2012年7月25日水曜日

Culture Buddy Program 1st Social 大成功!

Class of 2014のTetsuです。

先日に投稿した通り、私はInternational Business Associationのプログラムの1つである、Culture Buddy Programの1年生リエゾンポジションに就任しています。今は夏休みである為、ほとんどの2年生がインターンシップでChapel Hillにおらず、自分で仕事をこなす必要が有ります。

主な仕事は、学生の出身地・趣味・キャリア目標等の情報をもとにMatching-upを行い、2人組若しくは3人組のBuddiesのグループを作ることです。その後の楽しみ方は、各グループにお任せです。出身地・趣味・キャリア目標について語り合うも良し、飲みに繰り出すも良し。日本人同級生のKは、自宅に自分のBuddyと他のBuddyグループを招待し、英語・日本語・ヒンディー語で日本の飲み会ゲームを行い、大盛り上がりしたと言っていました。笑

UNCは比較的小規模な学校ではありますが、それでも1学年で約300人います。そして国際色も大変豊かな中、バックグラウンドの違う同級生を積極的に探し出し、深い仲になろうとすることは容易ではありません。Culture Buddy Programは一面に過ぎませんが、ここにもUNCの、"学校全体としての一体感"を醸成しようとする積極的な姿勢が有り、自分も楽しんで貢献したいと思います。

実際、昨年のCulture Buddy Programの参加者は40~50人だと聞いていましたが、 積極的に同級生達を呼び込んだところ現在110人の参加者が有り、今尚、「Culture Buddy Programって今からでも入れる!?」という声掛けが止みません。まさにWord of mouthを感じています。

先週末には第一回目のSocial(※)も実施し、大盛況となりました!
(※)フォーマルな飲み会。ビジネスシーンで必須のネットワーキングの訓練ともなる。

1st Social 大成功!

2012年7月19日木曜日

ASW2の半分を終えて


ASW2から参加しているKです。
このASW2について感じたUNCのASWの素晴らしい点を、Tetsuの投稿と一部重複する部分とありますが、思いつくままに3つ、挙げていきたいと思います。


1.Dr.Bによるケーススタディ
UNC Business Schoolの副学部長Dr.B (Sridhar Balasubramanian)、直々のケーススタディです。
一言で言うとAwesome!!! 80分間息つく暇がありません。
これを一番最初に書いたのは、それだけの価値があると思ったからです。本当に素晴らしい。

Classはまるで一つのショーを見ているかのよう。
授業は自由なDebate形式で進み、各学生があらゆる角度で問題を検証していきます。Multi Background, Multi Culturalな議論が行き交い、その上で新しいアイデアが生まれます。

そして、最後はDr.Bによる総括でクラスは終わります。

この総括が本当に芸術的。

発散気味の議論を理路整然とまとめつつ、見落としていた視点を指摘し、再度意見をピックアップする。その授業裁きに、惚れ惚れします。

"Exciting" この言葉が本当に当てはまる授業でした。この授業1つ受けただけで、UNCを選んで本当に正解だったと確信することができます。


2.アメリカ人の参加率の高さ
一部のBusiness Schoolではアメリカ人のサマースクール参加率はあまり高くないと聞きます。中にはInternationalの学生のみを対象とするサマースクールもあるようですが、UNCは違います。
ASW 2では、200人以上いる参加者のうち、Internationalは約70人。つまり残りはみなアメリカ人です。

ASWから参加しているアメリカ人はみな、素晴らしい奴らばかりです。1回一緒に飲んだだけで、Fist Bumpで"Hey K!"とWelcomeしてくれる奴。一緒に海まで長距離ドライブして一緒にリゾートしてくれる奴。Case Studyで1対1で根気良く議論に付き合ってくれる奴。みんな気さくで、本当に最高です。
ただ、彼らも皆8月9月からは就職活動で忙しくなる身。そういった彼らと本音で付き合える時間を、本プログラム前に提供してくれるASWは、Internationalにとってよい機会だと思います。


3.Internationalの学生対策
Tim Floodによる、International学生向けのAmerican CultureについてのLectureは秀逸です。授業は週2回行われ、AmericanのCulture、Sports、そしてTabooについてInternatialが知っておくべき内容についての講義です。
ただしそのスタイルは講義とは程遠く、まるでコメディショーのようです。初めから最後まで、笑いが途切れることはありません。ただ、雰囲気はコメディチックな一方、内容は多くの示唆を含んでいます。アメリカ人との関係構築法、アメリカ人自身が気付かぬ本音など、普段の学生生活、ビジネス関係、では中々見抜けない本質を突いており有益です。
こんなリラックスした雰囲気でアメリカについてアメリカ人から学ぶことができるのも、素晴らしい教授陣を持つUNCの強みと言って間違いないです。


