Class of 2015のHokuです。
UNC Kenan-Flaglerの特色の一つとして挙げられるのは多種多様なExperimental Learningの機会を豊富に与えられていることです。例えば、実存する米国企業に対してフィーを貰ってビジネス上の提案を行うSTAR(Student Teams Achieving Results)Project、その海外企業向けバージョンのGBP(Global Business Project)、世界各国の現地に赴き企業・NPO・政府関係者等を訪問するGIE(Global Immersion Elective)、交換留学と企業訪問がバランス良く組み込まれたDBI(Doing Business In)等々、Experimental Learningの機会を取り上げればキリがありません。今回はそのうち”Nonprofit Board Fellows Program”について紹介したいと思います。
本プログラムはKenan-Flagler Business Schoolの学生がUNC周辺のNPOのボードメンバーの一員として名を連ねて、その重要な意思決定のプロセスに参加することができるというものです。NPOは単なるボランティア団体ではなく、各州で登記手続きを行い、通常の企業と異なる法律の下でその活動を行っています。彼らは持続的にコミュニティに貢献することを目的としているため、一定の収入基盤が必要とされます。そのため外部から様々な有識者をボードメンバーとして招聘し、その活動における様々な課題や方針についてアイデアを提供してもらい、議論を重ね、最終的な意思決定を行っています。ボードメンバーには地元企業の役員、大学の教授、企業のオーナー、過去に会社を立ち上げて売却した起業家、別のNPOの創始者等々、いずれもそれぞれの分野でしっかりとした実績を残した人たちが名を連ねています。本プログラムに参加するKenan-Flagler Business Schoolの学生は投票権こそ無いものの、ボードミーティングに参加し、リサーチ結果やアイデア・意見等を述べることによってその意思決定に関与・貢献することができます。参加するNPOによって異なりますが、本プログラムに参加する学生はバックグラウンドと希望する分野を考慮されて2~5名程度でチームを組んで各NPOを担当することになります。期間はおよそ半年で、その間定期的に開催されるボードミーティングに参加する一方で、現場スタッフと個別にミーティングを行い活動内容の改善を提案していきます(各NPOによって参加方法・頻度は異なります)。
NPOから見たKenan-Flagler Business Schoolの学生を参加させるメリットは、実務経験もあり様々なビジネススキルを有する優秀な学生のアイデアを活用できることです。このプログラムはSTARプログラムと違いフィーを徴収することなく無償で参加するため、資金繰りに苦労するNPOが効率的にビジネススクールの学生にアクセスできるメリットがあります。また、将来のボードメンバーとして有力な候補者を見つけ出すことにも繋がります。一方で学生側のメリットは、ビジネススクールで習得したファイナンスやマーケティング等のハードスキル、リーダーシップやプレゼンテーションといったソフトスキル等をアウトプットに繋げる貴重な機会に恵まれることです。また、様々な実績を有するボードメンバーと直接コンタクトできるということもネットワーキングの観点から非常に魅力的です。そして何より、実存するNPOがどのような課題を抱え、どのように意思決定に至り、どのように問題を解決していくのかというプロセスを垣間見ることは、コミュニティの一員としても、将来のリーダーとしても、非常に有益な経験になることは間違いありません。
私は現在本プログラムを通じて地元の子供向け美術館を運営しているNPOに参加しています。「子供向け美術館」と言われて最初はピンと来なかったのですが、美術や工作等を通じて子供たちの創造性を育む目的で設立された団体で、主に幼稚園から小学生程度の子供たちをターゲットにしています。建物に一定のスペースを確保して、入場料を徴収し、現場スタッフの指導のもと子供たちは玩具・工作品・各種プログラムを通じて楽しみながら創造性を育てることができる、といったものです。どちらかというと「なんか色んなことができる面白い託児所」といったほうがイメージに合うでしょうか(別にガチンコの美術品があるわけでも無いですから)。私は美術館巡りが趣味で、加えて日本では子供たちと一緒に安全な野菜やお米を作るというNPOに参加していたため、その点を考慮してこのNPOを紹介されたと思います。チームは私とアメリカ人の2人です。
現在この美術館はより大きなスペースへの移転を計画中で、我々は現場のトップの方と協働してそのための資金集めやマーケティングのサポートをしています。前回のボードミーティングは建設中のスペースの一角で行いました。今期の予算の策定・計画から始まり、資金集めのイベントの計画や、新しい子供向けプログラムのアイデア、新スペースのコーディネートや料金設定等々、非常にリアルかつ生々しいやりとりに参加することができました。といっても別に重くるしいミーティングでもなく、そこはアメリカらしく(?)、ジュース片手にスナックをつまみながら時折ジョークを交えて楽しくディスカッションは進めていました(といっても資金繰りの議題の時だけは重苦しい雰囲気がありましたが…)。
もちろん良いことばかりではありません。このプログラムは正式な単位にならないうえにNPO側からフィーを貰っているわけでもなく、ほぼ完全に参加する学生の「やる気」に依存しています。従って参加学生が夏のインターン獲得に向けて苦労していたり、学校のクラスが忙しくなると、本プログラムの活動が疎かになる、といったリスクが存在します。また、NPOサイドの担当者のほうが忙しかったり、そもそも途中で交代してしまいコミュニケーションがなかなか取れない、といった事態も起こりえます。本プログラムに参加するNPOは毎年変更されますし、各NPOによって学生に求めるパフォーマンスの期待値は異なるため、大事なことはプログラム開始時に学生サイドとNPOサイドの双方で「何を期待しているのか」、「どういったパフォーマンスが求めれるのか」、「どの程度コミットできるのか」といった合意形成をしっかりと行っておくことだと思います。自分の置かれた状況を冷静に判断し、相手の期待値を推し量り、ズレがあれば交渉を通じて修正もしくはコミットメントを強め、お互いにとってWin-Winな関係を築く、こうしたことがリーダーには求められます。本プログラムにおいては学校サイドは学生とNPOのマッチングを行うのみで、それ以降は学生が自ら進んでプログラムをドライブしていく必要があるため、リーダーシップを磨くには格好のプログラムと言えます。
