2015年1月1日木曜日

グローバルケースコンペティション入賞!

こんにちは。Class of 2016のToshiです。

「Mod 2は過酷」と前々から2年生に脅されておりましたが、なんとか無事乗り越え冬休みに突入しました。(どれぐらい過酷なのかは過去の投稿をご覧ください。)

そんな過酷なMod 2にClass of 2016は例年ないアグレッシブさを発揮しケースコンペティションに数多く参加しております。私は以前にTakが紹介しているUNCが主催しているVCICやDeloitte Consultingが主催しているDeloitte Case Competitionに参加しました。そして昨年UNCの日本人チームが優勝をしたシンガポール大学主催のGlobal Case Competition「Cerebration 2014」にも参加し、世界中のMBA生600チーム以上の中から3位に入賞しました。ただ今回はこれ以上に凄いのが、セミファイナルへ招待された8チーム中2チームがUNCからであり、かつ両チームが日系チームでした。私のチームは1年のFumiと日系ペルー人の3人、もう一つのチームは1年生のTak、Kotaroとアジア系アメリカ人の3人です。

今回はケースコンペティションの詳細より、私たちが必修科目を全て履修する前に何故この快挙を達成できたかをお伝えしたいと思います。

1. Alumniネットワーク
私たちが選んだケースの内容はDaimler Finance Service社のマーケティング戦略を提案するというものでした。第一選考として9月末にパワーポイント4枚程度のExecutive Summary及び10分間のプレゼンテーションビデオを提出しなくてはいけなかったのですが、Mod 1の終盤ということもありMarketingはおろか戦略提案をする知識が不足していたため、昨年の優勝チームの方に連絡を取りました。それに加え昨年の優勝チームの方へ連絡を取りました。ご多忙の中アドバイスをしてくださり、なんとか形にして提出することができました。提出はしたものの正直今年は無理だなと思っていたところ、ある日突然シンガポールからセミファイナルへの招待が届きました。第一関門を突破できたのはAlumniの方のサポートがあったからと言っても過言ではありません。Kenan-FlaglerのAlumniネットワークは非常に強いと定評があります。The EconomistのAlumniネットワークランキングでは8位となっております。特に在学時にAlumniに手厚くサポートしてもらった経験から後輩へのサポートを惜しまなくするという文化が根付いているのだと思います。

2. 教授のサポート
マーケティング、ストラテジー、オペレーションの必修科目を全て履修していない状況でのセミファイナルへの招待であったため、提出物をブラッシュアップするべく必修科目の各教授へ相談したところ、全員快く時間を取ってくれました。またTop 50 MBA Professorに選出されたことのあるAssociate DeanのDr. BことProfessor Balasubramanianとも話す機会がありマーケティングフレームワークをレクチャーしてくれました。数多くの教授にアドバイスなどを貰えたことにより自分達がやっていることは間違ってなかったと自信を持つことができました。UNCの教授に気軽に何でも相談できる環境は本当に素晴らしいと思います。

3. 学校のリソース
提出物の内容以外にももう一点不安がありました。かなり大きな会場での発表となるためプレゼンテーションスキルを学ぶ必要がありました。Mod 3か4にプレゼンテーションスキルを学ぶ必修科目があるのですが、こちらもまた未履修のためBusiness Communication Center(BCC)を活用しました。BCCとは、Resume、Cover Letter、インタビュー、プレゼンテーションと様々なビジネスコミュニケーションをサポートしてくれます。BCCからプレゼンテーションでのDOs and DON’Tsを学ぶことにより、それらの点に気をつけて練習を積み重ねることができました。ただしスキルは非常に大事ですが、最終的にはなによりも練習量が物を言うことを実感しました。

4. 日本人コミュニティ
最後に、多くの時間を割いてプレゼンテーションの練習に付き合ってくれたUNCの日本人コミュニティの存在です。日本人ならではの鋭い指摘やアドバイスにより内容やプレゼンテーションをブラッシュアップできました。MBAを志す方の中には、日本人一人だけの環境に身を置きたいと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、帰国子女である私でもしっかりした日本人コミュニティがあって本当に良かったと感じています。困った時にはお互い助け合い、楽しむ時はお互いを巻き込んで楽しむ環境はUNCならではだと思います。学校を選ぶ際には日本人コミュニティも検討材料にしてみてください。

12月も終わりを迎え、Class of 2017へアプライされる皆さまは大変な時期かと思いますが、ラストスパートですので体調に気をつけて頑張ってください。年明けには多くのアプリカントの方がChapel Hillへビジットして頂けるのをお待ちしております。
 
 
Cerebration 2014の様子】

 

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