2014年1月13日月曜日

Health Care系選択科目の紹介 (前半)

Class of 2014のWoodyです。

UNC Kenan-Flaglerでは、Concentrationの1つとしてHealth Careが用意されているように、Health Care系の授業が充実しております。ノースカロライナ大学は医学部・薬学部・公衆衛生学部を抱える一方で、Health Care系スタートアップ企業が多数存在するRTPエリアが付近にあります。その結果として、大学・産業界の双方からHealth Careを学ぶことができます。今回は、私が受講済した科目を中心に、ビジネススクール内のHealth Care系選択科目の半分を紹介します。

The Challenge of Health Care: A System Overview
アメリカでは、ヘルスケア産業がGDPの10%後半を占めており、その重要性は年々増しております。この科目では、ヘルスケアシステムの各構成要素である医者(physician)、病院(provider)、健康保険(payor)、製薬(pharmaceutical)、医療機器(medical device)、政策(policy)等々の基礎を学びます。このコースを受講すると、いかに自分がヘルスケア業界の一部の側面しか知らなかったことを思い知らされました。

Healthcare Marketing
コア科目のマーケティング知識を前提に、FDA, Payors等のステークホルダーと調整しつつ、新薬・医療機器をいかに売っていくかを学んでいきます。満たされていないニーズを解決することで社会貢献しつつ、ビジネスとしての収益性を確保していくMBAらしさを感じさせるコースでした。

Healthcare Entrepreneurship
ヘルスケア業界は、IT分野に次いでスタートアップが盛んな分野の1つです。このコースでは、理論を学ぶだけではなく、実際に起業家にピッチ(事業説明&投資要請)を実施していただき、投資家や買収者(巨大な製薬企業)の立場でのデュー・デリジェンスやパートナリング戦略の検討まで行います。前臨床段階の製品評価の難しさを痛感しつつも、基礎が学べたと思います。

Healthcare: Pharmaceutical Economics
ヘルスケアシステムの中で、最もMBAホルダーが多いと思われる製薬業界に特化したコースです。仮想の薬を使って、USにおける新薬の臨床・承認プロセスを体験することができます。

※2014年5月の掲載のHealth care系選択科目の紹介 (後半)では、下記のコースを紹介しています。
・Design & Delivery of Healthcare Systems
・Current Topics In Health
・Healthcare Consulting Projects
※本ブログの掲載内容は、2013-2014年度のコースについてです。年によってコースの増減がありますので、最新の内容は在校生に問い合せてください。

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