2012年4月30日月曜日

雑感 in 2nd-year Mod IV

Class of 2012K.O.です。

Faculty Appreciation Socialについて書こうと思っていたのですが、グループ・ミーティングにぶつかってしまい出席できず。年度末にコア科目を中心とした講師陣に学生から感謝を述べるこの機会、Teaching Award等の発表もあり、授業を通じて生徒と教授がお互いを評価し合うという、良い緊張関係を象徴する一例と言えます。

当のグループ・プロジェクトはマクドナルドの約200種類のメニューを用い、過不足なくカロリー及び各種栄養素を摂取しつつ、コストを最小化する献立を提案するもの。これはManagement Science Modelsという科目の課題です。各種制約条件を線形モデルに転化し、Excelで生産量、流通網、店舗配置等の最適解を見つける手法を学ぶこのコースは、単純なようで奥深さを感じさせます。自分で選択していて何ですが、Corporate FinanceConcentrationをする者としては、やや意外な最終プロジェクトとなりました。尤も、一見して直接関係の無い科目以外のほうがFinanceを切り口としても含蓄が多いというのがプログラムを全体の印象です。 

さて、4月27日にClass of 2013の皆様にClass of 2012の送別会をアレンジして頂きました。繁忙を極めるMBA生活の中で日本人学生及び家族が一同に会する貴重な機会です。Baity HillCommunity Roomの会場は、学生の家族を交えて総勢約30名の参加者で大盛況となりました。数日前に帰国が確定しする一方で、プログラムの残り数日となる中、卒業前の一抹の感傷を吹き飛ばす走り切るエネルギーを頂きました。

その週末は、別の送別会、それから知人の結婚パーティに出席とバタバタです。引越、Final Exam準備等々とTaskは山積しつつも、何となく心定まらない感じ。卒業する万感の思いに浸るのはもう少し先になりそうです。

2012年4月20日金曜日

D2リユニオン

Class of 2012 のTEです。

学生生活最後のセメスター(春学期)も残すところ2週間となりました。帰国の日程も決まり、すでに引越し荷物の一部は船便で送り出し、職場復帰後のことを否が応でも考えざるを得ない状況となってきました。卒業までのカウントダウンをしながら、クラスでの勉強はそこそこにここノースカロライナで出会った人とのお別れに明け暮れています。

昨日は、コアカリキュラムのスタディグループのメンバーとリユニオン・ランチをしました。このスタディグループ(チーム名はD2)とは1年目最初のセメスター(秋学期)の5ヶ月間をさまざまなグループワークのみならず個々人の学習においても助け合うチームとして共にし、コアカリキュラム終了後スタディグループが解消してから(コアカリキュラムが終わると専攻が異なるクラスメートとは授業でほとんど会わなくなります。)も定期的に、ランチをしてお互いの現状を語り合ったりバーでお酒を飲みながら一緒に騒いだりしています。

昨日の「D2リユニオン」は、卒業と別れを目前に控えてややセンチメンタルになりながらも、南アフリカとタイに交換留学に行っていたメンバーからはそのお土産話しがあり、最近歯医者に行ったメンバーからはアメリカの健康保険システムの問題点の所感があり、メンバーそれぞれの出身州(お国)自慢から派生して今年2月のスーパーボウル(ジャイアンツがペイトリオッツを破って優勝)の話しが蒸し返えされたり(メンバーの一人はボストン出身でペイトリオッツのファン、別の一人はニュージャージー出身でジャイアンツのファン)、スクールの同級生のゴシップ話しの最中にメンバーの一人が突然自分の婚約を発表したり、といった感じで今回もランチタイムがあっという間に終わってしまいました。