以上、簡潔ではありますが”Nonprofit Board Fellows Program”について紹介させて頂きました。「理論も大事だが実践はもっと大事だ」、「リーダーシップを磨きたい」、「実はNPOにも興味がある」、こうした思いをお持ちのアプリカントの皆様がUNC Kenan-Flaglerへの挑戦を考えて下さることを心から願っております。
2014年2月23日日曜日
2014年2月15日土曜日
Core Case Competition - MBAコア科目の集大成
Class of 2015のNobuです。Mod3が始まって1か月が経ちました。
初めての選択科目はどれも内容が濃く、体感としてはMod1,2よりも更に多忙で充実した毎日になってきています。
さてMod3は、Winter Break明けのCore Case Competitionから始まりましたので、今回はその詳細をご報告します。
Core Case Competitionはコア科目として行われ、MBA1年生全員がスタディーグループでチームを組んでケースに取り組みます。
ケースの内容はWinter Break前に公開され、Mod3初日のCase Competition本番に向けてチーム毎に準備を進めます。
本番当日は、ケースの企業幹部十数人がUNC教授陣と共に各チームのプレゼンを評価します。最終的に1位~3位が決定され、企業から景品が贈呈されます。
ケースのお題は、UNC教授陣が企業と周到に準備しており、Mod1,2のコア科目で学んだ内容を余す所なく適用する事ができます。
実際私のチームでは、
Strategy:フレームワークで情報整理して、提案の方向性を決める
Macro Economics:市場の経済状況を分析する
Marketing:顧客ターゲットを考察、利益の上げ方を考える
Operation:提案プランのコストを最小化するSCMを考える
Finance:提案プランが企業の財務に与えるインパクトを可視化する
と、コア科目で学んだ内容をフル活用して提案内容を作り込みました。
コア科目の内容と共に、Mod1,2で身に着いたのがチームへのContribution方法です。
Mod1の初期、純ドメの私はディスカッションにおいて言葉が不自由な人であり、ただチームの足を引っ張るばかりでした。スタディーグループのメンバーは皆優しく、「分からない事があったらディスカッションを止めて聞くのがお前の仕事だ」と言ってくれましたが、ディスカッション開始から最後まで何も分からず呆然とした事もありました。
何十回ものチームミーティングを通し悪戦苦闘した結果、英会話力の向上も然る事ながら、細かい情報の整理やExcelを用いたデータ分析、スケジュール調整といった能力はチームに高いレベルで貢献できる事が分かりました。
ディスカッションの中でもディスプレイやホワイトボードを使えば自分の主張を伝えやすくなりますし、レコーディングして不明な箇所を自宅で聞き直す事で次回のディスカッションに自然に参加する事ができました。
また、連日のミーティングで疲労すると雰囲気も重くなりがちなので、「Family ClubでMovie Nightというイベントを企画しているんだけど最近おすすめの映画はない?」というようにIceBreakの話題提供をしたり、長時間のミーティングの途中でお菓子をふるまったり、課題提出後の打ち上げで自宅に招き日本食パーティを行ったり、探してみればチームにContributeする方法はいくらでもありました。
Core Case Competitionは、苦楽を共にしたスタディーグループと取組む最後の課題でもありました。
入賞こそ逃しましたが、ディスカッションの主力となっている自分の成長を感じると共に、自分を支えてくれたスタディーグループメンバーへの感謝の思いを強くしたCore Case Competitionでした。
<提案内容の問題点を発見しスタディーグループで考え込む様子>
初めての選択科目はどれも内容が濃く、体感としてはMod1,2よりも更に多忙で充実した毎日になってきています。
さてMod3は、Winter Break明けのCore Case Competitionから始まりましたので、今回はその詳細をご報告します。
Core Case Competitionはコア科目として行われ、MBA1年生全員がスタディーグループでチームを組んでケースに取り組みます。
ケースの内容はWinter Break前に公開され、Mod3初日のCase Competition本番に向けてチーム毎に準備を進めます。
本番当日は、ケースの企業幹部十数人がUNC教授陣と共に各チームのプレゼンを評価します。最終的に1位~3位が決定され、企業から景品が贈呈されます。
ケースのお題は、UNC教授陣が企業と周到に準備しており、Mod1,2のコア科目で学んだ内容を余す所なく適用する事ができます。
実際私のチームでは、
Strategy:フレームワークで情報整理して、提案の方向性を決める
Macro Economics:市場の経済状況を分析する
Marketing:顧客ターゲットを考察、利益の上げ方を考える
Operation:提案プランのコストを最小化するSCMを考える
Finance:提案プランが企業の財務に与えるインパクトを可視化する
と、コア科目で学んだ内容をフル活用して提案内容を作り込みました。
コア科目の内容と共に、Mod1,2で身に着いたのがチームへのContribution方法です。
Mod1の初期、純ドメの私はディスカッションにおいて言葉が不自由な人であり、ただチームの足を引っ張るばかりでした。スタディーグループのメンバーは皆優しく、「分からない事があったらディスカッションを止めて聞くのがお前の仕事だ」と言ってくれましたが、ディスカッション開始から最後まで何も分からず呆然とした事もありました。
何十回ものチームミーティングを通し悪戦苦闘した結果、英会話力の向上も然る事ながら、細かい情報の整理やExcelを用いたデータ分析、スケジュール調整といった能力はチームに高いレベルで貢献できる事が分かりました。
ディスカッションの中でもディスプレイやホワイトボードを使えば自分の主張を伝えやすくなりますし、レコーディングして不明な箇所を自宅で聞き直す事で次回のディスカッションに自然に参加する事ができました。
また、連日のミーティングで疲労すると雰囲気も重くなりがちなので、「Family ClubでMovie Nightというイベントを企画しているんだけど最近おすすめの映画はない?」というようにIceBreakの話題提供をしたり、長時間のミーティングの途中でお菓子をふるまったり、課題提出後の打ち上げで自宅に招き日本食パーティを行ったり、探してみればチームにContributeする方法はいくらでもありました。
Core Case Competitionは、苦楽を共にしたスタディーグループと取組む最後の課題でもありました。
入賞こそ逃しましたが、ディスカッションの主力となっている自分の成長を感じると共に、自分を支えてくれたスタディーグループメンバーへの感謝の思いを強くしたCore Case Competitionでした。
