2014年2月15日土曜日

Core Case Competition - MBAコア科目の集大成

Class of 2015のNobuです。Mod3が始まって1か月が経ちました。
初めての選択科目はどれも内容が濃く、体感としてはMod1,2よりも更に多忙で充実した毎日になってきています。

さてMod3は、Winter Break明けのCore Case Competitionから始まりましたので、今回はその詳細をご報告します。

Core Case Competitionはコア科目として行われ、MBA1年生全員がスタディーグループでチームを組んでケースに取り組みます。
ケースの内容はWinter Break前に公開され、Mod3初日のCase Competition本番に向けてチーム毎に準備を進めます。
本番当日は、ケースの企業幹部十数人がUNC教授陣と共に各チームのプレゼンを評価します。最終的に1位~3位が決定され、企業から景品が贈呈されます。

ケースのお題は、UNC教授陣が企業と周到に準備しており、Mod1,2のコア科目で学んだ内容を余す所なく適用する事ができます。
実際私のチームでは、
Strategy:フレームワークで情報整理して、提案の方向性を決める
Macro Economics:市場の経済状況を分析する
Marketing:顧客ターゲットを考察、利益の上げ方を考える
Operation:提案プランのコストを最小化するSCMを考える
Finance:提案プランが企業の財務に与えるインパクトを可視化する
と、コア科目で学んだ内容をフル活用して提案内容を作り込みました。

コア科目の内容と共に、Mod1,2で身に着いたのがチームへのContribution方法です。
Mod1の初期、純ドメの私はディスカッションにおいて言葉が不自由な人であり、ただチームの足を引っ張るばかりでした。スタディーグループのメンバーは皆優しく、「分からない事があったらディスカッションを止めて聞くのがお前の仕事だ」と言ってくれましたが、ディスカッション開始から最後まで何も分からず呆然とした事もありました。

何十回ものチームミーティングを通し悪戦苦闘した結果、英会話力の向上も然る事ながら、細かい情報の整理やExcelを用いたデータ分析、スケジュール調整といった能力はチームに高いレベルで貢献できる事が分かりました。
ディスカッションの中でもディスプレイやホワイトボードを使えば自分の主張を伝えやすくなりますし、レコーディングして不明な箇所を自宅で聞き直す事で次回のディスカッションに自然に参加する事ができました。
また、連日のミーティングで疲労すると雰囲気も重くなりがちなので、「Family ClubでMovie Nightというイベントを企画しているんだけど最近おすすめの映画はない?」というようにIceBreakの話題提供をしたり、長時間のミーティングの途中でお菓子をふるまったり、課題提出後の打ち上げで自宅に招き日本食パーティを行ったり、探してみればチームにContributeする方法はいくらでもありました。

Core Case Competitionは、苦楽を共にしたスタディーグループと取組む最後の課題でもありました。
入賞こそ逃しましたが、ディスカッションの主力となっている自分の成長を感じると共に、自分を支えてくれたスタディーグループメンバーへの感謝の思いを強くしたCore Case Competitionでした。


<提案内容の問題点を発見しスタディーグループで考え込む様子>

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