コアカリキュラムのスタディグループは、プログラムオフィスによって異なるバックグラウンドを持つ5人ないし6人が選ばれてできるチームで、最初のセメスター(1年目の前半)はひたすら勉強を共にします。苦しみを共有すると人間関係の距離が一気に縮まるのはアメリカにおいても当てはまる真理のようで、入学して新しい環境に飛び込んだ直後に厳しいコアカリキュラムの時間を共に分かち合った仲間としてメンバーそれぞれが特別な思いを持ってリユニオンに集まってきます。卒業後メンバーは各地に散り散りになってしまいますが、いつかまたどこかでリユニオンができると良いねと話してレストランを後にしました。

2012年4月15日日曜日

Leadership Immersion

Class of 2012のFです。卒業まで約3週間となりました...。

2年生最後のModは通常の授業はとらず、7週間ずっとリーダーシップ・デベロップメントにフォーカスするLeadership Immersionというプログラムをやっています。

最初の課題は1週間ノース・カロライナの山奥にこもり、クラスメイトとアウトドア・チームビルディング・エクササイズをやるというものでした。1週間PCなし、携帯なし、シャワーなしで自分らのご飯を自分らで作って、寝袋で寝てと、新鮮な経験でした。また、プログラムに参加しているクラスメイトとはまさに24時間行動を共にするため、彼らのことを深く知ることができました。

今後はチーム単位での“チャレンジ”(課題は直前まで明かされません)が2つあり、シャーロット/アトランタの企業の社長に会いに行くエクゼキュティブ・トレックと呼ばれるものがあります。また、リーダーシップ・コーチが一人一人について、練習したいこと、克服したいことについて話し合うことができます。

普段の授業とは違う経験ができるので楽しいですが、グループの中でリーダーシップをとるのはとても大変です。たった7週間でいきなりリーダーになるのは不可能ですが、リーダーシップは自分の弱点なので、少しでも成長できればと思っています。

2012年4月9日月曜日

【告知】4/21 (土) 2012年MBA進学予定者による合格体験談


欧米ビジネススクールへの留学を検討しておられる方に向けたイベントのお知らせです。

来る4月21日(土)、今秋から Kenan-Flagler Business School (MBA) に進学する予定の2012年合格者を招いたイベントを開催します。出願校の選定から、受験プロセス、そして進学校の決定まで、先日合格切符を手にされたばかりの合格者の方々に熱く語って頂くパネル形式のイベントです。(事前予約制、先着15名)

【日時】2012年4月21日(土)15:30-17:00
【会場】東京アメリカンクラブ B1F Haru Room (地図)
【ファシリテーター】中村 浩一郎 (Class of 2008)
【参加費】無料
【申込み方法】kane2008(アットマーク)gmail.com まで、参加希望メールをお送り下さい。事前予約制で、先着15名の方にご参加頂けます。

皆様のご参加をお待ちしております。

2012年4月4日水曜日

中国Immersion

こんにちは。Class of 2012のYKです。卒業まで1カ月となりました。2年間が過ぎるのは本当にあっという間です。。さて、今回は春休みを利用してMBAの仲間と中国語学研修に行ってきましたので、その内容をお伝えしたいと思います。

そもそも、Kenan-Flaglerでは選択課目の中に、中国語、スペイン語などの語学学習のクラスがあり、1年間の授業を通じて初級-中級レベルの語学力を身につけることができます。私は中国語クラスをとっていて週2回の授業を受けてきました。アメリカ人向けのクラスのため、テキストに漢字がほとんど書いておらず、ピンイン(日本語のローマ字表記のようなもの)での会話力養成を主な目的としていますので、やや違和感はありますが、変に知っている漢字に惑わされることがないため、会話の勉強には効果的だと思っています。また、多国籍で授業を受けていると、日本人(あるいは同じ漢字文化圏の韓国人)がいかに中国語学習で優位かは歴然として、アメリカ人が語学で苦労している所を見るのは英語で苦労してきた日本人にとってある種の快感です。

