2017年5月13日土曜日

2017 Krispy Kreme Challenge

Class of 2018のTakです。

だいぶ時間が経ってしまいましたが、2月4日にKrispy Kreme Challengeというランニング大会に参加しました!当校から車で約30分のノースカロライナ州立大学をスタート・ゴール地点とする、ノースカロライナ州で最大級規模のランニングイベントです。

名前から予想できるかもしれませんが、途中クリスピー・クリーム・ドーナツの店舗の前でドーナツが振る舞われます。こう書くとすごく楽しいイベントのようですが実は後述の通り、、いや楽しいんですけどね。なお、クリスピー・クリーム・ドーナツ社はノースカロライナ州に本拠を置いていて、本大会にも敷地の提供など協力はしているようですが、あくまで主催はノースカロライナ州立大学の学生とのことです。

本大会は当校の日本人学生にとって恒例行事とも言え、毎年数名の学生及び家族が参加しています。私自身も以下の記事を読み受験前から興味を抱いていました。

2012年
2014年

また、普段は街中で日本人と会うことがまず無いのですが、この日は駐車場からスタート地点まで歩く間に10人以上の日本人を見かけました。どうやら当校以外の日本人の間でも、このエリアに住んだからには一度は経験すべきイベントと位置付けられているようです。

私が参加したのは最も速いランナーが集まるChallenger部門。5マイル(8キロ)のレースの中間地点でドーナツ12個を食べ切るもので、ランニングのスピードに加え早食い能力や糖分耐性が要求されます。この他、ドーナツを食べなくても良いCasual部門もあります。

私の記録は38分26秒(うちドーナツタイムが約8分)で、順位は完走者1,652人中31位でした。狙い通り当校日本人学生の過去最高記録(?)を更新!しかし、ドーナツを4〜5個食べたあたりから段々と気持ち悪くなり、後半のランでは大幅にペースダウンしました。胃腸の強化が来年の課題ですね。。ちなみにトップは30分15秒でゴールしています。アップダウンの激しい本大会のコースにおいて箱根駅伝並みのスピードで8キロを駆け抜け、ドーナツ1個あたり20秒程度で食べており驚異的の一言です。

ドーナツの早食いは10分弱の短時間でしたが、12個のドーナツに挑むChallengerたちの間で競争相手といえども妙な連帯感が生まれていました。声は出しませんが互いに(うつろな)目線を交換し、励まし合います。これは本大会の醍醐味の一つと言えます。(屈強なアメリカ人たちも12個のドーナツには相当苦戦していました。)

さて、レース後のことですが、あれだけ栄養(ドーナツ)を補給したのに、通常のランニングよりもはるかに疲れていて、帰りの 車中では吐き気に襲われました。私は渋滞を避けるためそそくさと現地を発ちましたが、十分に休んでから帰るか、酔い止めを用意するのが良いでしょう。ちなみにこの日の夕食はケンタッキーと、不思議なことに再びジャンキーなものを求めてしまい、こうやってジャンクフードの負のスパイラルに陥っていくのかと感じた瞬間でした。

ともあれ、本大会は記録を追い求めるもよし、家族でドーナツをつまみながら和気藹々とするもよし、仮装大会で上位を狙うもよしと、様々な楽しみ方ができるイベントです。皆さまもぜひご体験ください!

2017年4月27日木曜日

6th Victory in NCAA Tournament

こんにちは。Class of 2017のKiyoです。

今月3日、我がUNC男子バスケットボールチームがNCAA(National Collegiate Athletic Association)主催の全米トーナメントで見事優勝しましたのでその様子をレポートしたいと思います!

バスケットボールは、アメフトと並ぶカレッジスポーツの二大人気種目のひとつです。11月にレギュラーシーズンがスタートし、National Championを決めるトーナメントが3月から4月のあたまにかけて行われます。1回負けたら終わりのトーナメント、格下が上位シードを破る番狂わせが起きたり、最後の0.1秒で逆転するドラマが生まれたりと、全米が手に汗握りながら観戦する熱気に包まれることから、”March Madness”とも呼ばれます。日本で例えると、夏の甲子園とか箱根駅伝のような注目が集まり、放映権をめぐっては、100億ドル規模のマネーがやりとりされる超ビッグイベントなのです。

UNCは、マイケルジョーダンを輩出したことで有名な超名門校です。派手なリクルーティング力はないものの、ヘッドコーチ、ロイ・ウィリアムスの堅実な育成手腕により毎年実力のあるチームを作り上げてきます。昨年は、オールアメリカン(全米代表選手)2人を擁して優勝候補に挙げられながらも、決勝でビラノバ大学のブザービーターで敗れ、悔しい思いをしたところでした。私は当時、日本人留学生2名と我が家でビールを飲みながら大いに歓声を上げつつ決勝を見ていたのですが、最後の瞬間で敗者となり、なんともやり場のない、整理がつかない気持ちで解散したのを覚えています(ベスト4に行くだけでも学校の歴史として語り継がれるくらい本当はものすごいことなのですが)。

その悔しい思いをした日から丸一年がたち、UNCは再び決勝の舞台に上り詰めました。

強豪が格下に敗れるアプセットが相次ぎ比較的楽に勝ち進めた昨年と異なり、今年は強豪が順当に勝ち上がり、UNCは力対力の激しい闘いを強いられました。

準々決勝のケンタッキー大学戦では、終始リードして試合が推移するものの、なかなか決定的な差をつけられず、試合最終盤で3ポイントの連続で追いつかれる展開に。会場もケンタッキームードになる苦しい中、残り0.3秒で、今年からぽつぽつ試合に出始めた2年生のフォワード、ルーク・メイが見事ジャンプショットを決め、ギリギリで逃げ切り勝ちをおさめました。準決勝のオレゴン大学戦では、手に汗握るシーソーゲームが展開され、1点差リードの残り数秒でUNCのフリースロー。2本決めれば3点リードとなり悪くとも逆転されることはないというシチュエーションの中、2本とも外してしまい、ワンショットで逆転されるというまさかの展開。しかし、外したフリースローをUNCがリバウンドするというミラクルプレーで、敵の反撃を防ぎ、辛くも逃げ切り勝ち。本当にしびれる展開続きの勝ち上がりでした。

