2016年3月20日日曜日

UNCのコアカリキュラム② - Presentation Skills

こんにちは、Class of 2017のKです。以前同タイトルにてMod I及びIIの必修科目についてお話しましたが、1年次のMod III以降(Mod III or IV)に履修する必修科目については下記3コースとなっています。

 ‐Ethics and Governance*
 ‐Management Communication: Presentation Skills
 ‐Managerial Accounting
*Ethical Leadership / Corporate Governance / Resisting Corporate Corruptionの3科目から選択

このうち、今回はManagement Communication: Presentation Skillsについて少しご紹介したいと思います。
このコースは、その名の通り実践的なプレゼンスキルを、下記の「4Ps」を繰り返すことを通じて習得することが目的です。

1. Plan – どのような状況で、誰に対して、どのようなメッセージを発信するのかを踏まえ、スライド構成やストーリーライン等の計画を練る
2. Polish – スライドの推敲やリハーサルを踏まえ、プレゼン本番に備える
3. Present –プレゼンの目的を達成するために効果的な技術を用いる
4. Perform assessment – 自らのプレゼンを振り返り、改善点を次回に生かす

コース中は4-5回単独でプレゼンを行う機会があり、それぞれ所与のシチュエーションを踏まえて、自ら選んだトピックについてスライドを用意し、教授及び生徒の前で実際にプレゼンをします。例えば、ある時はマーケティングの実務家やエコノミスト等の専門家としてプロジェクターを使用してレクチャーを行う状況を設定されたり、またある時は、同じ会社に働く同僚や経営陣に対して自社製品のPR戦略や組織効率化等の内容についてミーティング形式でのプレゼンを行う状況を想定されたり、といったものです。

全てのプレゼンは録画されており、自らのプレゼンを見直すことで、長所・短所、課題点等自省する機会が担保されております。また、教授から個人へのフィードバックがあるばかりか、プレゼンを行う生徒同士でも互いのプレゼンテーションに関するフィードバックを行うため、自分では気付かないような様々な視点からの指摘に驚かされることがありました。

個人的には、以前の職場では対少人数でのプレゼンを行う機会は多々あったものの、プロジェクタを使って比較的大人数に対してプレゼンを行う機会がなかったので、スライドでのビジュアル面での効果的な見せ方や、スタンディングでのアイコンタクトやジェスチャーの仕方について学ぶことが多かったです。また、プレゼンを行った結果として最終的に聴衆を動かすためにどのようなストーリーを盛り込まなければいかないのかといったことを考え、実践し、そして他者の目から見てそれが効果的であったかどうか、についてフィードバックを受け得られたことは、今後の社会人人生においても非常に有意義であるだろうと感じました。

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