2012年1月29日日曜日

妻の英語学校について

Class of 2013のNです。妻と二人で渡米をしているため、今回はチャペルヒルで妻が通っている英語学校について書きたいと思います。

チャペルヒルにはESLと呼ばれる無料の英語学校があります。週に4日間授業が行われているため、妻の生活はこの英語学校が中心となっています。場所はFranklin Streetと言われるメイン通りの教会で行われており、私達の住んでいるSouthern Villageから20分程度で到着します。
学校は、入学時にレベル分けテストがあり、それぞれの語学力に応じて30人程度のクラスで授業を受けています。
毎週月~木曜日に午前中9時-11時半で一般クラスが行われ、午後は12時-14時に月・水曜日Conversation、火・木曜日Reading/Writingの授業が行われています。
生徒は、英語を母国語としないアジア系やラテン系が多いようです。また、MBA以外にも駐在員や研究者の日本人の奥様も通っており、学校の帰りにランチやお茶をして色々と生活の情報交換をすることも多いようです。

新婚での渡米だったため最初は妻の生活に不安な点が多々ありましたが、先日は妻一人で運動のために1時間程かけて学校から徒歩で帰宅したとのことで、治安の良いチャペルヒル生活を色々と満喫しているようです。

皆様も、是非一度キャンパスビジットをされて、チャペルヒルの素晴らしい生活環境を確かめてみて下さい。

2012年1月22日日曜日

STAR Projectについて

Class of 2013のTTです。
現在、私は通常の授業に加え、UNCのAction Based Learningの一つである、STAR Projectに参加しています。STAR Projectはこの1月からスタートしたばかりですので、今後このブログを通じて適宜私の経験をシェアしていければと思っています。

過去の投稿にも載っていますが、まずはSTAR Projectについておさらいします。

・種類

STAR(Student Teams Achieving Results)にはDBP (Domestic Business Project)とGBP (Global Business Project)の二種類があります。

-DBP: UNC MBA3~4名 + UNC 学部生3名程度でチームが構成され、米国内にFocusしたProjectを行います。

-GBP: UNC MBA + 他B-School MBAで構成されるチームでGlobalにFocusしたProjectを行います。5月中旬頃に現地調査も実施します。

・スケジュール、選考プロセスについて

10月中旬:選考開始
11月上旬:選考結果&プロジェクト発表
1月:STAR Projectスタート
4月下旬~5月上旬:DBP Final Presentation
5月:GBP 現地調査&Final Presentation

STAR ProjectはMod 3, 4をまたいで行われ、授業と同時進行でProjectを進めていきます。そのため、STAR Projectに参加すると日々のスケジュールはかなりタイトになります。

また、選考プロセスについてですが、Resumeと学校のWebサイト経由で自分の経験・希望を入力し提出・面接無、という非常に簡単なものです。ただ、STAR人気上昇と共に、年々この選考で落ちてしまう学生も増えているようですので、学内選考とはいえ侮るべからずです。なお、GBPはDBPと比較して競争率はそれほど高くないようです。

・単位

STAR Projectを行うことで4単位取る事ができます(卒業には63単位必要)。


ここからは私がアサインされたDBPのプロジェクトについてお話していきたいと思います。

・プロジェクト詳細

-顧客:とある米大手企業
-内容: 家庭用発電・蓄電機に関する戦略策定
-チームメンバー:MBA 3名(アメリカ人1名、日本人2名)、学部生 3名(アメリカ人2名、インド人1名)

通常MBAの2年生がプロジェクトリーダーを務めることが多いのですが、私のチームでは私と同期のアメリカ人がプロジェクトリーダーを務めています(ちなみに、今年はかなり1年生リーダーが多い気がします)。このメンバーに、チームのアドバイザーとして教授1名が加わり計7名でこのプロジェクトを進行していきます。ちなみに何故日本人2名になったかは不明です。