<提案内容の問題点を発見しスタディーグループで考え込む様子>
2014年2月7日金曜日
DUKEとの関わりについて
Class of 2015のYuyaです。
アプリカントの方の中にはノースカロライナという南部の土地柄に魅力を感じて、
UNCのみならず、お隣のライバル校DUKEにも出願される方も数多くいらっしゃると思います。Dukeとはライバル校ということもあり、数多くの接点があります。
今回は私の知る限りではありますが、Dukeと関連があるイベントをいくつか紹介させて頂き、どのような繋がりがあるのか具体的なイメージを持って頂ければ幸いです。
1) 日本人同士の飲み会
頻度はそこまで高くありませんが、UNCとDukeの日本人学生の飲み会を不定期に開催しております。私達、1年生はASW(サマースクール)終了後にDukeの1年生(Duke側はLaw School生も含む)と共に飲み会を開催しました。
また先日、2月3日には1年生・2年生合同で飲み会を開催しました。
お互いに住んでいる場所も車で30分程度の距離なので非常に集まりやすいです。
飲み会ではお互いの学校のことや、就職活動の状況などについて貴重な情報交換をすることができます。これは同じ土地にMBAのスクールが2校ある大きなメリットだと思います。
2) Blue Cup
年1回、4月に開催されるUNC vs Dukeのスポーツ大会です。
1週間にわたり、10種目以上のスポーツにおいて勝敗を争い、勝利した種目数が多いほうが勝者になるという大会です。
今年は4月13日~19日に開催される予定で、スポーツ種目はバスケ、テニス、クリケット、卓球、ゴルフ、サッカー(男女別)、バレーボール(男女別)等を含めた15種目です。最終日にはスポーツと呼んで良いのかわからない「Drinking」という種目も含まれております。
昨年度のBlue CupではDukeに敗北したこともあり、今年のUNCは非常に気合が入っております。私は男子サッカーの種目のキャプテンになったため、サッカーの種目では勝利できるようサッカーチームをリードしたいと思っております。
3) Others
上記2つで挙げた以外にも多くの接点があります。
例えば、「Deloitte Case Competition」と呼ばれる1年に1回開催されるケースコンペでは、UNCの代表チームとDukeの代表チームが最終的に対戦して優勝者を決めます。
他には、私は3月の春休み中にUNCが提供するDBIという短期Exchange Programにて、デンマークのコペンハーゲンビジネススクールに行く予定なのですが、これはDukeと共同のプログラムで一緒にコペンハーゲンのプログラムに参加します。先日、Dukeのキャンパスにてこのプログラムに参加予定のUNCとDukeの学生の飲み会が開催されました。
上記は一部でしかありませんが、お隣のDukeとは数多くの接点があり、ライバルとして戦うこともあれば、一緒に協力し合うこともあります。
このような機会を通して、UNC内のみならず、Dukeの学生ともネットワークを構築できるのは大きなメリットになります。
1月に入り、UNCにVISITに来られるApplicantの方々も増えてきましたが、今年はアメリカが寒波に見舞われており、
チャペルヒルにも珍しく雪が降りました。Visitされる際はくれぐれもお気をつけてお越しください。
<オンキャンパスの寮での写真>
アプリカントの方の中にはノースカロライナという南部の土地柄に魅力を感じて、
UNCのみならず、お隣のライバル校DUKEにも出願される方も数多くいらっしゃると思います。Dukeとはライバル校ということもあり、数多くの接点があります。
今回は私の知る限りではありますが、Dukeと関連があるイベントをいくつか紹介させて頂き、どのような繋がりがあるのか具体的なイメージを持って頂ければ幸いです。
1) 日本人同士の飲み会
頻度はそこまで高くありませんが、UNCとDukeの日本人学生の飲み会を不定期に開催しております。私達、1年生はASW(サマースクール)終了後にDukeの1年生(Duke側はLaw School生も含む)と共に飲み会を開催しました。
また先日、2月3日には1年生・2年生合同で飲み会を開催しました。
お互いに住んでいる場所も車で30分程度の距離なので非常に集まりやすいです。
飲み会ではお互いの学校のことや、就職活動の状況などについて貴重な情報交換をすることができます。これは同じ土地にMBAのスクールが2校ある大きなメリットだと思います。
2) Blue Cup
年1回、4月に開催されるUNC vs Dukeのスポーツ大会です。
1週間にわたり、10種目以上のスポーツにおいて勝敗を争い、勝利した種目数が多いほうが勝者になるという大会です。
今年は4月13日~19日に開催される予定で、スポーツ種目はバスケ、テニス、クリケット、卓球、ゴルフ、サッカー(男女別)、バレーボール(男女別)等を含めた15種目です。最終日にはスポーツと呼んで良いのかわからない「Drinking」という種目も含まれております。
昨年度のBlue CupではDukeに敗北したこともあり、今年のUNCは非常に気合が入っております。私は男子サッカーの種目のキャプテンになったため、サッカーの種目では勝利できるようサッカーチームをリードしたいと思っております。
3) Others
上記2つで挙げた以外にも多くの接点があります。
例えば、「Deloitte Case Competition」と呼ばれる1年に1回開催されるケースコンペでは、UNCの代表チームとDukeの代表チームが最終的に対戦して優勝者を決めます。
他には、私は3月の春休み中にUNCが提供するDBIという短期Exchange Programにて、デンマークのコペンハーゲンビジネススクールに行く予定なのですが、これはDukeと共同のプログラムで一緒にコペンハーゲンのプログラムに参加します。先日、Dukeのキャンパスにてこのプログラムに参加予定のUNCとDukeの学生の飲み会が開催されました。
上記は一部でしかありませんが、お隣のDukeとは数多くの接点があり、ライバルとして戦うこともあれば、一緒に協力し合うこともあります。
このような機会を通して、UNC内のみならず、Dukeの学生ともネットワークを構築できるのは大きなメリットになります。
1月に入り、UNCにVISITに来られるApplicantの方々も増えてきましたが、今年はアメリカが寒波に見舞われており、
チャペルヒルにも珍しく雪が降りました。Visitされる際はくれぐれもお気をつけてお越しください。
<オンキャンパスの寮での写真>
2014年1月24日金曜日
MBA生活半年を終えて
Class of 2015のYasuです。昨年7月末にアメリカに来てから早半年、
「過酷、辛すぎる、寝れない」と言われているMod2(10月中旬~12月中旬までの二学期目)を無事に?
