2009年12月23日水曜日

Simulationの結果(Marketing Strategy)

Class of 2010のT'sパパです。
先日(といっても10月ですが)*涼さんが書かれていたSimulationのうちの1つについて私のチームの結果をご報告します。

Marketing Strategyの授業で使用していたのはMarkstratというSimulationで、市場分析・商品開発・広告・営業などを7期間にわたって行うものでした。私はアメリカ人の友人に誘われて、アメリカ人4人・タイ人1人・日本人(私)1人という6人チームに入っていました。
始まった当初は顧客のセグメントもはっきりわかれているし結構簡単かなと高をくくっていたのですが、やってみると細かいところまで目を配りながら数多くのDecisionをしなくてはならないためなかなか大変でした。しかも6人チームで意見をひとつにまとめるという過程が思いの他大変で、英語の壁に苦しみながらも何とか自分の意見を伝えるのに苦労しました。また、最後の2,3回は授業の初めに前期の結果を渡され、80分間で次の期のDecisionをしなくてはならなかったため、時間との戦いにも苦しめられました。

肝心な結果ですが、4期目に新カテゴリーでの新商品が大ヒットし一躍トップになったのですが、既存のカテゴリーをおろそかにしてしまったこともあり、最後の7期目に逆転を許し、残念ながら2位で終了となりました。

結果はやや残念でしたが、チームメートにも恵まれ、自分の意見をうまく汲み取ってもらいながら、チームを良い方向に導くことに少しは貢献できたのではないかと思います。私にとってはMarketingでのTakeawayよりCommunication SkillでのTakeawayの方が大きかったかもしれません(笑)

卒業まであと半年、もう少しソフトスキルを磨いていきたいと思います。

Posted by T'sパパ

2009年12月18日金曜日

起業家ネットワーク

Class of 2010のU26です。

私がビジネススクールを選ぶ際に重視した条件の一つに、”起業家ネットワークへのアクセス”がありました。UNCはRTP(Research Triangle Park = Raleigh [NC State University], Durham [Duke University], Chapel Hill [UNC]にまたがるアメリカ最大のリサーチパーク)を形成する主要研究大学であることから、テクノロジーベンチャーを育む土壌が豊かであり、それらに投資する投資家たちとの接点も豊富です。

MBA2年目となるこの1年は、(授業ももちろんですが)こうした起業家ネットワークに入り込んで、起業家たちのマインド、ベンチャー投資家たちの視点を学ぶことに精力を注ごうと思っています。その活動として、これまでに3つの取り組みを始めました。UNCを受験される方の中にも、アントレプレナーシップ・プログラムに興味を持たれる方が多数見受けられますので、どのような機会があるのかの参考になればと思い、私の例をご紹介させて頂きます。

① Launching The Ventureへの参加
先月の投稿の中でプログラムの詳細に触れたビジネススクール内の起業プログラムです。このプログラム自体が実際にビジネスを興すことを経験できるという意味でとても有益なのですが、それに加えて、Launching The Ventureという名のもとに集まってくる起業家の卵たちとの交流から学ぶことが多いのも、このプログラムの優れたところです。
先日、プライベート・エクイティ・ファームに勤める友人主催のクリスマスパーティでUNCのExecutive MBA, Class of 2008だという2人組に出会いました。1人は卒業後に起業したそうなのですが、その彼もExecutive MBA時代にLaunching The Ventureを履修していて、その頃のビジネスプランを基に会社を立ち上げたとのことでした。Launching The Venture繋がりで親近感を覚えてくれたのか、「お前の関心がある分野はどこだ?○○分野なら俺の知り合いにいるから紹介してやろう。」といった感じで話題が広がりました。こうした人の繋がりは非常に大切だと思うのですが、Launching The Ventureではそういった機会に恵まれると思います。

② 友人の起業支援
他ビジネススクールで自身のビジネスプランを基に起業に挑んでいる友人のチームに加わりました。私の技術バックグラウンドを評価してくれたのか、「エンジニアリング担当のアドバイザーになって欲しい」との依頼を受けてのことです。その友人、一時はUNCに在籍していたのですが、事情があって他校に移籍しました。この友人に限らず、UNCのビジネススクールには、在籍中/卒業後に起業を真剣に考えている仲間が結構います。彼らと接していると、プランの粗さはあるものの、決断力、行動の早さ、他人を巻き込む力など、彼らから学ぶことが非常に多く、とても勉強になります。

③ Individual Study
起業家、起業家の卵たち、およびベンチャー投資家たちと接するうちに、アメリカにベンチャーが育つ理由がぼんやりと見えてきたような気がします。これらの経験から得た学びを生かして自身のビジネスプランを作ろう!と個人プロジェクトを始めました。ビジネススクールではこうした活動を認めており、アントレ系の教授に専任アドバイザーになってもらうことも出来ますし、単位も認められます。