決勝の相手はゴンザガ大学。ワシントン州に位置する大学で、強豪のリーグに所属しているわけではないものの、今シーズンたった1回負けただけで決勝まで勝ち進んできた実力あるチームです(UNCは7敗)。日本人の八村塁選手が所属するチームということで話題ともなりました。

当日は、自宅近くのスタジアム(Dean Smith Center)でのパブリックビューイングに妻とともに参戦です。試合前から「今年こそは」という思いとともに会場は熱気に包まれていました。ゲームは開始後の5分はリードするものの、その後リードされる展開が続き、一時は7点差をつけられます。粘りながらなんとか3点差で前半を折り返すと、後半開始3分で追いつき、再びゲームは競り合いに。その後、2点差以内のシーソーゲームが続き、残り1分40秒で65-65の同点。3年生のオールアメリカン、ジャスティン・ジャクソンがフリースローで1点追加すると、お互いに追加点がとれないまま、残り30秒に突入。ここで、ここまで4ファウルの4年生のイザイヤ・ヒックスが、ゴール下に果敢に飛び込み、シュートをねじ込みます。68-65。相手ボールの残り15秒、チームの大黒柱、4年生のケネディ・ミークスが相手エースのシュートを見事ブロック。3年生のピンソン、ジャクソンと流れるようなパスワークであっという間に2点を追加し(70-65)、試合に終止符を打ちました。その後、相手のシュートミスとファウルによるフリースローでの追加点もあり、71-65試合は終了。大学別優勝回数では単独3位となる6回目の優勝を手にしました。

試合後、ファンたちの多くは、熱気冷めやらぬまま大学に隣接する繁華街フランクリンストリートに繰り出します(この時点で0時)。私たちは翌朝早くから授業があったため、ストリートには繰り出しませんでしたが、会場や近くの駐車場ではいつまでも”Go Heels!”という掛け声が繰り返されていました。なお、フランクリンストリートは警察が出動するほどの大騒ぎで、チャペルヒルの人口をゆうに超えるのではないかという人々であふれかえります。私のクラスメートも多数参戦していたようで、翌朝の授業の出席はいつもの半分くらいだったし、出席していた生徒の多くは死んだ魚の目をしていました(先生もやれやれという感じでした(笑))。

私は、渡米前はバスケが全く好きではありませんでしたが(むしろすぐファウルになるので嫌いだった)、こちらに来てカレッジバスケットの魅力にすっかり引き込まれました。トーナメント決勝を2度も味わえただけでなく、伝統のデューク戦での勝利、そしてスタジアムに観戦に来ていたマイケル・ジョーダンを目の前で見れたことは、最高の思い出のひとつです。Tar Heelsは、コミュニティに浸透しているのみならず、そのファンは全米中にいます。私は、よくUNCのプリントが入ったトレーナーやTシャツを着ているのですが、カナダのケベックシティで、ラスベガスで、サウスカロライナの田舎町で、”Go Heels”の掛け声とともに話しかけられるという経験をしました。スポーツのもと、人と人とがつながっていくのは本当に素敵なことですし、この温かく誇り高きコミュニティの一員になれたことを私自身もとても誇りに思います。今回の経験を通じて、UNCの一員として、コミュニティに貢献したいという思いをますます強くしました。

おめでとうTar Heels! そしてGo Heels!

70-65と試合がほぼ決した瞬間に、スタジアムのコートになだれ込むファンたち。

試合翌日に凱旋帰郷した選手たちを迎えての祝勝会の様子。


ChampionTシャツと号外新聞



2017年2月13日月曜日

優勝!Monsanto Olin Case Competition 2017

Class of 2018のKazuheiです。2017年2月3日、ミズーリ州セントルイスのWashington University in St. Louisで行われましたケースコンペ:Monsanto Olin Case Competition (MOCC)にて、私たちUNC Kenan-Flaglerの日本人チーム(Team Rameses Jr.)が見事優勝することが出来ましたので、ご報告します。

今回のケースコンペは、遺伝子組み換えや農薬で有名なMonsanto社のサプライチェーン戦略に関するものでした。事前に与えられたケースをもとに、同社の新商品投入計画・既存商品の撤退計画を議論し、最終的にエグゼクティブ層の前で15分間のプレゼンテーションを行いました。12月から開始して、まる2ヶ月にわたる長期のプロジェクトでしたが、苦労が結実したことを本当にうれしく思っています。

今回のチームメンバーは、Class of 2017のKiyo(リーダー)、Hisato、Masa、そしてClass of 2018からは私Kazuheiの4人で構成しました。徹底的に勝ちにこだわりたいとのコンセプトのもと、細やかな議論を尽くせるようにあえて日本人のみでチームを組みました。結果的にその作戦は奏功し、言語の壁を乗り越えて、最高の提案を行うことが出来ました。

【きっかけはプログラムオフィス】
Kenan-Flaglerでは、ケースコンペに関する情報がプログラムオフィスから不定期的に展開されます。今回は、そのお知らせを見てKiyoがメンバーを募集してくれました。オペレーション・サプライチェーンマネジメントの知識はほとんど無かった私ですが、どちらかというとMonsanto社に興味を持って、またケースコンペというものを体験してみたかったので、チームに参加させて頂くことになりました。