乗り切りましたのでその苦闘ぶりをご紹介させて頂きます。
Mod2は以下のコア科目から構成されています。
・Marketing
・Operation
・Macroeconomics
・Finance
・Business Strategy
そして、Mod2を過酷にしている最大のポイントは、
Case Studyの割合が激増することによる
1.宿題ボリュームの大幅増加
2.(ディスカッションがメインとなるため)クラス、スタディーグループでのContributionが更に難化
が挙げられます。
<1.宿題ボリュームの大幅増加>
各Case Studyのために、凡そ20ページ~30ページあるCaseを読み、
ディスカッションポイントに対する自分なりの答えを用意し、場合によっては
それをレポートの形でWrite upする必要があります。
このCase Studyが毎日少なくとも一つはあり、それ以外の宿題も課されるため、
International学生(特に英語が苦手な日本人学生)の生活は大変な有り様となります。
私の場合、Mod2は毎朝8時から授業があり、終了が15時半頃だったため、
6時半:起床
8時~15時半:授業
16時~18時:仮眠
18時~19時:食事
20時~ 3時(場合によっては5時):宿題
3時~ 6時半:睡眠
という生活を繰り返しておりました。
そのため、講義形式の授業では猛烈な睡魔に襲われ、授業終了後クラスメイトから
「Yasu,今日は終始白目むいてたけど大丈夫か?」とか
「Yasu,何か悩み事があるなら相談してね」と心配頂く始末でした。
しかし、Case Studyに慣れてくるに連れて、ポイントを押さえながら
Caseを読む術が誰しも身に付いてきますので、当初に比べ
短時間で宿題を終えることが可能になります。
<2.クラス、スタディーグループでのContributionが更に難化>
上述の通り、Case Studyでは授業もディスカッションがメインとなるため、
Mod1以上にクラスでのContributionが困難を極めました。
発言しようと思っていた内容を、授業冒頭から早速、他の学生に言われてしまい
ディスカッションが進むにつれてそのスピードに付いて行くのが厳しくなる・・
という負のスパイラル。
Mod2を振り返ると、まず最初に発言してしまう、重複しようが間違っている可能性
があろうが兎に角言ってみる、ということが大事だったかなと思います。
と言うのも、ネイティブの学生も必ずしも皆素晴らしい意見を言っている
訳ではなく、彼らは「ディスカッションをしながら理解を深める」という発想であるからです。
スタディーグループにおいても、Case分析やグループプレゼンの宿題が増える
ため、Class同様、Contributionが難しくなります。
私のスタディーグループの場合、あまりの宿題の多さから、科目によって一部
分業制を敷いていたため、学部時代の知識が僅かながら残っている
Macroeconomicsの宿題を一手に引き受け、メンバーに共有することで、
何とかContributionをしようと試みました。
、と過酷さを書き連ねましたが、過酷な分、学びも大変多く、例えばBusiness
Strategyの授業では、授業前半の40分間でとある企業の今後の経営戦略
についてディスカッションを行い、後半40分では実際にその企業のCEOと
スカイプを繋ぎ、経営戦略提言を行うといった実践的な内容となっておりました。
また、過去のブログ投稿にもありますようにUNCの素晴らしさはその学習支援体制にあります。
講義のビデオ映像やReview Session、クラスメイトとの勉強会等により、十分授業に付いていくことは可能です。
私の場合、「通信業界での営業バックグラウンドで金融、会計の知識ゼロ」、
「海外経験無し」、「ASW(サマースクール)は派遣元企業の方針により参加NG」
と三重苦でしたが、皆さまに助けて頂き何とか乗り切ることが出来ました。
アプリカントの皆さまは、まさに今、出願プロセスの佳境を迎えているかと思いますが、
体調に気を付け、どうか最後まで頑張って下さい。
元々興味を持って下さっていた方は、是非UNC Kenan-Flaglerを、
悩んでいた方は、これを機にUNC Kenan-Flaglerを、
興味を持っていらっしゃらなかった方は、思い切ってUNC Kenan-Flaglerを、
皆さまの進学先選択肢の中に含めて頂ければこれに勝る喜びはありません。
「過酷、辛すぎる、寝れない」と言われているMod2(10月中旬~12月中旬までの二学期目)を無事に?
乗り切りましたのでその苦闘ぶりをご紹介させて頂きます。
Mod2は以下のコア科目から構成されています。
・Marketing
・Operation
・Macroeconomics
・Finance
・Business Strategy
そして、Mod2を過酷にしている最大のポイントは、
Case Studyの割合が激増することによる
1.宿題ボリュームの大幅増加
2.(ディスカッションがメインとなるため)クラス、スタディーグループでのContributionが更に難化
が挙げられます。
<1.宿題ボリュームの大幅増加>
各Case Studyのために、凡そ20ページ~30ページあるCaseを読み、
ディスカッションポイントに対する自分なりの答えを用意し、場合によっては
それをレポートの形でWrite upする必要があります。
このCase Studyが毎日少なくとも一つはあり、それ以外の宿題も課されるため、
International学生(特に英語が苦手な日本人学生)の生活は大変な有り様となります。
私の場合、Mod2は毎朝8時から授業があり、終了が15時半頃だったため、
6時半:起床
8時~15時半:授業
16時~18時:仮眠
18時~19時:食事
20時~ 3時(場合によっては5時):宿題
3時~ 6時半:睡眠
という生活を繰り返しておりました。
そのため、講義形式の授業では猛烈な睡魔に襲われ、授業終了後クラスメイトから
「Yasu,今日は終始白目むいてたけど大丈夫か?」とか
「Yasu,何か悩み事があるなら相談してね」と心配頂く始末でした。
しかし、Case Studyに慣れてくるに連れて、ポイントを押さえながら
Caseを読む術が誰しも身に付いてきますので、当初に比べ
短時間で宿題を終えることが可能になります。
<2.クラス、スタディーグループでのContributionが更に難化>
上述の通り、Case Studyでは授業もディスカッションがメインとなるため、
Mod1以上にクラスでのContributionが困難を極めました。
発言しようと思っていた内容を、授業冒頭から早速、他の学生に言われてしまい
ディスカッションが進むにつれてそのスピードに付いて行くのが厳しくなる・・
という負のスパイラル。
Mod2を振り返ると、まず最初に発言してしまう、重複しようが間違っている可能性
があろうが兎に角言ってみる、ということが大事だったかなと思います。