私の例は、数多くある機会の一部しか活用出来ていません。周囲には、起業家ネットワークとより濃密な繋がりを築いている友人もたくさんいます。UNCでのアントレプレナーシップ・プログラムはあまり知られていないかも知れませんが、地域、大学、ビジネススクールが一体となって作り上げているという点で非常に魅力的なものだと思います。ベンチャー、新規事業開発などに興味のある方には是非ともおススメします。

Posted by U26

2009年12月12日土曜日

San Diego

Class of 2010 の *涼です。
ようやくMod2の授業も終わり、現在Finalに取り組み中です。

今回は、Thanksgivingのbreak中に行ったSan Diego旅行について書きたいと思います。某渋谷の予備校のTOEFLクラスで出会ったお友達が、今年からUC San Diego のMBAへ通われており、彼と奥様、日本人同期の皆様に案内していただきました。

San Diegoとは「アメリカ最南西端に位置する街。西は太平洋、南はメキシコに面する。人口の面では全米7位、カリフォルニア州でロサンゼルス市に次ぐ第2位の市。」-Wikipediaより
というわけで、San Diegoはメキシコの影響を強く受けながらも、大きなAsian Communityを持つFusion Cityなのです。また、ITやバイオなどハイテクの街としても知られており、日系企業も多く進出しているそうです。

旅のハイライト
①Sushi Ota
イチローなど日本人メジャーリーガーもサンディエゴ遠征の際は必ず訪れると言われている、有名なお寿司屋さん。アメリカでこんなに美味しいウニやらイクラやらを食べられるなんて、、感動のひとときでした。



②Temecula ワイナリー
カリフォルニアと言えばワイン、ということでワイナリーをはしごしてきました。Temecula(テメキュラと読みます)には約30件ものワイナリーがあるそうで、10ドル程度で5、6種類の試飲とワイングラスがもらえます。調子に乗って沢山飲みました。ちなみにSupply Chainの授業でTemecula Plant移転に関するケースがあったので勝手な親近感を持ちました。



③UCSD, Rady School of Management
今回お世話になった皆様が在籍されている、UCSDのビジネススクール。2005年にできたばかりの新しいスクールのため、ビルが近代的でステキです!学校の特徴としては1学年57人という超スモールスクール、地の利と大学全体の強みを生かして、サイエンスにフォーカスしたMBAなんだそうです。La Jolla(ラホヤと読みます)というセレブな雰囲気あふれるエリアにあります。



今回は、Indiana大学に通っている友達と遊びに行ったのですが、UCSD、Indiana、UNCの学生が集まって交流でき、とても楽しい旅でした。どれもアメリカの大きな州立大学ですが、それぞれの特徴や、違った良さに気づかされました。また、普段は東海岸在住のため旅行では西に行くことが多いのですが、飛行機で7時間もかけて雰囲気も気候も全く違う西まで行くと、アメリカの大きさを実感します。ちなみにSan Diegoはめったに雨が降らないのだそうですが、旅行中は雨どころかひょうが降ったりして、アメリカ人も驚いていました。

今回お世話になりましたUCSDの皆様、本当にありがとうございました。気が向いたらノースカロライナにも遊びにいらしてください!

Posted by *涼

2009年12月9日水曜日

NCAA Champion: Women's Soccer & Women's Field Hockey

Class of 2010のEvans2010です。

UNCのWomen's Soccerが決勝でStanfordを1-0で下し、2年連続20回目となるNCAAチャンピオンとなりました。

昨年の今頃も同じような投稿をさせていただきましたが、この20回という数字、アメリカカレッジスポーツ史上最多の優勝回数記録なのです。

日本では女性でサッカーをする人は多くないと思いますが、アメリカでは結構盛んのようで、MBAサッカークラブにも女性が何人かいます。

実際W杯でもアメリカ女子サッカーは強豪で、優勝の常連国でもあります。

さて、話は変わって少し前ですが、Women's Field HockeyもNCAA Championとなりました。(こちらは6回目)

↓こちらは決勝の映像です。





もちろん、UNCといえば男子バスケ。

今期は昨年の優勝メンバーのほとんどがNBAに行ったり、卒業したりといなくなってしまいましたが、何とか踏ん張って、後に続いて欲しいものです。

Posted by Evans2010

2009年12月8日火曜日

Roadmap to Internship



初投稿となります。Class of 2011のMasazaruです。

今回の投稿は、先日参加したBoston Career Forumの報告も兼ねて、インターンシップ活動の一般的なロードマップをザックリお伝えできればと思います。各個人でキャリアゴールも異なりますし、個人的な意見も含まれるため、あくまで一例としてご参考にして頂ければと思います。


無事MBA合格通知を受け、達成感の余韻に浸りながらも、その後は渡米準備とキャリア活動で忙しくなります。関わる企業もAgosといったPrep塾からAxiomやMovinといったCareerService会社に変わり、5月からはCareer Design等の合格者向けセミナーが始まります。MBAを積極採用するコンサル・投資銀行・事業会社(マーケ系)はこの時期から合格者向けに「壮行/懇親会」という名の企業説明会を行います。学生への渡米後のコンタクトは説明会の登録者ベースでも行われる為、積極的に参加をする事をお勧めします。日本にいる時期からインターンの面接を開始する企業もあるようです。