・1週間のスケジュール

-週2回月・水 8:00~9:15(!?)に行われるアドバイザーを含めたミーティング
-毎週金曜に顧客企業との電話ミーティング

正式なミーティングは一週間に計3回のみですが、これ以外にマーケットリサーチ・資料作成といった作業が入り、教授以外で適宜ミーティングを行います。


先日1/20に顧客企業とのKick-Off Meetingがあり、いよいよこれから本格的にStartといったところです。日本人2名は初回のミーティングからインターン面接のため欠席という波乱の幕開けですが、MBAで培った知識・自分の過去の経験を活かし、顧客の期待を上回る有益な提案をしていきたいと思います。

2012年1月14日土曜日

コアケースコンペティション

Class of 2013 Reikoです。1月6日に行われたKenan-Flagler1年生全学生(参加のケースコンペティションで、私達スタディグループが56組中2位を獲得しました!

ケースコンペティションはある企業を対象に、自分たちが経営コンサルタントの立場になって、ビジネスプランを作成しプレゼンし、その内容やプレゼンのスタイルを競い合うというもの。通常は全員参加ではなく任意でチームを組み、就職の観点で気になる企業がクライアントのコンペティションに参加します。今回は全員参加のケースコンペでTarget Corporation (http://www.target.com/)をクライアントとしてビジネスプランを提案しました。

以下は今回のケースコンペの過程です。

Day1-Preparation(1月5日):私達グループの場合は9時に集まりました。冬休み明けだったのでみんなどうしてた?という会話から始まり、ディスカッションに移りプレゼンを作成していきました。夕方4,5時に一旦作業を終了し、夜10時から1時間Skype上でみんなでリハーサルをしました。

Day2-Case Competition (1月6日):全グループが幾つかの教室に別れ、ターゲットのExecutiveや教授にプレゼンしました。そしてその後全員集まり結果発表。

午後3時に上位3位が発表されました。なんとそこには私達グループの名前が!!!その後すぐにその上位3組の最終選考の為3グループが生徒、教授群、ケースコンペの企業400人を前に発表。

冬休みで日本から帰ってきたばかりで時差ぼけ真っ只中、やりましたよ、みんなの前で。さすがに全員の前でのプレゼンの回では、緊張で私のプレゼンの出来はボロボロ。他のメンバーにホント申し訳なく思います。。それでも最終選考の結果、2位になりました!

ケースコンペティションでは、分析力、メンバー間でのディスカッション力、立案力、プレゼン作成力、プレゼンのコミュニケーション力を総合的に駆使するので、非常に貴重な機会です。ビジネススクールに入学されましたら、是非積極的に参加される事をお勧めします。

2012年1月8日日曜日

UNCにおけるリーダーシップについて

Class of 2013のDaikiです。今回はUNCにおけるリーダーシップについてご紹介したいと思います。

 UNC Kenan-Flagler Business Schoolは、ビジネスの”Science”と”Heart”を同時に学ぶことで、バランスの取れたリーダーシップを身に付けることが重要と考えており、これは当校のShaping Leaders | Driving Resultsというタグラインにも表現されています。すなわちビジネスに関する知識やスキル(ハードスキル)を身に付けると同時に、結果を導き出すために必要不可欠であるチームワークや対人スキルといったソフトスキルを身に付けることを目指すということであり、特に軽視されがちであるソフトスキルの育成に力を入れています。以下、項目別にご紹介したいと思います。

授業でのリーダーシップ
 必修科目の授業の多くは、5~6人のスタディーグループ単位で取り組む課題が多く出されます。したがって、グループで大小長短のプロジェクトに取り組むことになります。多くのグループでは特定のリーダーを決めてしまうよりはむしろプロジェクトごと、あるいは期間交代でリーダーを決めており、メンバー全員にリーダーシップを発揮する機会が与えられています。