さらに上記の3つとは異なりますが、ASW中に、Internationalの学生がInitiativeを発揮する場を積極的に設けているのも、UNCの大きな特徴だと思います。
最も特徴的な例が、ASWに参加しているInternationalの学生が、本プログラムが始まる初日に、各自の文化を紹介するイベントの企画を任されることです。
準備は始まったばかりで、まだまだどうなるか分かりませんが、当日何をするか考えるだけでワクワクします。

こういった取り組みは、Internationalの学生だけでなく、AmericanのInternationalへの理解を助けことができ、双方のBenefitを最大化するUNCの仕組みだと思います。


ASW2が半分経過したとは言え、まだ1週間半。チャレンジの連続ですが、UNCを選んで本当に良かったと感じる日々です。
MBA受験を考えている方も、是非、一度UNCを検討してもらえたらなぁ、と思わずにはいられません。

2012年7月18日水曜日

ASW2がスタートしています。

Class of 2014のTetsuです。

7/9からASW2がスタートしており、1週間強が経過しました。ASW1では約40人の学生の参加であったのに対し、ASW2では約200人が参加しており、一気に学校としての活気を増しております。我々、チームJAPANも全員が揃っており、それぞれの個性を発揮しております。追って本ブログにも登場しますので、お楽しみに!

私はASW1とASW2の間の1週間のブレイクで、生活のセットアップに加え、クラスメートと一緒にWashington D.C.への旅行、WrightsvilleというNC州のBeachへの旅行、そしてJuly 4th(独立記念日)にはKenan Stadiumで花火を見に行って来ました。どれもアメリカの実像を理解するのにこの上なく有意義であり、「ただの旅行」とは言えない、大変貴重な経験となりました。

ASW2では、International Students向けにUS Language & Cultureという授業が行われており、これがとても面白いです。アメリカ人のステレオタイプを議論した上で、アメリカに於ける模範的な振る舞いについて、色んな角度から教授が指南をしてくれます。これほどまでに体系だって他国の言語・文化について学んだことは初めてで、授業の素晴らしさを感じます。特に「Small talkを通じたRelationshipの構築がBusinessを成功に導く必須要件」であることを叩き込まれています。

また、Resumeの書き方を学ぶ授業も有ったのですが、その中で、「GMATの点数については、680点以上であれば記載して良し」とのアドバイスが有りました。一瞬耳を疑いましたが、つまりはアメリカ人にとっても680点がハイスコアであるということ。受験生時代、「日本人は680点あれば、まぁオッケー」という言葉を聞いていた為、680点はハイスコアに入らないと考えていました。しかし実際は、アメリカ人にとっても680点は容易でない様子。

GMATの勉強でご苦労されている受験生の皆さん、英語がNativeな人もGMATでは苦労しています!あと10点、あと20点をもぎ取れるよう、ベストを尽くして下さい!

July 4thのFireworks (Kenan Stadiumにて)

2012年7月6日金曜日

我が家を紹介します

Class of 2014のTetsuです。

今回は我が家を紹介します。Moving Sale品を格安で買い集め、少しずつ普通の暮らしが出来るようになって来ました。本ブログでも住居紹介は何度もされていますが、私はBaity HillというオンキャンパスのDormに住んでいます。家賃は格安、教室まで歩いて3分、文句無しです。そして見て下さい、窓の外の青々しい木々を!夕暮れ時なので多少暗いですが、いつでも爽やかな自然をEnjoy出来ます。

昨晩、日本人同級生複数名に遊びに来てもらいましたが、色んな会話を交わし、とても楽しく有意義な時間を過ごしました。そろそろ生活に慣れて来たので、ASW2開始後にアメリカ人や他のインターナショナル生も呼んでホームパーティーをしたいと考えています。振舞う食事はやはりSUSHIでしょ!と。特にアメリカ人は自分で選んだり作ったりすることが好きなので、手巻き寿司にしたら喜んでくれるに違いありません。

ただ、問題はネタです。いくらアメリカでSUSHIがポピュラーだといっても、生魚に抵抗が有る人は大勢います。実際、ASW1中にクラスメートに色んな場面で聞き込みを行いましたが、「アボガドだけじゃなく、生魚も大好きだよ!」と言いつつ、実際に食べられる魚はマグロとサーモンのみ、という人がほとんど。こういう時は、「本当の寿司はこうだ!」と押し付けるのではなく、皆で楽しく食事出来る内容に限ることが大切だと自分は考えます。(余ってもモッタイナイですし)

ただ折角の機会になるので、皆が食べられそうでいて、日本らしさが十分に感じられるものを一品位用意したいと思います。異文化が交流する際、お互いが違うことを十分に認識した上でどうやって距離を縮めるかを考えることが非常に大切です。これはとても難しいことでも有るので、将来のビジネス交渉を念頭に、ホームパーティーで練習です!


