2018年6月30日土曜日

Startup&EntrepreneurshipとUNC


少しブログの期間が空いてしまいました。Class of 2019のNobuです。新2年生にとっては夏休み期間、新1年生にとっては来週からASWがいよいよ始まります。私は現在、隣町Durhamにあるスタートアップでインターンをしています。さて今回は、現在行っているインターンでの経験も踏まえ、UNCとスタートアップ、Entrepreneurshipとの関わりについてご紹介したいと思います。



渡米前はあまりイメージしていませんでしたが、RDU地域にはスタートアップビジネスを支えるアクセラレーターやVenture Capital(VC)が豊富にあります。UNCがあるチャペルヒルにはワークスペースや各種コンサルティングによりスタートアップを支援する「The Launch Chapel Hill」や、隣町Durhamには、「American Underground」というアクセラレータがあります。

American Undergroundは北米12箇所にあるGoogle for Entrepreneurs tech hubs in North Americaの一つであり、 “Startup Capital of the South”と呼ばれるように、275以上のスタートアップがAUのリソースを活用しています。具体的にはワークスペースの提供、ネットワーキングイベントの開催やコンサルティングを行っています。

VCに関しては大小様々ありますが、チャペルヒルには「Carolina Angel Network」などのVCが存在しています。



私は現在、AUに所属するスタートアップでインターンをしています。プロジェクトの一環で、スタートアップを対象にしたマーケティングリサーチを行っていますが、AU内のスタートアップは忙しい中でもコーヒー片手に話を聞いてくれるCEOがとても多く、コミュニティとしてのメリットを享受できているなと感じます。インターンに限らず、VCやアクセラレータ、スタートアップにアクセスできる機会は、授業やKenan Instituteのプログラムを通して豊富にあり、「コミュニティへのリーチのし易さ」はUNCの一つの魅力です。



続いて、授業におけるスタートアップとの関わりについてです。Entrepreneurship等、スタートアップに特化した授業もありますが、私自身が受講したBusiness Plan Analysis(BPA)という授業での経験をご紹介したいと思います。





BPAは、VCの立場からスタートアップのビジネスを評価することを通して、ビジネスモデルを網羅的に把握していく授業であり、ビジネスモデルの何をどのように評価すればいいのか?について実践を通して学んでいく授業になります。スタートアップのピッチ→生徒からの質疑応答→VCからの評価と、最終的にVCがどのようにそのスタートアップを評価し、投資をしたのか、どのようなデューデリジェンスを行ったのかについて「答え合わせ」ができるような形で授業が進められます。

その他、バリエーションの方法やアメリカ全体としてのスタートアップ情勢についても触れられます。授業としての学びも非常に大きく、これまでの中でもベストの授業の一つです。また、BPAで授業に来たスタートアップとのネットワーキングも可能です。私はインターンのプロジェクトの関係で、担当教授づてにスタートアップを紹介してもらい、現在のインターンに役立てています。


上記以外にも、Kenan Instituteという大学機関のプロジェクトやBig Topが主催するネットワーキングイベント、VCに特化した学内プロジェクト等、一歩外に踏み出してみるとスタートアップとのネットワーキングやEntrepreneurshipを学ぶ様々な機会があります。もちろん、これらのリソースを活用し起業している同級生もおり、フレンドリーな会話の中での学びもあります。もし何かご質問があれば在校生メールまで気兼ねなくご連絡ください。それでは!