と言うのも、ネイティブの学生も必ずしも皆素晴らしい意見を言っている
訳ではなく、彼らは「ディスカッションをしながら理解を深める」という発想であるからです。
スタディーグループにおいても、Case分析やグループプレゼンの宿題が増える
ため、Class同様、Contributionが難しくなります。
私のスタディーグループの場合、あまりの宿題の多さから、科目によって一部
分業制を敷いていたため、学部時代の知識が僅かながら残っている
Macroeconomicsの宿題を一手に引き受け、メンバーに共有することで、
何とかContributionをしようと試みました。
、と過酷さを書き連ねましたが、過酷な分、学びも大変多く、例えばBusiness
Strategyの授業では、授業前半の40分間でとある企業の今後の経営戦略
についてディスカッションを行い、後半40分では実際にその企業のCEOと
スカイプを繋ぎ、経営戦略提言を行うといった実践的な内容となっておりました。
また、過去のブログ投稿にもありますようにUNCの素晴らしさはその学習支援体制にあります。
講義のビデオ映像やReview Session、クラスメイトとの勉強会等により、十分授業に付いていくことは可能です。
私の場合、「通信業界での営業バックグラウンドで金融、会計の知識ゼロ」、
「海外経験無し」、「ASW(サマースクール)は派遣元企業の方針により参加NG」
と三重苦でしたが、皆さまに助けて頂き何とか乗り切ることが出来ました。
アプリカントの皆さまは、まさに今、出願プロセスの佳境を迎えているかと思いますが、
体調に気を付け、どうか最後まで頑張って下さい。
元々興味を持って下さっていた方は、是非UNC Kenan-Flaglerを、
悩んでいた方は、これを機にUNC Kenan-Flaglerを、
興味を持っていらっしゃらなかった方は、思い切ってUNC Kenan-Flaglerを、
皆さまの進学先選択肢の中に含めて頂ければこれに勝る喜びはありません。
2014年1月13日月曜日
Health Care系選択科目の紹介 (前半)
Class of 2014のWoodyです。
UNC Kenan-Flaglerでは、Concentrationの1つとしてHealth Careが用意されているように、Health Care系の授業が充実しております。ノースカロライナ大学は医学部・薬学部・公衆衛生学部を抱える一方で、Health Care系スタートアップ企業が多数存在するRTPエリアが付近にあります。その結果として、大学・産業界の双方からHealth Careを学ぶことができます。今回は、私が受講済した科目を中心に、ビジネススクール内のHealth Care系選択科目の半分を紹介します。
The Challenge of Health Care: A System Overview
アメリカでは、ヘルスケア産業がGDPの10%後半を占めており、その重要性は年々増しております。この科目では、ヘルスケアシステムの各構成要素である医者(physician)、病院(provider)、健康保険(payor)、製薬(pharmaceutical)、医療機器(medical device)、政策(policy)等々の基礎を学びます。このコースを受講すると、いかに自分がヘルスケア業界の一部の側面しか知らなかったことを思い知らされました。
Healthcare Marketing
コア科目のマーケティング知識を前提に、FDA, Payors等のステークホルダーと調整しつつ、新薬・医療機器をいかに売っていくかを学んでいきます。満たされていないニーズを解決することで社会貢献しつつ、ビジネスとしての収益性を確保していくMBAらしさを感じさせるコースでした。
Healthcare Entrepreneurship
ヘルスケア業界は、IT分野に次いでスタートアップが盛んな分野の1つです。このコースでは、理論を学ぶだけではなく、実際に起業家にピッチ(事業説明&投資要請)を実施していただき、投資家や買収者(巨大な製薬企業)の立場でのデュー・デリジェンスやパートナリング戦略の検討まで行います。前臨床段階の製品評価の難しさを痛感しつつも、基礎が学べたと思います。
Healthcare: Pharmaceutical Economics
ヘルスケアシステムの中で、最もMBAホルダーが多いと思われる製薬業界に特化したコースです。仮想の薬を使って、USにおける新薬の臨床・承認プロセスを体験することができます。
※2014年5月の掲載のHealth care系選択科目の紹介 (後半)では、下記のコースを紹介しています。
・Design & Delivery of Healthcare Systems
・Current Topics In Health
・Healthcare Consulting Projects
※本ブログの掲載内容は、2013-2014年度のコースについてです。年によってコースの増減がありますので、最新の内容は在校生に問い合せてください。
UNC Kenan-Flaglerでは、Concentrationの1つとしてHealth Careが用意されているように、Health Care系の授業が充実しております。ノースカロライナ大学は医学部・薬学部・公衆衛生学部を抱える一方で、Health Care系スタートアップ企業が多数存在するRTPエリアが付近にあります。その結果として、大学・産業界の双方からHealth Careを学ぶことができます。今回は、私が受講済した科目を中心に、ビジネススクール内のHealth Care系選択科目の半分を紹介します。
The Challenge of Health Care: A System Overview
アメリカでは、ヘルスケア産業がGDPの10%後半を占めており、その重要性は年々増しております。この科目では、ヘルスケアシステムの各構成要素である医者(physician)、病院(provider)、健康保険(payor)、製薬(pharmaceutical)、医療機器(medical device)、政策(policy)等々の基礎を学びます。このコースを受講すると、いかに自分がヘルスケア業界の一部の側面しか知らなかったことを思い知らされました。
Healthcare Marketing
コア科目のマーケティング知識を前提に、FDA, Payors等のステークホルダーと調整しつつ、新薬・医療機器をいかに売っていくかを学んでいきます。満たされていないニーズを解決することで社会貢献しつつ、ビジネスとしての収益性を確保していくMBAらしさを感じさせるコースでした。
Healthcare Entrepreneurship