【難解なケース】
ケースコンペでは通常、ケースと呼ばれる10数ページのドキュメントを読んだうえで議論を組み立てていきます。今回もMOCC側から、Monsanto社の概要や今回の課題について述べられたケースが事前配布されました。議論の目線を合わせるためにも、前もってケースを各自で読み込むことが重要なのですが、現実のビジネス同様、必ずしも必要な情報が全て記載されているとは限りません。今回のケースにおいても、読み込んでいくうちに数多くの疑問に行き当たり、また各人で解釈に差異が出ることも多々あり、チームメンバーで徹底的に議論を尽くしました。その上で、足りない情報についてはMOCC側に確認したり、我々のほうで納得のいくAssumptionを置くなどして対処しました。

【時には深夜まで・・・】
今回はCoreのOperations、ElectiveのOperations Management Models等で学んだ知識をフル動員して、かなり複雑なモデリングを行うことになりました。Kiyo主導のもと、各メンバーが議論をしながら、Newsvendor Model、Monte Carlo Simulationなどを次々とモデルに組み込んでいきました。時には深夜の2時までスタディルームで議論をすることもありました。知識が乏しかった私ですが、気づいたところがあればとにかく発言をするということを心がけました。

【1st Round突破】
MOCCはRoundが分かれており、1st Roundを勝ち抜いたチームのみがFinalに移れるようになっています。1st Roundでは2ページのExecutive Summary、そして5分のビデオを投稿しました。ここで作成した結論をもとにFinalでプレゼンテーションを行うので、モデルに変更を加えられる機会は事実上1st Roundまでとなっています。この時期(12月中旬)までの間は、モデリングと資料作成が並行して走っている状態でしたので、本当に忙しかったです。ビデオプレゼンでは、発音など言語の部分ではどうしてもネイティブには劣りますが、日本人会で作ったハッピを着るなどして、その分の独自の工夫を凝らすことを意識しました。それら苦労・工夫のかいあって、12月末に1st Round突破のお知らせを受け取ることができました。

【Finalはセントルイス】
セントルイスのOlin Business Schoolで行われたFinal Roundでは、プレゼンテーションのみがdeliverableであり、既に組み立てたロジックをもとにスライド等のブラッシュアップが課題でした。数えきれないほどクラスルームでのプレゼン練習を繰り返し、スライドの一字一句の表現にこだわって、またKenan-FlaglerのBusiness Communication Centerでのフィードバックをもらうなどして、最終的にはもうやれることは全てやった!と胸を張って言えるレベルまで達していました。セントルイス現地でも個室が与えられており、我々の順番がまわってくる10分前まで、徹底的にプレゼンの練習とQ&A想定問答の策定を行いました。私はそれまで、プレゼンの練習の場では噛んでしまったり、セリフを忘れてしまうことが多かったのですが、本番では自分でも驚くほどの大声で完璧に近いプレゼンテーションが出来たと感じました。結果を待つまでの間、ここまでやり遂げたなら駄目でも悔いはない!という思いと、そして1位に違いない!という確信を抱いたことをよく覚えています。

【優勝!その後】
結果は見事優勝。抱えきれないほど大きな小切手を抱え、満面の笑みで写真に収まることができました。Chapel Hillに戻ってからも、ケースコンペ優勝は予想していたよりも大きな話題になっていて、すれ違うたびにCongrats!と声をかけてもらえたことが驚きでした。ビジネススクールにおいてケースコンペは本当に大きな意味を持ち、そこでの優勝は最大の収穫であることを実感した瞬間でした。私とMasaはセントルイス滞在を2日間延長し、特大のリブステーキやカジノ、そしてOlin日本人会の皆様との交流を堪能してからChapel Hillに凱旋帰宅しました。

MOCCでは、勝てたという結果も伴い、2ヶ月にわたって本当にいい経験をさせていただいたと思っています。ここまで私なりの感想を書いてみましたので、以下では一緒に戦ってくださったチームメンバーの皆様よりコメントを書いてもらいます。

Kiyo:この2か月間は、本当にいつもコンペのことを考えていました。優勝を目指して本気になって戦ってきた仲間たちと、本番前の控え室で「Go! Heels!!」と大声で掛け声をかけたときは、チームが一つになっているのを心から感じて奮い立ちました。こんな青春を味わわせてくれたメンバーと、僕たちのコンペ参加を陰ながら支えてくれた各家族と友人のみんなに改めてありがとうと伝えたいです。
今回、優勝できた理由としては、メンバー個々人の知識、熱意、協調性によるところがやはり最も大きかったですが、加えて一つ強調させてもらうと、Class of 2016の先輩たちと出場した過去のケースコンペの経験が大きな役割を果たしました。特に、昨年Purdue Universityで開催されたケースコンペでは、Final Roundを経験することができ、自分たちの強みや優勝するために必要なことを具体的に知ることができました。Masaも書いていますが、渡米してまもない日本人だけでは、コンペで結果を出すことは難しいでしょう。私の勝手な推測ですが、ひとまずコンペに参加するものの、厳しい結果を突き付けられ、そこで再度トライするのをやめてしまうという日本人留学生も少なくないのではないでしょうか。
UNCでは、2年生が1年生を連れてコンペに出場し、その1年生が翌年2年生として新たな1年生を連れて出場する、という流れが脈々と受け継がれています。当然、全てにおいてうまくいくわけではないですが、2年生に率いてもらうことで、比較的チャレンジしやすいですし、ケースに取り組む中で、2年生から直接学ぶ機会も増えます。
実際、ここ5年で、UNCの日本人は、学外のビジネスコンペで優勝3回、準優勝2回、3位3回と素晴らしい成績を収めており、成功体験が刺激となって周りに伝播していくという好循環が生まれていると感じてます。MBAでぜひケースコンペにトライしてみたい!という熱い思いをもった方がUNCの門を叩いてくれることを楽しみにお待ちしています。

