2012年2月25日土曜日

最新高級アパートのご紹介

Class of 2012のKです。今日はチャペルヒルにある高級アパートの1つをご紹介したいと思います。

UNCに来る日本人が住んでいるアパートメントは主に以下のようなものがあります。
1)Baity Hill: UNCが提供している修士・博士課程の生徒(家族)向けアパートメント
2)Southern Village:日本人家族が相対的に多く住んでいるアパートメント
3)Alta spring: 日本人は少ないがUNCの学生が一番多く住んでいるアパートメント
4)Medowmont:UNCの学生が住んでいる高級アパートメント

そのほかにもいろいろありますが、主にこの4つに集約されるかと思います。私も合格時に日本人在校生のホームページと学校から案内されるアパートメントの中から選択しました。実際、多くの生徒が僕と同じように与えられた情報の中で選択しております。それで結果的に満足している人たちがほとんどですが、UNCで不動産を専攻している私が、ここチャペルヒルエリアで今一番ホットなアパートメントをご紹介させて頂きます。

アパートメントの名前はコスグローブ(Cosgrove)といいます。

コスグローブは2010年にできたばかりで、ここチャペルヒルエリアでは最新のアパートメントの1つです。当初は日本人は全然いませんでしたが、最近こちらに移住される日本人で、このコスグローブを選択される家族が増えてきております。

まだ出来て新しいので設備(特にキッチン)は間違いなくチャペルヒルエリアでは最も充実しています。また、私が特におすすめしたいポイントは、部屋がフローリングになっていることです。それに対して他のほとんどのアパートメントは昔ながらのカーペット敷です。このカーペットが実はかなりのくせ者で、新入居者が入る前にクリーニングはしてくれますが、前の居住者が土足で使用していた場合、なかなか完全に綺麗にはなりません。私も子供がいるのですが、喘息等も含め衛生的な面でかなり心配があるため、居間にはクッションフロアをカーペットの上にひいています。それと比較してフローリングは衛生的にも格段に優れていますので、小さいお子さんがいらっしゃる家族には是非このコスグローブを選択肢の1つに加えられることをお勧めします。ちなみにアメリカの木造住宅は上層階の騒音(足音)が問題になることが多いですが、このコスグローブは築2年で基礎がしっかりしており他のアパートメントと比較して遮音性が高いです。

UNCの学生にとって、このコスグローブで見劣りする点を挙げれば、立地でしょうか。ややDurhamよりのため、学生自体の数はそれほど多くはありません。ただ、一方で、I-40に近い、日本人がよく使うショッピングセンター(アジア系も含めて)に最も近い等、メリットが非常に多い立地でもあります。

 UNCを検討される上で、受験生の皆さんの1つの有用な情報になれば幸いです。またこのコスグローブに関して(それ以外でも結構ですが)ご質問等あれば気軽にご連絡ください。

2012年2月9日木曜日

カレッジバスケ Duke @ UNC 戦

UNCスポーツ担当のMasaです。

今週は、スーパーボウルの熱気も冷めないうちに、昨日、カレッジバスケの伝統の一戦、Duke戦がUNCのホームで行われました。UNCの男子バスケットボールチームといえば、マイケル ジョーダンを輩出し、全米の中でも強豪校の一つで、Duke大学とのライバル関係はカレッジバスケにおいて最もよく知られているところです。私は、運良く抽選で当日のチケットを入手できたので、他の日本人MBA留学生とともにスタジアムで観戦しました。さすがに伝統の一戦というだけあって、スタジアムは超満員、ものすごい熱気で膨れ上がりました。

UNCの今期は、アウェーで痛い敗戦があったものの、スターティングメンバー5人のうち4人がポジション別のランキングでTop5にランキングされており、3月に行われる全国大会の優勝候補の一角と見られています。特にインサイドでは、センターのZeller、フォワードのHenson、エースのBurnsとタレントが揃い全米一の厚いフロントコート陣となっています。ポイントガードのMarshallも、華麗なパスワークでアシストを量産しており、非常に魅力的なチームではないかと思います。

当日の試合は、立ち上りは、Dukeのスリーポイントが決まり、リードを奪われますが、徐々に立て直し、前半終了時に逆転、後半立ち上がりからエースのBurnsの活躍もあり、リードを広げ、残り2分を残して10点差、このまま快勝すると誰もが思いました。ところがここからDukeのスリーポイントが立て続けにきまり、また、UNCのミスも重なり、残り14秒で2点差となって、Dukeの最後の攻撃、フレッシュマンのRiversが放ったスリーポイントは、試合終了のブザーとともにネットに吸い込まれ、大逆転負けとなりました。大多数のUNCファンが呆然となり、スタジアムが静まりかえる中、超マイノリティーのDukeファンが歓喜の声をあげている姿が何とも対照的でした。

