2008年10月11日土曜日

Leading & Managing

Class of 2010のEvance改めEvans2010です。

Mod1終了の余韻に浸りつつ、Mod1で履修したLeading & Managingという科目について触れておこうと思います。

この科目、どのような科目かというと、一言で言うならば、その名の通り、LeaderとしてまたManagerとして何をすべきか、ということをテーマに扱う科目です。

いかに組織の中で効果的な意思決定をしていくか、なぜ組織の意思決定は時に間違った方向に進んでしまうのか、いかに組織のモチベーションを上げていくか、いかに交渉相手に対して優位なポジションを保ちつつ影響を与えていくか、またLeaderとManagerの違いは何か、など、ともすると一見非常に抽象的な議論になりがちな概念を、学術的な概念を取り込みつつ、ケーススタディーで現実社会との接点を持ち具体的な概念に落とし込んで行きます。

実際、米系某超大手ヘルスケア会社の人事評価システムを分析するようなグループ課題もありました。上位チームには、同社の経営陣との昼食会というご褒美があったため、マーケティング/コンサルティング系に興味のある同級生はかなり力が入っていたように思います。我々が教授からmotivateされていた訳です(笑)

教授のAlisonは授業に色々と工夫を凝らしており、非常にインタラクティブで息をつく間もないような展開で授業が進んでいきます。(詳細をこのような場で紹介することができないのが残念です。)

そんな授業ですが、正直、最初はこの授業あまり好きではありませんでした。。。
なぜなら、Reading Assignmentはすごく多いし、答えがあるような無いようなむず痒い感じがするし、なによりもMod1の5科目の中では唯一ディスカッションベースの授業であったため、授業中に発言せねば、というプレッシャーとの戦いだったからです。
スタディーグループなどでは何の気兼ねもなくディスカッションに参加していけるのですが、授業での発言となると、緊張感が漂います。。。

ただ、授業はとても面白いので、途中からは、授業があまり好きではない、ではなく、授業は面白いのに言葉の壁により思うようにいかない自分との戦い、だったように思います。つまり、発言しないと成績に響くから、といった発想ではなく、純粋にディスカッションの中に積極的に入っていきたい、という発想になった訳です。

そういう観点からいくと、今思えば、科目の本質的なtake awayのみならず、純ドメ留学生の持つ殻を破っていくという部分でのtake awayも大きかったと感じています。

英語に不自由の無い留学生にとっては些細なことかも知れませんが、iBTに苦労してMBA留学を勝ち得た留学生にとっては、このtake awayの積み重ねが何よりも大切だったりすると思います。

Mod2ではマーケティング、オペレーション、ストラテジーなど、ディスカッションベースの授業が増えていきますので、日々のtake awayの大切さをかみ締めつつ、Mod2も頑張っていきたいと思います!

Posted by Evans2010

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