2016年3月16日水曜日

Japan Trip

こんにちは。Class of 2016のFumiです。MBA受験もインタビューが一段落した頃でしょうか。今回は学業面から離れた視点で、どのように学生コミュニティに貢献するかについて触れたいと思います。

私達インターナショナルスチューデントは、授業や課外活動を通じて教育カリキュラムの中にグローバルな視野を提供することを期待されていると感じていますし、実際に日本の企業のケーススタディを授業で取り扱う際には、教授が日本人学生に意見を求めることも多いです。


そのチャンスを活かして、日本社会や日本企業の特徴を積極的にクラスメートに発信してきましたが、口頭での情報提供にはやはり限界があると感じる事が多くありました。そこで、クラスメートにダイレクトに日本を感じてもらいたいと考え、Japan Tripを企画、実行しましたので、その内容をお伝えしたいと思います。


2016年1月の実行を目指して企画を始めたのが夏休みに入る前の2015年4月頃で、その後トラベルエージェンシーとの交渉を重ね、夏休み明けの2015年9月/10月頃に大学内での説明会を通じてJapan Tripへの参加者を募りました。その過程では、毎年Japan Tripを開催している他校の友人の助けを借りて、ポスターの作成、旅程の決定やプレゼンの内容検討等に役立てました。


また、帯同する日本人学生の旅費の一部補填を目的に、今までスポンサーが存在しなかった日本人ウェブサイトへのスポンサー獲得を同時並行で進め、こちらは多くの企業(4社)からスポンサー協賛を頂くことが出来ました。


一方で、旅行参加者に関しては、当初20人程度の規模を目指していたのですが、MBAプログラムの規模が他校に比べて小さい(1学年280人)点に加えて、過去に組織的にJapan Tripを開催した経緯が無く、レピュテーションが無かったこともあり、参加者獲得は想定以上に難しく、最終的には6人の参加になりました。


最終的な人数確定以降の2015年11月から12月にかけては、具体的な旅程や移動方法の確定、レストランや観光地の予約、旅行金額決済方法の検討等に時間を取られましたが、無事に1月の旅行までに準備を完了することが出来ました。


具体的な旅程は一週間の期間で、京都観光から始まり、広島、箱根を経て東京に入るという内容でした。京都では様々な世界遺産のお寺を観光、着物の着付けを体験し、抹茶や京都懐石を堪能。広島では原爆ドームや平和記念館を見た後、宮島に行き厳島神社で寛ぎました。また、箱根では初めての温泉を経験してもらい、最後の東京では原宿や渋谷の“Kawaii”Culture、築地や浅草等の古き良き東京に加え、スカイツリーや新宿のビル街等の現代東京も堪能してもらいました。また、Robot barやNinjya restaurant等のNight Lifeも存分に楽しんでもらう事が出来たと思います。(最終日前日の焼肉では参加者全員がハイボールを大量に飲んでしまい、次の日は全員二日酔いで大変そうでした笑。)


当初は人数か少ない点に関して少し残念に感じていましたが、少人数だからこそ行く事が出来るレストランや観光地も多かったため、参加者からはとても高い評価を得る事が出来ましたし、より深く日本の良さを感じてもらえたように思います。


米国に戻った後には、参加したクラスメートの企画でアフタートリップパーティが開催され、旅行の思い出話をしながら楽しい時間を過ごし、最後にはフォトブックやビデオなどのプレゼントをもらう事が出来ました。


今回のJapan Tripは日本人学生が力を合わせたことで、実現できたものだと思います。毎年Japan Tripを催行している大学もあると思いますが、UNC Kenan-Flaglerでは今まで組織的に開催してこなかったため、実質的にゼロからのスタートになりました。そのため苦労も多かったですが、その分学びも多かったように思います。


何よりも、参加者の全員からMBAの中で忘れられない思い出になったと言ってもらえことで、開催して良かったなと強く感じる事が出来ましたし、自分自身にとっても大切なMBAの思い出になったと感じています。また、参加してくれたクラスメートととても仲良くなれたことも、大きなTake awayだったと感じています。


みなさんがUNCにいらっしゃる際には是非、Japan Tripにトライして頂ければと思います。



(Kyoto:Inari Jinjya)
 
 
(Harajyuku:Kawaii cafe)
 

(Odawara:Samurai ninjya kitsuke)
 

(Kyoto:Tempura Yasaka)


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