Hisato:自分のように英語がそこまで達者でない日本人でも、今回米国企業から高く評価をされるビジネス提案をできたことは非常に誇らしいですし、今後のキャリアを歩む上でも自信をもつことができました。
今回の勝因はいくつかありますが2点だけ紹介します。1点目はチームメンバーのdiversityを活かすことができたことです。日本人だけのチームでdiversity?と思われる方も多いかもしれませんが、同じ日本人でも出身業界・職種が違うとものの考え方が結構違うものです。その多様性を活かすために日本語で徹底的に議論を重ねたこと(そのようにチームのグラウンドルールを作ったこと)が大きな勝因だと思います。(思えば社内の人と仕事をしていても、考え方も似通っているし、色々な上下関係があって思うように多様性のある議論ができていないなぁ、とMBAに来て強く実感しました。)
2点目はUNCの良く練られたコアカリキュラムです。まず今回のケースではOperationやStatisticsの知識をフルに動員する必要がありましたが、基本的にはコアの授業で学習した内容を多分に活かすことができ、レベルの高い分析ができました。加えてUNCではProfessional Communication, Managerial Communicationといったプレゼンの授業も必修化されており、良いスライドデザイン・プレゼンの仕方を学ぶことができます。1st round通過後はこの授業で学んだことを生かして、分析の精緻さをアピールしつつもビジネス提案としてのbig pictureを示すようなスライドデザインを行い、プレゼンの実践練習を行いました。
ということで2点目のバランスのとれたコアカリキュラムは当校の強みであり、今回のケースコンペ優勝でその強みを証明することができたと思っています。MBAで幅広い経営知識を身に着けたいかたは是非当校へ!

Masa:他のメンバーが私の言いたかったことをほとんど代弁してくれていますので、私は少しだけ違う角度から。
今回、久しぶりに日本人のメンバーでチームを組みましたが、本当に熱心で、協力的で、緻密な作業ができる最高のチームだったと感じました。入学してからこれまでの1年半、世界各国出身の、多様なバックグラウンドを持つメンバーとチームワークをこなしてきましたし、もちろんその時々で素晴らしい経験をさせてもらいました。ただ、これだけ全員が一丸となって精一杯やりきった、と言い切れるチームは、今回が初めてだった気がしています。
そして、振り返って思うのは、去年同じメンバーで同じコンペに臨んでいても、きっと1位という結果には届かなかったのではないか、ということ。留学生活でそれぞれが苦労しつつ、吸収して得たもの(理論やハードスキルだけではなくて、「何が大切か」を見抜く力とか、ストーリーの語り方なども含めて)と、持ち前の協調性と真面目さが相俟って、最高の結果に結びついたのだと思っています。ちょっと驕った言い方かもしれませんが、自分の成長を実感できる良い機会になりました。これからMBA留学を迎える皆さんも、ぜひ様々なケースコンペに挑戦してみてください!
Olinのスタディルームで最後の仕上げ
栄光の瞬間
見学で訪れたMonsanto社研究所にて

2017年2月6日月曜日

必修コア科目@MODⅠ・Ⅱ 人気(?)ランキング

こんにちは。Class of 2018のHiroです。
MODⅢも始まり、1年生たちは必修科目に加えて、各人の興味に応じた選択科目、加えてSTARプロジェクトなどと、また忙しい日々を送っています。

そんな1年生7名に、数あるMBAの中でも比較的厳しい、大変と言われるMODⅠ・Ⅱを乗り切ったことを記念し、履修した必修のコア科目に関するアンケートを取ってみましたのでご紹介します。

【アンケートの概要】
・各人、「役立ち度」、「面白さ」、「大変さ」、「教え上手」の各部門での1位~3位を選び、投票。
・投票対象の授業は、以下の13科目。
MODⅠ:Financial Accounting、Financial Tools、Microeconomics、Business Statistics and Analytics、Marketing Core Concepts and Tools、Professional Communication、Leading and Managing
MODⅡ:Finance、Global Economics、Data Analytics and Decision Making、Operations、Business Strategy、Core Case Competition
・各部門の単純合算で得点が高い順に1,2,3位とし、以下に発表。
・さらにそれら1~3位に得点を再度付与、全部門での獲得点の合算で最高得点を得た科目が総合1位

【役立ち度部門】
1位:Data Analytics and Decision Making
2位:Business Statistics and Analytics
3位:Business Strategy

コメント:
統計・データ分析系の授業2つがトップ2となりました。回帰モデル構築、分類木、シミュレーション、クラスター分析など、マーケティングやファイナンス等の分野に転用されるコンセプト、ツール、スキルを体系的に学ぶため、バックグラウンドや今後の専攻・卒業後の業務等に拠らずに役立てることが可能な汎用性の高さが評価につながったようです。また、これらの授業を通じて、これまで使っていた分析ツールの「意味」が分かった、という意見もありました。
統計・データ分析系の授業は近年、当校が力を入れており、本年も昨年の内容にさらにテコ入れしたものになっていました。データ分析を要求するインターンが増えていることを背景とした傾向かと思いますが、日本人学生にはDecision Makingの力を向上させたいというニーズが強いように感じており、その「武器」のひとつになりうる授業群かと思います。

【面白さ部門】
1位:Business Strategy
2位:Operations
3位:Business Statistics and Analytics、Data Analytics and Decision Making