課外活動でのリーダーシップ
 入学して間もない1年生の秋ごろから数多くのリーダーシップ機会があります。学生委員会(MBASA)の役員補佐、各Legacy(1学年を8つに分けた組)の役員、アドバイザリー・ボード(学校の審議会で、入試・卒業生・就職・カリキュラム・リーダーシップの各項目についての審議会に学生が参加)、クラブ(キャリア・ダイバーシティ・アクティビティ・ソーシャル等、合計36クラブ)など、数え切れません。
 私は、TillmanというLegacyのLegacy Representative(委員長)と、International Business AssociationのMarketing Liaison(マーケティングのリーダー補佐)を務めています。Legacy Representativeについては、後に詳しく触れます。

Leadership Initiative
 上記のほかに、UNCでは年間を通してアラカルト方式で受講できるリーダーシップに関するセミナー・ワークショップが開催されています。これらのイベントと課外活動でのリーダーシップポジションにはポイントが割り振られており、年間で一定のポイント以上を稼ぐことが義務付けられています。UNCではこれら一連の取り組みを総称してLeadership Initiativeと呼んでいます。セミナー・ワークショップは主に以下の3種類に分類されます。

①ビジネスシーンにおけるリーダーシップのシミュレーションとそれに対するフィードバックを通して対人スキルとしてのリーダーシップの向上を図るもの
②心理検査を通して自己の内面を知り、フォローアップのワークショップを通して自分にあったリーダーシップスタイルについて学ぶもの
③エグゼクティブを招いたリーダーシップに関する講演会

Legacy Representative
 最後に、私自身の体験として、Legacy Representativeを務めていて感じたことをご紹介したいと思います。Legacy Representativeの仕事は、主に以下の通りです。①、②については毎週他のLegacy Repと学校のスタッフとのランチ会議があります。

①Legacyメンバーの意見、要望、困りごとを学校に対して発信すること、
・・・例:授業の速度やGradingに関する意見/就活関連のイベントに関する意見/学校の公式ソーシャル(飲み会)に関する意見/施設に関する意見(教室・食堂・スタディルームなど)
②学校からのフィードバックをメンバーに対して発信すること
③イベント、飲み会を通じてメンバー間の架け橋となってLegacyをまとめること
・・・例:学校の主催する飲み会に毎回出席すること、Legacy CupというLegacy対抗イベントでメンバーの参加を呼びかけ、作戦を立て、メンバーを鼓舞する

 Legacy Representativeを務めることになったきっかけは、あるアメリカ人の同級生が熱烈に立候補を勧めてくれたことでした。最初は全く立候補するつもりはなかったのですが徐々にチャレンジしてみようかなという気持ちになり、結果的に同じLegacyの誰かが推薦状(本人が立候補したのと同じ扱い)を出してくれたため、背中を押された形で候補となりました。通例では複数の立候補が出て選挙を経て決定するのですが、私のLegacyではたまたま他に対立候補がいなかったラッキーも重なり当選してしまいました。
 立候補の過程で不安な気持ちを他の同級生何人かに相談したのですが、「皆に嫌われれてるなら辛い仕事だけどあなたはそうじゃないのだからビビることはない」とか「君はInspirationalだから是非Legacyをまとめてほしい」と身に余る励ましの言葉をもらい、決心することができました。
 今でも、英語そのものや自分のリーダーシップのなさには苦労していますが、一方で大変なときに助けてくれるメンバーがいて、なんとか乗り切っています。Legacy Repをやっていることでより多くの友人ができたと思いますし、リーダーシップの勉強にもなっています。秋学期は死ぬほど忙しい授業/就活に対していかにLegacyに関するイベント/ミーティングの優先順位を上げるかという点が大変でした(皆忙しいので、優先順位が低い考えると平気でスキップします。課題や就職の方が大事なのは当然ではありますが)。学びは以下の通りです。

①直接face-to-faceで(できれば個人的に)声をかけることの重要さ。メールで参加を呼びかけても1人も参加しない。
②助けてくれる仲間を早い段階で見つける。特にスタディーグループ(6人)の友人が助けてくれました。
③ソーシャルファクターを最大限利用。仲いい友達がいるから自分も行こう–というやつです。

