2009年1月29日木曜日

STARプロジェクト始まる!

Class of 2010のZi-coです。

ついにSTARプロジェクトが始まりました。STARプロジェクトとは、Student Teams Achieving Resultsの略で、地元企業からの依頼の元に、UNCの学生がチームを組み、コンサルティングを行うというプログラムです。(http://www.kenan-flagler.unc.edu/Leadership/Companies/StarOverview.cfm)学生は11月中旬に、志望動機と過去の経歴を添えて応募します。同時期に、地元企業もUNCにプログラム参加の応募を行います。その上で、STARプログラム担当者が、各自の過去の経歴とクライアント企業とのマッチングを考慮して、チームをアサインします。私は、エンジニア出身の2年生のリーダーの元、私を含む3名の1年生と、Undergraduate2名の合計6名のチームに参加しています。コンサルティング内容に関しては守秘義務のため、多くは申し上げられませんが、地元エネルギー企業に対して、新たなサービスのビジネスモデルを提案すると言うもので、現在マーケットリサーチをはじめとする各種リサーチの真っ只中です。

週一回のグループミーティングを通じて、各メンバーは割り当てられたタスクを報告し、さらにリーダーが新たなタスクを割り当てるといった感じで進んでいます。クライアントとの打ち合わせは、月1回で、最終的に4月末に成果報告を行います。また、これらのミーティングに加え、週に一度、各グループが一同に会し、コンサルティングの教授が、プロジェクトの有効な進め方について講義します。

これらのミーティングは、授業の合間に入ってくるので、少々ハードですが、何より実際のビジネスに関わることができるので、非常にエキサイティングな経験ができます。私の場合、日本の派遣元企業と同じ産業に関わることができていて、自身の会社の動向もチェックしながら、プロジェクトに携わっており、帰国後の仕事にも直接活かせるのではないかと期待しています。逆に、全く関わったことの無い産業に携わるのも、おもしろいと思います。対象企業としては、私のチームのクライアントのような比較的大きな企業から、起業したての社員1名のみといった企業まで、様々です。ただ、UNCの近くにはリサーチトライアングルパーク(http://www.rtp.org/main/)と呼ばれる研究施設が集まる地域があるため、最先端技術を商業化したいという企業が多く参加しているのはひとつの特徴ではないかと思います。そういった面から、元技術者やアントレ志向の方にも非常に魅力的なプログラムだと思います。

ちなみに、このSTAR、アメリカ国内企業に対するコンサルティングに加え、Global Business Projectと呼ばれる海外企業に対するプログラムもあり、クライアントとして日本企業も参加しています。アメリカ人とともに日本企業のコンサルティングを行うというのも、なかなか興味深いと思います。

私自身、STARプロジェクトがUNCの志望動機のひとつでもあったので、実際に理想的なプロジェクトに参加できて、非常に興奮しています。

(写真は、先日の大雪に埋もれた我が愛車2009Corollaであり、本文の内容とは一切関係ありません)

Posted by Zi-co

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