渡米後の大きなmilestoneは11月後半に開催される日本人向けのBoston Career Forum(BCF)。業種・企業によってスケジュールや面接回数は異なりますが、採用プロセスにはBCFへの参加が必ず絡む事になると思います。コンサル・金融は比較的採用プロセスが早く、BCFを最終面接として(直前数日を使う企業もあり)、また事業会社も似たスケジュール、もしくはBCF/冬休みを利用しての採用プロセスを行う企業もあります。就職活動は情報戦でもありますし、BCFのみでは希望する企業とコンタクトが取れない事もあるので、他校の生徒との情報共有、個人のネットワークを使い、先手で企業にアプローチをする事をお勧めします。

2009年度BCFは、景気に影響され企業数が約100社強と半減し、登録者はUndergradも含めて4000人。アメリカで頑張る日本人の多さには圧倒されます。主にUndergradを対象としたjob fairですので、夏季インターンとしてMBAを採用する企業には限りがあります。ブースの窓口にwalk-inする事も可能ですが、インタビューのスロットには数の制限があるので、希望する企業は事前にインタビューの予約を取る事が最善かと思います。

最後に。。受験・合格プロセスはたくさんの人と知り合う機会でもあります。就職という観点で考えるとコンペにもなる方々ではありますが、同じく次のキャリアに向かって励むモチベーションの高い仲間でもあります。採用プロセスでは「比べられる」のは当然ですが、自分のパフォーマンス次第でもあるので、「横」を見ず、自身が目指す事への熱意とそれをこなせるintelligenceを持っている事を明確に伝えるという「上」を見た活動が大切だと感じます。「MBAを持っている」事では差別化が出来ないプロセスなので、最終的にはしっかりと自分の考えがある人が魅力的に映るといったところでしょうか。 と、先輩の言葉をパクって終わろうと思います。
Posted by Masazaru

2009年12月6日日曜日

アプリカントチャットへの参加ありがとうございました

Class of 2010Zi-coです。先日、アプリカント向けのチャットセッションを開催しましたので、そのご報告を。当日は、こちらの朝9時(日本時間夜11時)からスタートし、当初予定していた終了時刻を越え、結局日本時間の夜中1時くらいまで延長する盛況振りでした。皆さん、UNCに関して入念にリサーチをしていただいており、当校に興味を持っていただいている様子が伺えました。チャットセッション終了後に、参加者の皆さんに簡単なアンケートにご協力いただいたので、その結果についても紹介させていただきます。

ご覧のとおり、全米Top20のブランド力やUNCの特徴であるSustainable Enterpriseなどを魅力として感じていただいているようです。私も受験時には、そういった学校の特徴を特に重視していましたが、実際に生活してみて感じるのは、治安や気候といった環境面が意外と重要だということです。特に気候に関しては、自分が寒すぎるのも暑すぎるのも嫌いということもあり、Chapel Hillのマイルドな気候はとても快適です。州名にノースとつくので、よく寒い地を想像されるのですが、実際には、日本と気候がとてもよく似ています。その他、アンケートを見る限り、UNCの特徴についてよく理解していただいており、ありがたい限りです。個人的には、カレッジスポーツの競合が0票というのは少々寂しいですが。

ということで(無理やりの締めですが)、MBA受験も佳境に入り、これからエッセイ提出、インタビューなどが本格化していくと思いますが、受験生の皆様におかれましては、くれぐれも体調管理に注意して、がんばってください。(特に今年はH1N1が猛威を振るっておりますので)

Posted by Zi-co

2009年12月1日火曜日

サッカー大会とパーティー

Class of 2011のKOです。

先週の土曜日に、Duke大学のアジア人留学生によるサッカー大会にUNCアジア人チームとして参加してきました。アジアからの留学生の多いDuke大学MBAは3チームもあるのに対し、我らUNCは1チーム。しかし、逆に1チームで参加できたせいか、強力なNon-Asianの助っ人(3人までOKとのルールでした。)のせいか、UNCチームが2勝1分けで優勝という結果でした。自分としては、アメリカの食生活と運動不足による体重増加のため、体の切れが悪くイマイチのパフォーマンスだったので、もっと食生活に気をつけ運動しなければいけないと感じさせられました。

にも関わらず、その夜に同級生の韓国人留学生の家に呼ばれて、暴飲暴食。アジアからの留学生とその家族を中心に20人ほど集まり、焼肉やトッポギなどの韓国料理や各種のお酒がふるまわれ、韓国名物(?)の爆弾酒(ウィスキーのビール割り)もやはり登場していました。韓国での駐在経験のある私は爆弾酒の恐ろしさを知っていたため、なんとか対処しましたが、友人の台湾人留学生は真っ赤な顔になりその後泥酔していました。笑 減量には何も役に立たない夜でしたが、他の留学生たちを親交を深め、楽しくお酒を飲めた良い夜でした。