2013年1月7日月曜日

UNC MBA 日本人勉強会

Class of 2013のRTです。今回のブログでは私達UNC MBAの日本人1、2年生の間で月に一度行っている勉強会について、会の様子と私自身が参加を通して得たことについて書きます。

当勉強会はClass of 2012から始まりました。月に一度日本人学生の中から講師を決めて、その人の出身の業界や会社、職業ついて講義してもらいます。皆それぞれ異なる業界から学びに来ているので、様々な業界の動向や知見を学べるのは大きな付加価値となります。運営は私と1年生のMKさんが勉強会のオーガナイザーとなって会を実施しています。

今年(2013年度)は既にビジネスコンサルティング、事業会社、ガス業界出身の仲間が講師となりそれぞれの業界について講義してもらいました。ビジネススクールだけあって、当勉強会も一方向の講義ではなく、毎回ヒートアップした双方向のディスカッションが行われます。ビジネスコンサルティングの回では、「なぜ我々のような事業会社でビジネスコンサルタントを雇わなければならないのか?コンサルタントの付加価値は?」など一歩踏み込んだ質問が飛び交い、白熱した議論の末、毎回1時間の会のところ1時間半に延びてしまう程です。

昨年度から勉強会に講師・オーディエンスの両方で参加した経験から、私自身以下のような収穫・発見がありました。

● 様々な業種の動向や知見を学んで視野を広げることができる

学校の授業ではケースを多く扱い、そのケースで扱う企業やその業界について多く学び、ディスカッションが行われます。勉強会では主に日本の企業や業界(もしくは世界の市場における日本の位置)について話われるので、通常の授業とは異なる範囲・深さで学ぶことができます。「Aさんの企業ではこうしているのか。うちの会社ではこうだけどな」と日本の企業同士、業界同士を比較し易いところも勉強会ならではのメリットです。

● 議論やプレゼンの練習の場になる

学校の授業では勿論の事議論とプレゼンテーションは英語で行われるのに対し、勉強会では日本語で行われます。通常の授業や課外活動で特訓したプレゼンテーションや質疑応答のスキルを日本語で実践した場合どうなるか知っておきたいところです。多くの仲間がMBA後は日本に戻るので、仕事に復帰する前に勉強会の場で日本語でのプレゼンスキルや議論のスキルを今のうちに認識し、改善できるのは非常に貴重な機会です。

● 講師となる仲間の仕事に取り組む姿勢を知り、刺激を受ける

毎回講義は講師の経歴から始まります。多くの人が会社の業績低迷や転属など自分の思い通りにいかない時を過ごしており、そんな時彼らはどのように考えていたか、行動したかを聞くのはとても参考になります。仲間の経験を聞いて自らの経験に照らし合わせることは、MBA後の仕事の取り組み方にも大きく影響するのではないかと思います。

毎回、講師のプレゼンテーションの内容は素晴らしく、忙しい中準備してもらったことに感謝しています。勉強会は引き続き今年度の終わりまで毎月行っていく予定です。(来年度も引き続き実施されることを願っています。)参加者である講師とオーディエンスの両者にとって少しでも実りのある機会と思ってもらえるよう、運営側として工夫しながら会を実施していきます。UNCを訪問されるアプリカントの方々もスケジュールが合いましたら是非参加してみてください。

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