リーダーという柄ではないと思っていた私がなんとかリーダーシップポジションを務められている理由として、UNC学生の優しく協力的な気質、日本人が10人と多くプレゼンスが高い(日本人ってやるな、おもしろいな、と思われている!?)ことが挙げられると思います。

 以上長文になってしまいましたが、結論としてはUNCはリーダーシップ育成に力を入れているし、学校と学生のSupportiveな雰囲気がリーダーシップについて体験を通して学ぶのに最適ということです。そして、UNCではひとりひとりがそれぞれの色でリーダーシップを発揮している学校です。

2011年12月26日月曜日

Chapel Hillのスーパーマーケット事情

Class of 2013のSoです。今回はChapel Hillのスーパーマーケット事情を紹介したいと思います。私が住むSouthern Villageからは車で15分以内に、10店舗ほどのスーパーマーケットがあり、目的に応じて使い分けることができます。大都市ではないものの、意外にショッピング環境は充実しており、なかなか満足しています。

まず、いわゆる「スーパー」にあたるのがHarris Teeterです。日本で言えばマルエツのイメージでしょうか。近場に3ヵ所あり、気分に応じて使い分けています。24時間営業しているため、深夜に「どうしてもアイスが食べたい!」という時でも、その期待に応えてくれます。似たような大型スーパーとしてはLowes Martがあり、交通量が少ない場所にあるため、運転が苦手な奥さまに人気です。Food Lionという全国チェーンもありますが、Chapel Hillの店舗は少し雰囲気が悪く、お客がほとんどいないため、我が家は寄り付きません。

もう少し小ぶりな食品専門スーパーの代表格がTrader Joe'sで、奥さま方にはもっとも人気のスーパーのようです。人気の理由は、①相対的に他のスーパーより安い、②量が小ぶりなため無駄にならない、③ポンド単位ではなく、個数単位の会計が多く分かりやすい、④お店の雰囲気がとてもよく店員さんも非常に明るい、といったことでしょうか。先日もThanks Givingの後に、「あー明日から仕事だねー、だるいねー」と話しかけられて、しばらく盛り上がってしまいました。

高級系ではWhole Foods、Fresh Marketというスーパーがあります。日本で言えば、成城石井、クイーンズ伊勢丹、リンコスといった存在でしょう。できれば毎回あそこで買い物したい・・・と女性は思うそうです。たしかにモノはいい。でもお値段は結構張ります。我が家では、奥さまのお友達が遊びに来るときに、気の利いたオヤツを用意するためにこれらのスーパーを利用しています。

大型のイオンやイトーヨーカドーにあたるのは、TargetとWalmartでしょう。日本人学生が住むSouthern VillageやBaity Hillからは車で30分弱の距離にあります。家電・家具などを買いたいときに利用するので、入学当初は頻繁に訪れることになります。

アジア系の食材を扱っているのがLi Ming's、Oriental Marketで、みりん・納豆・豆腐・冷凍うどん・鰹節など、日本食に必要なおおよその食材を揃えられます。この2つもやはり車で30分ほどの距離にあります。干物、たこ焼き粉など少しマニアックな用途の場合は、45分ほど運転したところにある東洋食品に行きます。ちなみに、普通のスーパーでも醤油、インスタントの味噌汁などは売っています。

なお、Southern Village内にはWeaver Marketというオーガニック系の小規模スーパーもあるので、緊急の場合や、車を出したくない場合はそちらも利用可能です。

我が家の日常的な買い物のパターンは、土日のどちらかにLi Ming'sでアジア系食材を買い込みつつ、Trader Joe'sで野菜を調達します。それ以外の平日に1~2回Harris Teeterに行き、不足分を補うというパターンでしょうか。

