距離にあるRaleighで観戦できます。私自身アイスホッケーは未経験ですが、素人でも観戦を楽しめるスポーツとして個人的にはお勧めです。フィンランドやオーストリアに比べ、とにかく巨大なアリーナと、国家斉唱に始まりエンターテイメント大国らしい場内演出と試合の白熱さには一見の価値があります。NCトライアングルエリアにお越しの際は、ぜひご検討されてはいかがでしょうか。


以上

2022年12月12日月曜日

アプリケーションや学校について質問がございましたら、在校生連絡先までご連絡ください。

日本人在校生説明会 12/3(土)開催は終了しました。
今後の質問は随時連絡を受け付けていますので、
下記連絡先までご連絡ください。
皆様のご応募お待ちしております。

[ 在校生連絡先 ]unc.mba.japan@gmail.com