2009年6月21日日曜日

サマーインターン - 就活編

Class of 2010のU26です。
5月初旬から始まった夏休みを楽しむのもほどほどに、5月6日に日本へ帰国し、11日から1社目のサマーインターンを開始しました。今夏には2社でそれぞれ1ヶ月ずつインターンに参加することにしていますので、就活編、インターン其の一、インターン其の二の3話にわたってその概要を報告します。

まずは就活編。
サマーインターン獲得(日本でのサマーインターンの場合)に向けた活動として、私の知る限りでは大別して以下の4つが考えられます。

①渡米前の活動
ビジネススクールへの進学が決まった後、渡米までの期間に開催されるMBA向けの就職説明会やイベントを通じて企業とコンタクトを取り、その後のステップに繋げるというもの。熱心な人はこの期間に興味のある企業へ自ら接触を図り、顔を広めていらっしゃる方もいるようです。私は地方に住んでいたこともあり大した活動はしませんでしたが、キャリア・コンサルタントと面会して、自分の考えるキャリアがどういった業種、職種で実現出来るのかといった確認をとる程度のことはしました。この段階で、人材マーケットのニーズなどをつかむ、自分のキャリア・プランを具体化することは重要だと思います。

②就学中の定期的なコンタクト
渡米後、先輩や友人などを通じて、興味のある企業に定期的にコンタクトを取るというもの。私は某米系企業に興味があったので、人事部をはじめ、興味がある事業部の方を紹介して頂き、電話で話をするなどに時間を使いました。ホームページなどでは知りえない生の情報を得た上で自身のキャリアを考えることが出来た、という点でとても有益だったと思います。

③ボストン・キャリア・フォーラム
言うまでもありませんが、毎年11月にボストンで開催される日英バイリンガル対象のジョブ・イベント。3日間で数多くの企業の方々と話が出来る点は優れていますが、MBAでしかもインターンとなると応募できる企業数もかなり限定されてしまいます。私自身、応募・面接は3社のみ、後はブラブラして担当の人と軽くお話でも、といった感じだったのでかなりゆったりとした3日間でした。このイベントで日系コンサルティング会社でのインターン参加を決めました。入学前はコンサルティング会社に良いイメージを抱いていなかったのですが、そのイメージが自分の目で確かめたものではなかったことから、「せっかくのインターンだし、自分の目で確かめるには良い機会。偏見が事実なのかどうか確認してから考えよう。」ということでの応募でした。この後のインターン其の一、其の二で詳細は書きますが、この日系コンサルティング会社でのインターンを終えた今、「コンサルティング会社は面白い。自分の肌にも合っているのではないか?」と思うに至りました。

④企業のキャンパスビジット、ツアー
企業側が直接キャンパスや主要都市を訪れてMBAの学生を面接するというもの。ボストン・キャリア・フォーラムと時期を同じくしてボストンのホテルで説明会・面接を開く企業や、12月頃にニューヨークなどの大都市で各々にイベントを開く企業が結構あるようです。こうしたイベントは北東部のトップ・スクールをターゲットとしていることが多いようですし、残念ながら南部の田舎にはなかなか足も運んでくれません。そういう意味では、「就職を考えると学校選びも重要」という意見は間違いでもありません。しかし、だからといって田舎の学校にチャンスがないかと言えばそうでもないと思っています。事実、ニューヨークで開催された某コンサルティング会社の説明会・面接には、確かにWharton, Columbia, Cornell, NYUなど北東部の学生が多かったのですが、Berkeley, Dukeなど遠方からの参加者も結構いましたし、私もこの面接を通じて、サマーインターンのオファーをもらうことが出来ました。「待っていてもチャンスはもらえないが、自分から獲りに行けばチャンスはある」といった程度のものではないでしょうか?

その他、冬休みに帰国して企業訪問をする、アメリカで就活して日本支社への道を拓くなどあるのでしょうが、私自身経験していないので詳細は分かりません。いずれにせよ色々な機会があるようですので、常にアンテナを張り巡らせ、情報を掴む努力をすることが重要かと思われます。

次回は1社目(日系コンサルティング)についてご報告します。

Posted by U26

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