2021年8月22日日曜日

生活のセットアップとASWについて(2021年夏)

 

はじめに

Class of 2023TI(社費・金融・家族帯同)です。Class of 2023の日本人は2名でして、これから皆様にチャペルヒル及びKenan-Flaglerの魅力を発信していけたらと思っています。もし受験生の方で個別にオンラインでチャットをご希望の場合は、ホームページの上段に記載があるUNC MBA Japanのメールアドレスまでお問い合わせください。まだ渡米して二カ月弱ですが、チャペルヒルの住環境の良さ(緑豊かで気候も◎)や様々なバックグランド(ビジネス・国籍等)を有する学生と学びあう環境に身を置ける素晴らしさを感じております。是非、UNCに興味を持たれましたら、お気軽にご連絡ください。

チャペルヒルについて

チャペルヒルでの生活において、生活のセットアップは極めて重要です(都会の学校とは異なり、ビジネススクールからダウンタウン迄徒歩約20~30分要します)。特にご家族連れの場合、免許取得・自動車を如何にスムーズにこなすかが充実した生活を行う上でのカギになります(これらのプロセスも相当に複雑で日本とは勝手が異なります)。然しながら、これらが終わってしまえば夢のチャペルヒルライフが始まります。学生街のフランクリンストリートにはバー・スーパー・薬局もあり、車を走らせばアジアスーパーも複数ありますので、生活には困りません。気候(夏は日本より暑くなく、冬は寒くない)や治安も心配ございませんので、勉強に集中できる環境だと思います。

ASWについて

ASWとはAnalytical Skills Workshopの略で、7月の半ばから2~3週間弱にわたり行われるショートプログラムです。当方は712日から当該プログラムに参加しました。

■目的・趣旨: ビジネスバックグランドがない学生や、インターナショナルスチューデントでもスムーズにFall Term (Mod12)へ移行出来る為の研修期間のようなものです。MBAのアドミッションから合格の条件とされている場合を除いては、基本任意の参加になりますが、米国出身の学生で一定のビジネスバックグランドがある方も多く参加されています。当該期間にも多くのネットワーキングイベントやワークショップが開催されています。また、ビジネスの基礎を見直す意味でも参加してよかったなと思っています。

■科目: ①Finance・②Accounting・③Analytical Tool(主に統計及びツールの使い方)3科目で構成されています。上記領域に知識がない人にも理解できるように授業が行われていきますので、秋学期とは異なり、あまりプレッシャーの無い状況で学習できる期間となっています(とは言え、想定以上に宿題が課されたりもしますし、上記3科目以外にも様々なワークショップが行われますので、優先順位付けが必要です)

    Finance: 将来価値・現在価値の考え方、Bond・株式の評価、CAPM、DCFといった領域の基礎をエクセル等を用いながら理解を深めていく科目です。私はファイナンス出身なのですが、アカデミックな観点で当該領域を学ぶの初めてですし、初めて触れる内容も相応にあった印象です。

    Accounting: 貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の仕組みや仕分けを学ぶ科目です。おそらく、ファイナンスや会計バックグランドがない方は参加した方が良いと思われます。他の2つの科目と比べると講義色が強い内容です。また、マーク・ラング氏という有名講師が担当であり、授業中にもジョークを連発する為、和やかな雰囲気で授業が進んできます(また、当該講師主催のパーティがASWの最後に開催されるのが恒例となっており、相当盛り上がります)

    Analytical Tool: Excel(ピボット・ヒストグラムなどの分析ツール)Tableau(マーケティングツール)を用いながら統計分析に対する理解を深めていく科目です。個人的には相当勉強になった科目なのですが、最後の3授業は確率論・統計学(正規分布等)などを叩き込まれる授業であり、理系バックグランドが無くThe・文系の私は苦労しました・・・・

¥ ■全体的な感想: UNC MBAに合格された方には是非参加を検討していただきたい内容でした。基本的に上記3科目は朝~昼過ぎに行われ、午後はワークショップ・生活のセットアップ・ネットワーキング等時間を有意義に使えます(想定以上に宿題が出たこともありましたが・・・)。アメリカ出身の学生もネットワーキング・生活セットアップの情報交換の場(家具・運転免許・保険・自動車等)MBA生活へのトランジション期間としてかなりの割合参加している印象で、この期間で周りの学生と相当仲良くなれます。従い、費用面(今年は三科目で$4,000でした)で問題なければ参加することをお勧めします。ASWが終了した直後には各国の学生が出身国の文化を発表するAround the Worldというイベントもあり、より学生間の一体感が強まります。写真はインターナショナルスチューデントの集合写真とイベントで必死に焼きそばを作った写真です(フードを提供する以外にも、出し物やファッションショー等盛り沢山でした)。












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