2009年1月23日金曜日

新しい時代へ



オバマ氏の就任演説が日本でも深夜に関わらずとても高い視聴率だったみたいですね。日本でも話題になっているとは知りませんでした。ここアメリカではもちろんとても関心が高く、多くの人が演説に注目していました

私も何を言うか楽しみにテレビを見ていたのですが、演説は比較的平凡だったような印象です。2004年の民主党大会アイオワの勝利宣言等に比べると、メッセージ性もデリバリーもに感じました。ひょっとするとあえて抑えめの演説にしたのかもしれません。確かに選挙が終了し、支持率も異常に高くなっている現状では私たち民衆をこれ以上熱狂させる必要はないわけですから。経済でも政治でも難題の多い新政権のスタートですが、彼のリーダーシップでアメリカと世界が良くなることを期待します。
そんなことを考えながら昨年の選挙戦のことを思い出しました。クリントンと民主党代表の座を争った際、オバマ氏はUNCにも来て演説をしました。家から徒歩5分のところに将来の大統領がやってくると聞き私も見に行きました。感じたのは彼の圧倒的な存在感。これは天性のものなのでしょうか、後から習得したものなのでしょうか。オバマ氏に限らず概してアメリカ人はスピーチが上手です。これは主に教育に寄るところが多いと言われます。UNCでもリーダーシップやコミュニケーションについて様々な授業が開講されています。私も習った概念をしっかりと身につけ、周りを惹きつけられる存在になりたいと思いました。

ピーター

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