コメント:
僅差でMBAの王道とも言えるBusiness Strategyが1位となりました。マイケル・ポーターの5つの競争要因、競争戦略論やゲイリー・ハメル , C.K. プラハラードのコア・コンピタンス経営に始まり、アントレ系のリーン・スタートアップ戦略などざっと学びました。ほぼ100%ケースをベースに進み、日本企業も複数回取り上げられるため授業中の発言も求められるため、多くの学生が知的好奇心・チャレンジ精神を刺激された結果の1位と言えると思います。個人的には、これらのビジネスストラテジーをいかに自分自身の人生戦略に適用していくかという視点を持つように、と教授から語られるのが面白く、二重の学びにつながったと感じました。
2位のOperationsも、ケースを多用して生産・サービス管理、在庫管理や品質管理の基本ツールを学びつつ、Amazon、Zara、トヨタなど世界的な企業の競争優位性をオペレーションの視点から分析しました。チームで仮想工場のマネジメントを競いあうシミュレーションも何回かあり、ゲーム的な楽しさを感じながらツールを使ったり、オペレーションを行う上での落とし穴を体験したり出来た点も、「面白さ」の評価につながったようです。

【大変さ部門】
1位:Professional Communication
2位:Business Strategy
3位:Marketing: Core Concepts and Tools

コメント:
「大変さ」で投票が集中することの良否は意見の分かれるところかと思いますが、こちらも僅差でProfessional Communicationが1位となりました。この授業は、その名の通りコミュニケーション力を高めることが目的のため、毎週必ず、スピーチやプレゼンテーションが求められ、それに対するフィードバックや撮影されたビデオを見た後の自己評価なども行われます。英語力に難を感じている学生にとっては、スピーチスキルやプレゼンスキル以前の問題で「大変さ」があるため、栄誉ある1位に輝いたものと推察されますが、一方で、この授業を通じてディスカッションでの発言等に苦労を感じなくなってきた、といった意見もあり、MODⅠの早いうちにこうした授業があることがかえって助けになっている側面もあるように思います。
なお、2位・3位には、授業のほぼ100%がケース形式で進められる2授業が入りました。ケースのリーディング量もさることながら、レポートや授業中のディスカッションなどの場で、良質なアウトプットを求められる点も「大変さ」に繋がったようです。これらの教科は、授業中のクラスへの貢献度が最終成績に反映される度合いも高く、大変な科目でもあります。

【教え上手部門】()内は担当教官名
1位:Business Statistics and Analytics(Adam Mersereau)
2位:Financial Tools(Camelia Kuhnen)
3位:Financial Accounting(Mark Lang)

コメント:
Business Statistics and Analyticsを担当したAdamが圧倒的な支持を得て1位に輝きました。回帰モデルの構築を中心とした、統計の入門クラスです。抽象的で、ややもすると興味関心が持ちにくい統計の基礎的な部分についても、身近な例やミニ・ケースをうまく使って説明していく授業スタイルは、日本人学生だけでなく多くのクラスメイト達からも好評でした。
2位にはFinancial ToolsのCamiが選ばれました。債権・株式・オプション等の価値評価やポートフォリオ最適化の基礎理論など、ファイナンスの入門クラスです。ファイナンスバックグラウンドの日本人学生が多いためか、「役立ち度」や「面白さ」では得点が伸びなかった同科目ですが、教授の教え方については、ファイナンスバックグランドの有無に関わらず評価が集まりました。授業中の解説・練習問題、宿題・課題、試験などのバランスが良く、初心者も置き去りにせずに進めてくれる印象がありました。
3位にはFinancial AccountingのMark Langが食い込んできました。コカ・コーラ社をメインに据えて仕訳や財務三表の成り立ち、企業価値評価など会計についての解説が進むのですが、授業の合間には息抜きコーナーが設けられており、会計とは関係ないツールドフランスやビジネス・シチュエーションの面白ビデオの紹介が用意されています。また、ところどころにさしはさむジョークがよいメリハリになっており、最も授業中に笑いの多いクラスでした(ジョークは半分くらいしかわかんなかったけれど…)。

【総合部門】
1位:Business Strategy
1位:Business Statistics and Analytics

コメント:Business Strategy、Business Statistics and Analyticsの2授業が同点1位となりました。
Business Strategyについては、MBA入学前から期待感・需要の高い分野という生徒もいたと思いますが、KFBSで実際に受講してみてもその面白さ、知的挑戦性、成果の各面で非常に高く評価された結果だと考えます。
一方、Business Statistics and Analyticsについては、その発展形の授業でもあるData Analytics and Decision Makingも含めて、実際にKFBSで受講してみてその有用性や面白さに気付かされた学生が多く、高い評価につながったのだと感じました。


以上、いかがでしたでしょうか?

General Managementに強いとも評されるKFBSですが、今回のアンケートもそれを反映してか、かなり多くの授業に票が割れる結果となりました。自分の興味関心分野を深堀し、向上させるのはもちろんのこと、弱点やこれまで興味関心の薄かった分野も学べたという点で、KFBSのMODⅠ・Ⅱは非常に密度が高く、成長の可能性に満ちた内容であったと思います。コア科目は毎年、教官や学生からのフィードバックを踏まえた改善が図られるため、来年以降も、まったく同じ授業が行われることはないかと思われますが、アプリカントの皆様に当校の傾向や雰囲気を知っていただく一助になれば幸いです!
OB・OGの諸先輩方につきましては、現役学生一同、身を粉にして勉学に励んでおりますので引き続きのご支援、よろしくお願いいたします!

