2012年10月9日火曜日

Module 1 振り返り

Class of 2014のHiroです。

10月に入り、チャペルヒルもかなり肌寒くなってきました。ひと月前まであんなに暑かったのが嘘のようです。私も渡米してから三か月がたちました。光陰矢のごとしとは良く言ったものだなぁと感じます。先週でMod 1の授業も終わり、明日からはいよいよ初の期末試験が始まります。

良い機会なので、Mod 1のコア科目について振り返ってみたいと思います。 

UNCの場合、Mod 1で受講する科目はAnalytical Tool, Financial Accounting, Finance Tool, Leading and Managing, Microeconomicsの5科目。基本的にはMod 2以降で必須となるベースになる知識について学習します。Mod 1にLeading and ManagingというLeadership系の科目が入っている事はLeadership教育を重視するUNCらしいと思います。

Leading and Managingは、私にとって一番印象に残っている科目でもあるので、以下雑感を書こうと思います。この科目では、合理的に意思決定する方法、モチベーションの上げ方等リーダーとして必要な知識を学びました。予習としてHarvard Business Review等のペーパーを幾つも読まされるのは、正直大変でしたが今まで体系だってこういった知識を身に着けたことがなかったので、非常に新鮮でした。仕事をしていると、誰でも色々とジレンマ等を感じる事があると思いますが、あの時こういう選択肢もあったのか、、等自分の経験と授業で扱う例を重ね合わせる事で色々な気づきがありました。

特にサブプライム問題を扱った際は、金融機関出身の私としては登場人物の心情が手に取るように分かり身につまされました(苦笑)サブプライムは私にとってMBAを目指す一つのきっかけになった事もあり、改めて今後の金融のあり方について考える良い機会になりました。また、Leader(変化を促進する人)とManager(管理を行う人)は全く別であるが、両方組織に必要な存在である、という考えも興味深かったです。

プログラム全体の話に戻ると、教授陣が授業の進行状況を共有し有機的な授業を展開できるのもSmall SchoolであるUNCの特徴だと思います。例えば、Financeの授業でオプションのペイオフについて習った後に、統計の教授がツリーを使ったオプションのプライシング方法について解説を行う等。よく考えて、プログラムが設計されているなぁと感じる瞬間です。逆に言うと、1つの科目で分からない事があると、他の科目にも影響を及ぼすため気が抜けませんが。。授業の進度はかなり早いので、特に初学者はついていくのが大変ですが、毎週開かれるreview セッション、上級生に質問できるチューターリングシステムなどフォロー体制も万全です。

さて、書きたい事はまだまだあるのですが、そろそろ明日の試験勉強に戻ろうと思います。。

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