ゲームの内容からいうと、UNCは終始インサイドを支配し、メンバーそれぞれが持ち味を出して、非常に良いゲームだったと思います(最後の2分を除けば)。対するDukeは、完全にインサイドでの勝負を捨て、徹底的にスリーポイントを狙うといういわば奇襲作戦、最後はこれがはまって逆転勝ちとなったわけですが、UNCファンの立場でいうとそれほど悲観することはないと思います。レギュラーシーズンは、結果より内容が問われるわけで、勝てばいいというのは3月のトーナメントが始まってからです。10点リードを守りきれなかった詰めの甘さ、相手のスリーポイントに対するディフェンスは反省点として、修正してもらわなければいけないけれども、負けは負けでも明日につながる負けではないかと思います。一方、Dukeの方は、勝つには勝ったけどインサイドでまったく勝負にならず、アウトサイドシュートに頼らざるを得ないという弱さを露呈した試合ではなかったかと思います。3月のレギュラーシーズン最終戦では、今度はDukeのホームコートで再戦となりますが、UNCにはこの悔しさをばねに、これから調子を上げてもらって、是非、3倍返しでお願いしたいと思います。

2012年2月5日日曜日

Krispy Kreme Challenge 2012

Class of 2013のSoです。

Krispy Kreme Dounghnatsをご存じだろうか。新宿駅の南口などで長蛇の列をなしているあの店である(http://gigazine.net/news/20080525_krispykreme/)。実はこのKrispy Kreme、North Carolinaを本拠地としており、この辺りではどこでも簡単にドーナツを買うことができる。ちなみに、この会社、2001年になぜだかITバブルの波に乗り上場している(売上高$392 million、時価総額$535 million)。なぜだろう。。。

2月4日、そんなKrispy Kremeが主催するランニング大会「第8回Krispy Kreme Challenge」が開催された。レースは4kmを走り、12個のドーナツ(2400カロリー)を完食し、また4km走るという内容であり、全行程を60分以内に完了しなくてはならない。おそらく世界最高峰の“パン食い競争”で、世界一胃袋に負担をかけるランニング大会だ(http://www.youtube.com/watch?v=d3YyIkmPKEQ 4分30秒位から見てください)。

参加者は、12個のドーナツを全て食べなければならないChallengerと、全てを食べる必要がないCasualといういずれかのカテゴリーを選ぶことができた。迷った末に、僕はChallengerを選んだ。「12個のドーナツに勝てずに、この先の人生の荒波に勝てるはずがない」と決心した。

レース当日、前日に用意したコーヒー入りバッグを背負って、私はスタートラインに並んだ。7,700名のランナーの奇声の中で号砲が鳴った。16分で前半の4kmランを終え、Eating Zoneに突入した。

そこには地獄絵図が広がっていた。砂糖まみれの女子大生。水をせがむヨロヨロのランナー。バケツを運ぶスタッフ。走り回る戦場カメラマン。アメリカ人がこんなに真剣に物事に取り組んでいる姿は初めてであった。

きれいに並んだ12個のドーナツと僕の戦いが始まった。1個目を終える前から体がコーヒーを欲した。思った以上に甘い。2~4個は圧縮方式で一気に食べた。手も口もTシャツも砂糖まみれ。まだ8個ある。4個を圧縮して口に押し込み、なんとか喉を通過させた。そして最後の4個。これがなかなか進まない。用意したコーヒーも飲み切った。もはや戦術もなにもなく、単なる作業が続いた。最後の2口分がどうしても食べきれず、飲み込む前に後半の4kmランに飛び出した。12個を制覇するのに12分を要した。

それから後のことはあまり思い出したくない。とても前半のようには走れず、タイムをチェックする気分にもならなかった。12個の悪魔は胃と食道の間でどっちつかずの状態が続いた。逆流しないように祈っているうちにゴールしていた。タイムは48分44秒、全体では3088人注383位だった。TOP10%には届かず。

ちなみに優勝者はUNCのMBA二年生のAlex。彼とはランニングクラブでたまに走るが、やはりとんでもない実力者であった。記録は28分で、本人曰く4分30秒ほどで12個を完食し、23分30秒で8kmを駆け抜けたという。

とにかく、これでNorth Carolinaに足跡を残すことができた。

来年は…

秋頃に考えることにしよう。