2017年1月11日水曜日

ここがおすすめUNC@Chapel Hill 独り身編

こんにちは、Class of 2018 Yukiです。
さて、前回はHiroが「ここがおすすめUNC@Chapel Hill 家族連れ編」と題してChapel Hillの家族目線での良さをお伝えしてくれましたが、今回は私Yuki(独身、男)が孤独独り身目線でChapel Hillのお勧めスポットやらお勧め生活スタイルやらを紹介したいと思っております。

結構良いバーがいっぱいある
東京にいたときは結構一人で深夜に飲みに行っていたのですが、さすがにChapel Hillだと厳しいかなぁ、と当初は思っていました。しかしながら、意外や意外、なかなか良いバーがたくさんあることがわかりました。特にフランクリンストリートの西側にそういったお店は密集しているようです。最近の私のお勧めは、West End Wine Bar という、その名の通りフランクリンストリートの西端にあるワインバーで、お手頃価格でグラスワインも多く取揃えている素敵なバーです。客と店員がみんな英語喋ってる点を除けば、十番とか恵比寿あたりにあるお洒落気取りなバーにいる雰囲気を味わえます。また、入口横に、ドンキーコングやパックマンなどがプレイできるクラシックなアーケードゲームが置いてあり、ワンクォーターで遊べるので友人を待ってる時間などの暇つぶしに最適です。話し相手がいない寂しい夜は、他の客の視線が気にならないのであればずっとこれをプレイしていることも可能です。
さて、このお店の真骨頂は、なんと店の奥にひっそりと地下へ続く階段があり、The Cellarという別のお店に繋がっている点です。こちらのお店は上の階のWest Endとは打って変わって、バーカウンターと共にビリヤード台やらダンスステージやらが併設されていて、照明は薄暗く、典型的なアメリカの田舎にあるバーという感じのお店です。80年代映画で例えると、よそ者が入ってきたら一斉に視線を受けて、「おい、何しに来たボンクラ、ここはお前のくるところじゃねえんだよ」と言われそうな、自分がシュワルツネッガーかスタローンだったら腕の一本や二本へし折る場面だろうなぁ、とニヤニヤしてしまうような場所です。ここではよくクラスメイトと一緒に行って、端っこに置いてあるチェスボードを使って深夜のチェス大会などを繰り広げています。たまに勝負をふっかけてくる常連が恐ろしく強くて、しかも嫌な奴で、ちょっとした諍いになったりもしますが、それもアメリカ生活のご愛敬ということで、良い思い出になる日が来ることをただ待つばかりです。

ラーメンとかも、実はある
次は独り身にとっては死活問題の食べ物事情ですが、ここについても意外や意外、だいたい学校周辺のアパートであればどこに住んでも車で5分10分のところにスーパーが何種類もあるので、自炊する分には全く困りません。外食についても然りで、おいしい中華料理店やらサンドイッチショップやら、「アメリカ生活ってやっぱ太るんでしょ?」というもはやテンプレート化された質問にも満を持して、「はい!太れます!」と即答できるだけのポテンシャルをこの町は秘めています。更に、日本人のソウルフードと言っても過言ではないラーメンについてですが、これまた意外、ホールフーズという若干ハイソ目なスーパーがキャンパスの近くにあるのですが、そこのフードコートにあるラーメンが日本で食べるラーメンに匹敵するくらいおいしいです。はい、「なんだよ、フードコートのラーメンかよ」と思ったあなた、ちょっと冷静に自分を見つめなおす良い機会かもしれません。私はアトランタ、ニューヨーク、シカゴ、ピッツバーグ等、アメリカの大都市の、ネットで評判が良いラーメン屋には概ね行きましたが、さしてそのレベルは変わりませんでした。「蔦」の焼き豚味玉醤油そばクラスは、アメリカ全土には存在しません。「青葉」の特性中華そばクラスももはや難しい印象です。つまり、全然それ以下の、アメリカ人の味覚で言うところの、「これがJapanese ramenか、UMEEEE!!!」レベルでの争いが各都市で繰り広げられている印象です。結論として、どの都市に行くにしても、ラーメンに過剰な期待を持って渡米してくるのはやめといた方が良いでしょう。

異性との出会いも、なくはない
最後に、これまたMBAに行くか行くまいか迷っている世の独身男性/女性にとって「そこに出会いはあるのかい?」という切実な質問への回答が気にかかるところだと思います。結論から言って、私の知る限りこちらに単身で渡ってきて、こちらで相手を見つけてお付き合いしている、若しくはその延長で結婚に至った、というケースが多々あります。その方々のお相手の見つけ方もこれまた多様で、こちらで出会った方だったり、日本にいたときから細く繋がっていた関係を回収したりといろいろあるようです。ただ、概して相対的に、アメリカ人クラスメイトは所帯持ちだったりパートナーがいたりすることをパーティやら雑談やらで見せびらかしたり自慢してくるので、鉄のハートを持っていない限り、単身者は寂しい気持ちになる日が来ることは否めません。
そんな寂しさにうちひしがれる日々を送る中、私が中国人女性のクラスメイトに「あー、いい子いないかなー。あー、いい子いないかなー(二回目)」といろんな意味を含めてぼやいていたところ、「date appを使えばいいんだよ」と爽やかに言い放たれました。日本で言うところのマッチングサイトですが、驚くべきかな、アメリカ人はもちろん他国から来た留学生の多くはdate appで彼女を見つけてそれを特に隠さず話す人が多いです。また、そんなサイトに頼りたくないという硬派な方であれば、国際交流センターや上述のバーなどでも出会いの機会は多くあり、比較的行動派の方であれば他学部の学生はもとより様々なアタックチャンスを広げることも可能です。
ちなみに私の場合、上述の雰囲気の良いバーやラーメン屋で仮に素敵な異性に出会っても、話しかけることはできません。性格的にそういうことができないからです。でもそんなのは東京でも一緒ですよね。つまり、出会いがあるかないかは、あなたの性格次第!「ボストンやシカゴだったら未婚アラサーで行っても何かありそうだけど、ノースカロライナかぁ」、と思ってUNCへの進学に二の足を踏んでいるあなた、それは大きな間違いです。どこでも出会いがある人にはあるし、ない人にはない。なので、独り身の方も気兼ねなくUNCを選んでね!