ヘルスケア業界は、IT分野に次いでスタートアップが盛んな分野の1つです。このコースでは、理論を学ぶだけではなく、実際に起業家にピッチ(事業説明&投資要請)を実施していただき、投資家や買収者(巨大な製薬企業)の立場でのデュー・デリジェンスやパートナリング戦略の検討まで行います。前臨床段階の製品評価の難しさを痛感しつつも、基礎が学べたと思います。
Healthcare: Pharmaceutical Economics
ヘルスケアシステムの中で、最もMBAホルダーが多いと思われる製薬業界に特化したコースです。仮想の薬を使って、USにおける新薬の臨床・承認プロセスを体験することができます。
※2014年5月の掲載のHealth care系選択科目の紹介 (後半)では、下記のコースを紹介しています。
・Design & Delivery of Healthcare Systems
・Current Topics In Health
・Healthcare Consulting Projects
※本ブログの掲載内容は、2013-2014年度のコースについてです。年によってコースの増減がありますので、最新の内容は在校生に問い合せてください。
2013年12月6日金曜日
UNCでのクラブ活動 -Africa Business Alliance-
Class of 2015のShinです。
11月末のThanksgiving休暇も終わり、MBAプログ ラムの中で最も過酷と言われているModule2も終盤に差し掛 かってきました。Chapel Hillはめっきり寒くなり、 日も短くなってきている今日この頃です。 これから出願されるアプリカントの皆さんは、 スコアメイクからそろそろエッセイに軸足を移していかれるところ でしょうか。
今回は、皆さんのエッセイのネタに少しでも貢献できるように、M BA生活の魅力の1つであるクラブ活動について書きたいと思いま す。アプリカントの皆さんの中には、 勉強以外にも色々と見識を広げたい! 大学の頃のように課外活動にも積極的にかかわりたい! と考えてらっしゃる方々も多いと思いますし、Why MBA、Why UNCでそのあたりをアピールするのも効果的だと思われます。 以下、私自身がどのようにエッセイの中にクラブ活動を織り込み、 実際に今、どのような活動をしているかを書きたいと思います。
<アプリカント時代>
私は、大学時代にアフリカ諸国の学生支援を行うNPOを友人と立 ち上げ、エチオピアなどの現地で活動した経験があります。 その頃からアフリカへの興味はあったのですが、 社会人になった今、 ビジネスマーケットとしてのアフリカは非常に魅力的なものになっ てきています。 私の派遣元会社においてもビジネスの海外展開が叫ばれており、 私もそれに貢献できるよう、 今度はビジネスマーケットとしてのアフリカを勉強してみたいとい う気持ちが強くなりました。もちろん、UNCの豊富な選択科目の 中には、新興マーケットを扱う授業が数多くあるのですが、 私はアフリカのビジネスリーダーと実際に触れ合うことで、 より学びを深度化させたいと考えました。そこでUNCのAdmi ssionsにコンタクトし、「Africa Business Alliance」というクラブを紹介してもらいました。 アフリカでビジネスを行う卒業生とのネットワークを使ってアフリ カビジネスの現状を勉強し、 その現状をアメリカの企業に紹介して、 投資を誘引することを目的としたクラブです。私は、 早速クラブの代表にメールをして、 自分のイメージしている内容と実際の活動内容に違いが無いかを確 認しました。その際、まだ一介のアプリカントで、 それもアフリカとは全く縁の無さそうな日本人に対してもとても丁 寧に対応してくれたことが心に残っています。
その後、Why UNCの部分でCore Valuesやプログラム内容もさることながら、このクラブがM BA生活で得たいと考えているものに非常にFitしているとエッ セイに書きました。 インタビューでも会話内容の半分くらいがアフリカ関連だった気が します。
<UNC入学後>
アピールの甲斐あってUNCに無事合格できた私は早速、Afri ca Business AllianceのLiaisonに立候補しました。Liais onというのは、各クラブで積極的に活動するいわば「委員」 のような存在で、それぞれの役割に応じてConference LiaisonとかSocial Liaisonとか名前が付けられています。私は、 アフリカで活動した経験があるとは言え、 やはりアフリカビジネスについては素人なので、 クラブの基本的な仕事を担当するCommunication Liaisonに立候補しました。このCommunicatio n Liaisonの仕事は、 アフリカビジネスにおいて注目すべきニュースをメンバーに共有し たり、来春に行われるAfrica Conferenceの運営を手伝ったりすることです。 立候補後、クラブのPresident(部長) から呼び出されて当選を告げられた際、彼は私に「 君は日本から社費派遣生だから、 アジアの会社でアフリカマーケットに進出しようとする会社と交渉 するときは、君も一緒に出席してもらって構わないよ。」 と言ってくれました。
このようにして始まった私のクラブ活動ですが、 大学時代に感じることができなかったマーケットとしての新たなア フリカをすでにたくさん発見することができました。Africa Business Allianceという名前だけあってメンバーのほとんどはアフ リカ人ですが、 たった一人の日本人である私を分け隔てなく扱ってくれます。 これからさらにクラブの活動にコミットしていくことでより学びを 深めたいと考えているところです。
私が書いたのはほんの一例ですが、このように、UNCでは自分の 学びたいと思っていたことが本当に実現できてしまう環境が整って います。 アメリカのビジネススクールでここまでアフリカに関われるとは思 っていなかった、というのが本音のところでした。 もちろん私が所属しているクラブ以外にも、UNCにはたくさんの クラブがあり、 皆がそこで社会人生活では得難い経験をたくさんしています。
エッセイを書き始める前に、 合格後の自分を想像してみてください。 スタディグループや授業で発言をするためにしっかり準備をしたり 、Social(飲み会) で世界中から集まってくる素晴らしい仲間と交流を深めたり、 といったこともとても重要ですが、 少しでも課外活動に興味があるなら、 是非とも今からでもコンタクトを取り、 エッセイに織り込んでみてはいかがでしょうか。
UNC MBA クラブ一覧
※すべてのクラブが掲載されているわけではありませんので、 こんなクラブはないの? など気軽に日本人在校生までお問い合わせいただければと思います 。
2013年11月29日金曜日
グローバルケースコンペでの優勝
Class of 2014のWoodyです。
先日、11月13~14日にシンガポール国立大学で開催されたGlobal Case Competition 「Cerebration 2013」のセミファイナル・グランドファイナルに出場し、世界中のMBA生650チーム以上の中から優勝を果たしましたのでその喜びと概要をご報告したいと思います。