前置きが長くなりましたが、このクラスでは1年間の勉強の集大成として、中国で2週間程度実地語学研修を行うことが必修になっています。しかし今年は「人数が足りないから」という理由で、学校の公式実地研修がキャンセルになってしまいました。せっかく勉強してきた成果を試す機会が失われるのは残念すぎるということで、同級生3人と「セルフ語学研修」を計画し、現地(天津市)の学校と交渉して語学研修、ホームステイ、現地会社訪問に行ってきました。単位とは関係ないセルフ研修とはいえ、せっかく勉強に行くのだからと連日授業や会社訪問をツメツメにした結果、最後は疲れ果てましたが、語学のみならず中国文化を知る上で大変貴重な旅となりました。特に、1週間のホームステイでは、英語がまったく話せない中国人ファミリーとの会話や生活環境の微妙な違いに最初は苦労しましたが、漢字を書いたり、書いてもらったりと四苦八苦している内に、最後には日本と中国の文化の違いなど深い話もできるようになったことは大きな収穫です。ホストファミリー次第だとは思いますが、気持ち程度のお金しか渡していないにも関わらず、地元のスーパーに連れていってくれたり、毎日夕食を振る舞ってもらったりと、大変温かい歓迎を受け、自分がはたして同じような対応をできるだろうかと襟を正す思いでした。

世間では中国の成長率の伸び悩みを指摘する声もありますが、この目で見る限りまだまだ元気・勢いのある中国人、中国市場。隣国のビジネスパーソンとしてはより積極的に関わっていく必要があるなと意を新たにしたセルフトリップでした。

*夕食後はお茶を数杯飲みながら家族で団欒

2012年4月1日日曜日

Global Night

Class of 2013のTTです。去る3/24(土)、International Business Association(IBA)主催のGlobal Nightというイベントが開催されました。

実はこのIBA、我らがDaiki君が次期代表を務めます。そのため、Global Nightの司会にはDaikiが抜擢され、次期生徒会長とのタッグで会場を大いに盛り上げてくれました。

肝心な内容ですが、Global Nightでは各国がそれぞれの文化を象徴するパフォーマンスを披露します。会場には各国の料理をふるまうBuffetが併設され、その会場ではGamelanと呼ばれるインドネシア伝統の民族音楽が演奏されていました。オープニングはMBA生のみで構成されるバンドのパフォーマンスからスタート。バンドメンバーのギリシャ人がプロ並みのハーモニカを披露し、妻が感動していました。その後、各国のパフォーマーがダンスや歌、格闘技の模範演技等を披露。特に韓国勢のテコンドーの実演には度肝を抜かれました。最後はパフォーマー全員で舞台に上がり、日本伝統の一本締めでイベント全体を締めくくりました。


さて、日本人がどのような出し物をしたかと言うと。。。





相撲

です。

しかも大トリです。


一見は百聞に如かずという事で写真を交えて説明します。

まずは司会のMasaさんが相撲についての簡単な説明を行い、その後、横綱役のMakotoさん、行司役のReikoさん、連れ添い力士役のTakuさん、TKによる土俵入りの実演。



Soさんと日本人交換留学生であるSimonによる実際の取組(ガチです)。リングアナのYasさんが会場を盛り上げました。



横綱役のMakotoさん、取組の勝者であるSimonとの大一番。MakotoさんがSimonを瞬殺します。やらせです。



最後は出演者全員の一本締めで終了。舞台に出ていませんが、私は舞台監督、Nさんは音響担当として頑張り、UNC日本人在校生全員+日本人交換留学生1名でこのパフォーマンスを作り上げました。

各国真剣なパフォーマンスを披露する中、土俵入りの絵面や横綱との大一番から分かるように、Team Japanは適度に笑いに走ってしまいました(笑)そんなキワモノTeam Japanでしたが、結果、会場を笑いの渦に巻き込み、大トリとしての大役をきっちり果たすことができました。

ちなみにこのGlobal Night、毎年恒例でかなり観客を集めるイベントですので、これから入学を目指す皆様も是非この舞台で大暴れしてみてください。