2021年2月14日日曜日

MBAの意義

こんにちは。Class of 2021TKです。

 

気が付けば卒業まであと3カ月ほどのところまで来ていたので、今回のブログは約1年半のUNCでの生活から、今思う私にとっての「MBAの意義」について簡単に書いてみようと思います。少しでも参考になれば幸いです。

 

MBAの意義」

MBAでの生活で得られたことは本当にたくさんありますが、その中でも私にとって得られたものが大きかったと思っていることは下記の2つです。

 

1.     自分のキャリアについて真剣に考える時間を確保できる

MBA以前は日々の業務に追われて、ゆっくりと自分のキャリアを考える時間なんてありませんでした。このまま同じ会社に勤めて、命じられた部署に異動を繰り返しながら、それぞれの部署で精一杯働いてキャリアを進めていくのかなと漠然と思っていました。

MBAでの生活は、もちろん勉強はハードですし、人付き合いも大切な事なので、それなりに忙しい日々を送りますが、それでも仕事をしていた時に比べれば、自分で自由に使える時間がたくさんあります。

自分はどんなキャリアを歩みたいのか、キャリアを通じて何を達成したいのか………そんなことを自分とは全く考えの違う様々なバックグラウンドの同級生たちと話をすることで、自分の知らなかったキャリアに対する考え方があることをMBAに来て学ぶことが出来ました。

コロナにより日本の働き方も大きく変化をし、今後は“新卒一括採用”、“終身雇用”、“年功序列の給与体系”などのこれまでの形が、大きく変化していくことになると思います。変革期だからこそ、一度立ち止まってじっくり自分のキャリアを考えることは、この先の長いキャリア人生の中でとても貴重な時間になると思います。



2.     新しい自分の居場所ができる

社会人になってからは、会社の同期や仕事関係で知り合った人とプライベートでも親しくなること以外で自分のコミュニティを広げることは、なかなか私にはできませんでした。

UNCは非常にアルムナイのネットワークを大切にしており、私も在学中キャリアのことで悩んでいた時、多くの卒業生が喜んで話を聞いてくれました。

また日本人同級生はみんなバックグラウンドもこれから進んでいくキャリアも異なるけれど、それぞれ自分の考え方を持った素敵な仲間たちで、MBAの生活ではお互い助け合いながら過ごしてきました。

30歳を過ぎてから、こんなにも素晴らしいネットワークに自分が入ることができるなんで思っていなかったので、このUNCネットワークには入れたことは、MBA にきてよかったと思うとても大きな理由となっています。


  

近年、巷ではMBA不要論を語った本などもたくさん出版されていますが、真のMBAの意義はここに来た人にしかわからないことだと思います。当然、上の2つ以外にも、様々な分野の知識が学べること、家族と掛け替えのない思い出を作れること、びっくりするくらいリフレッシュできること、などなど本当にたくさんMBAに来てよかったと思うことがあるので、ぜひぜひ最後まで受験勉強を戦い抜いていただいて、それぞれ納得のいく大学からの合格を勝ち取ってもらいたいと思います。

そして、皆さんの中でUNCに進学を決めてくれる方たちが一人でも多くいることを楽しみにしています。


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