2019年12月18日水曜日

UNCにおけるヘルスケア分野について


こんにちは、Class of 2021SYです。前回の更新から間が開いてしまい申し訳ありません。。受験生の皆さんにとっては、これからが追い込みの時期かと思いますので、ぜひ最後まで諦めず頑張ってもらえればと思います!

今回はUNC Kenan-Flaglerの1つの特徴であるヘルスケアについて書いてみようと思います。ヘルスケアと一口にいっても製薬・医療機器産業から、医療機関経営、最新のテクノロジーを活用したスタートアップまで様々な業種・業態が含まれますが、UNCでは近年こうしたヘルスケア部門に対して力を入れており、また、concentration(自らで入学後選択できる、専門分野。詳しくはこちらの大学HP)の1つとしてヘルスケアが用意されています。大きな特徴を3つあげると、

専門的な授業
 ヘルスケアに特化した授業は多数ありますが、例えば以下のようなものがあります。
・The Challenge of Health Care(アメリカのヘルスケアを概観。UNCヘルスケアのコネを使って病院経営、保険会社、製薬などのスピーカーから話を聞ける)
・Healthcare Branding Plan(マーケティングの基礎やヘルスケアのビジネス環境を学んだ上で、実際の会社のbranding planを検討する)
 上記はヘルスケアに特化したelective(選択科目)ですが、coreと呼ばれる必修科目でもヘルスケアの事例は大変多く(例えばoperationの授業では、病院での手術やスタッフのオペレーション最適化事例を学ぶ)、ヘルスケア分野の注目度の高さを感じています。

②実際のヘルスケア企業との接点
 理論だけでなく、実際にヘルスケア企業と接する機会が多いのも大きな特徴です。例えば、Healthcare Consultingという授業では、4~5人のチームで、実際のヘルスケア企業に対してコンサルティングを行います。また、STARプログラム(STARについて、詳しくはこちら)においてもヘルスケア関連の企業に対するコンサルティングを毎年行っています(当方も医療保険会社とのプロジェクトに来年参加します)
 UNCから近いリサーチトライアングルエリアには、ヘルスケア関係のスタートアップ企業も集積しており、様々なタイプのヘルスケア企業にリーチすることができます。(上記のHealthcare Consultingでもスタートアップ企業へのコンサルを実施)
 上記以外にも、career trekやHealthcare clubが主催するconferenceなど、企業との接点はこれでもか、というくらいに用意されています。

③他学部との連携
 UNCの医学部、薬学部やMPH(公衆衛生)は、全米でもトップクラスであり、こうした他学部の知見を活用することもできます(他学部を聴講した上でMBAの単位としてカウントすることも可能)。また、STARでは、こうした他学部の学生も参加するため、ネットワークを広めることもできます(当方の参加するプロジェクトにも薬学部の学生がいます)。

このようにヘルスケアという観点だけでもたくさんの特徴があり、ヘルスケアビジネスに興味がある方には、UNCは本当にオススメです!!ヘルスケア関係でご質問等あればご連絡ください!

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