2018年7月19日木曜日

STAR Projectのご紹介

こんにちは。Class of 2019のErikoです。
アゴス夏祭りで受験生の方から「まだスコアが出ていなくて不安です」というお話をお伺いすることがありました。私の話をすると、6月末に社内選考通過、7月にTOEFL開始、9月にGMAT開始、11月にEssay開始し、11月末に出願スコア揃う、といったスケジュールでした。今思えば結果的に「なんとかなった」といったところですが、受験当時はスコアが出ない焦りと不安で押しつぶされそうになっていました。私のスコアは胸を張れるものではありませんが、「なんとかなる」を実証できた様に思います。まだ時間はありますので、受験生の皆様は焦らずに着実に頑張っていただければと思います。UNCに関するご質問があれば遠慮なくご連絡ください。

さて、今回はMOD III & IVに取り組みましたSTARプロジェクトをご紹介したいと思います。

STARプロジェクトは、MBAの学生とビジネススクールの学部生からなる5-6人のグループで、実際の企業のコンサルティングを行うハンズオンのプロジェクトで、UNC Kenan-Flagler Business Schoolの目玉プロジェクトとなっています。クライアント企業はP&Gなどの大企業から、地元のスタートアップまで様々で、事前のアンケートに基づいてチームにアサインされます。またFull-time MBAの学生はチームリーダーとして立候補することも可能です(相当の英語力が求められます)。今年のSTAR Projectはかなり人気が高かった様で、応募したけどアサインされなかったという例もいくつかあった様です。

私はNASCARというアメリカで最大のモータースポーツ統括団体であるNASCARのプロジェクトにアサインされました。その中でも、JGRというチームに所属する4人のドライバーのマーケティングプランを考えるという課題に取り組みました。日本ではマーケティングというとまだマスメディアのイメージが強いかもしれませんが、アメリカではマーケティング=SNSという流れになっている様で、実際に我々もTwitter, Facebook, Instagram, Youtube等々のSNSにおけるファンとのコミュニケーション方法について提案しました。

さて、このSTAR Project、私は相当に苦労しました。まずNASCARって何?という私に対し、アメリカ人にとっては常識の様で、その時点でビハインドでした。さらに、私以外のメンバーが全員アメリカ人ということで、コミュニケーションにだいぶ苦労しました。

その様な状況の中でも、なんとかチームに貢献するためデータ分析を担当し、そこからインサイトを見つけ、提案に結びつけることができました。また、最終プレゼンテーションではクライアントに満足していただける内容を提案できたことは非常に良かったと思います。クライアントから50人以上のオーディエンスが集まり、その前で英語で発表するのはなかなか緊張しましたが、大変貴重な経験をすることが出来ました。

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