アゴス夏祭りで特にエネルギー関連企業からの社費派遣の方々から「UNCのEnergyってどんな感じか?」という質問も多くいただいたので、今回はそれについてお答えしたいと思います!
まず、UNCにはConcentrationとEnrichmentがあり、それぞれの一覧は下記の様になっています。
Career Concentration
• Capital Markets and Investments
• Corporate Finance
• Management Consulting
• Marketing
• Operation Management
• Real Estate
• Technology
Enrichment Concentration
• Energy
• Entrepreneurship
• Healthcare
• Sustainable Enterprise
それぞれ指定された単位を取得することで、Concentration/Enrichmentを取得することができ、主にはレジュメ(履歴書)に書いて就活の際のアピールに使うことができます。
こちらはオプションになっているため、Concentration/Enrichmentに縛られずに好きな授業を取ることももちろん可能です。
Energy Enrichmentで提供されている授業としては下記があります。
• The Business of Refining
• Alternative Energy
• The Business of Power
• The Energy Value Chain
• The Midstream Business
• The Business of Oil and Gas: Exploration and Production
• Renewable Energy: Project Development and Finance
• Strategy and Value Creation for Energy Companies
• Decision Making in the Energy Industry
• The Strategy of Project Finance
• Energy Taxation
• Energy Markets and Trading
石油、電力、再生可能エネルギーなど、エネルギーにおいても幅広い分野がカバーされていることがお分かりいただけると思います。おそらくこれだけのラインナップがあるMBAはあまりないのではないでしょうか。エネルギー業界出身者としては、Energy関連授業が充実していることは重要なWhy UNC?の一つでした。
また、UNCのEnergyを引っ張るArbogast教授は、Exxon Mobileの役員級だったこともあり、彼の授業ではその豊富な経験に基づく講義を受けることができます。教授の知り合いがゲストスピーカーとして呼ばれたり、授業を受け持っていたり、教授が学生にEnergy関連企業のコネを紹介したり(!)と、重要なキーパーソンとなっています。
授業の他にはEnergy Clubというクラブ活動があります。
クラブ活動では、主にキャリアトレック、ケースコンペ、Lunch & Learn(ゲストスピーカー)を行なっています。私はEnergy Club(@Austin, Texas)のケースコンペに参加しました。石油会社が14つの油田のうち、どの油田を開発すべきか?その投資とリターンはどの様に推測できるか?というハイレベルなもので、とても勉強になりました。また、Lunch & Learnでは、Duke EnergyというNC周辺エリアをカバーしている大手の電力会社から、地元の小さなスタートアップまで、様々なゲストスピーカーを呼んで講演をしてもらうなど、積極的に活動を行っています。
このようにエネルギーに関するアクティブな活動がありながら、学校全体としては様々なバックグラウンドを持った学生が集まるバランスの良さが、UNCの素晴らしさだと思います。
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