2009年4月15日水曜日

Chapel Hillのくるま事情

Class of 2010のZi-coです。

そろそろClass of 2011の合格者も出揃いつつあり、渡米に向けた準備を始めているころと思いますので、チャペルヒルの車入手事情について書きたいと思います。車の入手方法については、大きく分けると、①新車②リースカー③レンタカー、および中古車があると思います。中古車購入については、UNCの日本人ホームページに、個人売買も含め載っていますのでそちらを参考いただくということで、①~③についてです。http://public.kenan-flagler.unc.edu/mba/JapaneseApp/09ar/09ar.htm

①新車購入
購入価格は中古車より高いですが、売却価格は日本ほど値崩れがなく、2年間でのトータルコストでは中古車より得になることもあります。以下、日本車を中心にメーカー別に紹介します。

  • トヨタ(http://www.toyotaofdurham.com/
    アメリカでも大人気のトヨタです。チャペルヒルから車で15分くらいのところに、Marc Jacobson Toyotaという大きなディーラーがあります。
    ・カローラ:言わずもがなの日本の代表的大衆車です。日本のモデルと少し異なりますが、大体$15,000~20,000程度の予算です。
    ・カムリ:アメリカで最も人気のあるセダンで、予算は、$20,000~30,000の範囲です。
    ・シエナ:ミニバンがほしい方にはお勧めです。おそらく日本ではかなり大きい部類に入るミニバンだです。予算は、$25,000~38,000くらい必要です。
    ・ヤリス:日本名はヴィッツです。トヨタ車の中で最も小型で、予算も$12,000~16,000くらいと、お手ごろです。
    ・その他、RAV4、プリウスなど日本人にもおなじみの車種が多数あります。また、高級ブランドとしてレクサスがありますが、ご存知のとおり余裕のある方向けです。
  • ホンダ(http://southpointhonda.crownauto.com/Default.aspx
    トヨタに次ぐ人気のホンダです。チャペルヒルとRDU空港の間にCrown Hondaというディーラーがあります。
    ・シビック(写真):日本での人気はイマイチですが、アメリカではかなり人気で、私が聞きに行った時は2,3ヶ月待ちといわれました。カローラ同様日本とは異なるモデルです。予算的には$16,000~24,000程度です。
    ・アコード:トヨタカムリの対抗車種です。予算は$21,000~31,000程度です。
    ・その他、CR-Vやオデッセイなどの車種があります。レクサス同様高級ブランドとしてアキュラがあります。
  • ニッサン(http://www.toyotaofdurham.com/
    Marc Jacobson Toyotaよりチャペルヒル側に、Michael Jordan Nissanがあります。ちなみに、アメリカの車ディーラーショップの多くは、有名人の名前がついています。一番コンパクトな車種は、セントラという車種で、トヨタカローラに該当する、いわゆるコンパクトセダンで、$17,000~22,000程度です。その他、ミニバンやセダンがありますが、日本と共通の車種は比較的少ない気がします。
  • スズキ(http://www.autotropolis.com/car-dealers/mark-jacobson-suzuki-15055/
    Marc Jacobson Toyotaの並びにMarc Jacobson Suzukiがあります。品揃えは少ないですが、SX4というコンパクトセダン(あるいはハッチバック)は、比較的安価で$13,000程度から入手可能です。
  • ヒュンダイ(http://www.hyundaioutletstore.com/
    ブランド力は劣りますが、コストパフォーマンスにかなり優れます。韓国人のみならず、アメリカ人にも人気で、街中でもちらほら見かけます。
  • その他:マツダ、スバルのほか、USのBIG3メーカー、およびヨーロッパのBMW、フォルクスワーゲン等のディーラーがあります。

②リースカー
24ヶ月など比較的長期間のリースが前提になります。私の場合、派遣元企業からリースのみについて補助が認められるので、リースカーを入手しましたが、そうでもない限りかなり割高です。また、リースに際しては、大多数のメーカーでSSN(Social Security Number)を求められます。9.11以降、基本的に留学生に対してSSNが発行されないので、リース契約は実質不可能かと思われたのですが、交渉社会アメリカでは何とかなるようです。実際、私は上記の複数のディーラーを回って粘り強く交渉をし、最終的にトヨタでリース契約の了解をもらいました。24ヶ月契約で、値段は新車購入価格の7割くらいとかなり割高ですが、オイル交換が無料だったり、メンテナンスに関しては安心できるのがメリットです。


③レンタカー
日・週単位あるいは、1,2ヶ月単位だとレンタルという選択肢があります。例えば、米国到着に際し、空港でピックアップして、生活セットアップや車入手までの数日間レンタルするというのが考えられます。RDU空港には、Hertz, Avisなど大手のレンタカー業者があり、到着ターミナルから無料送迎バスによって各社の貸し出しオフィスに行くことができます。予算的には、車種にもよりますが、コンパクト車で$50/dayあるいは$300/weekくらいから、ミニバンで$500/weekからといったところです。私の場合、リースカー契約まで2ヶ月間レンタルをしていましたが、月単位で借りたので、多少のディスカウントがあり、$1,000/month程度でした。

アメリカ全土で2億台以上の車が走っていると言われています。チャペルヒルでの生活にも車は必須です。渡米の際には、クルマ選びのスケジュールも考慮した日程を組まれることをお勧めします。

Posted by Zi-co

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