2017年1月6日金曜日

ここがおすすめUNC @ Chapel Hill 家族連れ編

こんにちは。Class of 2018のHiroです。

12月22日にMODⅡ最後の期末テストが終了し、長めの冬休みに突入しました。学生たちも帰省や旅行へと次々と旅立っていく今日この頃ですが、家族連れで渡米して約半年が経過しましたので、その経験に基づいて、受験生の皆様に受験校・進学先選びに活用していただけるよう、家族連れ目線でUNC @ Chapel Hillのおすすめポイントを紹介したいと思います。

1.気候が温暖で自然が豊か
 ノースカロライナ州チャペルヒルは、北緯35度・西経79度に位置しています。北緯35度というと東京と同じで、やはり気候も似ています。夏は30度を超える日も多いですが、東京と比べると湿度が低いため比較的過ごしやすく、冬は朝夕の気温がマイナスになることもありますが、日中は10度前後まで上がります。降雪は数年に一度大雪になることもあるそうですが、例年はほとんど降りません。毎日の登校・登園や買い物、散歩などを考えると、灼熱も極寒も避けられ、日本のように四季が訪れる気候は、家族連れの方にとってとても生活しやすい環境です(参考:U.S. Climate Data)。
 チャペルヒルの面積は約51キロ平方メートルで、東京23区でいうと、世田谷区、練馬区、足立区などと近い広さです。一方、人口は約6万人と、これらの区の15分の1~10分の1程度となります。人口密度が低い分自然は豊かで、大学や住居の近くも木々があふれ、リスやウサギだけでなく、キツネやシカなどの動物に遭遇することもあるほどです。ノースカロライナ州としても、東には大西洋が広がり、西にはアパラチアン山脈が連なっており、夏には海に海水浴に出かけたり、山に避暑に出かけたり、冬にはスキーやスノーボードを楽しむことも可能です。都会の喧騒を離れて、ゆっくりとレジャーやスポーツ、子育てを楽しみたいというご家族に特におすすめです。
 ちなみに、徒歩圏内に中規模のスーパー、保育園、病院などが一通りそろった住居エリアなどもありますが、基本はチャペルヒルでは車やバスでの移動が多くなります。通勤時間帯を避ければ交通量がかなり少ないことも特徴のひとつで、運転経験がほぼないような方でも比較的早いうちに経験を積み、自立して買い物や子供の送り迎え等を行うことが可能です。加えてチャペルヒル内は無料のバス網があり、それを使って買い物などに出かけることも可能です(参考:Chapel Hill Transit System Map)。

2. 平和で、サポーティブ
 日本人留学生だけでなく、周囲の米国人なども口を揃えてチャペルヒルの魅力として挙がるのが治安の良さです。早朝の時間でも女性一人でキャンパス内をジョギングしているのを見かけるなど、あまり日々の生活にこれといった危険の兆候がないことで、かえって油断してしまうことが一番の危険なのではないかと思われるほどです。
 米南部には、いわゆる「サザン・ホスピタリティー」があると言われますが、それはここノースカロライナ州チャペルヒルでも強く感じられるところです。客人を温かく受け入れ、もてなす気質は、海外留学生やその家族にも向けられます。大学のサポート体制はもちろんのこと、地域の教会や学校による無料のESL(英語教室)や季節のイベントなどの開催、近所の方が個人的に開く交流会なども活発です。また、普段の生活の中ですれ違う人々とも、気軽にあいさつを交わし相手を何気なく思いやる姿勢は、「おもてなし」の国を自称する私たち日本人の方が見習わなければならないところと感じてしまいます。

3.教育水準の高さ
 チャペルヒルは、住人の過半数が大学関係者という学園都市です。そのためか、公立学校の教育水準が非常に高く、市内の公立小中学校は高い評価を受けています。未就学児向けのプリスクールやデイケアも多数あり、それぞれが違った校風を持ちながら運営されています。人気の園はウエイトリストになることも多いですが、都市部よりも相対的には「保活」の競争が穏やかなようです。
例えば私の場合は、4歳になった息子が8月に渡米、当月内に保育園を決定し、月末から徒歩圏内のコーポレーティブプリスクールに園唯一の日本人として通っています。こちらの園は、先生方がインターナショナルな子供の扱いには慣れており、また、同じクラスにも中国や英国などの米国外から来た子もいるせいか、言語の壁をものともせず、毎日楽しく過ごせています。園庭で野鳥観察を楽しんだり、保護者が開くスペイン語講座を受けたりと、日本の保育園ではなかなか出来ない体験も魅力的なようです。
 このほか、車で30~40分程のローリーには日本語補習校もあるため、週末はそちらに通っているお子さんもいらっしゃいます。

4.物価の安さ
 最後により現実的な話ですが、都心部でない学校に進学するメリットの一つは物価の安さです。(参考:Compare the Cost of Living
特に生活費の大半を占める家賃で見ると、都市部の半分~3分の1程度のコストとなるようです。例えばオンキャンパスの住居ですと、100㎡くらいの2ベッドルーム・2バスルームの部屋を月1,100ドル程度で借りることが可能です。子供の教育費に関しても、決してチャペルヒルも安いとは言えませんが、都市部ほどの高騰はありません。
大きな声では言えませんが、生活費が安く済んだ分で長期休暇は家族旅行に♪といったことも可能です。

