2015年3月6日金曜日

コアケースコンペティション

Class of 2016のFumiです。ModⅢもファイナルが終わり、約2週間のSpring Breakを控えて、ようやく一息ついておりますが、今回は今年に入ってから参加したケースコンペティション2件について、お伝えします。

 [コアケースコンペティション]
コアケースコンペティションは授業の一環として、Kenan Flaglerの1年生全員が参加するケースコンペティションです。例年、スポンサーとなる会社が実際のビジネス上の課題を提示し、生徒はその課題の解決に向けたビジネスストラテジーを検討し、教授及びスポンサー企業担当者に向けたプレゼンテーションを行います。ケースは冬休みに入る前に提示され、Mod3の初日がプレゼンにあてられました。このケースコンペティションのチームはスタディグループとして、約半年間苦楽を共にしてきたメンバーで構成されており、実質的にはこのコアケースコンペがスタディグループとして取り組む最後の課題になります。

今年のケースは、米国の製薬会社がスポンサーとなっており、指定された医薬品をどのように中国またはインドで低所得者層に対して拡販するかという内容のものでした。プレゼンテーションの内容には、当社の全体としてのビジネスストラテジーに加え、マーケティング、ディストリビューション、ファイナンス等の要素がふんだんに盛り込まれており、これまでに学んだ知識を活用することの出来る内容でした。

私のチームは、今まで同じスタディグループで学んできたからこそわかる、それぞれのメンバーの得意とするフィールドを上手く活用することで、全体で3位/56チームの評価を得る事が出来たため、全1年生、Dr. B(Associate Dean)及び教授陣、スポンサー企業のエグゼクティブの前でプレゼンを行う機会を幸運にも頂くことが出来ました。とても広い会場にも関わらず、チームメイトが一切マイクを使う気がない事に動揺しながらも、しっかりと声を張って無事プレゼンを終える事が出来ました。こういった大舞台でのプレゼンを経験できるのもビジネススクールでのとても大きな学びのひとつだと思います。

 [JDA Supply Chain Challenge]
こちらは、米国のMBA約100チームが参加する、オペレーションに係るソフトウェアを利用したケースコンペティションで、Toshi、Kotaro、中国系アメリカ人、私の4人で参加しましたが、残念ながら3位以内に入賞することは出来ませんでした。ケースは1分を1日とみなして、270日間に渡る製造工程のシミュレーションを合計4時間に渡って行うもので、ランダムに生じるディマンドのコントロール、3種類のワークステーションにおけるマシーン購入等を通じて、リードタイムを短縮し、収益の最大化を図るというものであり、オペレーションの授業で学んだReorder point、WIP、Throughput time、Utilization等の概念をふんだんに活用する内容でした。短期間のシミュレーションではありましたが、オペレーションの授業を復習する良い機会になってように思います。MBAではケースコンペティションに参加する機会が豊富にあるため、自分なりに興味を持てるトピックを中心に積極的に参加されることをお勧めします。

アプリケーションの結果発表まで、まだまだ気を抜けない時期かと思いますが、お体に気を付けて、頑張ってください。


コアケースコンペティション

JDA Supply Chain Challenge

JDA Supply Chain Challenge



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