不満を挙げるとすれば、海老とサーモン以外の魚介類があまり充実していないことでしょう。どうしても魚が食べたい場合は、Tom Robinsonというお魚屋さんに行きます。また、アイスやクッキー、スナック菓子があまりにも充実しているため、奥さまが選ぶ間ひたすら待っているのも、時に苦痛です(笑)。大型スーパーでは、3~4列にギッシリと、お菓子が並んでいます。いったい、どうしてこんなにお菓子があるのだろうか…。そして、ビールとワイン以外のお酒は通常のスーパーでは売っていないというのも、酒飲みにはやや物足りないですね(ABCストアというリキュール専門店で調達することができます)。

僕が「食材充実していて、買い物が楽しいね」と言うと、奥さまに「(勉強に追われる)Module2も終わったんだし、あんたもそろそろ料理したら」と言われる今日この頃です。

2011年12月19日月曜日

Legacy Cup と Karaoke

Class of 2013 のTKです。今回は学校のクラスとそれに関わるイベントについて書きたいと思います。

Kenan-Flaglerでは、1学年、8つのクラス(legacy)に分かれており、生徒のバックグラウンドや出身国がlegacy毎に均等になるように配慮されています。最初の半年間(Module1と2)は、このlegacy単位で授業を受けることになりますが、お互いの交流をさらに深めるために、1~2カ月毎に 「Legacy Cup」と呼ばれるlegacy対抗のイベントがあります。年度によって若干内容は変わりますが、今年度の主なイベントは以下の9つになります。

①Scavenger Hunt(ヒントから大学内に散らばるチェックポイントを探し当てる1種の宝探しゲーム)
②Kickball
③Fall Community Service Day(クラス単位でのボランティア活動)
④Penny Wars(クラス単位での募金活動)
⑤Karaoke
⑥Trivia(大学などにまつわるトリビアクイズ)
⑦Bowling
⑧March Madness Social
⑨OLYMPICS(ホットドック早食い競争など)

今回は、このLegacy Cupイベントの中から、先日行われたKaraokeを詳しく紹介したいと思います。内容は名前のとおり、legacy毎に10人前後のチームを結成し、教授の採点の下、カラオケをダンスとともに披露し競い合うというものです。1年の中で、最大の盛り上がりを見せるイベントであり、学生街にあるクラブを借り切って今年も大盛況に終わりました。

特に、今回の1年生の8チームのうち、私のチームも含め4チームで日本人がリーダーシップを発揮し、チームを引っ張りました。中でも、ダンス経験者のTTさんがリーダーのチームの完成度は本当に高く、会場中から拍手の嵐が起こるほど大成功でした。一方、私のチームはというと、ダンス前に泥酔してしまったため、途中で全員が一瞬止まってしまうという大失態を演じてしまいました(笑)それでも、スタディチームとは異なる大人数のチームで何か1つのことを一緒に成し遂げたときの一体感や達成感はとても充実したものでした。

私のチームは、私も含め全員がダンス素人で不安そうだったため、ダンスを教える役を買ってでてみました。真夜中にお手本ダンスの動画を必死で覚えているときには一体何をしにアメリカに来たのかとふと思ってしまいましたが(笑)、メンバーには来年もまたTK中心に頑張ろうと言ってもらえ、期末テストで忙しい中の期間限定チームでもこれだけまとまることができたのは、チームワークという意味で非常に良い経験になりました。

このように色々あったKaraokeでしたが、イベントを通じて気づいたことが2つありました。一つ目は、MBA生のバイタリティのすごさです。Karaokeイベントが実施されたのは、最終授業の2日前、つまり、期末試験の超直前(!)でした。特に、今学期は1年生にとっては最も忙しい学期であったにも関わらず、各チームともなんとか時間を作り出して、しっかりと練習に取り組んでいました。思いっきり楽しむ時間としっかり勉強する時間のメリハリをきちんとつけて、きちんとタイムマメジメントをしている姿は同級生ながら感心しました。2つ目は、アメリカ人と日本人の考え方の違いです。日本人であれば、とても努力したのに、優勝できなかったり失敗したら、悔しがったりする人が多いかと思います。しかし、チームメイトのアメリカ人は、驚いたことに、たとえ失敗したとしても「自分達はとても頑張ったんだから胸をはるべきだ!」「この部分はとてもうまくいった!」「みんなで一緒になって楽しめた!」と物事をとてもポジティブにとらえていました。彼らも、当然、来年に向けて反省もするのですが、まずは物事をポジティブに考えることから始める彼らの考え方は私にとってはとても新鮮で、是非取り入れていきたいと感じました(単純に彼らがとんでもない負けず嫌いで、失敗したことを認めたくなかっただけなのかもしれませんが笑)。