ケースコンペティションとは、スポンサーである実企業が持つ経営課題に対して、各チームがコンサルタントとしてソリューションを構築し、その提案内容とプレゼンテーションの質を競い合うという、MBA生活における醍醐味のひとつです。実際のスポンサー企業や、他校の教授を前にしてプレゼンをしなければならないこと、また新たなネットワーキングや、レジュメでのアピールとして就職活動の意味合いもあることから、通常の授業で提出するケースレポートとは全く異なる真剣勝負の場です。
その中でも今回のケースコンペは、世界で最も参加者数の多い大会の1つで、16カ国にも渡る国々の上位MBA校が、3つのケース(Monsanto社、Lenovo社、Daimler Financial Services社)のうちの1つを選び、グローバル企業における新規ビジネスを創造するという非常に壮大なスケールの大会だったわけです。
振り返ればチームを結成したのは、夏休みを終えた今年8月の初旬でした。1年目を終え、教室内での議論を超えた新たな課題にチャレンジしたいという気持ちと、予選上位に入ってタダでシンガポール旅行をしたいという邪念が日本人同級生(2年生)と3名での参加を決意させました。
意気揚々とチームを結成し、実際のケースを読み始めた我々3人ですが、1次予選から苦難の連続でした。我々が選んだDaimler Financial Service社のケースは、新興都市におけるGame Changingなモビリティサービスを考案し、更に都市の形態によってカスタマイズ可能なものにするという前代未聞の提案課題。そもそも自動車業界や都市計画に詳しいものは誰もおらず、全てを一から勉強しなければなりませんでした。通常の授業を終え、家族との折り合いをつけながら毎週末のように深夜まで議論を繰り返すものの、なかなか納得のいく提案が浮かばず、夜中の3時に教室で途方に暮れていたのを今でも覚えています。
しかし、私達は、後に述べるような優位を活かすことができ、9月の1次予選(PowerPoint 4枚のExecutive summary) ・10月の2次予選(15分間のプレゼンビデオ)を見事通過し、上位9チーム(各ケースで3位以内)に選出され、最終的には、11月のシンガポールで開催された準決勝(ケース内決勝戦)、および異ケース間での決勝で優勝することができたのです。アメリカの大学に在籍する日本人が、ドイツの会社のブラジル戦略について、シンガポールでプレゼンを行うという若干奇妙なことでしたが、本ケースコンペの特徴である”グローバル”というのを示しているとも感じます。また、この成果は米国Yahoo News等にも取り上げられるにまでなりました。
とはいっても、私達はいわゆる普通のサラリーマンMBA生です。それが、University of North Carolinaとしてメディアで宣伝するほどの業績を残せるようになったのには、理由があります。
1.必修科目群で鍛えた基礎力
上位3チームによる決勝戦では、運良く最初のプレゼンとなりました。つまり、他チームのプレゼンを見る幸運に恵まれました。そこで感じたのは、「ひょっとしたら勝てるかもしれない」ということでした。確かにある面を見たら我々は負けているかもしれない、しかし、総合力では勝てるかもとしれない、と思ったのです。
UNCの必須科目群は、時には異常と思えるくらい、つらいことがあります。しかし、それを1つ1つこなすことで、自分の血肉となっていることを感じました。私達の提案は、事業戦略、マーケティング、ファイナンス、財務/管理会計、統計、ミクロ/マクロ経済、オペレーション、プレゼンテーションスキル、、、等々の必修授業で学んだことを織り込んだものでした。その総合力において、他大学チームを上回っていたと感じました。真に収益性と実現可能性を両立させようとしたとき。UNC Kenan-FlaglerのGeneral Managementは世界有数であることが証明できたと思います。
2.実践型プロジェクトで培った応用力
UNCの実践型MBAカリキュラムの1つに、STAR (Student Teams Achieving Results) というのがあります。この授業では、実際の顧客を相手にして半年間に渡り有償のコンサルティングサービスを行います。この実践型プロジェクトでは、MBA生と学部生とチームを結成して、コンサルタント(*)として思考・発表フレームワークと必修科目での学びを使って、現実の課題と取り組みます。
今回のチーム3人全員はSTAR経験者でして、STAR同様、建設的な衝突と仮説思考/検証を繰り返して、game-changing, unique, scalable, feasible and profitableな提案を作り上げることができました。正直なところ、STARにおける私達は完璧から程遠く、むしろ右往左往するオッサンに過ぎないことが多かったです。必修科目以上に厳しい局面もありました。ただ、それを経験したことで、互いの強みを活かしつつゴールに向かっていく術を学ぶことができたと思います。
(*) コンサルタント非志望者にも大変お奨めのものです。
答えが無い課題に対する取り組み方は、あらゆる職種に役立つはずです。
実際、この本チームの全員が、コンサルタント以外の職種で働く見込みです。
3.UNCのチームワーク文化
いくら基礎力があって、それを応用しても勝てるほど、このコンペティションが易しいものではありませんでした。審判が判断に困って、急遽、シンガポールでの準決勝に呼ぶチーム数を増やしたくらいです。
接戦となった2位チームとの争いで決め手となったのは、UNCのチームワーク文化です。上位3チームの争いは異ケース間での比較となる以上、プレゼンやQ&A勝負の分れ目とならざるを得ません。ベタベタの日本人にとっては、不利と言ってしまって過言ではないくらいです(*)。
しかし、シンガポールに行く前、直前の依頼であったにも係らず、多くの同級生が快くレビューに付き合ってくれました。アメリカ人マーケッター、インド人コンサルタント、韓国人エンジニア、、、厳しくて優しいアドバイスは、そのまま本番に役立ちました。決勝戦での容赦ない質問にも、真正面からも乗り越えることができました。彼ら無しには、優勝することは100%不可能でした。
(*)ちなみに、当方の英語力は、現地大学の非ネイティブスピーカーに
「勇気が出る」と言われるほどのレベルでございます(笑)。
本日時点で、シンガポールから帰国して1週間以上経ちました。このケースコンペで感じた自分達の成長とUNCの素晴らしさを胸に、次なる道へチャレンジしていきたいと思います。
もし、あなたがスーパーマンやスーパーウーマンではなく、そして自分の殻を破りたい人であれば、、、UNC MBAは、あなたにとっての最高の大学となりえます。是非、UNCへのビジットやアプライを計画してください!
