2009年5月3日日曜日

STAR for NextRay

Class of 2010 の *涼です。

Mod3-4にかけて履修したSTAR (Practicum Project)もついに終了しました。

私たちのチームが担当したクライアントはNextRayという新しいX線診断技術の
商品化を目指す、UNC Medical School発のベンチャーでした。
医療機器を商品化するには臨床試験を行い、FDAの承認を得る必要がありますが
これには莫大なお金が必要となります。また商品も現在のプロトタイプは
実用で使えるレベルに達していないという現実があります。そこでチームは主に、
Fund raisingとTechnology developmentにフォーカスした調査と提言を行いました。

チームは名門Princeton 大学出身(GMAT 770)で元entrepreneurの2年生を
リーダーとし、 MBAの1年生が私を含め3人、アングラの3年生が2人、ヘルスケア
業界の外部アドバイザー1名という構成でした。自分以外は全員アメリカ人男性
という チャレンジングな環境で、英語で劣る私はなかなかディスカッションに参加
できなかったり、チームメイトのようないい貢献ができなかったり、落ち込むことも
ありました。それでもチームに助けてもらって何かを残した4ヵ月だったように思い
ます。 チームメイトはみな本当に優秀かつエキサイティングな人たちで、
彼らのうちの3人が NextRayを代表してRice Business Plan Competition という
著名なケースコンペティションに 参加したのですが、なんと2位に入り、約1500万円
の賞金を獲得するという快挙を 成し遂げたのでした。Medical School発ベンチャー
とMBA Program がCollaborateし、 さらにアングラメンバーのうち1名は
ビジネススクールではなくSchool of Journalismの学生、 という学部の垣根を
超えたUNCのコミュニティ全体に渡るcollaborationが導いた成功という点で、
学校全体で話題になりました。コンペに出なかった私も、多くの友達や教授から
チームにCongratulations!と言われて嬉しかったです。
http://uncnews.unc.edu/news/business/unc-nextray-team-places-second-in-prestigious-rice-university-business-plan-competition.html

クライアントへのファイナルプレゼンが終わり、授業としてのSTARを完了した今、
チームへの感謝の気持ち、そして終わって少し寂しい気持ちになっています。
当初、迷った末の参加でしたが、ここには書ききれないくらい色々なことがあり、
やはりやってみて良かったと思っています。

Posted by *涼

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