以上、長くなってしまいましたが、お伝えしたかったのは、UNCでは上記のようなイベントを通じて、チームワークの醸成を図る機会がたくさんあり、勉強をしっかりするだけでなく、楽しむときは思いっきり楽しむというメリハリをつけることができる、ということでした。来年こそはkaraokeでよい結果が出せるように頑張りたいと思います(勉強も頑張ります。)

2011年12月11日日曜日

UNCに入学してみて気付いたこと

Class of 2013のYasです。

去る12月10日、東京とChapel HillをSkypeで接続してインフォーメーションセッションを開催しました。出願準備が佳境に差し掛かる中、多くのアプリカントの皆さんに参加して頂けたことに、この場を借りて改めてお礼を申し上げたいと思います。

さて、インフォメーションセッションの場では、アプリカントの皆さんから頂いた様々な質問に在校生から回答する時間を設けました。今回のブログでは、少し視点を変えて、私個人がアプリカントの時にはあまり考慮したり質問したりしなかったけれども、実際にUNCに入ってみて気付いたことや分かったことについてお伝えしてみたいと思います。題してSelf Q&A。


Q. UNCはいわゆるSmall Schoolの1つだと思います。Small Schoolのメリットって、実際のところ何なのでしょうか?

A. 恐らくメリットは複数ありますが、1つ大事だと感じた点は、学生1人1人に目が行き届くことだと思います。これは、学校が学生に対して指導やサポートを行う場面でもそうですし、学生同士がお互いを同期として認識し、気軽に交流しやすいコミュニティを築く過程についても当てはまります。

例えば、先日Business Communication Center (学生のコミュニケーション能力・プレゼンテーション能力の向上を支援する組織です)の教授と話をしていた際に、ある日本人卒業生の名前を出したところ、「彼は○○に就職したんだったね。元気にしてた?」といった返答がすぐに返って来ました。Business Communication Centerは留学生の語学能力のハンデをサポートする役割も担っている為、特に留学生のことはよく覚えているようで、話をしていると、UNCの在校生・卒業生・教授やスタッフが、見えない絆でつながれたコミュニティであることを改めて感じます。

また、学生同士の交流が盛んなことのメリットの1つは、特定の事柄について知りたいと思った時に「○○ってこういうバックグラウンド持ってたよね?話聞いてみようか。」とか「その企業に応募するんだったら、○○が詳しいから聞いてみたら?」といったように、お互いが気軽にコンタクトを取り合いやすいことです。Small Schoolのメリットというのは意外と想像しにくいのではないかと思いますが、具体的にはこのような形でそのメリットを享受することができます。

ちなみに、手元にある情報を元にザックリと計算してみたところ、USのTop 20校の1学年の学生数は平均して400人~450人程度のようです。UNCは1学年300人弱ですが、Small Schoolでありながらも学生の多様性を確保できており、規模としては理想的な環境にあるのではないかと思います。


Q. 今まで日本の市街地にしか住んだことがありません。Chapel Hillって田舎なんですよね…。

A. 田舎の中にも「住める田舎」と「住めない田舎」がある、というのが個人的な意見です。田舎にもメリット・デメリットがありますが、前者が後者を上回る場合は「住める田舎」で、逆が「住めない田舎」です。もちろん、私の観点ではChapel Hillは前者に属します。