2016年12月5日月曜日

【受験特集】UNCのインタビュー体験談


Kazuhei:Class of 2018のKazuheiです。受験シーズンが近づいてきましたね。今日はアプリカントの皆様に向け、UNCのインタビューの思い出を対談形式でお送りしたいと思います。さっそくですけども、私はSkypeを使ったのですが、Yoshiさんは電話で、そしてHiroさんは日本で対面で行ったと聞いています。

Yoshi:私は電話にてアドミッションと喋りました。Skypeのほうが表情が分かってよい等の利点もあると思いますが、私は独特なタイムラグや自室を撮りながら話すこと、あと深夜にスーツに着替えて会話することが嫌だったので(笑)電話を選択しました。

Hiro:私は日本でOBの方と面談して頂きました。昨年は日本人の面接はこのOBの方一人で担当されていたそうで、すべての受験生にお忙しい中お一人で対応されるのはさぞ大変なこと今でも強く感謝しております。(たった一人で対応されているという意味では・・・)最初はUNCが日本人アプリカントを軽視してるのではないかと深読みしていましたが、面談を受けてみて、単にこのOBの方への学校からの信頼が厚いために違いないと確信しました。

Kazuhei:そうですか。私がSkypeにしたのは、人見知りなので対面はちょっとキツイと思ったからです。かといって電話音声だけでは英語が聞き取れなさそうなので、Skypeが自分にぴったりかなと思った次第です。

Kazuhei:インタビューの内容の方ははどうでしたか。

Yoshi:終始私のレジュメ内容についての質問でしたね。Why MBA? Why UNC? Walk me through your resume などの王道な質問は一切ありませんでした。インタビューというよりは会話のような感じというか、例えば、初めて留学することについてどう思う?緊張する?友達や家族のリアクションは?など聞かれましたね。あと大学で古民家を研究していたことが興味深かったらしく、アメリカで見てみたい建築はある?など聞かれました。40分ほど極めてライトな会話をしたのち、逆質問タイムがあって終わりでしたね。王道な質問が全く無かったのは意外でしたが、却って私の人柄を知ろうとしてもらっているような印象を受け、嬉しく思ったのを覚えています。HPなどで、「○○ビジネススクールの特徴は協調性にあり、学生も教授もホスピタリティに溢れ云々・・・」という情報は簡単に得られますが、 UNCの場合はインタビューを通じてそれを実感することができました。

Hiro:OBは日本人の方ですが、挨拶も含め終始英語での会話でした。私の場合はレジュメも見ながら、Why MBA、Why UNCやこれまでの業務経験など王道の質問も聞かれました。回答内容を深堀するような質問も多くあって、結果、想定問答を超える内容をその場で考えながら話すこともありましたね。こちらが伝えたいことを先方の導くままに、自然な会話の中でアピールをさせてもらえた印象です。結果として納得感が高く、終了後は、「これだけ見てもらったら落ちても文句はない。」といった気持ちすら芽生えました。こちらからの質問時間もあり(時間の許す限りどうぞ、と言っていただき)、こちらの質問への丁寧な回答や愛校心の強さ、全体的な人柄などを通じて、面接で志望度が増した唯一の学校となりました。

Kazuhei:私がSkypeで喋った方は、アドミッションの一員でインタビューを専門にやられているようでした。意表を突く質問は一切なく、Why MBA?やキャリアゴールについて聞かれたと記憶しています。むしろこちらが話したいことを引き出してくれるような感じでしたね。逆質問タイムでは住居のことを聞いてみたところ、みんな学校の近くに住んでいるからすぐに仲良くなれると思うと言って頂きました。時間は30分きっかりで終わってやりやすかったですね。インタビュー後にはお礼のメールを送っておきました(それに対する返信は無かったですがちゃんと受かりましたので、もし返事が無くてもご心配なく)。

Kazuhei:じゃあ最後に総括をお願いします。

Yoshi:UNCは一番リラックスして臨めたインタビューでした。つらつらと自分について語るのが苦手な私に合っていたのが合格の要因かもしれませんし、用意していない質問ばかりだった故に、 飾らない回答が出来たことが良かったのかもしれません。UNCのインタビューが楽しかったこと、インタビュー後に志望度が強まったこと、そして実際に合格をもらったことを繋げたとき、 これが大学とのフィット感というものなのだろうな、と初めて実感しました。最後の最後でようやくですが・・・。

Hiro:OBは過去の面接経験も豊富なので、受験生の良さを引き出してくださる展開に納得しました。同じ基準で他の受験生との比較されるので、複数の面接官がいる他の学校に比べてフェアだと感じました。たった一人で担当されているOBをさらに大変にしてしまうのは申し訳ないのですが、UNCの場合、受験生の方にとって日本会場でOBの方に面接していただくのは全く問題がなく、むしろおすすめです。

Kazuhei:私はYoshiさんとは別の意味ですけど、王道の質問ばかりだったところにUNCの誠実さを感じました。みなさん共通して言えることは、返答に困るようなトリッキーな質問は無かったということですね。私のような人見知りの方はぜひSkypeという手段もご検討ください。では!


※追記1:この記事はClass of 2018メンバーの体験談であり、UNCのアドミッションとしての公式見解ではありませんことをご承知おきください。
※追記2:アドミッションの公式見解としては、「インタビュー形式 (オンキャンパスでの対面、スカイプ、電話) や面接官 (アドミッション、アルムナイ) が選定に有利不利に働くことはありません。」とのことです。