先日、11月13~14日にシンガポール国立大学で開催されたGlobal Case Competition 「Cerebration 2013」のセミファイナル・グランドファイナルに出場し、世界中のMBA生650チーム以上の中から優勝を果たしましたのでその喜びと概要をご報告したいと思います。

ケースコンペティションとは、スポンサーである実企業が持つ経営課題に対して、各チームがコンサルタントとしてソリューションを構築し、その提案内容とプレゼンテーションの質を競い合うという、MBA生活における醍醐味のひとつです。実際のスポンサー企業や、他校の教授を前にしてプレゼンをしなければならないこと、また新たなネットワーキングや、レジュメでのアピールとして就職活動の意味合いもあることから、通常の授業で提出するケースレポートとは全く異なる真剣勝負の場です。
その中でも今回のケースコンペは、世界で最も参加者数の多い大会の1つで、16カ国にも渡る国々の上位MBA校が、3つのケース(Monsanto社、Lenovo社、Daimler Financial Services社)のうちの1つを選び、グローバル企業における新規ビジネスを創造するという非常に壮大なスケールの大会だったわけです。
振り返ればチームを結成したのは、夏休みを終えた今年8月の初旬でした。1年目を終え、教室内での議論を超えた新たな課題にチャレンジしたいという気持ちと、予選上位に入ってタダでシンガポール旅行をしたいという邪念が日本人同級生(2年生)と3名での参加を決意させました。
意気揚々とチームを結成し、実際のケースを読み始めた我々3人ですが、1次予選から苦難の連続でした。我々が選んだDaimler Financial Service社のケースは、新興都市におけるGame Changingなモビリティサービスを考案し、更に都市の形態によってカスタマイズ可能なものにするという前代未聞の提案課題。そもそも自動車業界や都市計画に詳しいものは誰もおらず、全てを一から勉強しなければなりませんでした。通常の授業を終え、家族との折り合いをつけながら毎週末のように深夜まで議論を繰り返すものの、なかなか納得のいく提案が浮かばず、夜中の3時に教室で途方に暮れていたのを今でも覚えています。
しかし、私達は、後に述べるような優位を活かすことができ、9月の1次予選(PowerPoint 4枚のExecutive summary) ・10月の2次予選(15分間のプレゼンビデオ)を見事通過し、上位9チーム(各ケースで3位以内)に選出され、最終的には、11月のシンガポールで開催された準決勝(ケース内決勝戦)、および異ケース間での決勝で優勝することができたのです。アメリカの大学に在籍する日本人が、ドイツの会社のブラジル戦略について、シンガポールでプレゼンを行うという若干奇妙なことでしたが、本ケースコンペの特徴である”グローバル”というのを示しているとも感じます。また、この成果は米国Yahoo News等にも取り上げられるにまでなりました。
とはいっても、私達はいわゆる普通のサラリーマンMBA生です。それが、University of North Carolinaとしてメディアで宣伝するほどの業績を残せるようになったのには、理由があります。
1.必修科目群で鍛えた基礎力
上位3チームによる決勝戦では、運良く最初のプレゼンとなりました。つまり、他チームのプレゼンを見る幸運に恵まれました。そこで感じたのは、「ひょっとしたら勝てるかもしれない」ということでした。確かにある面を見たら我々は負けているかもしれない、しかし、総合力では勝てるかもとしれない、と思ったのです。
UNCの必須科目群は、時には異常と思えるくらい、つらいことがあります。しかし、それを1つ1つこなすことで、自分の血肉となっていることを感じました。私達の提案は、事業戦略、マーケティング、ファイナンス、財務/管理会計、統計、ミクロ/マクロ経済、オペレーション、プレゼンテーションスキル、、、等々の必修授業で学んだことを織り込んだものでした。その総合力において、他大学チームを上回っていたと感じました。真に収益性と実現可能性を両立させようとしたとき。UNC Kenan-FlaglerのGeneral Managementは世界有数であることが証明できたと思います。
2.実践型プロジェクトで培った応用力
UNCの実践型MBAカリキュラムの1つに、STAR (Student Teams Achieving Results) というのがあります。この授業では、実際の顧客を相手にして半年間に渡り有償のコンサルティングサービスを行います。この実践型プロジェクトでは、MBA生と学部生とチームを結成して、コンサルタント(*)として思考・発表フレームワークと必修科目での学びを使って、現実の課題と取り組みます。
今回のチーム3人全員はSTAR経験者でして、STAR同様、建設的な衝突と仮説思考/検証を繰り返して、game-changing, unique, scalable, feasible and profitableな提案を作り上げることができました。正直なところ、STARにおける私達は完璧から程遠く、むしろ右往左往するオッサンに過ぎないことが多かったです。必修科目以上に厳しい局面もありました。ただ、それを経験したことで、互いの強みを活かしつつゴールに向かっていく術を学ぶことができたと思います。
(*) コンサルタント非志望者にも大変お奨めのものです。
答えが無い課題に対する取り組み方は、あらゆる職種に役立つはずです。
実際、この本チームの全員が、コンサルタント以外の職種で働く見込みです。
3.UNCのチームワーク文化
いくら基礎力があって、それを応用しても勝てるほど、このコンペティションが易しいものではありませんでした。審判が判断に困って、急遽、シンガポールでの準決勝に呼ぶチーム数を増やしたくらいです。
接戦となった2位チームとの争いで決め手となったのは、UNCのチームワーク文化です。上位3チームの争いは異ケース間での比較となる以上、プレゼンやQ&A勝負の分れ目とならざるを得ません。ベタベタの日本人にとっては、不利と言ってしまって過言ではないくらいです(*)。
しかし、シンガポールに行く前、直前の依頼であったにも係らず、多くの同級生が快くレビューに付き合ってくれました。アメリカ人マーケッター、インド人コンサルタント、韓国人エンジニア、、、厳しくて優しいアドバイスは、そのまま本番に役立ちました。決勝戦での容赦ない質問にも、真正面からも乗り越えることができました。彼ら無しには、優勝することは100%不可能でした。
(*)ちなみに、当方の英語力は、現地大学の非ネイティブスピーカーに
「勇気が出る」と言われるほどのレベルでございます(笑)。
本日時点で、シンガポールから帰国して1週間以上経ちました。このケースコンペで感じた自分達の成長とUNCの素晴らしさを胸に、次なる道へチャレンジしていきたいと思います。
もし、あなたがスーパーマンやスーパーウーマンではなく、そして自分の殻を破りたい人であれば、、、UNC MBAは、あなたにとっての最高の大学となりえます。是非、UNCへのビジットやアプライを計画してください!
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