私がChapel Hillに住むことができて本当に良かったと思う理由の1つは、その豊かな自然環境にあります。例えば私は徒歩で通学していますが、通学路では毎日のようにリスを見かけます。また、自室の窓の向こうには森が広がっていて、秋には美しい紅葉を部屋から眺めることができます。Chapel Hillに来て早くも半年が経過しようとしていますが、家の外に出て空を眺める度に爽快な気分になることは、今でも変わりありません。

そして、そうした豊かな自然環境を享受しながら、生活の便を大きく犠牲にしていないところが、Chapel Hillの「住める田舎」たる所以です。車こそ必要ではありますが、5分も走れば日々の食糧を購入するには事足りますし、15分圏内には日本の食材を扱うスーパーや、日本でも十分通用するレベルのネタを提供するお寿司屋さんもあります。

学校の立地を考える際には「都市か田舎か」という視点に加えて、「住みやすい田舎か」という視点を持っておくと、学校ごとの特色がさらに際立つのではないでしょうか。


Q. 私費留学です。日本に戻って就職する場合、学校からのサポートは無いんですよね?

A. 入学前は私もそのように認識していましたが、実は就職活動の為に学校が提供するリソースを活用する機会は結構あります。

例えば、UNCのCareer Management CenterはData Monitorといった企業情報データベース会社(帝国データバンクのようなイメージです)と契約しており、学生は無料でそれらのサービスを通じて各業界の動向、各社の財務状況、成長性、強み・弱みについての専門家による分析、といった詳細な情報を手に入れることができます。これらの情報に目を通しておくことは、各社のインフォメーションセッションにて鋭い質問をしてリクルータに印象付けたり、インタビューの際にその会社に対する興味や熱意を伝えたりすることにつながります。

また、UNCの日本語ホームページでも紹介していますが、UNCにはPeer Counselor制度という仕組みがあり、これが大いに役立ちます。Peer Counselor制度とは、各業界でサマーインターンシップを経験した2年生が、同じ業界を志望する1年生に対してカウンセラーとしてつく仕組みのことで、レジュメやカバーレターのチェックからインタビューの訓練に至るまで、手厚くサポートしてくれます。日本に戻って就職する場合でも、その就職先の多くは外資系企業であり、面接の半数は英語で行われます。従って、Peer Counselorと英語でインタビューの訓練をしておくことはとても重要であり、その為の機会がUNCでは制度として整っています。

ちなみに日本人MBA生の就職活動について少し補足すると、学校の枠を超えた、日本人MBA生同士での情報交換が結構盛んに行われています。例えばUNCの場合は車で20分圏内にDukeがある為、日本人同士で面接の訓練をすることもありますし、ボストン等で行われる企業のセッションに一緒に出掛けて行くこともあります。また、日本人MBAの同期で構成されるFacebook Groupやメーリングリストを通して、「こちらの企業が募集をかけているようですので興味のある方はご連絡下さい」といった情報もよく流れています。各校が持つ日本人卒業生のネットワークはそれぞれにユニークですが、こと情報へのアクセスという観点からすれば、どれだけMBA同期との横のネットワークを築けているかというところもポイントとなるように感じます。(進学先決定後、5月末頃から東京で行われる各種の企業説明会に参加することで、こうしたネットワークは広がって行きます。もちろん、アプリカントの時からネットワークを築いておくに越したことはありません。)

以上、Self Q&Aでした。


アプリカントの方が各学校について知ろうとする場合、アプリカントからQをして在校生・卒業生がAを返すというのが一般的ですが、その場合、トピックがアプリカントの方の視点の及ぶ範囲に限定されてしまうことは否めません。これは良い悪いということではなく、自然なことだと思います。そこで今回は、私が個人的に「アプリカントの時はこういうところにあまり考えが及んでいなかったかな」というポイントを拾ってQ&Aにまとめてみました。トピックは3つしか取り上げることができませんでしたが、多少なりともアプリカントの皆さんの役に立てば幸いです。