我が家のリビング

2012年7月2日月曜日

ASW1を終えて(ASW概要)


既にTetsuが少し書いてくれてますが、改めてASW(Analytical Skill Workshop)の概要について皆さんにお伝えしたいと思います。

ASWとは、8月からの本プログラム開始前に2ヶ月に渡って開催されるUNCのMBA Facultyが独自に企画したサマープログラムです。ASWの最大の特徴は、本プログラムへのスムーズなスタートが切れることを目的としたUNC MBA学生にDedicatedなプログラムということです。私が感じたメリットは2つ。

1.参加者はInternational生だけじゃない。
他校のサマープログラムの多くはInternational生向けであるのに対し、ASWは全UNC MBA生のみを対象にしています。実際、今年のASWは6割以上が現地のアメリカ人でした。勉強も比較的きつくない夏の間にこれから2年間一緒に過ごすことになる仲間と親交を深められるよい機会です。
Social Event(飲み会やお食事会)も頻繁に開催され、ASW1終了時点では約40人全員の顔と名前が一致し、ほとんどの人と前職やこれからの目標等について話すことができました。尚、Social Eventは基本的に家族もWelcomeなイベントばかりで、子供達も参加できるイベントがほとんどです。

2.6月という早い時期からアカデミックな環境を与えてくれる。
UNC MBA生のみを対象にしているため、本プログラムを始めるのに最適な準備プログラムとなっています。ASW1では、本プログラムでは当然知っていることを前提として進められる会計や統計の基礎知識を丁寧に教えてくれ、大昔にやった(日本語の)簿記や統計をリフレッシュする大変良い機会となりました。(それなりに宿題もあり、まじめに全部こなすとなると経験者でも結構な負担になるレベルです。)MBAに何を求めるかは当然人それぞれですが、やはりしばらく仕事をしている中で手をつけられなかったAcademicなFieldをしっかり勉強する(あるいはし直す)というのは外せないものだと私は思っています。更にアメリカでの生活をセットアップしながら、日常的に勉強する習慣を作っていくことができる期間としてはとても良いプログラムだと思います。特に6月という早い時期からその環境を与えてくれるのは、UNCの真のリーダーを育てたいという思いが反映されているものだと感じているところです。


当然、上記の特徴から、夏の間にEnglish Communicationの勉強を集中的にしたいといった方や、他校、他学部との交流を目的としている方には不向きなプログラムかもしれません。(尤も、英語が堪能でないInternational生が集まって英会話の勉強をするよりかはNative生と積極的に絡めることによる上達はあるかと思いますが。)


以下はASWの基本的な情報です。
■スケジュール
6月(ASW1)、7月(ASW2)と2部に分かれており、それぞれ3週間(月~金)で、本プログラムに向けて必要とされる科目(2~3科目)を受講することになります。ASW1, ASW2両方受講も可能ですし、ASW2からの受講も可能です。
■参加人数
ASWは強制ではありませんが、例年ASW2までには7割近い学生が集まるようです。今年2012年の実績ではASW1が約40人、ASW2では約230人。(本プログラムの1学年全体は290人程度。)
■受講科目
Financial Accounting(会計簿記)、Analytical Tools(確率と統計)、Micro Economics(ミクロ経済)、Finance(ファイナンス)がベースとなっており、その他US Language & Cultureセッションや、Caseの読み方、プレゼン実習、Business Writing、エクセル演習など、様々なコースが用意されています。
因みにテストはあるものの、成績はつきません。よって学生の中でも、基本的に毎日のように飲み会等企画して親交を深める人もいれば、がっつり宿題も全部こなして本プログラムに備える人もいて、人それぞれです、。(最初はやはりそのバランスのとり方が難しいですね、。)
■費用
ASW1, 2で全ての科目を受講すると5,100ドル。ASW2からの参加で全科目受講すると2,300ドル。(2012年実績。)

■公式Website
http://www.kenan-flagler.unc.edu/programs/mba/curriculum/analytic-skills-workshops

一昨日金曜(6/28)にASW1が終わりました。6月初旬に渡米してきてから、あっという間でした。私はアメリカでの生活経験もあり、もう少しチャペルヒルの夏をエンジョイできると思っていたのですが、やはり宿題をこなしながらの生活セットアップは何かとバタバタしますし、毎日90分英語の授業を2,3コマ受けるというのは想像以上に疲れるものでした。一方ASW1の多様なメンバーと交流を深められたのはとても貴重な経験でした。本プログラム以降更にきつくなるであろうTime Managementのバランスに試行錯誤しつつも、常に自分にとっての目標(学びたいこと+貢献できること)を意識しながら日々を過ごしていきたいと思う次第です。

(Class of 2014 YY)